試合観戦記


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「 3人衆 」
ナビスコカップ準々決勝2nd−leg
2001.08.29
川崎フロンターレ 対 横浜Fマリノス 等々力競技場
19時キックオフ
 
スターティングフォーメーション。(数字は背番号。)
横浜Fマリノス 川崎フロンターレ

城11     ブリット9
俊輔10
ドゥトラ32                 波戸4
アキ8    良治6

ナザ7   直樹3  オム5

能活1

 
67分(80分)  

城11     ブリット9
俊輔10
ドゥトラ32                 キジ17
アキ8(ハユ20) オニク13

ナザ7   直樹3  波戸4

能活1


サブ:エノ16、坂田29   
   
   
 


試合結果

横浜 2 対 0 川崎フロンターレ
(前半 1対0 後半 1対0)


得点シーン

横浜 6分 ブリット (アシスト:ドゥトラ)
ドゥトラの左クロス。フリーで落下点に入り、ボレーで合わせ、ワンバウンドしたボールがネットに突き刺さる

横浜 50分 ブリット (アシスト:俊輔)
左サイド深い位置で波戸が塩川に倒されて得たFK。俊輔のニアへ蹴ったボールに、ブリットがキーパーより前でヘディングで合わせてネットに流し込む



試合展開 

0分56秒 左ドゥトラからクロス、ゴール前合わず
4分 フロン右CK今野 能活キャッチ
5分 左ドゥトラクロスGKキャッチ
6分 横浜先制1−0
10分 ナザDFラインからロングフィード、前が感じていずキーパーへ

12分 直樹相手FW足を引っ掛けイエロー提示(ナビスコでは1枚目)
15分 左サイドから俊輔がロングパス、城ヘッドで競り合うが負ける
16分 中盤の繋ぎで良治ミス、ボールを取られ独走を許し、1対1になりかけるが、直樹が追走してナイスタックルで奪う
20分 フロン右CK今野 能活キャッチ
20分 フロン阿部負傷交代 伊藤章入る
21分 ドゥトラ左サイド、3,4回の切り返しでDF置き去りにしてシュート。GK弾く、こぼれを良治ミドルはDFカバーし左CK。俊輔のボールはファーに流れる
24分 フロン遠めからFK、ゴール前で塩川合わせるがゴール枠外
26分 アキの綺麗な後方へのエンジェルパス。伊藤独走。直樹が追いついてタックルでボール取るが、冷や汗。
29分 左開いた城から、ブリットへ。真ん中空いたところへアキが突進するがシュート打てず
33分 中盤俊輔がボール持ってドリブルするところへ、フロン3人マークで何処までもついてくる。俊輔ボールはなした後苦笑い
34分 直樹が前に上がって、ドゥトラからクロスは合わず
35分 再びドゥトラのクロスはDFに当たり、左CK。俊輔蹴るが、DFクリア
39分 城がボールキープしてるときに、足を蹴られて倒れこむが笛鳴らず、ボール切って城タンカ。
41分 城、治療して戻る
45分 ロスタイム2分とって前半終了

後半
2分 俊輔のFK。ゴール前味方に合わず
3分 左俊輔のクロス。DF当たってこぼれだま、アキがミドル狙うが、キーパー胸に当ててからキャッチ
5分 波戸の受けたファウルから得点。2−0
8分 フロンロングシュート 能活前へ落としてキャッチ
9分 俊輔のスルーパス.アキが受けてシュートはキーパー弾く

11分 オムが右サイドを駆け上がり、中の俊輔へ、右からワンツーでライン近くまで入って、股抜きでDF一人交わしてPエリアを横へドリブル。シュートは打てず、城に流したところでオフサイド。
14分 観客6115人の発表
16分 フロン選手交代
21分 ドゥトラロングスロー、DFクリア
22分 オム、良治OUT キジ、オニクIN(布陣若干変更)
25分 俊輔倒し、フロンイエロー
27分 キジサイドで粘って右CK獲得。俊輔蹴り城ヘッドはキーパーキャッチ
28分 ブリット、中盤でパスだしした後に倒れる、オニクがキーパーまでチェイス(ブリットタンカで外へ)
30分 ブリットもどる
31分 キジが後ろへもどしたボールは、相手FW近くを通り、一瞬ひやっとする
35分 アキOUT ハユIN(ハユはボランチへ) 入ってからガンガンとプレスかける
37分 フロンシュートDFに当たり、能活割りそうなボールを追いかけるが、手に当てたが、CKに、左CKはキャッチ
38分 フロン、ハユ倒してイエロー
40分 出てこないフロンに対して、ラインでゆっくりボール回し(多少ばたついたが‥)
45分 タイムアップ


試合雑感

 ファーストレグを3−0で快勝して向かえた第二戦。台風の影響で1週間順延したことで見に行くことが出来ました。1週間前には名古屋に出張に行っていて、見に行けないとあきらめていた試合でした。(その代わり、ベイブリッジユースが見に行けなくなってしまったのですが…)

 この試合は、0−4で負けなければ準決勝進出と言うことでメンバーを若干落としてくるかと思われたのですが、土曜のリーグ戦と同じスタメンで試合に臨みました。試合内容的には、横浜の中盤でのパスミスが多くてそこからフロンの決定的なチャンスが数回あったのですが、それを直樹とナザの活躍で凌いで、ブリットの得点感覚良い2ゴールで快勝し、準決勝に駒を進めました。

 試合終了間際の後半40分くらいからの自陣でのバックパスやボール回しにスタンドにいた周りから不満の声が出ていましたが、リスクを負って攻めに行く時間帯では無いし、フロンも負けていても前線からプレッシャーをかけてこなかったので時間稼ぎをやるのが正解だと思います。もっと高い相手の陣地でと言う声も有りますが、それはそれだけ相手に取られる可能性も高いわけで、自陣で数的有利な所でボールを回すので良かったと思っています。ボール回しにばたついたのは、やはりキジ、ハユ、オニクと交代で入った選手が気の聞いたポジション取りが出来なかったのが原因かな〜と思いました。良治だったら、絶対に顔出すのにな〜という所に入れていませんでしたから…。それに、土曜のコンサ戦に終了間際に同点ゴールを叩き込まれたのを忘れてはいけません。リスクを負わないのが一番だと思いました。

 これで準決勝の相手が、グランパスに決まりました。9/26にアウェーの瑞穂、10/10にホームの三つ沢で行われます。三つ沢で試合が見られるのは嬉しいです。

 試合後、外国籍選手3人が肩を組んでマスコミ用に写真を撮られていました。この3人の活躍をこれからもみたいです。


2001.9.5write by Rick