2002.11.09
14:00-15:30
J1リーグセカンドステージ 第12節
東京ヴェルディ1969対コンサドーレ札幌 東スタ
<メンバー>
東京ヴェルディ1969
・布陣
開始 | 後半途中 | 後半途中 |
平本 エジムンド 桜井 大悟 林 山卓 相馬 米山 ロペス 柳沢 高木 |
佐野 エジムンド 永井 大悟 林 山卓 相馬 米山 ロペス 柳沢 高木 |
佐野 エジムンド 永井 羽山 林 山卓 相馬 米山 ロペス 柳沢 高木 |
サブ
・交代
後半 分 桜井→永井
後半 分 平本→佐野裕哉
延長前半 分 大悟→羽山
コンサドーレ札幌
・布陣
開始 | 後半開始 |
小倉 平間 和波 西田 吉川 今野 森下 大森 佐藤 ?? 洋平 |
相川 曽田 小倉 和波 今野 森下 西田 大森 佐藤 ?? 洋平 |
・サブ
・交代
後半0分 吉川→曽田
後半0分 平間→相川
後半 分 大森→田渕
<退場・警告>
東京
札幌
<試合展開>
試合前
札幌の前節の敗戦によって、J1降格が決定。対してヴェルディはセカンドステージ優勝の可能性を残す試合でした。
前半
エジムンドが、FKからオール前に入れたボールを、絶妙のタイミングで入って来たロペスがスルーして、ブラインドになってボールを見れなかった洋平が反応出来ず、ゴールに飛びこみ、先制。
左CKからエジムンドがヘッドしたボールを、DF弾くが、こぼれをロペスが押しこみ追加点。
ハーフタイム
後半
交代で入った相川信也@前育出身が、4分にゴールを決めて1点返す。
西田が同点ゴールを上げる。
延長
交代で入った羽山が、右足でつっついて左足でコースを狙ってVゴール
<試合結果・得点>
東京 3 エジムンド、ロペス、羽山
札幌 2 相川、西田
<試合雑感>
久々に他チームの試合を見に言ったので感想等を書きたいと思います。ヴェルディはエジムンドに良くボールが集まりますねー。なかなかとられないからボールが集まるのは、良く解りました。前半はずーっとヴェルディペースで、コンサが3バックの前に3枚のボランチを置いているのですが、位置どりが悪くて、FW2枚との距離が相手しまって攻撃にもからめないし、両サイドの西田、和波が高い位置キープすることに寄って、そのエリアに、桜井やエジムンドが進出して何度も危ないボールを出していました。桜井はキレキレで、サイドでボールをもったら、深い切り返しを2,3度繰り返して、完全に大森などのディフェンス外して中へボールを送っていましたし、エジムンドも2,3人の囲みをうまいボールキープから抜け出して、中へボールを上げていました。その状況でゴールが生まれなかったのは、平本がブレーキだったからです。何度も決定的なボールを外し続けていて、桜井も自らサイドからシュートを狙いだしていましたが、ゴールは決まらず。しかしセットプレイから2得点を上げて、後半ももっともっと追加点が入りそうな予感でした。
コンサは後半スタートから悪かった組み合わせを変えてきます。あまり意味のない3ボランチの吉川をFW曽田に代えて、ボールが全然うけれ無かった平間も、J初出場の相川に交代します。小倉が少し下がってパスの配給元になり、3−5−2の綺麗な布陣になって中盤から前線にスムーズにボールが渡る様になります。そして後半4分に、その相川のJ初ゴールが飛び出して1点返します。更に勢いが出るコンサ。相川、曽田が前線から追いまわして楽にボールをつなげないようにプレスを駆けつづけます。しかし、Pエリアでエジムンドがボールキープから、4人がよったところをフリーになった平本に完璧なスルーパス。しかしこれも平本が決められず、直後にコンサの攻めからシュートしてブロックしたボールが西田の足元へ、強振したシュートがネットに突き刺さり、2−2の同点に
ヴェルディはどんどん運動量が落ちてきて、桜井に代えて永井を投入。桜井はキレキレで交代されたことに怒って、ベンチ方向へ直接タッチラインを越えて手袋を投げ捨てて控え室へ直行でした。永井がトップ下でしたが、エジムンドとのコンビはいま一つ。そして平本に代えて裕哉を投入します。裕哉のトップでの試合を見るのは初めてでした。フィジカル的に潰されるシーンが多くて、なかなかボールに絡めない印象でした。
コンサも勢いよく攻めて行きますが、得点は奪えずに延長へ。
延長途中に大悟に代えて羽山を投入。タイプが違う為に攻めのリズムがエジムンドだのみに完全になってしまいましたが、その羽山がコールを狙うシュートでJ初ゴールを上げて、ヴェルディが勝ち点2を得た試合でした。
降格が決まったとはいえ、コンササポは多くの人が来て応援していました。サポは圧勝ですね。ヴェルディは旗が増えたと感じていましたが、ビッグフラグも貸し出しをしていた様でした。企業努力ですね。ヴェルディ側は小中学生が多くて、招待券かも知れませんが、勝ちゲームを見せる事に寄って今期のゲーム、来期のゲームに足を運んでくれる可能性も高くなってきますからね
<選手評価>
大悟 :トップ下という報道が合ったがいつものように3ボランチの左。ボールが来ると落ちつきますね。終盤は疲れで足が止まってしまって給水する事も多くて、延長途中で交代。中東へ遠征した経験少ないからまだ残ってるのかな?
エジムンド:抜群の存在感が有りました。ボールキープの身体の使い方は多くの日本人にまねをして欲しい。
相川 :前育の選手権準々決勝以来でした。プレイを見るのは。初出場でゴールを決めた強心臓は相変わらずなのかな?あと2回の決定期をふかさずにゴールに結びつければ代表も見えてくる。
今野 :ボランチでバランス取りながら戦っていました。後半大悟とのマッチアップは2回ともファウルを取られ完敗(まあハーフでですから)