休憩所/サッカーのコラム


 第五話 『 3年ぶりのマリノス首位 』

 

 Jリーグセカンドステージ第8節三つ沢でアビスパを3対0と敗り、実に1162日ぶりの首位に立ちました。

 95年のJリーグ優勝以来、毎年良い位置までいきながらポイントとなる試合で敗れて首位の座に昇れず毎年3位というありがたくない名誉までマリサポの間では聞こえていました。ファーストステージも2度首位に立つチャンスは有りました。一度目は、ワールドカップ中断前に首位を走っていた川崎が敗れて、名古屋に勝てば首位に上がれるというチャンスを1対3で敗れ2度目は優勝をした磐田との山形での大一番、0対1と敗れて首位に上がるチャンスを失いました。

 セカンドステージはここまで浦和が好調で連勝を続けて、名古屋がそれに続き、その後ろにマリノスが続くと行った順位展開で、面白いことにこの3チームの対戦相手が順にマリノス→浦和→名古屋といった感じで対戦するので最初に対戦する我がチームとしては負けられなかったんですが、セレッソに痛い1敗を献上したと思ったら、浦和、名古屋にもいい試合をしてくれて助かりました。

 今後磐田や鹿島といったチームも順位を上げてきていますので怖いですが、マリノスとしては1戦1戦戦っていくしか仕方ないと思います。まだまだ半分を過ぎたところで今後も鹿島、清水、名古屋といった強豪の対戦も控えています。1戦1戦大事に戦った結果が、”横浜の年”最後を飾るマリノスの戴冠が待ち受けてると信じています。

 それに向かって精一杯声援を送ろうと思います。

                                                第五話終了

                                                1998/10/7