誠史君report


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2000-03-04  「 スピードスター? 」 
2000年Fマリノスサポーターズフェスタ


横浜国際競技場サブグランド

 2000年3月4日。今期のJリーグ開幕を1週間後に控えた横浜Fマリノス。恒例となっていますサポーターズフェスタが開催されました。昨年は、新子安グランド、一昨年は三つ沢陸上競技場で行われたサポーターズフェスタですが、今回は始めて横浜国際競技場横にあります、サブグランドで開催されました。当日は若干曇っていましたが、雨が落ちてくる心配の無いいい気候の中で行われました。

あか・あお・しろ

 車を駐車場に入れて、会場に向かいましたが、開始前に結構な人が集まってる模様でした。入場の際になにか3つの列を作って、入場を分けていました。何だろうと思って聞くと、入り口でトリコロールカラーである、あか・あお・しろ。どれかの入場パスを受け取って入場して欲しいとのこと、イベントの終わりに選手が3チームに解れて団体競技を行うからという事でした。しかし選手の分け方は、入場時には解らないという事でした。
 やっぱ、誠史は”あか”に入るだろう。なんて勝手に思って、赤いパスを貰って、赤チームの応援席に向かいます。グランドなので中央は芝のグランドがあって、周りにトラックがあります。リレ‐競技を最後にやるので、トラックの外に観客の皆はレジャーシートを引いていました。
 適当なところに場所を取って、開始まで会場をぶらつきます。

にゅうじょう

 入り口付近に、グッヅやスポンサー、飲食物のブースが有って。もうすでに多くの人が並んでいました。それもそのはずで、入り口で入場パスと一緒に貰った用紙に、選手がやってくるブースと時間が書いてありました。選手と触れ合える時間を持ちたいファンの人達が長い列を作っていました。

 ほどなくして、真中にも置けられたメインステージの所に、水沼さんと中願寺さんが出てきて、サポーターズフェスタが始まりました。水沼さんの紹介で選手が1名ずつ出てきます。まずは背番号1番の能活から呼ばれて順に選手が出てきます。14番の所で誠史がはみかみながら出てきました。フィールドコートを選手は着ています。昨年までの選手が紹介され、移籍選手、新入団選手、上野キャプテン。そしてスタッフ、最後に新監督のオシーが出てきました。(永井選手は風邪の為、欠席でした)上野キャプテンのスピーチ。横浜Fマリノス社長のスピーチでサポーターズフェスタが始まりました。

 選手は一端そでに戻って、各ブースでのイベントに参加します。

すぴーどがん

 わたしはいったん席の方に戻りましたが、選手が出てくるような気がしなかったので、飲食物のブースでしつこいくらい配っていた(笑)ミツカンのりんご酢ジュースを貰って飲んでいました。
 ブースには徐々に選手達が現れて、サイン会が始まっていましたが、並んでまで貰おうと思っていなくてぶらぶらしていました。
 そして、誠史はどこかにいるかな〜と探すと、スピードガンコンテストの案内をやっていました。周りは凄い人だかりが集まっていました。誠史はこんなに人気が有るんだ〜と思いましたが、違っていました。誠史の隣に俊輔がいました(苦笑)。俊輔目当ての人が多くいたように思います。

 ファンの参加者にボールをセットしながら、いい顔をしていました。誠史が蹴ってくれれば良いのに〜と思っていると、場内レポ―タがやってきて、メインステージにいる水沼さんのなにやら話をしています。そして
 水沼さん 「 誠史に蹴ってもらいたいですね〜 」
 レポ―タ 「 どうですか?誠史さん 」
 誠史   「 ちょっと、足が痛いので… 」
 レポ―タ 「 足の調子が良く無いそうです 」
 水沼さん 「 そうですか〜。いくつでるか見てみたいのに〜 」

 蹴るところを見られなくて残念でした。少しその周りをうろついていると、誠史のサイン会が始まっていました。小さい子供が数人並んでいて、私もそこに行き、誠史に持って行ったJカードにサインを貰いました。私が一緒に行った友人がその時に一言聞いたんですが…

 私の友人 「 足の調子悪いんですか? 」
 誠史    「 あ、いや(動揺) た、多分 」

 ”多分?”って…どうやらやりたくなかったらしいです(爆)いやあ目立つ事が嫌いな誠史らしい出来事でした(^^)

 グランドの中でのイベントが終わってね、誠史以外に数人のサインを貰って、食事タイムに入りました、場内の売店で買ったんですが、グランドの席までは持ちこみが禁止で立って食べる事に、来年は何とか改善して欲しいです。
 食事タイムが終わって、団体競技が始まりました。

せんたりんぐ

 団体競技は、選手達が3つのチームに解れて、ボール渡し・ムカデ競争・センタリングゲーム・リレーなどが行われました。
 誠史は予想通り、能活キャプテン率いる赤チームに入っていました(^^)ムカデ競争やファンが並んでいる上を大きな球を転がすボール渡しなどが行われた後、誠史が出場するセンタリングゲームが行われました。
 これは、選手が左サイドから上げたボールを、ゴール中央で待っているファンの人が2名づつでシュートをするというもので、ゴールできたチームに得点が入ります。あか・あお・しろと各チーム2名づつ出てきてセンタリングを上げます。最初にアツやカブがやっていましたが、ふわりとしたボールを中央に上げて、それを素人がシュートできるボールを結構難しいらしく、合わない事も多かったんですが、すこしづつ蹴って行くうちにシュートできるようになっていきました。それでも小学1年生くらいの子供に対してのセンタリングのボールを上げるのは結構難しそうでした。

 数人の選手が蹴った後に、誠史が登場します。ボールを良く見て、左足でセンタリングを上げます。さっきまで蹴っていたイデとかと違って、ドカッツと普段の練習と変わらないボールが、いい位置に立っている素人のお父さんに向かって行きます(爆)。かなり合わせるのが難しいと思いましたが、果敢にヘディングでボールに向かって頭を出し、なんとか当てますが、ボールは明後日の方向へ、お父さんは頭を抱えてうずくまってしまいました(苦笑)
 水沼さんからも「誠史〜少しはてかんげんしろよ〜」という声が聞こえます。まったくその通りと思いました。その後の数回は少し押さえたように見えましたが、でも他の選手よりは早いボールだったように思います。

はえ〜

 センタリングゲームが終わって、最後の競技。リレーが始まります。これは3つに分けたチームにそれぞれファンが交互に入ってボールをたすき代わりに100メートルずつリレーを行います(400メートルのコースに4人づつ)。ファンが走る時は、ボールを持って、選手はドリブルして走ります。誠史ももちろん参加しました。順番的には後ろのほうで、メインステージ前で走りました。リレーが始まりましたが、誠史の赤チームは苦戦していました。そして誠史にボールが渡った瞬間、ボールを大きく蹴り出して、ダッシュいちばん。前の選手にぐんぐん追いついて行くのが解ります。周りの観客からも「 はええ〜 」という声が漏れます。誠史のスピードは健在という事がここで証明されました。
 でも、この時に、メインステージに座っていたオシーに水沼さんが聞いたところ、オシーは「始めてみました。キャンプで見たかったです」と話して、ジョークなんだろうけど、やめてくれ〜なんて思いました(苦笑)

エンディング

 最後は、メインステージに選手全員が集まってオシーの言葉で締めました。誠史と会う事が出来たし、試合とは違ったのが見えて楽しかったです。

 こんどは試合で、あのスピードを見せてねと強く思いました。

*この時の模様は、photoのコーナーで写真を公開しています。

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