横浜マリノス/試合観戦記/1999年


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「 キャプテンマーク 」

第5節 99.4.3 対 清水エスパルス 日本平


 2連敗で迎えた、第5節首位清水との対戦でしたが、日本平まで遠征に行きました。日本平への遠征は97年シーズン以来、実に2年ぶりの事になります。
 前回、行ったときは。2対1で横浜MのVゴール勝ちだった記憶があります。いい印象を持ったスタジアムという覚えがありますので、今日もいい試合をみたいという思いで車を清水へ向けました。

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 清水駅に到着して、前回止めた駐車場へ行くと、”Jリーグ観戦の車は駐車禁止”の立て看板が出ていました。仕方なく日本平スタジアムへ向かいます。スタジアムの近くまで行って、駐車場の場所を聞くと、無料駐車場が離れたところにあるということで、そこからシャトルバスが出ていますという係員の話しで地図を頼りに、向かいます。なんか良く解らない地図を見ながら少し迷って入り口を見付けました。さすがに無料ということだけ有って、川の土手の大きなスペースに係員もいない間を、順番に車を止めているだけでした。午前に降った雨の影響か?所々大きな水たまりが出来ていて、泥だらけになっています。まあ無料だからな〜と思い、車を空いている場所に止めて、シャトルバス乗り場に向かいます。少し雨がぱらついていたので傘を持って行ったんですが、結局必要なかったです。
 シャトルバス乗り場で、往復の乗車券210円×2を買ってバスに乗り込みスタジアムへ向かいました。

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 バスに揺られて日本平スタジアムに着きました。到着したのは試合開始30分くらい前でしょうか?前日に買ったゴール裏2階席券でアウェースタンド2階席に向かいます。某所で1階席で観戦しますと宣言していたのにすみませんでした。2階席と1階席が値段が違うなんて知らなかったもので…(苦笑)

 スタンドに上がる階段の途中で、丁度メンバー紹介が始まりました。横浜は、前日のキックオフマリノスや当日の新聞にも書かれていたように、FWにサンチョルを入れて、直樹をボランチにするみたいです。”MF松田直樹”のアナウンスが不思議な感じがしました。おまけに”MF城彰二”なんてアナウンスもされてしまって。こちらの方は訂正のアナウンスを流していましたが…。サブメンバーは誰だろうと期待しましたが、愛知学院との練習試合で良かった岡山が初のサブメンバーに入っていました。
 清水の選手紹介も、かなり笑えるキャッチフレーズを全員に付けての紹介でした。現時点での日本代表選手が両チームとも多くて試合内容に期待が持てます。アウェ−に来ると良く思うんですが、選手紹介に抑揚を付けたりして盛り上げようとするのが多いですね〜横浜のホームではあまり聞かれないアナウンスです。

 座席は、2階席の中央の横浜サポータの応援旗が乱立している所の少し外側の位置で座ってみられる所に場所を取りました。日本平は、エスパ踊りをしたくない(笑)サポータや一般ファンがアウェー側に来るから結構周りは清水ファンばかりでした…無事に帰れるか少しだけ心配(爆)

 ピッチには選手達がアップの練習を黙々と行っていました。アップが終わって引き上げたところで、マッチデープログラムと食事を買いに行きます。お弁当類は以前に来たときはもっといっぱいあった覚えがありますが、遅い時間に行ったからか?品揃えが変わったからか、あまり代わり映えがしないものばかりでした。
 マッチデープログラムを買ってみましたが、対戦成績が横浜の10勝12敗33得点35失点と思っていたとおりの接戦ばかりです。97年の2試合共は延長勝ち、昨年は1点差負けと、点を取り合っての延長負けと、激しい瀬戦が予想されます。今日の試合も激しい試合になるだろう〜と試合前に思いました。

 16時を回り、いよいよ選手が登場してきました。最初に目に付いたのは、チームの先陣を切って歩いてくる、グレーのユニフォームを着て、左腕に黄色いキャプテンマークを巻いた能活でした。上野が出場停止で副主将のアツか能活が巻くんだろうと思っていましたが、この試合は能活の腕に巻かれていました。Jリーグに入団して始めてのキャプテンマークです。常々パラグアイのGKチラベルトの様な存在感のあるゴールキーパーを目指してると話している能活ですから、キャプテンマークを巻くことで一層気合いが乗ったプレイをしてくれると期待させてくれます。出身の清水という事もプラス材料に働くと思います。清水はオレンジ、横浜は白いアウェーユニフォームでピッチに散ります。
 メンバーは以下のようでした。

清水

 健太   ノボリ
 アレックス  テル    安藤
 田坂  サントス
 戸田  森岡  斉藤

真田

 サブ 久保山 聡太郎
 服部 谷川? 羽田

横浜

 柳相鐵   城
 俊輔
アツ  アキ  直樹  一樹
神田  井原  小村

 能活

 サブ:小澤 孝行 永井
 岡山 波戸

 横浜のメンバーは、上野の出場停止の穴を直樹がカバーする形で、ボランチに上がり、アキと組ませて、神田を3バックの1人として入れ、右ウイングに一樹、FWにサンチョルと城、中盤は俊輔が1人でやる形になりました。永井を外したのはちょっと驚きでしたが、開幕からの試合で、永井のドリブルが生きていなくて、俊輔が時間帯によって死んでる状態ではこれがベストかも知れません。アツをボランチに入れるという手もありましたが、相手が清水では中盤のディフェンスが少しだけ心配だったので、直樹のボランチというのもいいかも知れないな〜と思いました。
対する清水ですが、日本代表にも選ばれた、斉藤、森岡、テル、田坂の4人にオリンピック代表候補の戸田、実力の有るノボリ、サントスなどがいて穴がないチームという印象を強く受けます。中盤のテル、田坂、サントスは守備力も有りますし、アレックスのドリブルは驚異です。元日の天皇杯決勝の前半で見せたプレイをされると、どのチームも勝てないんじゃないかと思います。難点は、相変わらずの飛び出すタイミングの悪い真田と、点が取れないFW陣でしょうか? 

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 横浜のキックオフで試合開始。慎重にボールを繋いでいきますが、中盤でカットされてしまいます。清水の早い攻撃がいきなり能活の守るゴールに襲いかかりますが、ゴールマウスを外れます。
 清水はテルを中心にパスを回しながらじっくりと攻撃に出てきます。2タッチくらいのパスを回しながら、サントス、田坂、安藤、アレックスと回して健太やノボリにボールを合わせてきますが、井原を中心にしてボールをカットします。時折、清水のミドルシュートが襲いますが、能活が弾いて難を逃れます。ゴールラインを割りそうなのを能活が体で止めてタッチに戻します。清水サポータから”コーナーだろ”という声が沸きますが、主審の笛は吹かれません。
 前半はテルと直樹との争いが非常に楽しかったです。直樹の体格を生かしてボール奪取やディフェンスラインに戻ってのカバーリングなど直樹のボランチは新境地を発見した気になりました。俊輔と田坂の争いも良かったです。いいペースで攻撃を止めていると、横浜に先制点が入りました。
 ディフェンスラインから神田がボールをサンチョルに渡し、サンチョルはボールを持ってドリブルで左サイドを相手エンドまで駆け上がり、外に若干開いたアツにパス。アツは安藤のマークを少し外して左足で早いセンタリングをゴール前へ送ります。ゴール前では、城が戸田からのマークを、引きながら前に出る動きで一瞬マークを外して打点の高いヘッドでボールを叩き込みゴールを上げます。アツの早いセンタリングがゴール前でピンポイントで合ったシーンは綺麗でした。

 城はこのゴール以外も、前半は積極的にゴールを狙っていて、惜しくも外れましたが中盤からパスを貰っての反転してのシュートなど、ゴールへの意欲がここ数試合以上に感じられました。ブラジルと対戦したことで何かを掴んだかも知れませんが…
 先制したことで余裕が若干出たのか?守備陣が清水の攻撃を潰します。攻撃は俊輔にボールが入ったときに体で倒されるシーンが何度もありましたが、あまり名前を聞かない主審(松村さんですが…)がショルダーチャージをあまり笛を吹いてくれなくて、攻撃が寸断されてしまいます。それでも一度俊輔のフリーキックのチャンスがありましたが、クロスバーの上へ外れてしまいます。左のアツからサンチョルにも数度ボールが渡りますが、清水DFがサンチョルに対しては激しいマークをしていた事もあって攻撃できません。時折、一樹のドリブルからのシュートや神田の遠目からのシュートなども出ますが、ゴールを奪えずにこのまま前半が終わるかと思われました。

 前半42分、神田が足を押さえながら岡山と交代します。こんな時間に交代するのはおかしいと思いましたので、怪我か何かをしたんだろうと思います。プレイできないくらいの怪我だったら次の試合が心配です。岡山が入ったことによって、直樹がボランチから一つ下がり、空いたボランチにはサンチョルが入る形になって、城と岡山のツートップになりました。一成にはチャンスですから頑張って欲しいです。
 前半44分の横浜FKのチャンスはサンチョルが蹴りましたが、クロスバーの上へ外れてしまいます。
 ロスタイムも表示されずにこのまま終わるかと思われた前半終了間際、清水が右CKを取ります、清水の選手は、時間がないからとボールをセットしてすぐにショートコーナーで左に出してセンタリングしますが、副審が旗を振って主審がホイッスルを吹きます。ボールは森岡がヘッドでゴールを叩き込みますが、笛を吹かれてプレイを止めていたので、当然ゴールは認められません。能活が副審にGKなの?なんて感じで話しますが、コーナーキックのボールが枠から出ていた模様でCKのやり直しでした。
 清水は同じくショートコーナーから安藤がセンタリングを上げますが、DFがクリアします。ボールがこぼれた所にいたのがテルでした。テルは迷わず足を降り抜いたボールは能活の伸ばした手の先を抜けてゴールに入ってしまいます。昨年の日本平でのリーグ戦でも決勝ゴールを入れられたテルでしたから、悔しい気がしました。
 横浜ボールで試合が再開されますが、数秒でホイッスルが鳴って前半が終了しました。1対1で後半に入ります。

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 ハーフタイムに、パルちゃん(清水のマスコット)がだんご3兄弟の曲に合わせて踊るイベントがあって、サブの選手がピッチで練習をしています。おや?と思ったのはサブにも入っていない慎太郎がアップをしていた事でした。他の選手と一緒に変わらないメニューをこなしていました。そういえば会場の外に止まっていたバスはマリノスバスじゃなくて静岡鉄道のバスだったな〜と思いました。(この事は試合終了後に解りました…)

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 後半は清水のキックオフから始まりましたが、前半は封印していたような個人のドリブル突破が清水には増えてきました。アレックスやテルがドリブル突破を見せて1、2人交わす場面も有りましたが、サイドに追いやったりして決定期を作らせません。横浜の攻撃は岡山が入ったことによって高さを使いたいんですが、城とのコンビは今シーズンは練習でもあまりやった事もない事もあって、かぶる場面も有り、高さを活かせません。そんな中で後半6分に横浜にゴールが生まれます。
 清水の攻撃から奪ったボールを素早く右サイドの城へパス、ディフェンスを2,3人引きつけながら逆サイドに上がってきていたフリーの俊輔にパスを通し、俊輔は落ち着いて、真田の逆を取り、ゴールに叩き込み2点目を上げ逆転します。

 その直後に、清水が選手を交代します。健太に変えて聡太郎を投入します。マリノスを去るときに言い残したとおりに、横浜サポータから大量のブーイングで出迎えます。〜清水へ移籍してから、得点を上げられず苦しんでいるのは解りますが、今日だけは容赦しないよ聡太郎君(^^)

 清水の攻撃が激しさを増します。清水の右からのセンタリングを能活が上へ弾いたり、アレックスの突破を阻んだりします。交代で出た聡太郎は、ボールを持ってからの動き出しが遅くて清水の早いパス回しのサッカーには合っていない感じを受けました。交代で出た後に、囲まれての潰されるシーンが有りました。
 そんな中で進んだ後半13分。テルのドリブル突破を直樹がペナルティエリア外で体を張ったプレイで止めて、ホイッスルが吹かれて直樹にイエローが提示されます。ゴール前での清水FKのチャンス。横浜は壁を作りますが、GKからはまったく蹴る位置が見えないような感じでした。ノボリが蹴ったボールはコースを予想した能活の逆サイドの方にボールが飛び込み2対2の同点にされてしまいます。一部報道で能活が動けなかった!と報じられましたが、蹴る位置やボールが見えなければ、能活は動きようがありません。壁を越えてサイドへボールを蹴ったノボリを誉めるべきでしょう。

 同点に追いつかれ事で激しさを増す両チーム局面局面のボールの奪い合いは凄かったです。安藤へのアフタータックルで一成へイエローが出たりと、城のドリブル突破を阻んで足をぶつけた森岡と城がタンカで運ばれたりと、激しいプレイが続きます。城がピッチの外に出ている後半20分、聡太郎のドリブル突破を昨年まで同じチームで”親友”と言い合っている直樹が止めに入ります。激しくやり合いながらのプレイでしたが、結果的に直樹がユニフォームを掴んで引き倒した事で、ホイッスルが吹かれて、直樹に2枚目のイエローが提示されてしまい退場してしまいます。〜直樹に聡太郎。横浜に同期で入団した二人です。二人共色んな事が、お互いの中で有ると思いますが、違う色のユニフォームに袖を通した以上、これからも毎シーズン戦いが続くと思います。個人的な勝負では今回は聡太郎の勝ちのような気もしますが、こらからも熱い戦いを二人には見せて欲しいです。

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 10人になった横浜ですが、城はピッチの外で治療をまだ行っています。9人対11人の戦いが続きます。俊輔もゴール前まで戻ってディフェンスに参加します。両チームともこれが勝負所とサブ選手のアップを急ぎます。城が何とかピッチに戻りましたが清水の攻勢が続きます。直樹がいなくなったところをサンチョルがカバーする形で守備に回ります。俊輔が頭を打って倒れている間に時間を作って選手交代を行います。
 後半25分に両チームとも選手を入れ替えてきました。清水は田坂に変えて、フロンターレ(フリエ)から移籍のFW服部。横浜は交代出場した岡山を下げて波戸を投入します。〜一成には可哀相な展開でしたが、ゴールを奪うと言うことにかけては城の方が何倍も上ですから仕方ないです。次の戦いまで練習に励んで欲しいです。
 交代した選手のフォーメーションは以下のようでした、サンチョルは1試合でFW、MF、DFをこなしたことになります。激しい試合で試合後のサンチョルは足が痙攣していたそうです。一樹を中央にして右サイドに波戸を入れて城の1トップの形になります。清水はボランチをサントス1枚にして3トップ気味に攻撃を仕掛けてきます。

清水

 服部  ノボリ 聡太郎
 アレックス  テル    安藤
  サントス
 戸田  森岡  斉藤

真田

 サブ 久保山 谷川? 羽田

横浜

   城
 俊輔       
アツ   アキ 一樹  波戸
 サンチョル 井原 小村

  能活

 サブ:小澤 孝行 永井 

 ここから清水の攻撃ショーが始まりますが、逆にそれは能活を中心にした守備ショーの始まりでした。何度も飛んでくるシュートをはじき返します。後半31分左からのクロスを聡太郎がフリーで狙いますが、クロスバーの上。後半35分左CKから能活が弾いたボールを無人のゴールに叩き込まれますが、寸前でDFクリア。再びこぼれ玉をサイドからのクロスからヘッドで狙われますが、能活がキャッチして止めます。この辺りから清水の目に見えないファウルが目立つようになってきます。試合当初からも激しくやり合っていたんですが主審は流しまくっています。アレックスが波戸の顔に指を突っ込んだりとダーティなプレイも有りました。

 押されっぱなしの試合ですが、横浜も少ないチャンスをカウンターに結び付けます。一樹のドリブル突破から城にスイッチして、逆サイドに上がってきたアキがミドルシュートを狙いますが、惜しくもクロスバーの上。城1人が前線に残って、チャンスと見るや一樹や俊輔が上がってきます。そんな展開の中で、後半38分。横浜のカウンターからハーフラインを超えたところで城にパスが繋がります。そのままドリブル突破して右サイドへ流れながらディフェンスの森岡を外します。逆サイドの選手はまだ上がり切れていない状況でした。右に流れた城が右足を一閃すると、真田の飛び出しも届かずに、逆サイドネットぎりぎりにボールが飛び込み、3対2と再び逆転に成功します。
 ゴールを決めた後に、城はメインスタンド方面のコーナーに跪き両手を握ってお祈りポーズを見せてくれました。昨年の11/3国立での浦和戦を思い起こさせるシーンでした。その城に向かって他の選手達が祝福に集まってきます。祝福の輪が広がります。

 試合のこり時間は12分。清水の怒濤の攻めが更に増してきます。42分アレックスのドリブルからのクロスは井原がヘッドでクリア。43分横浜ゴール前のヘッドの競り合いで服部が小村を引き倒して小村タンカに乗ってピッチ外へ、すぐに戻ります。同じく43分清水左からのクロスをゴール前フリーの服部がヘッド。能活が弾きます。ロスタイムが4分と表示されてからも尚、清水の攻撃が止みません。いつ入ってもおかしくない状況が続きます。清水のシュートが能活が弾きクロスバーに当たって更に横浜の選手に当たってゴールラインを割ったりする事もありました。怒濤の攻撃でしたが、オフサイドも効果的に取ることが出来て後半47分の攻撃は止めます。能活がボールの蹴る位置をわざと間違えて時間を稼ぐ見えない好プレイも光り、最後は相手の攻撃をオフサイドで阻んで、長かったロスタイムも終わり、試合終了のホイッスルが鳴りました。3対2で見事横浜が勝利を飾りました。

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 試合後の挨拶に横浜の選手がやってきます。サッカー専用スタジアムなので選手の表情が近くに見えます。皆の笑顔が印象的です。ゴール前までやってきたときに、能活が皆を促して両手を次ぐようにして高々と両手を上げて挨拶をしてくれました。メインスタンドでも同じように両手を繋いで挨拶をしてくれました。再びチームが噛み合いだして今後を闘っていく上でも貴重な勝利でした。試合後のインタビューは城が受けていました。

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 試合が終わった頃には、周りはすっかり暗くなってきて寒くなってきました。自宅を出るときは必要ないかな?と思っていたフィールドコートを着てきて良かったです。スタンドを後にして外に出ると、マリノスバスが止まっていました。しかし選手入場口にはまだ静岡鉄道バスが止まっています。シャトルバスの並びに並んでいると、マリノスバスに乗り込む選手がいましたが不思議と周りからの歓声がわきません。誰が乗ってるんだろう?と疑問に思いましたが、マリノスバスは磐田へ向かったと聞いて、ようやく理由が解りました。翌日の磐田スタジアムでサテライトの試合が行われるために、サテライトの選手がマリノスバスで本日横浜から移動してきて日本平の試合を観戦して、磐田に向かった様でした。静岡鉄道のバスは試合に出場した選手を新幹線の止まる駅まで運ぶ様でした。〜それにしてもサテライトの選手がファンにほとんど顔を覚えて貰ってないのが気になりました。まあ清水じゃ仕方ないか(苦笑)

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 今日の試合は、直樹のボランチが想像以上に良かったのを含めて新しい横浜の戦いを指し示す指針になった様に感じました。”チーム一丸”という言葉を今シーズン始めてチームの戦いぶりから感じました。上野キャプテンが出場停止での厳しい試合をキャプテンマークを巻いた能活を中心に、素晴らしい戦い方をした清水相手に見事勝利を飾った事で、またチームの結束が高まった様に感じました。新しい選手達も徐々にチームに慣れてきていると思います。今シーズンはまだまだ始まったばかりです、星を落とせないのは変わらないと思いますが、これからの戦いも期待したいです。

 「キャプテンマーク」を次の試合も能活が巻くと思いますが、その思いそのままにプレイでチームを引っ張り次の試合も勝利を飾って欲しいです。

〜fin〜