試合観戦記


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「 ういっす!  byユタ 
サテライトリーグ
2001.04.08
清水エスパルス対横浜Fマリノス 三保G
14時キックオフ
 
スターティングフォーメーション。(数字は背番号。)
横浜Fマリノス 清水エスパルス

田原9  トノ7
本端11  平間10
勇樹6  原田8
後藤12 ハユ4 マル5 飯田2

下川1

山崎9 久保山10
鈴木達8 田中6
村松5   吉田12   高木7
谷川2 高木4 池田3

真田1

   
交代
後半0分 マル5 → 栗原3Y
後半0分 平間10 → 坂田15
後半22分 本端11 → 蒲谷14Y
後半34分 後藤12 → 片野13Y
後半7分 田中6 → 鈴木浩11
不出場 エノ16 不出場
羽田16 津田13 深澤14 杉山17


試合結果

 横浜 2 対 1 清水
 (前半 1対0 後半 1対1)

 得点者:トノ(横浜)、久保山(清水)、坂田(横浜)



 試合展開 

 今年3度目のサテの試合に行って来ました。
 アウェーなのですが、清水の練習グランドで試合は行われました。清水はグランドが移動したばかりで、何処にあるか場所が解らなかったのですが、清水のオフィシャルHPに地図が有ると言うことで、それをたよりに向かいました。天気が非常に良く、暖かい気候の中で清水に向かいました。

 清水のグランドの三保に到着。話に聞いていたように、”三保の松原”すぐに近くにありました。練習グランドは、サッカー場の大きさを正方形にしたような形で、メインとバックに、5−6列の見学席が有ります。メイン側がややサイドラインに遠い感じでしたが、それなりに見やすかったです。試合開始前にもエスパサポが続々と詰めかけて、メイン側のホームよりは結構満員になっていました。バック側にはエスパの綺麗な弾幕(去年のユースの頃にも貼ってあった)が並んでいました。

 Fマリの選手は、結構早めに出てきてアップを行います。ここで帯同してきたメンバーが解りました。先日マスコミなどで話があった、リパやレアンドロは連れてきていなくて、ユースの選手3人が入った16名で清水まで来ました。樋口さん、池田さんの指示でアップを入念に行っていきます。

 アップ中に通訳のパブロさんとともに、オシーが私服姿で現れて、あれっ?て思いました。オシーが来るなんて、去年はアウェーだろうがホームだろうが初めの頃は来ていなくて、今年も麻生には現れていなかったので、わざわざ清水に来るんなんてと驚きました。まあ、清水は古巣ですから、旧交を温めるためも有ったかと思いますが、サテ選手のモチベーションを上げるためには、一番効くと思うので、選手の士気は当然の様に上がりました。(上がって欲しいと言う願望が強いだけかも知れませんが…)オシーは試合中はベンチに座って見ていました(指示は樋口さんが出していました)

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 選手は、アップ中に背番号の付いたパンツをすでに履いていて、なんとなくポジションが解ってきます。ハユが4番を履いていたので、またDFだろうな〜なんて思いましたし、1−16の番号からスタメンが解って来ます。(栗原が3番でサブで後藤が13番でスタメンは予想外でした)アップが終わるとFマリ選手は一度ロッカーに戻って、ユニに着替えて戻ってきます。エスパの選手は、ほとんどの選手がベンチ前でユニに着替えを行いました。生着替え〜(^^)。池田昇平君のあまり筋骨隆々(では無い)体が露に(笑)ユニフォームに着替えて試合開始です。

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 スタメンメンバーは上記のようでした。
 Fマリは、4−4−2で、ユタとトノのツートップで臨みます。エスパは前日にJの試合でVゴールを上げていたはずの、久保山がスタメン10番で出場していました。結局フル出場でしたから、エスパも人がいないようです。GKは両チームともベテランで、本来はこんなところにいてはいけない二人だと思いました。20歳未満のプレイヤーが揃う中、最後尾から大きな声でコーチングをしていました。

 試合は、細かくパスを回す両チームの展開どおりで中盤のつぶしあいが続くような展開ではじまりました。ハユのセンターバックはサテの京都戦で良く無かったので心配していましたが、マルとのコンビで最後尾で押さえていました。右の飯田が前半13分に右から良いクロスを上げてユタがゴール前ヘッドでそらしますが、トノには合わず。再度同じような展開で19分に今度はユタがシュートを狙いますが、ゴール左へ外れます。清水は久保山が中盤まで戻ってプレスをかけながらボールを奪って前線まで走りまわっていました。ユタのマークには、U20代表で一緒にやっている池田昇平が付く事が多かったのですが、マッチアップは面白かったです。21分にユタにゴール前でボールをキープ、DFと縺れながら前に出したボールにトノが反応してフリーで真田が守るゴールに叩きこみ先制します。25分にアクシデントが発生、清水右からクロスをゴール前で弾いたボールを再びシュートに持って行かれた時に、久保山とマルがからんでマルが負傷、栗原が慌ててアップを行います。少し治療してマルは戻りましたが、後半には交代しました。
 試合は、清水が攻勢に出てきますが、34分のFKは下川が弾いて止めます。横浜も37分にゴールやや左でFKのチャンスを得ますが、後藤が蹴ったボールをユタにあわせてシュートしますが、DFはじかれ再度のシュートはオフサイドになってしまいます。前半終了間際、ペナルティエリアでボールを倒れこみながら書き出そうとしたマルの手にボールが当たり、清水にPKが与えられます。久保山が決めて、同点に追い突かれて前半が終了します。

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 後半になって二人選手を交代し、試合に臨みます。
モツが積極的に前に絡むようになり、5分のシュートはゴール上へ外れます。11分ハラディがタックルを受けて頭に足が入り痛がって転がりひやっとしましたが、少し治療して戻ってきて事無きを得ました。清水も13分に久保山がラインを抜け出して1対1になりますが、下川がナイスセーブで止めます。24分、ゴールやや右からのFK、ゴール前に上げたボールをヘッドで落としたのを勇樹が狙うが壁に当たり、再びこぼれをハラディがミドルで狙っていきましたが、クロスバーに当たり外れます。交代で入った坂田、蒲谷はFWの選手ですが、中盤の両サイドに開いて攻撃をしかけています。42分にハユが中央から左サイドのラインの裏へ走りこんだ坂田へナイススルーパスを通し、坂田が落ち着いてネットを揺らして2−1と逆転します。
 そのままタイムアップで、ようやくサテライトの(初ユニの)初勝利を上げる事が出来ました。

 

 

2001.5.7write by Rick