2002.9.18 19:00-21:30
J1リーグセカンドステージ第四節
横浜Fマリノス対コンサドーレ札幌
<メンバー>
横浜Fマリノス
・布陣
左:開始、中:60分、右:99分
ウイル 坂田 ジロー ドゥトラ 奥 上野 ヒサ ナザ 中澤 波戸 エノ |
ウイル 坂田 奥 ドゥトラ 上野 オニク ヒサ ナザ 中澤 波戸 エノ |
平瀬 ウイル 奥 ドゥトラ 上野 オニク ヒサ ナザ 中澤 波戸 エノ |
・サブ
下川、三上、オニク、トノ、平瀬
・交代
50分 ジロー→オニク
99分 坂田→平瀬
コンサドーレ札幌
・布陣
左:開始、中:59分、右:92分
18曽田 16堀井 5ジャディウソン 20和波 15森下 4今野 7酒井 6大森 8ビジュ 32尽 1洋平 |
18曽田 16堀井 33松川 5ジャ 4今野 15森下 7酒井 6大森 8ビジュ 32尽 1洋平 |
9森山 16堀井 33松川 5ジャ 4今野 15森下 2田渕 6大森 8ビジュ 18曽田 1洋平 |
・サブ
21藤ヶ谷、2田渕、33松川、9森山、11磯山
・交代
59分 和波→松川
86分 酒井→田渕
92分 佐藤尽→森山
105分 堀井→磯山
<退場・警告>
横浜
札幌 今野、森下
<試合展開>
前半
後半
延長
22分 横浜 ハーフライン手前で得たFK。ナザがゴール前へフィード、ウイルがビジュを抑えて胸で後ろへ落としたボール。平瀬フリーで叩きつけてゴールへ飛びこみVゴール。1−0。
<試合結果・得点>
横浜 1 平瀬
札幌 0
<試合雑感>
マッチデー:坂田、トレカ:ナザ(毎回思うんですが、表紙と一緒にすれば良いのにとね)
セカンドステージ3連敗。最下位で迎えたホームの試合。アキが怪我で出れず、直樹のサスペンションは終りましたが、ウイルス性の風邪をこじらせてお休み。前節仙台戦と同じ布陣で行くかと思われましたが、少し布陣を代えて来ました。3バックの中央を波戸ではなく中澤が仕切り、トップ下にジローを置いて、ウイルと坂田のツートップを敷きました。前節スタメンデビューだった飯田はベンチからも外れました。
相手は、ファーストステージ終盤から連敗中で二度目の監督解任が行われた札幌でした。セカンドは広島、仙台と、連敗ストッパーの役を引き受けているので、この日はそんな事が無いようにと思って見ていました。
試合始まると、同じ布陣でがっぷりと合う感じでしたが、横浜が細かなパスワークで繋いでいきます。エリア近くに来ると相変わらずミスは多いものの、ミスったあとの切り換えが早く集中して攻撃に出て波状攻撃をしかけていきます。札幌は仙台ほど前からのプレスがきつくこないので、わりと楽にボールがもててパスを繋いでいきますが、シュートエリアでのミスが続いてなかなかビッグチャンスが掴めず時間だけが過ぎて行く展開でした。展開の中で、中澤からのロングフィードが出たり、波戸がヒサを追いぬいてくシーンがあったりと、うまく攻めて行きます。でも、最後の所を、佐藤尽やビジュ、健作に止められてしまいます。洋平と1対1のシーンも2、3度ありましたが、スーパーなセーブで止められて得点奪えずまま延長へ。
動き回っていた坂田に変えて平瀬が出て来て、得点のチャンスが失したと思ったのですが、その平瀬がVゴールを上げて、ようやくセカンドステージ初勝利です。
パスは回るけど得点の予感がしないのはこの日も同じでしたが、選手達の攻めへの意識が前の試合迄とは違っていたような気がします。ミスってもそれをカバーしようと走り回っていましたし、サイドからのクロスに、エリアに3人くらい走り込んでるのは前節までは見られない姿でした。前の選手を追い越して行く姿が、上野、奥、波戸、オニク等など何度も見られましたし、取られても取り返す姿勢が見られました。あとは早い時間に得点を出来るようにゴール前での集中力とシュート精度をもっともっと高めて欲しいです。シュートが枠に飛ばないのは、なんとかして欲しいですね。
<選手評価>
エノ:6.0 普通な出来。
中澤:6.5 ロングフィードはミスる場面もあったが、もっと出してもいいと思う。開始早々は少しばたついたが、中央も出来る幅の広さを見せた。
ナザ:6.5 スーパーなクリアをまた見せてくれた。得点に繋がったフィードはGOOD。
波戸:6.5 右ストッパーでしたが積極的な上がりとクロスは良かった。ミドルを決めて欲しい。
ヒサ:6.0 対面の和波との勝負は完勝。しかしクロス精度を更に上げて欲しい。逆サイドに行くプレイが1度有ったが、もっと見せると幅が広がるし、相手も嫌がる。
ドゥトラ:6.0 守備で少し軽いプレイがあったり、空けてるところつかれはしたが、上がった時のボールキーピングは見事。右足シュートを練習して欲しい。対戦相手は左切ってくるから。
上野:6.5 バランスの取り方が絶妙。洋平との1対1のシュートは惜しかった。DF二人の間をぬけて行くドリブルは久々に見た気がした。
奥:6.0 バランス取りながら前へ後ろへと動き回っていた。
清水:6.5 トップ下に起用。動き回って何処にでも行くプレイで相手を混乱に落とし入れる。負傷交代が痛かった。
坂田:6.5 スペースへ狙っての走り込みを99分間続けまくっていた。無理なボールもスピードと頑張りでキープ。
ウイル:6.0 前線の3人との絡みかたはうまく行っていた。シュートを吹かさないで枠に蹴って欲しい。
オニク:6.0 ボランチの位置から積極的に前に出てボールへの絡みを見せる。
平瀬:6.0 得点した事で、6.0。得点なしなら5.0の出来。簡単にボールを捌いていたが、もっと無駄走りをして欲しい。