試合観戦記

2002.9.7 19:00-21:00
J1リーグセカンドステージ第二節
横浜Fマリノス対サンフレッチェ広島 横浜国際

<メンバー>

横浜Fマリノス

・布陣

左:前半、中:70分、右:81分

ウイル 平瀬
奥 
三上 ドゥトラ 上野  ヒサ
  数馬  那須  中澤
 エノ
ウイル ジロー
ドゥトラ    ヒサ
奥   上野
三上 那須  中澤 オニク
エノ
ウイル ジロー 坂田
ドゥトラ
奥   上野
三上 那須  中澤 オニク
エノ

・サブ
下川、勇樹、オニク、坂田、ジロー

・交代
70分 数馬→オニク、平瀬→ジロー
81分 ヒサ→坂田

サンフレッチェ広島

・布陣

左:前半

茂木  中山
藤本       梅田
森崎和  森崎浩
服部 ビロング トゥーリオ 駒野
下田

・サブ
高橋、沢田、ミロ、

・交代
63分 梅田→ミロ
87分 森崎浩→沢田
90分 茂木→高橋

<退場・警告>

横浜  ヒサ
広島  藤本、ミロ、トゥーリオ

<試合展開>

前半
5分 横浜 左三上からクロス、下田パンチングセーブ
9分 横浜 セットプレイのクリアから、三上のフィードをヒサがライン後ろから走って、ヘッドで繋ぎ平瀬が下田と交錯しながらシュートはゴール左外へ
10分 広島 茂木のシュート、エノセーブ
10分 横浜 広島のコーナークリアからカウンターのチャンス。押上げ遅くて、広島にカットされる
11分 横浜 上野野ミドルシュート。下田キャッチ
15分 横浜 那須と中山がこぼれを競って両膝あたり、那須が悶絶。少しして立ちあがる
17分 横浜 ヒサの攻めあがりから、後ろに下げたボールをウイルがシュート。バーの上
23分 横浜 G正面のFK。奥が蹴ったボールはゴール左枠外
27分 広島 中山が右サイド流れていいクロスを数回あげる時間が続く
34分 広島 ハーフで藤本故意のハンド。主審はファウルの笛のみ。カード出ないのに上野が抗議
37分 横浜 ヒサイエロー。サンフのカウンター時にアフタータックル。
43分 広島 藤本イエロー。ドゥトラ倒す。主審は場所を3回指して連続ファウルで提示と説明。
44分 広島 ドリブルで藤本が突進。数馬の対応が遅れて、入って来た中山に那須と中澤引っ張られ、シュートに数馬とドゥトラタックル間に合わず、シュートを決められ、0−1。


後半
52分 広島 決定期。茂木?左サイドを二人かわしてからクロスを入れたのを、ファーサイドフリーでヘッド。エノキャッチ
53分 広島 ロングパスを中山ポストプレイ。藤本強烈なシュート。エノキャッチ
60分 横浜 ゴール中心にパスを左右に散らしながら回すがシュート打てず
62分 横浜 ウイルのシュートが相手に当たり、右CKドゥトラが蹴るが、ファーに流れて平瀬折り返しは相手に当たり、左CKドゥトラのCKはDFクリア
63分 広島 交代 梅田→ミロ
65分 広島 トゥーリオ イエロー(アフターチャージ)
67分 広島 ミロ イエロー(ユニ引っ張り)
69分 広島 茂木のダイレクトボレーシュート。エノが手に当ててこぼし、こぼれをフリーで藤本シュート。ポストに当てる
70分 横浜 選手交代 数馬→オニク、平瀬→ジロー (4-2-2-2へ)
75分 横浜 ボールは回るがエリア近くでミスが続きシュートまで行かない
78分 広島 茂木と那須が1対1のかたちで、茂木がシュート。エノがナイスセーブで左CKへ
79分 広島 ミロのCK。ファーで藤本ヘッドおりかえし、森崎浩フリーでヘッド押し込み。0−2
81分 横浜 交代 ヒサ→坂田 (3トップ)
83分 横浜 ドゥトラの縦パスを、カットしようとした服部の足に当たり、上野の足もとへ。上野が綺麗にシュートを決めて、1−2.(ボールをすぐに返そうとしなかった下田にウイルが当たりにいき少し下田が倒れて時間使う)
87分 広島 交代 森崎浩→沢田
88分 横浜 ジローのミドル枠外
90分 ロスタイム3分提示
92分 横浜 ドゥトラの左からのクロスは流れてゴールラインへ
93分 タイムアップ

<試合結果・得点>

横浜 1 上野
広島 2 藤本、森崎浩

<試合雑感>

 セカンドステージのホーム開幕が横国で行われました。開幕戦で直樹とナザがレッドカードを貰い出場停止。アキと波戸が怪我の為出れない状況でメンバー構成に頭を悩める結果となりました。監督の出した結果が上のメンバーでした。

 試合始まる前は、ブラジルデーと題して、ブラジル料理のお店がスタジアム入り口に設けてあったり、スタジアム内ではサンバ隊の踊りがあったりしました。HGHは急遽波戸とアキに代わって、整理券200枚はあっという間に無くなってしまったようでした。一応見て来て写真だけは収めて来て、波戸君のハッピーカードだけゲットすることが出来ました。試合前に前横浜市長の高秀さんへの黙祷が捧げられて、試合が始まりました。
 試合は、左サイドに入った三上とウイルとのコンビが結構スムーズにいってる感じで何度も左からクロス上げていきますが、平瀬やウイルにはあいません。ビロングの強いヘッドに押し返されてしまいます。ウイルが引きながらボールを捌いていきますが、平瀬はどうも自分の所へ来たボールしか捌かない印象で、相手選手へのチェイスもなく、前線からプレスをかけられなく無くなっていき、奥が前へ絡む事が少なくなって行きます。広島は、中山&茂木という若いツートップを使って前線で開きながらかうんた攻めてきます。数馬が高さでは勝てるのですが、早さではおくれる場面が見られて、少し不安になります。那須は中央でラインを高く保とうとか、ライン指示は良くやっていたと思いますが、数的不利や1対1を挑まれた時にラインをブレイクして出て行く動きが出来たり出来無かったりしていました。

 そんな感じで迎えた時間帯での失点は痛かったです。数馬の対応が遅れていましたし、那須は前に出れなかったのかなーと少し悔いが残る失点でした。中澤と那須は同じ動きをしてしまいましたしね。

 後半は、奥がボランチに下がり、ドゥトラが前に上がってったような感じに見えました。良い時間帯も有るのですが回しているだけでシュートまで行かないという感じが多かったです。広島の決定期をエノがなんとか防いでいるというのが多かったです。70分にようやく、全然駄目だった平瀬がジローにかわって、4バックに変更して点を取りにいきますが、こまかなパス交換ミスが響いて、なかなか点が奪えぬまま広島に2点目が入って万事休す。上野が意地で1点返しましたが、坂田の投入で3トップにした意味も薄く遅く、開幕から連敗です。

<選手評価>

エノ:6.5 決定期を何度も防いだ。2失点はエノのせいではない。
中澤:5.5 個人的には良かったが、那須をもう少しリードして欲しかったのと、セットプレイでの攻撃が少なかった
那須:5.0 ラインコントロールを身につけましょう。ラインブレイクはもう少し周りの選手と呼吸合わせて
数馬:5.0 1対1でやられすぎ、ヘッドだけ良くても駄目
ヒサ:6.0 あんまりボールが右サイドに来なかったのですが、来た時は積極的に前へのからみを見せていました
三上:6.0 左サイドへの起用に目処がついた働きでした。が、縦パスを簡単に相手に渡してしまうイージーなプレイはやめて欲しい
上野:6.5 中盤で後ろと前としきりにバランスとっていました。ゴールは見事
ドゥトラ:6.0 あの位置だと持ち味が活きない。サイドの方がベスト
奥:5.5 やはり怪我の影響は有るのかな?後半ボランチの方が効いていた
平瀬:4.5 スタメン失格。せめて前線からチェイスに行って欲しい
ウイル:6.0 しきりに動いてチームを活性化していた

ジロー:評価無し 個人でシュートに持っていく姿が見たい
オニク:評価無し 右DFに入る、守備にサポートに安定していた
坂田:評価なし 3トップとして登場。スピードは活かせず


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