2000/10/ 6更新分
長いこと、ポルいじりネタをアップしてなかったですね(^_^;
でも、ポルいじりをしてなかったわけじゃないんですよ。だから、ネタがたまってます(笑)
んで、徐々に公開しますが、今回は結構大ネタ揃いです。名付けて、
「嗚呼、楽しきかなガレージライフ! -1-」
では、ごゆっくりと読んで下さいまし〜♪
その1.バッテリー交換
何か最近、バッテリーが弱ってきたなぁと思っていたら、突然、逝ってしまわれました(笑)
ある日、ポルに乗って出かけようとすると、セルがウンともスンともいわない。
「げぇ〜、バッテリーが完全放電してる!!!」
どうやら、室内灯を片一方だけ点けっぱなしにしていたようです。鉛蓄電池は、例え新品でも
一度完全放電させると交換した方がいいと言われています。というわけで交換に。
フロントのカーペットをめくって、スペアタイヤを降ろすと、バッテリーが出てきます。
右上の写真の黄色の矢印のボルトを外すと、バッテリーは簡単に交換できます。
お値段26,000円也。外車用のバッテリーって、日本車用と比べて結構高いんですよねぇ(T_T)
本当はボッシュ製がよかったのですが、近所の店になかったので、日本製のルーカスという
バッテリーにしました。
ちなみに、バッテリーの向こうに見えているのは、ブレーキのABSユニットです。
その2.シート交換
フロントのシートをレカロに交換しました。
「いつかはレカロ!」と思ってたところ、お店に
いい出物があったので、思い切って買いました。
SR-Zというモデルです。SR-2ベースで、バック
レストのショルダーがフルバケのSP-Gのように、
張り出しているモデルです。限定品(正規品)で
1脚16万円+シートレール1万5千円でした。
みなさんご存じと思いますが、911のシートの
センターとハンドルのセンターはずれています。
それを合わせるため、運転席側のシートレールを
3cmほどオフセットして作ってもらいました。
取付は難しくなかったですが、シートを室内に
入れるとき、サイドレバーがBピラーに当たって
折れてしまいました。追加で注文で1,000円也。
純正もレカロもシート本体はボルト4本で留まっていますので、取外しも取付も簡単です。
写真は...撮るの忘れましたm(_ _)m 純正を取り外すときに、パワーシートの電源コードを
外すのを忘れないようにして下さい。
座った感触はさすがレカロです。堅すぎず、柔らかすぎず、長距離乗っても全然腰が痛く
なりません。着座位置もノーマルよりは5cmくらいローポジションになりました。
ちなみに、僕の夏のボーナスは、「あっ!」という間に、なくなりましたとさ(T_T)
その3.シフトノブ交換
本革製の純正シフトノブのタッチにそんなに不満はないのですが、夏場で汗ばんだときに、
手がシフトレバーにひっついて、ちょっぴり気持ち悪いので、アイメック製のアルミシフト
レバーに交換することにしました。1万5千円也。
まず、コンソール先端のハザードや手動ウィングのスイッチプレートを外します(写真右下)
プラスチックの爪でとまってるので、そのまま引っ張れば外れますが、丁寧にやらないと爪が
折れます。プレートが外れたら、黄色い矢印のところにあるネジを2本外します。
リアのカセットケースの後にある小物入れのゴムマットを剥ぐと、隠しネジがあります。
それを外すと、小物入れの下にネジが2本あるのでそれを外します。
サイドブレーキ周りのプラスチックプレートを外すと、矢印の様に6本のネジがあるので、
全部外します。最後に、シフトノブの頭(1)のプレートを外し、ノブの首根っこ(2)に
カッターで切れ込みを入れます。そのまま思いっきり引っ張ればシフトノブがすぽっと外れ、
それでやっと、コンソールとシフトブーツを一緒に外すことができます。
「外れます」と言ったものの、「おら、おらー」といくら引っ張っても外れませんでした(笑)
しょーがないので、途中で真っ二つに切り離して、やっと外す事ができました。
外したあとの、レバーにはビニールテープを2巻きくらい巻いておきましょう。
アルミのノブを、取り外したブーツに目一杯押し込んでゴムで止め、6角ネジのところに
切れ込みを入れておきます。レバーにノブを差し込んで、6角ネジを止めれば、終了!
「ん? ちょっと待てよ。 これって間違ってない?」
と思ったあなた、正解です。実は、ブーツを先にレバーに戻して、ルーズソックスみたいに
弛ませておいて、アルミノブを6角ネジで取付てから思いっきりブーツを引っ張り上げると、
わざわざブーツにネジの切れ込みを入れなくてもすみます。僕のとは手順を逆にするのが、
正解なんです。説明書はしっかり読みましょう(笑)
左の写真がノーマル、右の写真が交換したアルミノブです。見た目は、アルミノブの方が
絶対に格好いい〜♪ タッチもアルミノブの方がいいです。
ただ、純正と違って、手が汗ばんだときに滑ります(^_^; いつもグローブして運転するわけに
いかないし、まあ、僕的には手にひっつくよりはいいかなぁと思ってます。
その4.マフラー交換
NAの964のマフラー取り回しは左図のように
なってます。エンジンから出た6本のエキパイが
ミッションの後部で、1本の排気管になって、
1.触媒、2.サブマフラー、3.メインマフラーを
通って排気されます。今回は2のサブマフラーを
B&B製に交換しました。個人売買で買った中古
です。触媒ストレートとセットで5万円也。
まず、車をジャッキアップして馬をかませます。それから、エンジン下のアンダーカバーを
外します。アンダーカバーは、14本のボルトと、1個のナットで止まっています。
911のマフラーの接合部は金属製のOリングを接合部に挟んで、リングで止めるような構造に
なっています。薄いパッキンとは違って金属製のOリングは再使用可能です。
事前の情報では、サブマフラーの両端のリングとマフラー本体を支えているブラケットを
外せば、そのまますっぽり抜けるという話だったのですが、バンパーに当たって外れません。
そこで、触媒を外し横から引き抜くことにしましが、思えば、これが悪夢の始まりでした。
触媒に付いているO2センサーを外そうと思いっきり力んだら(写真左)、なんとO2センサー
が根本からポキッと折れてしまいました(写真右)
「なんてこった〜!!!!!!!」
考えてみると、センサー本体は付けたまま、エンジンルームのO2センサーのコード接続部を
外すとか、メインマフラーを外して、メインマフラー側から引き抜くとかすればよかった(T_T)
泣いてみても元には戻らないので、作業は続行(笑) 触媒を外し、見事、サブマフラーを
引き抜くことに成功しました。右の写真の上がサブマフラーで、下が触媒です。
サブマフラーも触媒もスゲー重いこと、重いこと。両方で30kgぐらいあると思います。
マフラー交換は性能アップと軽量化という一石二鳥の効果があるようです。
サブマフラーがあった所に、ストレートマフラーを入れてブラケットとリングを止めます。
マフラーと言ったものの、ただの直管パイプです(笑) 排気効率が悪いはずがない(爆)
写真左が、交換後の写真です。1が今回交換したストレートパイプ、2がメインマフラー、
3はかの有名なヒートエクスチェンジャー(ヒーターパイプ)です。
アンダーカバーを取り付けるときは、写真右で指さしている所に一カ所だけあるナットを
最初に止めます。それから、周りにあるボルトを止めていくと簡単に付けられます。
ジャーン、写真左が「くるま工房なかじ家」の風景です。楽しきかなガレージライフです。
写真右は、近所に住んでいるしんちゃん@ニャジラ号のオーナーです。何か手伝ってるような
感じがしますが、実は冷やかすだけ冷やかして帰っていきました(笑)
触媒を再度取り付けようとがんばりましたが、折れたO2センサーのネジ山が残っていて、
それがどうにもこうにも取れないので再使用をあきらめ、取り敢えず触媒ストレートパイプを
使うことにしました。ストレートパイプにもO2センサーが必要なので、次の日O2センサーを
買いに行きました。な、何と21,900円也。自分のまいた種とはいえ、痛い出費でした。
マフラーを交換して、まず、音が好みになったですねぇ。ちょっとこもった低温と金属質な
中高音が程良くミックスされていて、いい感じです。それに、ずいぶんと軽量化に貢献してる
はずだし、何よりも5千回転以上の伸びが良くなりました。マフラー交換した後に僕の車を
運転したいわたさんと別館管理人のおおはしさんも同じ事を言ってました。気休め程度と
思っていたのですが、思ったよりも効果があるようです。
その5.カーナビ取付
「何ですとぉ〜! 911にカーナビですとぉ!! 必要ないんじゃない?」
と、お嘆きの方もいらっしゃるとは思いますが、遠出をする予定があったので、BMWに付いてる
カーナビを911とBMWのどちらでも使えるように移植しました。 準備するものは、
1.モニター、2.配線一式、3.GPSアンテナ
です。これだけを911に取り付けておいて、ナビ本体だけを積み替えるという仕組みです。
モニターと配線とアンテナで11万5千円也。
ポータブルタイプだと設置の手間が省けますが、一度配線をしてしまうと積み替えの手間は
変わらないし、性能と見やすさという点では通常のナビの方が一枚上手です。
まず、本体の設置場所をトランクと決めて、
トランクと車内との配線の通り道を確保します。
あちこち探しましたが、配線が通るような穴が
なく、新たに作ることにしました。
助手席の足下から上を覗くと、ヒーターの
吹き出し口があります。そこを黄色線のように
3カ所カットして、配線の通り道にします。
実は、これがなかなか厚いプラスチックで、
ニッパで切り取ろうと思いましたが、役不足で×
んじゃ別の手ということで、熱したハンダごてを
押し当てて、熱で溶かして切り取りました。
車内から配線を通すと、ヒューズボックスの
後あたりから配線が飛び出してきます。
実はここ、トランクのウェザーストリップ(ゴム)の外側なんです。ゴムの上を通すのは、
配線が圧迫されて危険なので、仕切り版を(指さしている部分)を金ノコで切ってペンチで
曲げ、配線の通るトンネルを作りました。その上から、ウェザーストリップをかぶせたら、
あらまぁ美しい!(笑)
本体を設置する前に、車内側の配線を先に済ませてしまいましょう。ACC電源、常時電源、
マイナスアースをつなぐと、最大の山場はスピードセンサコードへの配線。スピードセンサの
コードはスピードメーターのところに来ているので、そこにつなぐことにしました。
メーターを外すため、細いマイナスドライバの
先端にビニールテープを巻き、おもむろに時計と
メーターパネルとの隙間に突っ込みます。
911のメーターはただ単に押し込んであるだけ
なので、ドライバで周りをじわじわとこじれば、
時計が浮いてきます。ある程度浮いたら、あとは
手で引っ張れば時計が外れます。
時計が外れたら、時計の付いていた穴に手を突っ込んで、裏からスピードメーターを押して
あげましょう。ゆっくりですよ、ゆっくり(笑) 一気にやると、メーターの周りに付いてる
ゴム製のパッキンが破れてしまうことがあります。
スピードメーターが外れたら、スピードメーターの裏につているコネクターを外します。
スピードメーターに来ている配線の中で、白地に赤ラインが入ったものがスピードセンサの
信号が来ているコードです。スピードシグナルはデジタル信号できています。
ここが外れると大変なことになるので、しっかりとハンダ付けしました。
メーターパネルの裏側からトランクへの配線は
右端の燃料と油量のコンビネーションメーターを
外し、本体配線とは逆の運転席側からトランクに
通すことにしました。
メーターを外すと穴の向こうにトランクの中が
見えるので、本体配線のように穴を開ける必要は
ありませんでした。
本体とスピードセンサの配線をカーペットの下に隠しながら、トランクの一番前までもって
きます。DVDのナビ本体はL型ステーを使ってカーペットの裏からボルト・ナットで止めます。
GPSアンテナは本体の近くがよかったので、ワイパーの間に設置しました(マグネット)
シートをレカロに換えてからノーマルより着座位置が低くなったので、モニターがダッシュ
ボードの上に置くオンダッシュタイプだと、視界を遮るような気がしたので、インダッシュの
画面が飛び出してくるタイプにしました。使わないときはしまっちゃえますしね(^_^)
TVチューナーのアンテナはリアガラスに内側から貼りつけるタイプにして、チューナー本体は
助手席の下に、モニターは汎用ラックに入れてグローブボックスに下からネジ止めしました。
電源を入れると、無事画面がでてきて取付終了! これで知らない処へ遠出しても大丈夫!
その6.ホイール交換
ひょんな事から、カップカー用のホイールが手に入りました。フロント8J、リア9.5Jで
今付いているターボ用のフロント7J、リア9Jよりも少し幅が広いものです。もちろん、
ポルシェAG純正品のスピードライン社製です。4本で何と破格の10万円也。
左は、ホイールを交換するのにジャッキアップしたところです。リアヘビーの911は、リアの
ジャッキポイントを持ち上げるとフロントも持ち上がることがわかりますね。
右は、しんちゃんからスペアを借りて付け替えたところ。黒いボディーに赤いホイールって
以外に似合ってると思いませんか?
中古で4本20万円の相場のカップホイール、
4本10万円の破格値には訳がありました。
元のオーナーは本物のカップカーでレースを
してたそうで、無惨にも青と赤に塗り替えられて
いました(>_<) 実物を見るまでは、何とかなる
だろうと軽〜く考えていましたが、実物を見た
瞬間に頭が痛くなってきました(笑)
こうなった以上は覚悟して塗装するしかない! という訳で、まずは塗装の剥離からです。
剥離剤を買ってきて、ハケでぺたぺた塗ります。暫くすると、塗料が浮き上がってくるので、
ヘラとワイヤーブラシを使ってでこそぎ落としていきます。
こう書くとすごく簡単ですが、1回で剥離する量が少ないので、何度も何度もその作業を
繰り返します。
右の写真は純正の証である幅とオフセットと合金の成分表示が現れたものです。
あとから塗った青い部分だけを都合良く剥がすことができないので、元々のシルバー塗装も
剥がさないといけなくなりました(x_x) 下地が出てピカピカになるまでがんばりましたが、
ご丁寧にホイールの内側まで青に塗ってあったのと元々のシルバーの剥離もしたので、結局、
使った剥離剤は4Lあまり。剥離剤だけですでにもう2万円也。
ここまで綺麗にするのにメシと寝る時間を除いて丸々2日間かかりました。はぁ〜疲れた。
塗装にはいる前に、下地処理です。塗装屋に言わせると、下地で出来が決まるらしいです。
塗料は水分が入ると極端に仕上がりが悪くなるので、コンプレッサーからのホースにフィルタ
を2重にかませて、絶対に水分が入り込まないようにします。
次にサーフェーサーを吹きますが、一度吹いて、乾いたら#400の耐水ペーパーで研いで、
また吹きます。これを3回繰り返し、最後は#800で仕上げました。
マスキングはエアバルブの穴とホイールの取付面です。 何色に塗ろうか迷ったのですが、やはりシルバーが一番964らしいという結論になりました。
真っ赤なホイールにしようかと一瞬思ったのですが(笑)、やめました。でも、ポルシェの
純正色じゃあまりにも芸がなさすぎるので、Mベンツのアストロ・シルバー・メタに決めて、
最終仕上げが簡単(磨きがいらない)なので塗装の種類はウレタン塗装にしました。
シルバーを少し塗って、指で触っても少しベタつくくらいまで乾いたら、次のシルバーを
重ね塗りしていきます。それを7回繰り返しました。
これで終わりではありません。メタリックは最後にクリアーを塗らないといけないんです。
クリアは通常2〜3回塗りですが、傷つき易いところなので、5回塗りしました。
1週間そのまま乾燥させて、タイヤを装着してバランスを取ってから、いよいよ取付。
フロントは以前と同じオフセット55mmで、幅が7→8Jで1インチ大きくなってますから、
ホイールの外面は外に、内面は内に1/2インチ(13mm)ずつ出ます。う〜ん、ツライチ。
リアは見た目は以前と変わりません。オフセットは55→68mmで、幅が9→9.5Jですから、
外面はそのままで、内面は内に1/2インチ出ます。ツライチじゃないけど、まぁいいか...
と、思ったのもつかの間、いざ、試運転とおもったら、
「キャ、キャ、キャ、キャ〜」
という、ゴムが擦れるような音が...
「ん?」
リアタイヤを外してみると、写真の黄色い矢印のところにタイヤが当たった跡が付いてます。
あまりにも、内にホイールが出過ぎて、タイヤがフェンダーの内側に接触したようです。
しょうがないので、25mm厚の純正アダプターを買ってきました。これを付けると、元々の
ホイールと比べて、ホイールの外面は1インチ、内面は1/2インチ外に出ます。よくよく、
箱を見ると、何と996品番。名付けて水冷アダプター(笑) 少しは冷えるかな? 3万円也。
アダプターにはラグナットが別に必要なので10個買ってきました。@900円也。
アダプターのツラからナットが飛び出していますが、ホイールの方に逃げ(上のマスキング
の写真を見て下さい)があるので、問題なくはまります。あとから聞いた話では、レースでは
スペーサーの厚さでセッティングを出すことがあるそうで、色々な厚さを選べるように、
ホイールのオフセットをできるだけ大きくしてあるとか。
ここまでくるのに、延べ一週間あまり。塗装を
途中で投げ出すわけにはいかず、仮病を使って
仕事を2日間ズル休みしました(笑)
まあ、紆余曲折ありましたが、無事に前後とも
ツライチにすることができました。走行安定性は
あまり変わりませんが、コーナー入り口の挙動が
僕好みのクイックになったように感じます。
<今回の教訓>
人間やめますか? ポルシェやめますか?(爆)
更新のため支払い明細とか色々と取り出して見てみると、今回扱った分だけでも使ったお金は
合計757,900円也でした。でも、必ずしも必要ないものばかりで、どうしても必要だったのは、
バッテリーの26,000円だけ。ということは、その他はまたもや悪い病気(車いじりたい病)が
再発したということなんだろうな...
でも、ポルシェは絶対やめられないから、人間やめるしかないな(笑)