「 1トップへの道標 」 |
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練習試合 |
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交代 横浜 前半43分 城11
→ キジ17 ハレルヤ:(良く解らなかった) 試合結果 横浜 6 対 0 ハレルヤ 試合展開 開幕前最後の練習試合の相手が、韓国社会人リーグのハレルヤでした。ハレルヤは日本でキャンプを行い、各Jチームと5.6試合の練習試合をこなして日本ツアー最後の相手がFマリノスでした。パンフレットも作って日本に乗り込んでくる気合の入れようで、見学席は明らかにFマリの応援に来てるんではない人達も多くいました。土曜と言う事もあって見学席は満員で芝生の席もかなり埋まっていました。 水戸戦と同じくスタメンは2トップの3−5−2のフォーメーションで試合が始まっていました。ハレルヤはアップもそこそこに試合に臨んだはずなのに、試合開始から積極的にドリブル突破、ミドルシュートを披露して、攻めこんできます。横浜は後手後手に回り、風邪を引いて体調不良のオムに変わり出た数馬も勢いに押されてバタバタした印象でなかなかリズムに乗れません。守備ラインでボールを回そうにも前からボールを取りにきて、取ったボールから早くシュートを打つというハレルヤの攻撃陣に戸惑っているようで、些細なボールの繋ぎのミスからピンチを迎えます。ハレルヤは浦和や市原にも勝って乗り込んで来ているから挑戦者のつもりで積極的でした。 10分、ハレルヤの左CKからフリーのヘッドをぽ許して能活の後ろにボールが行きますがライン上で守っていたナオの足にあたり跳ね返ります、跳ね返りをシュートは右へ外れます。13分ナオが右サイドを進出、クロスを城がシュートするがDFに当たり、こぼれにはトノが追いつけず。24分、ゴール正面で俊輔のFK、ボールを曲げて壁の上抜くがGKキャッチ。34分ハレルヤの攻め、ゴール前でヒールパスからのシュートは能活がなんとかはじいて防ぐ。DF陣と能活との呼吸が合っていなくて、たびたび能活がPエリア飛び出してのクリアが見られました。能活はイライラしていたのかボールをうまく繋げない前線の選手に怒鳴り声でコーチングを繰り返していました。 前半は、攻撃の形がまったく作れないような感じでした。ナオは前の試合のような中へ切れこむドリブルもあまり見せずに(監督の指示かもしれませんが)サイドからセンタリングを上げるシーンが多かったです。俊輔は体調は良さそうですが、ボールを持つと囲まれてしまい、サポートも遅れがちで、ハユや良治、アキのポジショニングなどに課題が残った前半でした。トノと城のツートップもけっして調子は良さそうではなく、トノは相変わらず後ろに下がってきてるのですが、前へ行ったときに仕事が出来ずに、城とのコンビという面では機能していない印象でした。中盤からのパスが出てこない形ではそれも仕方が無いような気もしますが… 後半になって少し雨がぱらついてきましたが、ぱらついた程度で雨は本降りにならずに、天候は持ってくれました。風が少し出てきて寒さに震えながら見ていた後半でした。 後半5分、左キジの突破からクロス、ゴール前通過して逆サイドのナオヘ、ナオがフリーでシュートを放ちますが、それはゴールに飛ばず手前のDFの方に飛んで、ボールが当たってスローインに代わります.スローインからボールを繋いでキジからのクロスをトノがヘッドで狙いますが、DFがクリア。9分、ナオが右からボールを持って少し前線を少し伺います、ハユがラインの裏側へ素晴らしい飛び出しを見せて、そこへナオからのスルーパスが届き、右サイドフリーでGKと1対1になります。そのままシュートでもいいと思いましたが、逆サイドをフリーでゴール前に駆け上がってきたトノへパス。トノがなんなく決めて2点目を上げます。ハユはボールを早くセンターサークルへ持ちかえり試合再開を早くさせます。 この3点で、ハレルヤは少し意気消沈して全てのプレイへのモチベーションが少し弱くなった気がしました。ラフにも少しなってきたような気もしました。 15分にトノに代えてユタを投入。ユタは出てから積極的にシュートを放っていきます。ようやくシュートの感覚を取り戻したようでインステップにしっかり当たったシュートが見られるようになりました。ハレルヤのGKはユタのシュートを胸でキャッチ出来ずに何度も前にこぼしていました(それだけ威力が有るシュートを放っていた事だと思います) 32分には、キジが負けじと左サイドへ進出してドリブル、ストップ&ターンでDF二人を振って左サイドからシュート、すこし前へ出てきたGKの上を抜けて、逆サイドネットの内側にボールが転がり5点目が入ります。 開幕前最後の練習試合を6対0で勝ちました。試合後、選手達はハレルヤベンチに挨拶した後に、見学席にも挨拶に来てくれました。人数少なくても、サテのときも続けて欲しいです。選手は応援するファンあってのものだと思うから。 今年のJ開幕まで、1週間です。この戦術を洗練させて、細かな約束事を一つ一つ決めていって、開幕戦は前評判を覆すような戦いを期待しています。 2001.3.5write by Rick |