試合観戦記


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「 117+120+PK=疲労? 」
Jリーグ2ndステージ11節
2001.10.31
FC東京 対 横浜Fマリノス 東京スタジアム
19時キックオフ
 
スターティングフォーメーション。(数字は背番号。)
横浜Fマリノス FC東京

城11     ブリット9
俊輔10
ドゥトラ32                 平間15
アキ8    勇樹22

オム5   直樹3  波戸4

エノ16


    福田9
鏑木17   
小林成24               由紀彦14

下平5   浅利7
  藤山8   サンドロ3   山尾4   小峯6  

土肥1

45分(75分) 58分

城11     安永19
俊輔10
ドゥトラ32                 平間15
アキ8 勇樹22(上野6)

オム5   直樹3  波戸4

エノ16


    戸田29
鏑木17   
福田9               由紀彦14

宮沢25   浅利7
  藤山8   サンドロ3   山尾4   小峯6  

土肥1

101分 86分(112分)

城11     安永19
俊輔10
ドゥトラ32                 キジ17
アキ8  上野6

オム5   直樹3  波戸4

エノ16


戸田29
鏑木17   
榎本28               由紀彦14

宮沢25   浅利7
  藤山8   サンドロ3   山尾4   小峯6  

土肥1

サブ:下川30、小原25、キジ17、坂田29、上野6  サブ:小沢22、榎本28、宮沢25、小林30、戸田29
   
   
 


試合結果

横浜 1 対 1 FC東京
(前半 0対0 後半 1対1 延長 0対0)

横浜 分 俊輔 (アシスト:安永)
DFラインからの長い縦パス、城がポストプレイから、安永の足元落として、俊輔の上がりを見てヒールでボール繋いで、俊輔左サイドからGKの脇を抜くシュートで先制ゴール。

東京 分 鏑木 (アシスト:?)


試合展開 


試合雑感

 土曜日、ナビスコカップでジュビロを破って戴冠した勢いをそのままリーグ戦に繋げたかったんですが、痛い引き分けとなってしまいました。

 試合は、FC東京が怪我人続出のために苦しいメンバー構成で、いつものうちとの対戦の様に、べたっと引いてカウンター狙いのサッカーでした。しかしアマラオがいないことでカウンターがカウンターにならずにゴール前まで攻めこまれるシーンは前半はほとんど無かったです。
 しかし、横浜の選手はみんな足が重い印象でボールはキープ出来るんですが、前へ行く意欲に欠けているような感じで、ドゥトラは多少前に行っていたんでんすが、平間は全然前に行かずに、サイドに張っていた小林成を気にしていたのかもしれませんが、攻撃の枚数が全然足らなくて、俊輔、ブリット、城の3人で攻めてる感じで肝心な所に人がいない印象でゴールに結び付けられませんでした。

 そんな展開で気を吐いていたのが、直樹。前へ前へとドリブルで上がったり、がんがんに前に攻めて気迫を見せていました。しかしボールは高い位置まで来たと思ったら、直樹が待ってるのに、DFラインまでボールが戻ってしまったりと、チグハグな印象で、直樹も声を上げて怒っていました。

 後半はFCがメンバー交代などで少し攻撃に出て来ました、数少ないピンチをエノの好セーブで凌いで、チャンスを待ちます。そしてようやくエノからの長いボールを簡単に4本のパスで繋いで俊輔のゴールが生まれました。俊輔はバックスタンドに走って行って、飛び上がりながらガッツポーズを出す喜びようで、すごくゴールに喜びを表していました。これで行けるかと思ったんですが、得点後、勇樹と良治が交代して直後でした、なんでもない長いボールを、オムとFWがヘッドで競ります。エノは、待っていれば良いのに、ゴールを飛び出して競ってるところに行ってしまいます。エノ出るな〜と叫んでいましたが…。ヘッドで繋がれたボールはゴール前で他の選手に渡り、最後は鏑木がボレーでがら空きのゴールへ叩きこまれてしまい同点となリます。エノの動き、交代で入った良治のマーク受け渡しなど、失点に要因はありますが、この時だけ集中を欠いてしまいました。

 そしてそのまま延長へ。延長も直樹は気をはいて前へ前へと攻めて行きますが、ほんのちょっとのシュートコースのずれから得点にはいたりません。疲労いっぱいのまま勝ち点1を分け合って試合が終りました。痛すぎる引き分けでした。J2降格を争っている東京Vは勝ち点3を積み上げて、差は5から3となりました。残りリーグ戦4試合です。心の底から勝ちたい意識を全面に出して闘って欲しいです。


2001.11.4write by Rick