新記事&コラム - 2001/3


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ひとことコラム
相変わらず携帯電話の話題があまりないので、通信関連ということでマイラインの話でも書いてみたいと思います。ご存じの方も多いでしょうが、現在までのマイラインの登録シェアはNTTグループの圧勝と言っていい状況になっているそうで、ここでもNTTのブランドは絶大な力を発揮しているようです。KDDIや日本テレコムは、劣勢を巻き返すべく値下げ・新サービスの提供を発表しましたが、NTTグループも追随してくる可能性も高いわけで、差別化ができるのかは疑問です。特に単なる値下げの場合、ユーザーはいずれNTTグループが追随するだろうと考えがちだと思います。割引サービスも割引率ではどこも似たようなものですし、安い料金を求めるならTTNetやフュージョンコミュニケーションズもあります。ではKDDIや日本テレコムはどうするべきなのか?と考えると、私は携帯電話の料金競争で培った、差別化の商法を使えばいいんではないかと思っています。例えば、市外料金の距離区分や課金単位を微妙に変えたりしてNTTグループとの直接比較を難しくし、自社が最も安くなるパターンで宣伝をするという、見方によってはちょっと詐欺っぽいやり方ですが。(^^;) あと、学生は半額とか(これは冗談)。携帯電話の料金サービスと比べると、まだまだ工夫が足りないなあという印象を持っています。実現不可能なら仕方がないですが、旧KDDの市外電話では1円単位の課金もあったので、その気になればできることもあるんじゃないでしょうか。
(2001/3/28)

ここ一週間くらい、キャリアからのプレスリリースがあまりない状態が続いています。503iもメーカー的には揃ったという印象だし、束の間の静寂の時を迎えたような、そんな感じです。でも、海外ではCeBITという大きなイベントが開かれるようで、その関連の話題がいくつか出てきています。そのニュースを読んだりして感じるのは、日本の携帯電話業界は特殊は構造なんだなということです。というのは、日本では、新製品の発表や新しい規格の制定はキャリア主導で行われますが、日本以外の多くの国では、メーカー主導で行われるのが普通のようだからです。海外ではキャリアとメーカーが完全に独立していて、SIMカードの交換で簡単に機種やキャリアが変更できるという事情がありますので、自然とメーカーが主体になるのだと思います。キャリアに縛られることなく、自由な端末を開発できるという面ではメーカー主体の方がメリットがあるのですが、日本のようにキャリアが主体になるのも悪い訳ではないと思います。特にiモードに関しては、ドコモがメーカーやコンテンツホルダーをうまくまとめ上げたからこそ、ここまで成功したと言っても過言ではないでしょう。そのドコモが今回CeBITに初出展するらしいのですが、いったいどんな展示をするのでしょうね。多分iモードの紹介がメインになるのでしょうが、日本の成功例を自慢するだけの展示にはなって欲しくないです。それぞれの国の事情にあわせたiモードサービスを提供するという、ドコモの世界戦略のようなものが垣間見れたら素晴らしいと思うのですが。
(2001/3/22)

J-フォンが携帯電話に3Dポリゴンの表示機能を搭載することを発表しました。今までの流れからいくと、このようなことも予想できる範囲なのですが、実際発表されると、本当に携帯電話でそこまでやるの?と思ってしまいますね。なんだかどんどんゲーム機に近づいているような。(^^;) また、あまりに多機能になりすぎると端末の値段も上がりますし、人によっては全く使わない機能が出てきたりしますが、そのへんはJ-フォンも考えているようで、今後の端末はハイエンドモデルと普及モデルの2種類に分ける方針のようです。携帯電話の進化の方向が、今までの高機能化一直線からいろいろな方向に向きつつあるということかもしれませんね。例えば普及モデルは、より簡単に、誰でも使えるという方向に進化することも考えられます。ボタンの長押しの廃止、メールの基本的な操作方法の統一、音声認識機能の向上など・・・。高機能化を追いかけるのに疲れたユーザーが、別の魅力を発見できるような端末を是非開発して欲しいと思います。
(2001/3/17)

先週の金曜日に発売になったSO503iですが、いろいろなサイトの使用レポートを見てみると、デザインについては個性的という評価が多いみたいですね。まあ、ある意味当然かなとは思いますが、私としては、使い勝手の面からもっと評価されてもいいのではと思っています。SO503iのデザインは決して奇をてらったわけではなく、画面の大きさと開いたときの持ちやすさの両立を考えて生まれたんではないでしょうか。配色がちょっと変わっているからかもしれませんが、このデザインが個性的で片づけられてしまったら、折りたたみ携帯電話のデザインはみんなN503iみたいになってしまいます。(既になってるか(^^; ) それよりもSO503i(というかソニー端末全般ですけど)の問題は、待ち受け時間の短さでしょう。PDC方式では300〜400時間が当たり前なのに、SO503iは大容量バッテリを積んでいるのにも関わらず210時間です。しかもこれは折り畳んだときの数字なので、画面を使っているときはTFT液晶の消費電力が加わってさらに電力消費が加速することは容易に想像できます。購入予定の人は注意しておいた方がいいでしょう。
最後に、ちょっと蛇足ですが・・・今回、SO503iはD503iよりも早く発売されましたが、にもかかわらず相変わらずbyシリーズですね。ドコモは新聞での意見広告で自由な競争環境を訴えていましたが、ムーバシリーズとbyシリーズに分けているのは、メーカー間の自由な競争を阻害していることにはならないんですかねえ。(^^;)
(2001/3/12)

2月末現在の携帯電話/PHSの加入者数速報が発表になりましたが、やはりというか、DDIポケットが引き続き大幅な減少を続けています。feelH"端末はそれなりに売れていると思うんですが、それ以上に既存のユーザーのキャリア変更が多いということでしょう。メール料金の思い切った値下げも、加入者数の減少を何とかくい止めようとする施策の一つなんでしょうね、きっと。で、DDIポケットから去っていったユーザーはいったいどのキャリアに流れているのかと考えてみると、一番可能性が高そうなのはauですね。PHSを使う理由としては、「音がいい」「基本料が安い」というのが大きいと思うのですが、PHSをやめた人が携帯電話に流れるとして、この条件に近いのがauのガク割でしょう。学生でDDIポケットを使っていた人は、auのガク割にかなり吸い取られているのではと個人的には思います。しかし、auとDDIポケットは、同じKDDIグループな訳です。グループ内でユーザーの取り合いをしても、あまり意味はないように思いますが・・・(^^;) ドコモのPHSは純増を保ってますし、KDDIもグループとして携帯電話とPHSのユーザーを共に増やしていくことを考えなければならないのでは?
(2001/3/7)

ここ何日か、新聞にドコモの意見広告が載っていますね。内容を見る限り、ドコモに対する規制強化を牽制しようという意図のようです。また規制回避のために家族割引の割引率拡大や通話料の値下げも行う方針のようですが、私が見た新聞記事では、各キャリアの通話料金を比較した場合、既にドコモが一番安いことになってました。これを素直に受け止めれば、一番安いのにさらに値下げをするということになりますが、これはもちろん比較の仕方がいろいろあるからで、どのようなプランで仕方するかで結果は全く変わってきます。それでもドコモの料金がかなり安くなってきているのは確かで、ドコモ以外のキャリアはドコモの値下げに追随していく体力はあまり残っていないと思います。今回のドコモの値下げにも、他のキャリアはあまり有効な対抗策を打ち出せないかもしれません。そうすると、安くなったドコモにさらにユーザーが集まりますよね。なんかドコモに対する規制強化ってのは、実はドコモにとっては痛くもかゆくもなくて、逆に他のキャリアを窮地に追い込んでいくだけのような気がしてきました。
(2001/3/5)

3月です。この時期は、ひと月が本当に「あっ」という間にすぎてしまう感じがしますが、3月も年度末ということで、多忙な日々を送る予定の人も多いのではないでしょうか。入学や就職で、新しい土地へ引っ越しの予定なんて人もいるでしょう。こういうときは、携帯電話の各キャリアにとって勝負時でしょうね。環境が変わるのにあわせて機種変更やキャリア変更をする人を狙ってか、新機種の発売や新サービスが続々と開始されます。そんな中で各社の目玉を探ってみると、まずドコモはN503iでしょう。デザインがあまり変わってないのが気がかりですが、その分中身がさらに充実しているに違いありません。また、今後発売予定のSO503iは、液晶や音源の面で久々に他キャリアを超えるスペックを持っているようです。auはパケット料金がお得になるサービスの開始と、全国の多くのauショップで契約地域に関係なく自由に機種変更ができるようになる点に注目です。違う地域へ引っ越すと、機種変更などに支障をきたすことは良くある話ですが、この点で遅れをとっていたauが一気に挽回です。J-フォンは今月から続々発売になる新機種で、ツーカーは人気のPとEZweb@mail対応機種で勝負といったところでしょう。あと、ツーカーの「ボイコレ」と「エンタメトーク」というアイデアもののサービスが意外とおもしろそうです。
でも、ちょっと気になるのは、最近の機種変更価格が高くなっていることです。N503iは、ついに3万オーバーのようで、社会人以外はなかなか手が出ない価格になってしまいました。最近、機種購入時の学割が流行っているのが納得できますね。
(2001/3/1)



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