試合観戦記

2003.02.23 13:00-15:00
プレシーズンマッチ
横浜Ｆマリノス対名古屋グランパスエイト　豊田陸上競技場

＜メンバー＞

横浜Ｆマリノス

・布陣

・サブ
佐藤浩、勇蔵、一樹、勇樹、オニク、大橋、北野

・交代
後半00分　OUT：良治　IN：勇蔵　　＊那須がボランチへ、勇蔵がセンターバックへ　
後半18分　OUT：アキ　IN：大橋　　＊同ポジションへ
後半30分　OUT：由紀彦、三上　IN：一樹、勇樹
後半36分　OUT：ヤス　IN：北野

名古屋グランパスエイト

・布陣

・サブ
本田、富永英、藤田、チョン、岡山、渡辺、原

・交代
後半00分　OUT：滝澤　IN：原
後半10分　OUT：直志　IN：岡山
後半26分　OUT：酒井　IN：渡辺
後半37分　OUT：海本　IN：富永英

＜退場・警告＞

横浜　　一樹、中澤　　　
名古屋　直志、海本　　

＜試合展開＞

試合前
直樹は風邪で休み、達也、下川、小原、波戸、ジローは怪我で戦列を離れる。よって上記メンバーで試合に臨みました。

前半
04分　横　浜　安永左から上がってファーストシュート。右枠外。
04分　横　浜　久保ループシュート。緩く楢崎キャッチ。
05分　横　浜　左ＣＫドゥトラ。ＤＦクリア。
05分　名古屋　これで奪ったボールからカウンターでウエズレイ独走。ＤＦ寄って行くが、哲也が若干前にポジションしてるのを見てループシュート。哲也は一度出てからすぐに戻っていてキャッチ。若干キャッチングの姿勢が悪かった。前半名古屋唯一のシュート。
06分　横　浜　アキのクロスから左ＣＫドゥトラ。那須ヘッド、バーに当たる。
11分　横　浜　左サイドアキがクロス。ゴール前に久保とヤスがクロスして飛びこみ、ヤスがフリーでヘッド。１−０先制。
18分　名古屋　イージーなボールが横浜エンドまで流れてきて哲也二度目のキャッチ。ジャンプする必要ないボールをジャンピングキャッチ。
22分　横　浜　左からのクロスにゴール前まで上がった、由紀彦ヘッド。ＤＦ寄せられて枠外へ。 24分　名古屋　主税の左サイドの切れ込みに三上が付いていけずに後ろからのし掛かりファウル。主税ＦＫは逆サイに流れて、右からクロスが上がる、哲也が出れず、ＤＦクリア。
27分　名古屋　左ＣＫ滝沢。哲也混戦でジャンピングキャッチ。（ようやく安定してきた感じ）
32分　横　浜　左ＣＫドゥトラ。左足のクロスを中澤フリーでヘッド。楢崎の手を弾いてネットへ。２−０。
44分　横　浜　右サイドＦＫ奥。ＤＦがコーナーに逃げて、左ＣＫドゥトラ。ＤＦクリア。
44分　名古屋　右サイドの由紀彦突破にアフターチャージ直志イエロー。右サイドＦＫ由紀彦。ゴール間でシュート打てず。
ハーフタイム
後半
00分　横　浜　選手交代　良治→勇蔵
00分　名古屋　選手交代　滝沢→原
01分　名古屋　奥を倒して海本幸イエロー。
01分　横　浜　奥ＦＫ。ＤＦクリアしたボールをアキがシュート。楢崎キャッチ。
04分　横　浜　左サイドドゥトラから低いクロス、ヤス低空ヘッド。左枠外。
06分　名古屋　ゴール前のＦＫ。少し動かしてウエズレイ蹴ったボールに、壁に入った那須が飛び出して体でブロックして防ぐ
08分　横　浜　左ＣＫアキ。ＤＦに当たり、少し離れたところにいたヤスがシュートして、ゴール前で由紀彦がコース変えてネット揺れたが惜しくもオフサイド。
10分　名古屋　選手交代　直志→岡山
11分　横　浜　左ＣＫアキ。ニアサイドで那須が逆サイドへ叩きつけるヘッド。３−０。
17分　横　浜　左からクロス。ＤＦ跳ね返したのを、アキ〜ドゥトラに繋いでフリーでクロス。久保がＤＦに寄られながらもヘッドでシュートするがボールは体の下へ、キープして後ろに落として？シュートは、楢崎キャッチ。
18分　横　浜　選手交代　アキ→大橋
23分　名古屋　ゴール正面でのＦＫ。ウエズレイ。壁に当たり、右ＣＫ主税。ボールは勇蔵ヘッドでクリア。
23分　横　浜　これで奪ったボールをカウンターで久保に繋ぐ、３人前線に走っていて、ＤＦは二人久保に対応。エリア近くでそのままでもシュート打てたが、左前を走っていたドゥトラにパス。惜しくもオフサイドの旗が上がる。
26分　名古屋　選手交代　酒井→渡辺
30分　横　浜　選手交代　由紀彦→一樹
32分　名古屋　主税の右サイドからのドリブル突破。勇蔵抜かれて後ろからチャージ。エリアぎりぎりでファウルの笛。主税ＦＫ。ＤＦ跳ね返す。
33分　横　浜　左ＦＫ大橋。ゴール前に送ったボールを微妙な高さだったのを勇蔵がボレー。大きくふかしてゴール枠外。
36分　横　浜　選手交代　ヤス、三上→北野、勇樹
37分　名古屋　選手交代　海本幸→富永英
37分　横　浜　左ＣＫ大橋。ＤＦクリア。
40分　横　浜　一樹ファウルでイエロー。
41分　横　浜　中沢ファウルでイエロー。
43分　横　浜　左サイドでフリーになった大橋から左足グラウンダークロス。ボールが遅くＤＦ入られ北野シュート打てず
44分　名古屋　バスティッチのミドルシュート。哲也横っ飛びでキャッチ。
45分　横　浜　ドゥトラクロスが相手に当たり、左ＣＫ大橋。ＤＦクリア。
46分　名古屋　早くパスを繋いで、主税シュート。哲也正面でキャッチ。


＜試合結果・得点＞

横　浜　３　ヤス(H)、中澤(H)、那須(H)
名古屋　０

＜試合雑感＞

　豊田まで行った甲斐が十分に有りました。とっても楽しい試合でした。数日前の天気予報で雨という話しでしたが、前日で上がってくれて助かりました。チケットは、なんかＣＮでしか買えなくて、結局前日までにゲット出来ず、当日券になったのですが、スタンド席は販売していなくて芝生席になりました。メインスタンドだけ有って、あとはゴール裏からバックまで全て芝生席の陸上競技場でした。芝生席の当日券は１２００円でしたので、金銭的にもまったく苦になら無かったです（笑）
　アウェー入口から入って、バック芝生のコーナー付近にシート引いてそこで観戦しました。芝生は若干濡れていたけど、厚めのシートを持っていったから良かったです。試合前のアップ時に選手のサインボール投げ込みが有ったのですが、ゴール裏からバックまで全て芝生席でそんなに広さは無いから、ゴール裏まで取りに行って、一人で那須君コールをしていたのが効いたのか？那須君のサインボールをゲットしました♪（同行者にあげたので、もう手元にはありませんけどね）

　メンバー見て、心配だったのが直樹がいなくなったディフェンスラインと右サイドの三上、そしてＧＫの哲也でしたが、結果的に杞憂に終りました。マリノスの中盤のプレスが面白いようにはまって、名古屋の攻めを全然させないままに先制点を上げて、それでチーム全体が乗りましたねー。ヤスや久保が中盤に下がってプレスに回って、奪ったボールを奥や良治が繋いで行く間に、由紀彦やアキがサイドに開いてボール受けて、後ろからサポートに来た、ドゥトラや三上をうまく使ってフリーになってサイドからクロスを上げて、久保やヤスがシュートを狙うという展開がはっきりと見て取れました。アキや由紀彦は逆サイドが上げる時はゴール前まで入って行ってシュートを狙う姿勢やポジショニングも良かったし、シュートも打っていました。ディフェンスが心配でしたが、那須や中澤の所でよくカットして自由にボールを触らせず、コーナーサイドまで進出され危なそうな場面は、良治がすっと出てきて潰しにかかる感じで、前半は名古屋のシュートを１本に抑えたのは納得です。
　後半に入って、勇蔵をＣＢに入れて、那須をボランチで起用しました（良治が腰痛の為に前半だけだったようです）那須は良く守備のプレスに頑張って動いていました。勇蔵は危ないディフェンスがありますから、ハラハラしながら見ていましたが、名古屋の攻めはそれほど怖くない感じでしたから、終盤に２本くらい危ないシュートがあった位でした。

　＜選手評価＞

哲也：試合開始から圧倒的に攻めていてボールがなかなか来なくてという展開でした。最初の２，３回のボールキャッチや判断は、ちょっと見ていて危なかったですが、後半になると落ち着いたみたいです。終盤のシュートに対してダイビングキャッチも見せました。
中澤：ヘッドで１ゴール。ドフリーでしたから決めて当然。守備は問題無く相手の攻めを延々とはじき返していました。
那須：ヘッドで１ゴール。CB、ボランチ、右SBでプレイ。前半の相手2人の外人相手の１対１は問題無く勝っていました。後半ボランチに上がって、奥が前に出て行くところを潰し役に徹してプレイ。終盤には選手交代により、右ＳＢで守備固めに専念。いろんなポジションを出来るように頑張っていました。
三上：対面の滝澤に完勝。前半で交代に追いこみました。守備から入って、由紀彦のサポートをしながら前へ出て行くプレイをしていました。ちょっと抜かれるプレイも有りましたが、諦めずに粘りが出てきた感じです。
ドゥ：安定感抜群。左サイドをアキとのコンビで何度も崩してＣＫも相当奪いました。対面が中村直志というのも有ったとは思いますが完勝して、ラストパスの攻撃の起点になっていました。
良治：相変わらず安定感抜群です。危ない目を事前にさらっと潰して行くプレイ。中盤で相手を潰してボールを奪うプレイに繋ぎの中でコースを変えて行くプレイと安定感抜群です。前半のみのプレイ。
奥　：ボランチでキャプテンマークを巻いてプレイ。ボールを奪って短いドリブル挟んでパスを散らしながら前に出て行くプレイで存在感が大きかったです。相手からのファウルも一番受けました。
由紀彦：サイドからのクロスで相手の左サイドを蹂躙しました。中央へ入って行っての組みたてに参加したりシュートを狙ったりするプレイもスムーズにこなしていました。
アキ：２アシスト。ドゥトラとのコンビで相手の右サイドを蹂躙し続けました。アキのクロスが相手に当たってのＣＫもかなり有りました。
久保：身体能力の高さはこの試合でも発揮。ＤＦに抑えつけながらもシュートに行ったリとしていましたが、マークがかなり集中していました。その分他の選手がフリーでプレイ出来ました。
ヤス：１ゴール。精力的に守備に攻めにと前線で動き回っていました。

勇蔵：ディフェンスはちょっと見ていてハラハラしますねー。主税に抜かれてあわやＰＫというファウルは頂け無い。スピードある選手への対応は課題？
大橋：交代で出て最初はなかなかボール回ってこず、中央から右サイドまで進出していたけで、途中から修正して左サイドでプレイ。もっと左足のキック精度を高めて欲しい。惜しい場面でのキック精度がなーという場面有り。
一樹：あまり見ていなかった（スミマセン）
勇樹：ボランチからボール奪って前線へ出て行くいつもの勇樹のプレイが何度も見る事が出来た。
北野：前線で身体張ってボールキープして繋ぐプレイをしていました。165センチの躯で189センチの富永英を抜いていく姿は素敵でした。


top　menu