新記事&コラム - 2000/4

気になる情報 ドコモ IDO J-PHONE ツーカー


ひとことコラム
J-フォンが東日本/西日本/東海の3社体制になることが決まりました。J-フォン9社の一部組織統合については、デジタルツーカー6社がJ-フォンになったときから検討しているという話がありましたが、実際に合併するのはW-CDMAが開始される頃だと個人的に思っていたので、ちょっと驚きです。それに東海だけ単独で残りましたが、そんなに東海圏って特殊な地域ですかねー?(^^;) まあ、J-フォン東海が好調だからってのもあるんでしょう。合併することによるユーザー側の一番の関心事は、従来のサービスが新会社に引き継がれるかどうかだと思います。この点について、J-フォン関西のホームページにQ&Aが載っていますが、まだどうなるか決まっていないようですね。サービスのうち料金プランについては、基本的に各社の類似プランのうち安いプランにあわせてくれれば文句は出ないと思いますが、はたしてうまくいくんでしょうか。気になるところです。
(2000/4/26)

J-フォン東京がメール料金を一部値下げします。ロングメールサービスの値下げが主ですが、やっぱり月額500円では高くて、あんまり加入する人がいなかったんでしょうか?でも個人的には、ロングメール送受信料とか、Jスカイウェブのアクセス料金の方をもうちょっと安くして欲しいんですが・・・。もちろん一律に安くしてもらうのが一番いいのですが、通話料と同じ考えで、基本料金は高いけど一通あたりのメール料金やウェブアクセス料金は安いといったプランはできないのでしょうか。今後、通信料金がキャリアの収入源の多くを占めるようになれば、このような料金体系は必須だと思いますが。
(2000/4/24)

ドコモのiモード問題、新聞やテレビニュースでも取り上げられるほどの大きな話題になってしまいましたね。対応策としてiモード機の出荷台数を抑えるとのことですが、これによってユーザーや販売店にどのような影響が出るのか、またドコモ全体の加入者純増数にどの程度響くのか、注目されるところです。ただし、私の中では新DDIがIMT-2000で採用する無線方式の方が注目度が高いですが。(^^;) まだまだ迷っているようですので・・・
(2000/4/20)

ドコモに続き、J-フォンもIMT-2000の事業申請を行いました。内容は今まで伝えられていたのと大体一緒で、東海と関西地区では、ドコモとほぼ同時期にサービス開始となりそうです。さて、ここまでは誰もが予想していたとおりの展開だったのですが、次に申請するであろう新DDIについては不明な点が多く、しかも申請内容によってはクアルコムが4社目として申請する意志を見せています。いったいいつ新DDIが申請するのか、その内容はどうなるのか、場合によっては新たな日米摩擦発生の火種となるだけに、注目度はかなり高いです。一方、単なる一企業なのに国際問題にまで発展するかも知れない重圧を背負わされてしまった新DDIさん、ちょっとかわいそう。
(2000/4/19)

JR東日本が、心臓のペースメーカーに与える影響を心配して、ラッシュ時には携帯電話の電源を切るようにお願いするようになりましたが、キャリア側はこれについてどう思っているのでしょう?今までとは異なり、はっきりと電話機から発生する電磁波を理由にしているわけですからね。病院などで規制されるのとは違い、毎日利用する人も多い場所での規制は、キャリアにとってもダメージが大きいと思うのですが・・・
こういうことになったのも、電磁波の影響が未だはっきり解明されていないからでしょう。今までもいろいろ言われてますよね。携帯電話をガソリンスタンドで使うと爆発を誘うとか、携帯で長電話していると脳に悪影響があるとか。まあ実際はほとんど心配ないんでしょうけど、こういう話がなくならないのはキャリア側の努力不足の面もあると思います。キャリアは自らもっと電磁波について調査したり、電磁波の影響を受けない機器の開発を手がけたりするべきです。それが携帯電話を売っている側の責任ではないでしょうか。
(2000/4/18)

日経新聞の報道によると、アメリカのクアルコム社が日本でIMT-2000の事業申請を行う準備をしているそうです。自分達が開発したcdma2000を採用する企業がないかららしいのですが、本気なんでしょうか?もし本当なら、かなり面倒なことになりそうです。個人的には、この記事が何かの間違いであって欲しいという気持ちが強いです。とりあえず、今後を見守るしかありません。
(2000/4/15)

ツーカーから、CMを聞くことにより無料で通話できるサービスが登場します。CMを使って無料にするというのは、テレビやインターネットではおなじみの手法ですが、ついに電話にも登場ですね。(海外では既にあったと思いましたが) 2分以内なら最初にCMを聞くだけです。2分あれば、ちょっとした伝言には充分使えそうですね。最近の携帯電話の話題といえばネット関連が多いのですが、実際のところ通信料や情報料を払った分だけの価値があるサービスなのか、よくわからないものもあります。そんな中、この無料通話サービスは電話の基本である通話でユーザーにはっきりとしたメリットがあるサービスで、ツーカーはいいところに目をつけたな、という印象を受けました。
(2000/4/13)

携帯電話/PHSの契約数が固定電話の契約数を超えた、というニュースがありましたが、個人的にはそんなに気にするような出来事ではないかな、って思います。だって固定電話は基本的に世帯単位に持つもので、携帯/PHSは個人単位に持つものですからね。普及の時期になれば携帯電話/PHSの方が台数を稼げるのはあたりまえって気がします。それに固定電話の地位が下がったのか?と考えたときに、確かに音声通話で使う回数は減ったけれど、インターネットには固定電話でつないでいる人が多いでしょうし、今後も固定電話のサービスは増え続けて番号が足りなくなる恐れがあるため、固定電話番号の11桁化が検討されているほどです。つまり、固定電話の地位は下がるどころかまだまだ需要が増える見込みなのです。
しかも、今回記事になった「固定電話の契約数」には、ISDN回線やTTNetといった、一般的に新しいサービスと認識されているものは入っていないようなのです。そんなんで比較してどうするんでしょう。なんだかよくわからない報道だなあ、と正直思ってしまいました。
(2000/4/11)

IDOとDDIセルラーから、国際ローミングサービスが発表になりました。通話料金がかなり高額なのが気になりますが、なにはともあれ、これでやっとcdmaOneのメリットが全て出揃いました。しかし残念ながら、「切れにくい」「高速パケット通信」「国際ローミング」といった性能に関心を示している人は、今のところ多数派ではありません。一般人の関心は、「着メロ」「カラー液晶」「メールやiモード」といったものに集まっています。単に高性能なハードを提供しただけでは、多くの人々の支持は得られないのです。今後、高性能なハードを活かした魅力的な製品やサービスを創造することができるか、cdmaOneの未来はここにかかっているでしょう。
(2000/4/6)

ドコモから、またメール端末が出ました。一体何種類目なのか、よくわからないです。(^^;) しかし、それぞれのメール端末にちゃんと特徴があるのはさすが。今度のはPostPet搭載ですが、機能とかデザイン的にはかなりいい出来です。ただ、ちょっと値段が高い(定価35,800円)のが残念なところですね。これで安かったら、大ヒット間違いなしだと思うのですが。
(2000/4/4)

今日からIMT-2000の事業申請の受付が始まったのですが、ドコモがさっそくW-CDMAで名乗りを上げました。受付開始当日に申請するとは、かなりのやる気が感じられます。近いうちにJ-フォンと新DDI(DDI/IDO/KDD連合)も申請すると思いますが、ここで新DDIがどの方式を採用するのか、判明することになりそうです。(J-フォンはほぼ間違いなくW-CDMAです) いよいよIMT-2000が事業化に向けて動き出しましたが、最大の特徴である高速通信を活かすコンテンツがまだあまり見えてきていません。音楽配信や画像通信などが候補に挙がっていますが、これらが本当に便利なシステムになるには、サーバ/端末とも現状レベルを大きく越える性能が必要です。またHDRのような電波の使用効率の面でW-CDMAより進んだ技術もあり、W-CDMAの導入を急ぎすぎると、高速通信を活かせるようになった頃には別のもっと効率の良い規格が主流になっていた、なんてことになりかねません。かつてのハイビジョンのようにはならないように慎重に事業を進めてもらいたいです。
(2000/4/3)

4月です。年度の変わり目でもあり、携帯電話関連でも少し動きがありました。まずはドコモ各社の社名が正式に「NTTドコモ(地域名)」となりました。それとJ-フォン各社を統括するための「ジェイフォン」という会社ができました。(というか以前からあったIMT2000の企画会社の社名が変わった) 今後、J-フォンの各地域会社は資本構成上「ジェイフォン」の子会社となる予定です。こうなってくると、J-フォン各社の合併への布石か?との憶測もでてきそうですが、この資本構成は元々ドコモが採用している形態に近いです。ただしドコモの場合、「NTTドコモ」が統括会社でありながら関東甲信越の地域会社でもある、という点が違いますが。一方、DDIグループ(ツーカーも)/IDOはこれから10月までにいろいろと動きがあるでしょう。こちらは合併も視野に入れた動きになりますので、特にユーザーの方はサービスの継続性が保たれるかどうかについて、気になるところですね。合併したら安いプランがなくなった、なんてことになりませんように。
(2000/4/1)



●気になる情報



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●J-フォン東京 ホームページニュースリリース
●J-フォン東海 ホームページプレスリリース

●ツーカーセルラー東京 ホームページニュースリリース
●ツーカーセルラー東海 ホームページプレスリリース


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