曲目 辞典関連公演日付 |
関係項目 |
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たかさご 2002.2.17 |
(一番目物)(脇能) 古今集仮名序 『たかさご すみの江のまつも あひおひのやうにおぼえ』 ↑ 「誰をかもしる人にせむ高砂の松もむかしの友ならなくに」 「われ見ても久しくなりぬ住の江の岸の姫松いく世へぬらむ」 より あひおひ (1)旧説 「相逐」…互に迫い追われする ○(2)契沖説 「相生」…同じ年に生まれた意 ↓ (3)荷田東満、加茂真淵説 「相老」…互に老いた意=あいおい 現代の定説=(2) 己が老いたから、松の老いたのをも、自分と同じ齢のもののように思われる。 「千秋楽は民を撫で」…千年の平和は民を安んじ 「相生の松風颯々の声ぞ楽しむ」と、松吹く風の音に平和な響きを楽しむ能。 |
ちどり 2004.7.24 |
(狂言) 終わりに、馬に乗る描写をするが、「おんま」(馬)は「お酒」の別称で、それに掛けてもいる。 実際に子供の頃使われていた。 (大蔵吉次郎 解説) |
つる 2004.2.15 |
新作能。土岐膳麿作、喜多実演出で昭和34年初演。「鶴之舞」一噌流藤田大五郎作曲。 |
とおる 2001.11.09 |
(五番目物)(切能) 「十三段之舞」…常は三段の舞が十三段に延びる 五段の止めの箇所で、シテが左袖をかけて後ろを振り返り、囃子方にまだまだ舞いましょう、と合図をする。 シテも囃子方も力の限り舞い、囃す。 太鼓の軽快なリズムに乗った早舞(はやまい)が、舞台から橋掛りへとワイドに楽しめ、 最後はめまぐるしい急の舞になる。(公演パンフレット) <見所のご意見>『邯鄲藁屋十三段の楽 と 融の早舞、えらい違いでっせ。 さて、どこで見るか? 汐汲みと名所教えに重点をおく人は正面。 橋掛りでの舞の一瞬に切符代を掛ける人はワキ正。 で、私は、 正面よりの中正面やー。』 → 『こと志と違ってワキ正の中正面よりの席になりました。 舞主体の鑑賞体制です。』 |
どうじょうじ 2004.4.29 |
(四番目物) アイの言葉の大切さ 3 ござる … 道成寺「落ちてござる」 黒塚「見てござる」 籠太鼓「にげてござる」 |
つちぐも 2003.4.18 |
(五番目物)(切能) 土蜘蛛 (土雲)・・・神話伝説で、大和朝廷に服従しなかった辺境の民の蔑称。 (HP「GLNからこんにちは」の「動植物名に因む芸文」 より) 独武者 (ひとりむしゃ)・・・知行地を持たない武者。手柄を立て、恩賞で領地を得て出世すべく、 戦場でチャンスを狙っている。 (司馬遼太郎 「義経」より) 「千筋之伝」 昔、蜘蛛の糸は、もっと太くて短く、本数も少なかったが、江戸末期、 金剛流のこの小書で、細くて長い千筋の糸が工夫され初登場。 (能楽ハンドブック,「弥左衛門芸談」) |
だいえ 2002.2.17 |
(五番目物)(切能) 大会…大法会のことで、諸仏大衆(だいじゅ or だいしゅ=衆僧)が説法の場に集まること |