サコリンの人物像

サコリンは、実は昔、小学校の先生をやっていた。
(大学を卒業してから結婚するまでの5年間ほど)
その時のエピソードは、いろいろあるな〜。

2年生の担任だった時の話

その1 教頭先生に怒られるの巻

サコリンは、まだ若かった。8歳の子供と対等に遊べる体力が十分あった。
当時、我がクラスでは、“かくれんぼ”がはやっていた。
でも、ただのかくれんぼじゃないよ〜。
それは、学校中どこでも隠れて良いというかなり無謀なもので、鬼は、1人からスタートするが
見つけられた人はその時点で鬼の仲間入りとなり、クラスの最後の1人が見つかるまで何日
かかっても探すというかなり根気のいるものだった。
(しかし、これは学級経営にはとても役だった。)
このかくれんぼにはルールがあり、ゲームは昼休みのチャイムとともに始まり、チャイムとともに終わる。
従って、終りのチャイムがなってから見つけても無効となる。子供達は、どっぷりとこのゲームのはまった。
それまで給食の仕度の遅い子も、なかなかクラスに溶け込めない子も
「どこに隠れたら見つからないか?」と頭をひねり、工夫した。
校長室の机の下にもぐりこむ子(もちろん校長先生公認)、トイレの中にじっと引きこもる子…様々。
しかし、自分の隠れている場所に耐えきれず、顔を出せば鬼に変わったクラスの多くの仲間に
見つけられてしまう。(鬼とそうでない子とは、体育の赤白帽で区別。鬼が見つけることが出来ない
優秀な勇士は、後ろの黒板に名前が書かれる。しかし、見つけられれば、即抹消!)
逃げ上手なサコリン先生も常に後ろの黒板に名があがっていた。
ある日、サコリンはチャイムと同時に今日の隠れ場所へ一目散。
その場所とは、グランドにある体育倉庫の屋根裏。
石灰にまみれながらも見つかってはなるまいと必死になっていた。
とその時、追っ手が迫っていた。
「そこにいるのは、誰?」
当然、自分のクラスの子供達かと思い、息をひそめたサコリン。しかし、またもその声が!
「天井に登っているのは、誰だね?」
ん?子供の声ではない。そっと顔を出すと、キャー、何と教頭先生ではないか!
N  「教頭先生、すみません。子供とかくれんぼをしていたものですから・・・」
教頭「それにしても、どうしてそんな所に・・・?」
N  「あの〜、その〜・・・」  かくかくしかじか、ちゃんちゃん・・・っと。

サコリン、教頭先生に怒られる事件は、その後、クラスの子供達の冷やかしの的となる。

その2 サコリン、大きな勘違いをするの巻

国語の授業では、よく導入で題名読みというものをやる。
「さけが大きくなるまで」という説明文教材の導入でのこと。
N 「みんな、『さけ』って知ってる?」
以下、子供達の反応
  「知ってる。塩焼きにして食べるよ。」
  「今日、食べてきた。」
少し教科書を読んできた子は、
  「たまごを産むために、川に登ってくる。」などなど・・・。
ここまでは順調。
そうしたら、理科の得意なようちゃんが言った。
ようちゃん 「あのね、さけは、川で産まれて海で育って、また川に戻ってくるからしょっぱい。」
なるほど!サコリン先生は感動した。普段、あまり発表しないけど、理科の得意なようちゃんが、元気良く
自信を持って言ってくれた。うれしかった・・・。
その感動のまま、その授業は終わった。
休み時間、サコリンは、隣のクラスのT先生のもとへ。
N(興奮して)  「T先生、今、ようちゃんが、『さけは、川で産まれて海で育って川に戻るからしょっぱい』って。
           なるほどと私は感心しちゃったよ。」
T(冷静に)   「じゃあ、海にいる魚は、みんな塩味がきいているね。」
N 「・・・・・・?」
そうです。サコリンはすっかり理科の得意なようちゃんの発言にマジで騙されてしまいました。

さけがしょっぱいのは、塩づけにされているからです。

おまけ編

ジャスコオープン当時の失態編

サコリンの買い物スポットはジャスコだが、ここでもいろいろやってしまいました。

「それは売り物だった!」の巻

ジャスコがオープンしてまもない頃。今もそうであるが、1F食品売り場はたいへん賑わっていた。
ジャスコは試食品を試すコーナーが多く、味を試してから買うことが出来る。
ジャスコの中には、“パン工場”という焼きたてパンを売っているところがあり、そこでは、何種類かの小さいパ
ンを自分で量って買うことの出来るコーナーがあった。
「明日の朝、食べるパンを買おう。」と思い、袋に詰め始めた時、そこにくりあんの入った一口大のパンの切れ
端がたくさんおいてあるのが見えた。
当然、試食してみる。抜群においしい!
これは、子供にも試食させてあげようと思い、2〜3個手にとって近くにいた子供とおばあちゃんに
「これ、おいしいよ。」と渡した。
やはり、家族にも好評だったので、そのパンを試食用のカゴからではなく、その隣のカゴから人数分取り、
会計を済ませた。
次の日、朝の食卓には、もちろんそのパンが並べられた。
「いただきまーす。」
「ん?」「これ、昨日食べたパンじゃない。」
「ということは、試食品だと思って食べ、更にいくつか手に取り、子供達にまで持っていったあのパンは、
売り物?」 
ということで、サコリンは売り物を食べてしまったのでした。
そういえば、私が一口パクッて食べた時、私の隣にいた別のお客さんが「あれ?」って言ったんだよね。
まさか、私のその行動に対して言っているとは、夢にも思わなかったよ。
ジャスコ関係者のかたへ。どうもすみませんでした。

もうひとつおまけ

ラーメン屋さんの可愛いお兄さんの巻

オープンしたての頃は、中で働く店員さんも、接客が初めてということが多い。
もちろん人間だから、ミスは犯す。
ラーメン屋さんで働くお兄さんも、その1人。まだいかにも学生さんといった風体で、一生懸命さが伝わってくる。
その日、我が家は、子供3人と祖母と私の5人でラーメンを食べに行った。
そして子供が頼んだラーメンを、お兄さんがたどたどしく持ってきてくれた。
しかし、その器は、ヒジョ―――に熱かった。

その時のお兄さんの様子を、再現してみよう。

「失礼いたします。ラーメンでございます。」
(といって、おぼんからラーメンの器を取り、持ち上げた瞬間)
「熱い!失礼いたします。」
(といって、何と子供に渡したおしぼりの上に自分の手を置いて、手を冷やしたのだ!)
きっと、あまりの熱さに耐えきれず、すぐそばにあったおしぼりに手をのばしてしまったのだろうが、それが、
あまりにも流れ作業の様に進んだので、そばで見ていた私達は、こみ上げる笑いをぐっと押しとどめながら、
「出来たては、熱いから、運ぶ人もたいへんですね。」
と、フォローしておいた。
きっと、初めてのアルバイトで慣れない上、初めてのお客さんで、緊張していたんだろうな〜と思うと、

何と可愛くけなげではないか!

ここまでお付き合いしてくれて、どうもありがとう。