2004.05.05(WED)
19:00-21:00
AFCチャンピオンズリーグ グループG マッチナンバー9
横浜Fマリノス対ビンディン(ベトナム) 横浜国際
天候:雨上がり、曇り
観客:約6374名(有料のみ)小中学生無料はカウントしていない模様。
主審:ANDRES JERRY(phillppins)
<メンバー>
横浜Fマリノス
・布陣
試合開始 | 後半開始 |
36安 9久保 27山崎 5ドゥ 10遠藤 8柳 7由紀彦 35河合 3直樹 30勇蔵 1達也 |
36安 9久保 14奥 5ドゥ 10遠藤 6良治 7由紀彦 35河合 3直樹 30勇蔵 1達也 |
65分 | |
11坂田 36安 9久保 14奥 5ドゥ 10遠藤 6良治 7由紀彦 3直樹 30勇蔵 1達也 |
・サブ(9名登録可能)
21哲也 2中西 26那須 6良治 14奥 17隼磨 23大橋 11坂田 18清水
・交代
45分:IN:山崎、柳 OUT:奥、良治
65分:IN:河合 OUT:坂田
ビンディン(ベトナム)
・布陣
試合開始 | 45分 |
10PIPAT 9L.M.MIMH 20D.X.HUMG 11N.P.HUNG 8M.V.HIEN 15 21 22N.T.LOI 24V.T.THAT 3 16(C)T.M.QUAMG |
10PIPAT 9L.M.MIMH 20D.X.HUMG 11N.P.HUNG 8M.V.HIEN 7NIRUT 21 22N.T.LOI 24V.T.THAT 3 16(C)T.M.QUAMG |
74分 | 83分 |
12T.D.K.THANH 9L.M.MIMH 20D.X.HUMG 11N.P.HUNG 8M.V.HIEN 7NIRUT 10PIPAT 22N.T.LOI 24V.T.THAT 3 16(C)T.M.QUAMG |
12T.D.K.THANH 9L.M.MIMH 20D.X.HUMG 11N.P.HUNG 8M.V.HIEN 7NIRUT 10PIPAT 22N.T.LOI 24V.T.THAT 2 16(C)T.M.QUAMG |
・サブ
1グエン・バン・クオン 2チャン・タイン・ビン 7ニルト 12チャン・ドアン・コア・タイン
・交代
45分 IN:7
ニルト OUT:15レ・タイン・フオン
74分 IN:12チャン・ドアン・コア・タイン OUT:21グエン・バン・タム
83分 IN:2チャン・タイン・ビン OUT:3カオ・バン・ズン
<退場・警告>
横浜
・警告)
ビンディン
・警告 57分:7NIRUT
<試合展開>
試合前
AFCチャンピオンズリーグのグループリーグもいよいよ大詰めを迎えてきました。4チームが1つのグループで戦うホーム&アウェーでのグループリーグも各チーム残り2試合となりました。グループGでは、大会前の予想通りに、横浜Fマリノス(日本)と城南一和(韓国)の2チームの争いとなり、準々決勝へ進出する1つの椅子をかけての激しいマッチレースが展開されています。現在(5/4)のところの順位が以下のようになっております。
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この日は出来るだけ得点を奪って城南にプレッシャーをかけたいところです。
・スタッツ(手動集計)
横浜 F・マリノス | スタッツ | ビンディン | ||||
後半 | 前半 | 計 | 計 | 前半 | 後半 | |
安、ドゥ、久保、久保、安、奥、アキ、久保、坂田、久保、坂田、安、坂田、安、奥、アキ、安、久保、上野、奥、久保、安、奥 | 柳、ドゥ、安、山崎、アキ、アキ、久保、柳、久保、安、安 | 34(11、23) | シュート (枠内シュート 得点) |
7(3、4) | 10、11、9 | 21、7、8、9 |
- | - | 4 | GK | 21 | - | - |
RRLL | LLR | 7 | CK | 1 | 0 | L |
1 | 4 | 5 | ファウル | 3 | 1 | 2 |
6(安4久保2) | 6(久保、山崎、由紀2、安、直樹) | 12 | オフサイド | 2 | 2 | 3 |
0 | 0 | 0 | PK | 0 | 0 | 0 |
由紀 | 由紀、柳、由紀、由紀、由紀、柳、由紀、由紀、安 | 10 | クロス右 | 1 | 21 | 0 |
ドゥ、アキ、ドゥ、ドゥ、ドゥ、坂田 | ドゥ、柳、柳、ドゥ | 10 | クロス左 | 1 | 9 | 0 |
- | - | - | 警告 | 1 | - | 7 |
*安&久保
*奥&良治 (この指の先には何が見えるんだろう?)
M(マリノス) B(ビンディン)
前半
00分 B キックオフ
05分 M 由紀のサイドチェンジのパス、ドゥトラがトラップで前へ出して、DF交わして、フリーでシュート。1−0。
12分 B 10初シュート、達也正面でキャッチ。
20分 M 由紀クロス、山崎ヘッド、GKキャッチ。
22分 M 山崎左サイドから切れ込み逆サイドネットへシュート、枠外。
25分 M 柳右からクロス、アキがシュート。GKナイスセーブ。
30分 M 左クロス、久保叩きつけるヘッド、GKジャンピングキャッチ。久保Gkを身体ごと押し込んで、GKゴール。も、当然チャージ。
33分 B 9ミドルシュート枠外
37分 M 右ひらいた安がクロス、久保ヘッド、再びGKフィスティングではじく。
40分 M 左深い位置へ柳が入って、GKの前でクロス、ゴール正面で安がドフリーでヘッド。2−0。淡々と喜びを現す。
41分 M 久保が左へ落として、安シュート。GKキャッチ。
ハーフタイム
サブが9人もいるとアップが豪華です。
後半
45分 M 選手交代 山崎、柳→奥、良治
45分 B 選手交代 15→7
51分 M 左アキのクロス、久保どんぴしゃへっど、右枠外
53分 B 左から21が強烈なシュート、達也弾いたあとにキャッチ。
54分 M 右CK由紀、久保ヘッド、左ポストを叩く
57分 B 7イエロー
59分 M 左ドゥクロス、安ヘッド枠外
63分 M アキ左からクロス、安ヘッドは右ポストに当てて、こぼれを久保がドフリーでヘッド。がら空きのゴールに行かず、左ポストに当ててしまう。
65分 M 選手交代 河合→坂田 (3トップ、2バックへ移行)
67分 M 右由紀勝負でぶちきって、クロス。久保ヘッド。GK手に当てるが、それを打ち破ってネットに突き刺さってゴール。3−0。
75分 B 選手交代 21→12
79分 M 良治のスルー、DF少し触るが止められず、坂田の足元へ反転してGKの股抜きシュート。4−0。
80分 M 坂田ドリブルで進出して、中央でシュート。GKはじいたのを安の足元へ、安シュートはDFブロックで防ぐ。
84分 B 選手交代 3→2
85分 M 中盤中央で、奥からのパスを、安、久保、安のワンツーを決めて流し込み。5−0。
89分 M 安からのボールを奥へスルー。奥が冷静にGKの下を通して。6−0。
<試合結果・得点>
横 浜 6 安2、久保、坂田、安、ドゥトラ
ビンディン 0
<試合雑感>
大量得点で、試合日が違う城南一和にプレッシャーを与えかたった試合でしたが、結果的には6−0と得点を稼ぐことが出来て、とりあえずノルマは消化した感じでした。この日は、浦和戦以来の安と久保のツートップ。リーグ戦ではなかなか試すことが出来ない布陣をこの試合で使ってきました。また山崎をトップ下に据えてきました。前半はこの布陣が上手く回らずに、山崎や安がどうしてもサイドのスペースを埋めてしまって、由紀彦やドゥトラの使うスペースを生めてしまい、早い時間帯に先制点を挙げたのですが、その後の30分間はずーっとじりじりした展開でした。直樹とかが仕事がない感じで前線をうろうろしていましたしね。オフサイドにはなったが、GK交わしてのシュートとかもしていました。また決定的なチャンスをビンディンGKのスーパーな動きで何度も防がれてしまってなかなか追加点を奪うことが出来ません。前がかりすぎて中盤レス状態では。こぼれからのミドルとかも狙うことが出来ずに、追加点を奪えない展開でしたが、なんとか左サイドを崩して安が得点して、前半を2−0にします。
後半は予想どおり、動きがフィットしていなかった、柳と山崎を交代させて、奥と良治を投入。これで中盤のスペースが上手く整理されて、左右からのクロスも綺麗に上がるようになりました。特に右サイドは由紀彦の独壇場で、なんども単独突破で右サイドを崩していきました。後半は、その突破からようやく久保が1得点を決めてくれました。その後は安とのコンビを確かめるようなプレイが多かったような気がします。まだまだ得点が欲しいマリノスは、DFの河合を代えて2バックにして、坂田を投入。3トップで更に攻撃的にいきます。そして坂田、安、奥が追加点を上げて、結果6−0と圧勝しました。
副審について少し書いておくと、メインの中央でみていたんですが、オフサイド判定でのフラッグを上げる位置がラインよりかなり低い位置でスタンドからは何度もエーと言う声があがっていました。判定そのものはあまり間違っていないとは思うのですが、とにかく運動量が遅くて、フラッグ上げるのも遅いもんだからスタジアム全体が不信感を持ってしまって駄目でしたねー。相手が出したようなボールも中にはあったような気がしますけど、まあこれがフィリピンのレベルですし、こういったのも含めて、アジアで戦うって事なんでね。勝ちきっていかないといけないです。
試合終了後のインタビューは、日本代表:久保、韓国代表:安、Wユース得点王:坂田でした。AFC的に解りやすい選出でした。坂田は後から呼ばれたので、テレ朝的な選出かもしれませんけどね。安のインタビューが終わってから、待ち構えていたビンディン選手が群がってきて、一緒に記念撮影をしていました。やはりアジアの盟主、アジアの誇りの安貞桓です。こうった選手が自チームにいる誇りを改めて感じました。(他チームの選手が群がるなんて、数年前のSBSカップでジーコ日本代表監督が花束セレモニー終わったあとにパラグアイユースの選手、スタッフが集合写真を撮るシーンを見て以来ですよ)
AFCチャンピオンズリーグの戦跡は以下のようになりました。
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<選手評価>
・横浜
達也 6.0 :守備機会少なかったが、時折の強烈なシュートは全て対応。
河合 6.0 :2バック状態も冷静に対応、ロングフィードがたまには欲しいところだが求めすぎか?
勇蔵 6.5 :ハイボールは全て跳ね返す。アジアの制空権を握れ!
直樹 6.0 :前半は停滞する攻撃陣を見かねて前線でふらふら、後半は2バックでシャットアウト。闘う気持ちを見せる
柳 5.5 :ボランチだったが前がかりすぎて、中盤レスになってしまった、予想とおりの前半交代。
アキ 6.0 :フル出場。ボランチで守備専用な感じでプレイ。
由紀 6.5 :キレキレの縦勝負はいつ以来か?右サイドをぶち抜くドリブル勝負が良かった。
ドゥ 6.5 :先制ゴールのコントロールは見事。今期公式戦初ゴール。
山崎 5.5 :3-5-2のトップ下のような感じだったが、前に行き過ぎてサイドスペースを潰してしまって自信の行き場もなくす。前半のみプレイ。
久保 5.5 :バッドデー、絶好機をGKのスーパーな動きで止められる、徐々に消極的になるが、意地の一発は捻じ込んだ。
安 6.5 :アジアのスーパースターを再認識。
奥 7.0 :後半から出て流れを完全に変える。後ろから走りこんでのヘディングシュートは慧眼。
良治 6.5 :後半から出てバランスに腐心、サイドを代えるボールでコントロールを見せる。
坂田 6.0 :疲れた相手の裏を付く動きで終盤の怒涛の3ゴールの先鋒となる。
・ビンディン
T.M.QUAMG(GK) 7.0 :スーパーセーブで壁となりつづける。
<選手コメント> 久保 山崎 安貞桓 奥大介
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