試合観戦記

2002.03.31 15:00-17:00
J1リーグファーストステージ
横浜Fマリノス対ジェフ市原 市原臨海

<メンバー>

横浜Fマリノス

GK 榎本達
DF 直樹、中澤、ナザ
MF 波戸、上野、俊輔、奥、ドゥトラ
FW 清水(ジロウ)、ウイル

・サブ
下川、アキ、小原、久永、キジ

・交代
後半43分 上野→アキ、ウイル→キジ
後半45分 波戸→久永 

・布陣

前半、後半 3−5−2

ウイル ジロウ
     俊輔 
ドゥトラ   奥     波戸
    上野
ナザ 直樹 中澤
エノ

ジェフ市原

GK 櫛野
DF 中西、ミリノビッチ、茶野
MF 阿部、長谷部、村井、坂本、ムイチン
FW チェ、大柴

・交代
前半11分 ミリノビッチ→田畑
後半20分 大柴→羽生

・布陣

左:前半3−5−2、右:後半3−5−2

チェ 大柴
ムイチン
村井        坂本
阿部 長谷部
中西 ミリノビッチ 茶野
櫛野
チェ 大柴(羽生)
ムイチン
村井        坂本
阿部 長谷部
田畑 中西 茶野
櫛野

<警告>

横浜 俊輔、波戸
市原 阿部、チェ

<試合展開>

<試合結果・得点>

横浜 3 ナザ、清水、ウイル
市原 0

<試合雑感>

 臨海に行くのは久しぶりでした。アクアラインが少し値下げしたってことで行ったんですが、スイスイで走って行くことが出来ました。木更津降りてから市原まで行くのが少し長く感じられたほどでした。
 臨海へ車で行くの初めてだったので、いくつか駐車場が別れてると思って、最初はスタジアムまで一番近い駐車場に止めようかと思っていたんですが、木更津から走っていくうちに一番初めに見えた”下水道センター”へ車を止めて、そこから無料バスでスタジアムへ向かいました。
 10分もかからずにスタジアムに着いて、スタンドに上がると、天候も良くて暑いくらいの気候でした。選手達がピッチでアップをしている中、ゴール裏に有るスタジアム入場スタンプを押してもらって、SA席の自分の席を探します。まあまあな座席でしたが、A自由席の方が、1000円安い分メインスタンド端なのですが、ピッチに近くて。ちょっと席割おかしいなーって感じてしまいました。メインスタンドは結構な観客の入りだったんじゃないでしょうか?メインスタンド前の鉄柵には近くで選手が見たいというファンの女の子達が群がっていました。試合前の練習は毎回同じような感じでやっていますが、あんまり試合中に同じパターンになったところを昨年は見たことが無いので、試合中に見せて欲しいと思いました。でもゴール外しすぎるのは試合中には見たくないとも思いました。選手達がアップが終わって引き上げてきて、席に戻りました。

 試合ですが、最初の15分くらいにジェフに2回の決定期を作られて、あの決定期を決められていたら、こんな試合展開にならなかったんじゃないかなーって思いました。ウイルは、前節の東京戦よりも凄く引いてボールを貰って、預けて前へ行ったり、サイドに流れたりとして、東京のジャーンに結構抑えられた反省を活かして、あまり張っていずに動き回っていました。清水は、そのウイルの動きを見つつ逆サイドに動いたり、前線に残ったりとしていました。中盤は、俊輔は持ちすぎず簡単にやって、奥も良治もいいサポートの形でからんで行きます。パスミスが有っても、すぐに守備に皆が切り替えて行って破綻をきたさないような感じでやっていました。波戸やドゥトラも行きすぎずに、守備をきっちりやってからパス回しの中でスペースが出来て動いて貰ってと言うのが出来ていました。そして守備陣ですが、大柴・チェというやっかいな相手でしたが、引いて消えて出てくるチェに対して、中澤が行ったり行かなかったりして、確実に抑えるように神経使って、前半のフリーのヘディング以外はシュートをほとんど打たせていないんじゃないでしょうか?大柴も一度直樹が抜かれたシーンは有りましたが、それ以降は対応できていたと思います。
 前半のセットプレイからナザのヘッドを引き出して先制し、後半は相手に主導権渡す事無くパスパスパスで回しながらじっくりじっくり切り刻んでいくと思わせながら、チェがイエロー貰った直後のプレイから、ハーフラインから波戸がディフェンスラインにいた茶野の後に走りこむ清水へどんぴしゃりの左足ロングフィードで、清水のワントラップからのFマリ追加点を加えて、ジェフの心を引きちぎった感じでした。
 2−0となってから、筑波大出身のルーキー羽生君に危ない場面を一度作られかけましたが、それ以降はハーフラインゲームで、じっくりじっくりとFマリのパス回しが熟成して行く姿を見させてもらいました。後半40分頃には、俊輔〜波戸ダイレクト右足クロス〜ウイル右足ボレーと、昨年一年間思い出しても見たことの無いような素晴らしい得点場面を見させて貰いました。メインスタンドはスタンディングオベーションだったでしょう(Fマリ側は)波戸君は、クロスがすごく意識して上げているのがわかりました。いままでクロスだけなら飯田君の方が上と思っていたんですが、少し考え方を変えたほうが言いのかな〜出来るんだったらもっと早くやれって感じもしますけどね。清水の得点の時は、波戸君へエノや中澤、ナザが駆け付けてハーフラインで祝福していたのが、すっごく印象に残りましたね。
 少しづつスタメン選手達の意識がシンクロしてきてコンビが良くなってきました。交代で選手達を使うのも良いのですが、いまはスタメンを出来るだけ変えないでチームを熟成して行って欲しいと思っています。なかなかチャンスを貰えないベンチの選手達のフラストレーションは溜まるでしょうが、今後も少ないチャンスは有ると思うので、そのチャンスを活かして行って欲しいと思います。キジは2回くらいしかボールを触れなかった様でしたね。チェイシングはもっとうまくやれるようにしましょう。

 試合終了の笛が鳴って、挨拶後、岡田主審に俊輔がイエロー貰ったプレイについて、何度も確認していたのが目に付きました。マリノス選手がファウルをして、相手のFKの場面で、俊輔がボールを取って、ジェフの選手へ頭の上を越すくらいボールを浮かせて胸の中でキャッチしたプレイでイエローが提示されたのですが、ジェフボールを触った行為にたいして、どんな理由が有るにせよ、プレイを遅らすプレイと言う判定なのでしょうが、選手達にそれが伝わっていないのが見て取れた行為でした。同じプレイで清水もイエローを開幕戦で貰っています。しかし、この行為でカード出さない主審もいるので、その辺を徹底して欲しい所ですね。岡田主審は、Fマリ戦は今期2試合目の笛なのですが、相変わらず”岡田判定”が有るから、サポータや選手達から駄目だしされていますね。きっちりとした判定をしてもらいたい所です。いいお金貰ってるんでしょうからね。特別主審が毎節必ず笛を吹くとなると、J1−8試合中1試合は吹くわけで、年間15試合中3回以上は回ってくる計算で、溜息が出ますね。もう当たりませんように…。上川主審が今後3回も当たると思うとぞっとしていますが…(苦笑)

 試合が終わって、駐車場まで行くバスが2本しか来なくて、1本目が寿司詰め状態で移動して行って、2本目のバスに乗りこんだのですが、スタジアムを出たのが試合後50分経った、17時50分。選手バスも帰った後でしたよ。勝った後で気分良かったから待ちましたが、普通は待てない時間ですよね〜どう考えてももう乗る人いなさそうに待っていて、結局25分以上待って誰も追加の客いなくてスタジアム出たんですが、出発時間とか決めておかないとね〜。市原駅行きのバスはなが−い列がまだまだはけずに続いていたようですが、少ないからって蔑ろにされるのは、どうかなって思いましたね。駐車場についてから激しい雨と雷が襲ってきて、風で揺れるアクアラインを通りながら家路へ向かいました。

 

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