雪山記録 2000−2001

旭岳 晴天


12月2日(土) スキードームザウス
アルペン乗って足慣らし。ここしばらくフリー板で新雪ばかり滑ってたから全然乗れなくなってる。去年はほとんど滑ってなかったしなぁ。とほほ。後半はだいぶカンを戻したが全盛期には程遠い。うーむリハビリが必要じゃ。ザウスは上に向かって右側が初心者用、左側が上級者用らしいが、どっちも人が多くて飛ばすには危ない&コワイ。一応混ぜもの無しの水から作った人口雪らしいが自然雪とは明らかに違う妙な感覚がある。エッジで切った時のコシが無いというか。2時間弱滑って営業時間終了。帰ろうと思ったらIDカードを紛失してるのに気づく。 カード代で\2000も余計に払うハメに。

12月28日(木) 札幌国際
フリー板で。ココロの中では実質初滑り。ザウスで滑っておいたおかげで全くの初滑りよりマシな乗り方が出来てる。前日の雪で結構いい感じの新雪が脇に残っていたのを横目で見つつ、硬いトコロでひたすらリハビリ。でもやっぱり我慢できなくてちょびっとだけ突っ込む。うひょー、懐かしい感触。やっぱボードはコレだよね。知人が足を痛めて滑れなくなったので(と言いつつ自分も腿がパンパンだったのよ)14時頃に退散。

12月29日(金) ニセコひらふ
前日から大雪。コース内一面ヒザ上の新雪。でも深すぎて斜度の無い場所だと埋まっちゃって大変。久しぶりのひらふでコース取り間違えラッセルすること多々。花3脇の林間を滑ってたら、2年前にカナダで一緒に滑ったオヤジと遭遇する。似た人種は似た場所に集まるつーか。頂上へ登って尾根を滑りたかったが視界が悪すぎて無理。そもそも最上部の第7リフトが動いてないのでアクセスができない。天候回復を願ってコース脇を適当に滑るがますます吹雪に。雪も荒れてきたので昼過ぎに終了。チケットを若者に売付けて温泉浸かってグラウビュンデンで特大ケーキを食べ帰路に。

12月30日(土) ニセコワイス
北海道出身のBURTONライダーが「ワイス、やばいっすよ」とか言ってるらしいので確かめに。ココはシングルリフトが3基あるだけの小さな山だが、今年から最上部リフトの運行を止めて、代りに雪上車でPICKしてくれる。もちろん追加料金なしで。野趣溢れる雰囲気はなかなか良い。ただし雪上車にカゴ付けただけの乗り物なので吹さらし。吹雪いたら寒そうだ。今日は前日までの大雪&どピーカンで最高のパウダーが一面に。最高のコンディション。なのにボード3回目の初心者のお守、どんどん食われてゆく斜面を指くわえて見てるのみ・・・哀しい・・・。雪が湿ってきたので15時頃に退散。京極温泉に浸かって帰る

1月2日(火) ニセコひらふ
朝3番ぐらいのアルペンセンター4を登ってると、リフト下に足をかかえてうずくまるボーダーが一人。声をかけると「足、折れた」だって。上にいたパトロールに教えて救出してもらう。関西ナマリだったからツアー客なんだろうなぁ。気持ち良いのは判るが自分でコントロールできないスピードで林間エリアに入った自業自得か。
雪は軽くていい感じに積ってるが風が少し強い。コース脇を適当に食らいつつ山頂を目指タイミングを見計らうが、天気がコロコロ変わってなかなか難しい。昼飯食って弟と合流するが、やはり天気が悪くて一緒にコース脇を攻めるだけに。15時過ぎても回復しそうにないので、弟達を置いて引き上げる。鯉川温泉入って夜はログログに宿泊。その後でボード仲間のお家へ遊びに行く。滑る以外にもニセコで過ごす時間は楽しい事がいっぱい。やっぱこうでないとね。

1月3日(水) ニセコワイス
雪は大量だが天気悪すぎ。リフトはシングルだし雪上車も吹さらしだし、滑ってないと凍えそうだ。吹雪の合間をぬってノートラックのオープンバーンを滑る。最高!!しかしコースへ戻れずラッセル。これもまた楽しいか・・・。14時頃、悪天で雪上車の運行も止まったので退散。R230石山通りの激混みを予想してR5小樽周りで帰る。ラジオで石山渋滞の報を聞いてほくそえむ。ふふふふ。

1月6日(土) ニセコワイス
天気は良いが雪が無い。全然ない。ワイスホルンの山頂を目指そうとするが、風が強くて視界不良。知らない場所なので躊躇してるうちに完全に吹雪。林間に残った僅かな新雪を丹念に踏み潰す・・・。15時頃で全員の足が死亡。アンヌプリ温泉ホテルに浸かって帰る。

1月7日(日) 旭岳
今年からロープウェイが再開。しかし、新しい駅舎はあまりに近代的で風情がなく、山屋の憩いの場とは呼べない雰囲気。そもそも、ロープ運行時間にならんと入り口を開けないつーのは問題外。昔は朝からストーブを前に温もりながら今日のコースはあーだこーだと歓談する事が出来たのに・・・しかも、今日は強風で運行停止だとぉ?天気いいのになんつーこったい。仕方ないので板を担いでハイクすること2時間弱。山頂の山小屋は概観そのまま中身が綺麗に改築。ロープが動いてなくても中に入ってくつろぐ事はできる。ぢつわ閉まってるんじゃないかとビクビクもんだった。食堂がなくなってインスタントカレーの自販機が置かれてるだけつーのは寂しい限り。あの豚丼はいずこへ・・・・また食いたいぞ。休憩で体を温めて滑り出すが、新雪は何処にも無し。風でパックされてガリガリのアイスバーン。少しだけ林間に残ってる新雪を踏み締めて気分だけ浸ってみたり。でもやっぱりいまいち。30分かけて降りると、丁度ゴンドラの運行が再開・・・でも雪無いので登る気無し。湯駒の湯で入浴。\1200/人に値上がりしてる・・・なんだかなぁ。すぐ近くのヌタプカウシペでキトピロラーメンを食べて帰路につく。

1月20日(土) しらかば2in1
車仲間と1泊2日で滑りに。内地の山へ行くのは何年ぶりだろう?しかし実際のトコロ山にいたのは3時間弱(笑) 宴会して温泉に入ってのんびり。んー、たまにはこーゆーのも悪くない。アルペン板を持って行ったが、正月からフリー板ばかりだったせいか、また上手く滑れなくなってる・・・我ながら不器用だ・・・。そもそも硬いバーンで全然エッジが効かない。ちょっとでも雪面荒れてるとすぐに吹っ飛ぶ。あー、こりゃ基本が全然できてないなぁ、、、つことで初心者コースに戻りフォームをチェック。やっと勘が戻ってきたトコロで、板のキックバックを全然抑えられない自分の脚力に愕然。ターンの度に板に弾き飛ばされてる感じ。こりゃ基礎体力からしてなっとらん・・・とほほほ。

2月6日(火) ニセコひらふ
今日からニセコ山ごもり開始。平日のニセコをガンガン滑り倒すのだ。去年ほとんど滑れなかった反動か、今年はとにかく滑りたくて仕方がない。今日のひらふは前日に20cmぐらいの積雪。雪は2月らしく軽くていい感じ。朝一番のアルペン・センター4に行くと平日だというのに30人以上並んでる。ったく、こいつら仕事はどーしたんだ、仕事は(人のことは言えんが) 競争の激しいスーパーコースは他人に任せて、花3脇の林間を目指す。ここは基本的にコース外だが、ほとんど黙認状態。意図的にリフト下を滑らん限り何も言われない素晴らしい場所。うむ、思った通り誰も来ない。雪も深くて膝上ぐらいのナイスパウダー。いえーい独り占め!と思ったら外人部隊10人ぐらいがやってきた。同じ所を滑るもんだからすごい勢いで耕やされてゆく・・・。競うように滑る→登る→滑るを繰り返すと8本ぐらい滑ったらもう荒らされまくり。むぅ、おそるべし外人パワー。第7が動き始めたので、○○を滑る(ここもコース外だが雪崩の危険もあるのでお勧めしない)。こっちは荒らされてなくていい感じ。久しぶりにノートラック・オープン斜面のパウダーを頂いて歓喜。が、やっぱり外人部隊がやってきて耕してゆく・・・おまえら、オレの後をつけてるのかぁ?3本ぐらいで荒らされたので今日は退散。見晴らしヒュッテでカレーを食べて昼過ぎに下山し宿へ。

宿泊は知人の別荘(という名の小屋)を借りる事にしてある。が、除雪されてないので駐車スペースを作る為の雪はねが必要。数年ぶりにママさんダンプを駆使して雪はねする事1時間半。ボードするより疲れた・・・。近くの鯉川温泉でビール片手に露天風呂。貸切状態ですげー幸せ気分。倶知安の町で夕食の買出し、ジンギスカン鍋を作って食べ、早々に就寝。

2月7日(水) ニセコひらふ
昨日の夕方からずーーっと雪が降り続いてる。平地で20cm以上。今日もパウダーが食えそうだ。朝一番のセンター4に並ぶと、やはり30人以上並んでる。ったく、おまえら仕事は(以下同文) 昨日の外人部隊もいるようだ。やれやれ、今日も競争かい。前日の滑走跡は全部リセットされてるみたいだ。さすが豪雪地帯、ひらふ。花3脇の林間は外人部隊に任せて、いきなり第7から○○を滑る。よっしゃ一番乗り。昨日より雪が深い。もうウハウハ。やっぱ白銀に初筋を刻むのは気持ちいい。この一本だけで満足つーか。後は適当な場所で適当にパウダーを頂く。やはり平日、あちこちに誰も入ってない場所がいっぱい残ってる。

花3のリフトで一緒に乗ったボーダーが、見た事の無い「玄天」(注1)の板を乗っている。WinterStickのスワローテールを小さくしてゲレンデでも滑れるようにした感じ。明らかにパウダー中毒向けの板。その横の人は「T.T」(注2)に乗っているので「玉家」(注3)関係者に違いない。気になるので「それ、玉井さんところの新しい板ですか?」と話かけてみると「はい。この人が玉井太郎さんです」・・・って本人かい(苦笑) 来シーズン発売に向けてテスト中の板らしく、パウダーでは最高の滑り、この板乗ったら他の板乗れない、最高、だそうな。限定50本で予価15万だとか。た、高い・・・でも欲しい。物欲リストのトップに入れておこう。

昼過ぎまで滑って下山。軽く雪はねしてからビール片手に露天風呂。くぅ、たまらん。夕方に札幌へ行って所用をこなす。空き時間に川中スポーツへ寄ったら、店を出るときBurtonのBindingがその手に・・・か、かっちまったい。今季から大きくモデルチェンジしたこのBindingはかなり調子が良いとの噂を聞いていたので欲しかったの。それが正規モノで3割引だったの・・・もう買わずにはいられないっ!つーかんじ。ボード系ギアを買うのは2年ぶりか?考えてみるとBinding買うのはこれが3個目。板は4年間変えてないから・・・Bindingだけ年に075個買ってる計算になるな。ソフトブーツ用のBindingは毎年劇的に進化しているので、新しいのが出ると欲しくなっちゃうのよねぇ。
注1)「玄天」 → Made in Japanのボードブランド。独自のコダワリをもったボードを作っていて、その筋には有名なブランド。ニセコ在住の有名なボーダー「玉井太郎」氏がプロデュースに関わっている?らしい。

注2)「T.T.」 → 玄天ブランドで発売されているボードのモデル名。玉井太郎氏が昔乗っていた板を再現したもので、パウダーでの乗り味が独特らしい。モデル名は氏の頭文字から取っているのは想像の通り。ニセコでは妙に普及率が高い。数年前から年50本限定で発売してたが今年は300本作ったらしく、しかもほぼ完売。12万もする板なのに・・・。ちなみにおいらのボード仲間はその形状と色から「かきの種」の愛称を勝手に付けた。今回、本人にそれを伝えられたのが嬉しい限りだ(爆)

注3)「玉家」 → 玉井氏を中心にニセコエリアで活動するボーダー集団。滑りや思想的なトコロを含めて氏にインスパイアされた人々らしい。実際上手い人が多いが、たまにヘタくそもいる(笑)。板にステッカーを貼ってるのでそれとなく判る。

2月8日(木) ニセコもいわ
ここはのんびり気分が味わえる、田舎くさい雰囲気が漂う山。しかしコース外には手付かずのパウダーが残ってる事が多く、一部の人達には人気がある。ツアー客も来ないし、雑誌で紹介される事も無いのでいつも空いてる。昔、ひらふが劇混みの時には良く来ていた山で懐かしい。ただしリフトの営業時間がいつも30分ぐらい遅れるのが難点か?なんつーか、客も従業員ものんびりしてるよなぁ。がつがつしない雰囲気が結構好きだったりする。朝から大雪が降ってるが風は弱い。例によって30分後れで山頂までのリフトが運行開始。一番に登ってコース内の林間を滑る。膝下ぐらいの雪だがやや重たい感じ。見知らぬテレマーカー2人組とのんびりとパウダーを頂く。新しいBindingは噂通り、かなり調子が良い。フロント側に力を入れやすく、足の固定もかなり改善されてる。いつもよりスピード出しても不安が無い。買って正解ふふふ。
途中からコース外の林間へ。こっちはルートを知らないと滑ってコースへ戻れないので知らない人はほとんど入ってこない。やはり思った通り誰も滑ってない。最高のノートラック斜面を頂く。奥の方ほど斜度のある気持ち良い場所があるが、ヘタすると深雪をラッセルするハメになるので慎重にルートを選ぶ。久しぶりだがルートはちゃんと覚えていた。数本滑ると自分以外の滑走後が増えてきた。割と奥側のよさげな場所も滑ってる。ほぉ、詳しい人がいるのぉ、と思いつつ滑っていると、段差で吹っ飛ばされて宙を舞うハメに。スピード出てたので久々に激しい転び方をしてしまった・・・。起き上がると首が痛い・・・そして帽子とゴーグルが飛ばされてる。ゴーグルは雪の上に落ちてたのですぐに発見できたが、帽子は雪に埋まって捜索不能。春になるまで置いておくしかあるまい。休憩して斜面で一服してると奇声とともにボーダー集団が降りてくる。そしたら昨日会った玉家の皆さんだった。なるほど詳しいワケだ。予備帽子に換えて滑るが首が痛くてたまらない。滑り足りないが退散する事に。ロッジで味噌ラーメンを食す。ここのラーメンはヘタな街中のラーメン屋よりよっぽど美味い。お勧め。

昼過ぎには宿にもどって雪はね。今日は2m以上積もった屋根の雪下ろしをする。一人でやったら3時間以上かかった・・・やはりボードより疲れる。大汗かいてからビール片手に露天風呂へ。やっぱ雪はね後のビールは最高(お?) 倶知安で新しい帽子を買い求め、ジンギスカン鍋で夕食。今夜は月が綺麗・・・って事は明日のパウダーは期待できないか?ややふてくされ気味で早々に就寝。
2月9日(金) ニセコひらふ
起きて外を見ると30cmぐらい積もってる!寝る前は星が綺麗だったのに・・・おそるべしニセコ。朝一番のセンター4へ行くが、合流するはずの弟がいない。電話すると寝坊して向かってる最中だと・・・・。放っておいてとりあえずスーパーコースを一本滑る。雪は深いが前日の荒れた固い雪がそのままで滑りづらい。リフトに乗った人がいっぱい見てるのにコケまくる。屈辱的じゃ・・・。条件の良い深雪を滑り過ぎか?弟と合流してから花3脇の林間を滑るがここも一緒で滑りづらい。第7脇の○○に移動して滑るがここも一緒。そのうち天気が回復してきたのでアンヌプリ山頂までハイク。久しぶりの登山はキツい。風の収まった一瞬を狙って尾根を滑る。落差ン十m以上のオープン斜面を数ターンでぶっ飛ばす。最高!!色々あって滑るのを躊躇っていたが、やはりここを滑るのは止められないみたいだ。ごめんよ・・・気をつけるからね。
さらに林間を抜けて、雪に埋もれた林道へ出る。ここからコースまではハイクして戻るしかない。がしかし既に他の人が足跡を付けてくれてるのですごい楽ちん。嬉しいが、こんなにいっぱいココを滑る人が増えたのかと思うと複雑な気分。コースへ戻りリフトで登り、さらにもう一本ハイクして尾根を滑る。さっきょりスピードアップ。オープン斜面でスピード感が無いが、氷の上を通ってガリッと言った瞬間にとんでもないスピードが出てる事に気づく。いくら下がパウダーとはいえコケたらただじゃ済まないかもしれん・・・が、気持ちいいもんは気持ちいい。またハイクしてコースへ戻り花園のロッジで昼食。そしてさらにもう一本登る。日に3本もハイクするのは初めてだ。天気はすっかり回復して晴れ間も見える。山頂から望む羊蹄山は綺麗だ。自分たちより先に登っていた関西弁のボーダーカップルが雪崩やすい沢へ滑り降りようとしている。危ないから止める用に忠告。ツアーで来てるんだろうが、人が滑ってるからって知らない場所へ入ってゆくのは無謀だ・・・。せっかくニセコまで来たんだから、という気持ちも判るが、滑りたいならガイドを頼むなりすべき。コトが起きてからじゃ遅すぎるのだ。って、自分も危ない場所滑る事あるくせに・・・自己矛盾してるじゃん・・・。
最後の一本はゆっくり景色を楽しみながら下る。気づくと花園エリアの営業終了間際。こんな時間まで山にいるのは珍しい。というか、初めてかもしれない。大概昼過ぎには上がってるからなぁ。久しぶりに滑り倒したつーかんじ。下山して弟に雪はねを手伝わせた後(笑)、ビール片手に露天風呂。しばし弟とボード談義。
最近はBindingをハの字にセッティングするのが主流になりつつある、とか。で、体はまったく横向きで首だけ前に向けてる、と。これは昔々、ニュースクールというスタイル(短い板にダボダボのウェアを着て平地でトリックをキメるのがカッコ良いとされていた)が流行った頃のセッティングで、自分的には懐かしい感じもするのだが、最近のプロはこのスタンスらしい。その方が後ろ足にパワーをかけやすく、板のコントロール性が良くなるとか。人間が立つ時はハの字になるから理屈的には理解できるが・・・いまいちスタイリッシュには思えんなぁ。自分的には前後とも前振りのスタンスに慣れてるので今更ハの字に変えるのは難しいかも。数年後は「あの人、ずいぶん古いスタイルで乗ってるぞくすくす」とか言われちゃうんだろうか・・・。
生後1週間の赤子が家にいる弟(・・・そんな時に山へ来るとはなんつー父親じゃ)は夕方に帰路へつき、オレは一人で夕食。滑りすぎの疲れで早々に就寝。

2月10日(土) ニセコひらふ
今日も30cm以上の積雪。まったくすごいところだニセコは。今日は宿の主のF氏と合流。昔ボードで一緒に滑っていた仲間だが今はすっかりテレマーカー。ほとんどボードは滑らしてないらしい。もう一人知人のテレマーカーを加えて3人で花3脇の林間や見晴らしの林間など定番のコースを責める。ボードは平地で止まる事がないように気をつけないと駄目なので、テレマークの機動力はちょっとだけ羨ましい。この先がどうなっているか判らなくても気にせず突っ込んで行けるし。腰まで埋まりながらラッセルすることも無いし。何より人のいないトコロへどんどん行ける。今回はオレに合わせてボード向きのルートで滑ったけど、やっぱ一緒に滑るのは難しいかも。おまえもテレマーク始めろ、と盛んに薦られるがボードの気持ちよさは捨てがたいもんがあるんだよなぁ。とか言いながら、ぢつは今回の山ごもりでこっそり始めようとしてたんだが。ただ自分の足に合うブーツが見つからず、今回は断念。来シーズン余裕があればやってみよう。
昼前から猛烈な吹雪でリフト・ゴンドラが運行停止したので今日は上がり。望羊荘で昼食を取る。ここはゲレンデのど真ん中にあるくせにコースマップには載っていないという不思議な小屋。リフトの運営会社とはまったく別の個人?で経営してるためか、割引チケットの類が使えない。が、そのぶんいつも空いてる。古びた建物の真中にストーブが燃えてて、昔ながらの山小屋風で良い雰囲気。常連が多いので知り合いがいっぱい集まってくるつーのも都合が良い。
下山して宿の雪はね。車2台分の駐車スペースを空けるため二人がかりで2時間かかる・・・。温泉+ビールの後、ひらふのふじ鮨で夕食。その後は時々お世話になってるペンションにお邪魔してビール、ケーキ、紅茶をご馳走になる。感謝。ペンションに宿泊している関東からの客がバックカントリーに興味があるとの事で、明日はもいわに案内する事にする。

2月11日(日) ニセコもいわ
平地はあまり雪は降っていないが、山は風が強かったので沢の方には雪が溜まってるに違いない天気(なんじゃそりゃ) F氏がペンションへお客を拾いに行って山で合流。9時になってもリフトが動く気配無いのはいつもの通り。休日なので人が多く見えるが、ひらふに比べりゃ空いてるもんだ。9時半頃にリフト運行。F氏もボードで一緒に滑る。彼の板はWinterStickのスワローテール。パウダー以外は滑りようのない、マニアックな板。オレが大阪で投売りされてるのを見つけて送ってあげた板だったりする。185cmもある長い板なのだが、身長190cmの氏が持つと普通の長さに見えるから不思議だ(笑) 手始めにコース内の林間を3本ほど滑る。お客さん?は林間と起伏の多い場所のパウダーで苦労してる様子。転んだら中々立ち上がれないでいる。可愛そうだがスパルタ式で放っておく(爆) 普通のコースでの滑りは綺麗で上手だし、荒れてない斜面のパウダーは普通に滑れるのだが、自然の地形を滑るの経験値が足りない感じ。ボードからテレマークに履き替えたF氏を先頭にコース外の林間へ入る。お客?はやっぱり転びまくる。そしてスパルタ式で放っておく(爆) 金もらってないガイドは冷徹で厳しいもんだ:p バックカントリー云々言う前に自分に足りないモノ、覚えなくちゃ行けないモノ、経験を積まないとならないモノを身をもって発見していただく。雑誌に影響されて金で買えるモノだけ揃えて山へ来る人が多いのだが、その金でガンガン滑り込んで技を洗練させるほうが先だよ、とオレは声を大にして言いたい。エラそうに聞こえるが真実ではある。言ってるオレ自身もまだまだ修行が足りないと痛感するトコロが多い。だけど山の事を知れば知るほど入るのが怖くなってゆくつージレンマもあるんだよなぁ。
お客?が雪まみれになったゴーグルを換えに行ってる間にに二人で林の奥へ滑りに行き手つかずのパウダーを頂く。が、F氏がルートをミス。下り過ぎて沢を2つ分ハイクするはめに・・・とほほほ。一応スノーシューは背負っていたが、付けるが面倒で結局ツボ足で歩く。なんのために背負ってるんだか。テレマークで軽快に歩いてゆく氏が恨めしい。あーそーさ君はハイキング気分で快適だろうさブツブツ。結局1時間近くハイクしてコースへ復帰。お客?を連れて再度林間へ行くが、猛烈な吹雪でF氏の姿をロスト。安全に滑り降りれるルートへ案内してコースへ戻る。ここでチケットの時間が切れたのでこの日は終了。ロッジで味噌ラーメンを食おうとしたら売り切れ。醤油味を試すがイマイチ。
宿へ荷物へ取りに行くとF氏の親戚が屋根の雪下ろしをしていた。が、雪の塊をランクルのフロントウィンドに落としてガラスを割っていた・・・可愛そうに。ペンションに挨拶して、ビーコン捜索の練習をするF氏とお客?にお別れの挨拶して、まだまだ雪が降り続くニセコを後にする。途中、京極温泉に入る。なんだか昔より温泉の質が落ちてるみたいだ。妙に塩素臭い。湯量が減って難儀してるのかもしれんなぁ。

2月24日(土) あだたら高原
車仲間と。雪が降っていたが下が固い。無理やり林の中に入って柔らかい所を探すが雪は浅い。結局5時間弱も固いところ滑り続けた・・・つ、辛い・・・。気合でコブの急斜面に入って猛烈に後悔したりとか。やっぱボードはパウダーを滑るモンだ。北海道では絶滅気味のアルペンボードが内地のゲレンデではやたら多いのも納得だなぁ。

3月24日(土) 旭岳
寝坊して昼前頃から滑り出し。やや曇り空だがゴンドラは動いてる。新しいゴンドラは以前の倍ぐらいのサイズ?でスイス製らしい。大きくなってスピード感は無いが速度はUPしてるようだ。中間駅だった旧天女ヶ原駅が無くなって一気に山頂の姿見駅まで運んでくれる。所用時間は10分ちょっと。乗り換えが無くなって楽なのは良いが、下部の緩斜面まで必ず滑らなくちゃいけないので差し引き0、もしくはマイナスって感じ。客層も変化したのか、昔良く見かけた山屋風なおじさん達を見かけない。なんとも寂しい限り・・・・。
とりあえずゴンドラ下からAコース脇へ抜ける慣れたルートを滑ってみる。気温が高くてやや重ためだが30cmぐらいの深雪。人は多いがあまり奥まで入ってる人はいないようで、ノートラックがいっぱい残ってる。実質3年ぶりに滑るルートだが地形はなんとなく覚えてる。しかし天女が原駅が無いから美味しい斜度を滑ると一度下まで降りねばならない。んー、効率が悪い・・・。何本か同じルートを滑った後、姿身の池までスノシュを履いてハイク。釣鐘の下でビールを飲んで小休止。なんだかんだ言ってもこの雰囲気、この景色は変わらない。最高。そこから横にトラバースして盤の沢方面へ滑りだす。斜度は無いけど、ノートラックの開けたバーンに筋を刻むのは楽しいもんだ。さらに奥へ進み、斜度のある沢筋の林間を滑る。雪が深くて最高!もう一本行きたいが明日もあるので退散、山を後にする

3月25日(日) 旭岳
昨夜からまったく雪が降っていない。あちこち滑走跡だらけ。まぁ風が無くてゴンドラが動いてるだけマシか?今日は弟と合流したので、新ルートを開拓してみる。旧天女ヶ原駅があったころは、そこから折り返して頂上へ登るために避けていたルートがあった。なるべく滑ってコースへ戻れる方法を探りつつゆっくり下る。すると上から下までノンストップで滑れて、日曜なのにまだ誰も滑っていないルートを発見。斜度もあって中々面白い。二人で競うように登って滑る。といってもゴンドラの運行時間が20分間隔なので1本/40分のペースだが・・。ツアー客らしい関西人が後ろを付いてきたが、間違った方向へ滑ってゆく。そっちへ行ったらハイクしないとコースへ戻れんのになぁ・・・ちなみにその後彼がどうなったか、おいらは知らない(笑)
昼過ぎで美味しい場所は滑り尽くしたので下山。ヌタプカウシペで塩ラーメンを食べて帰路につく。

3月26日(月) 旭岳
昨日に続いて弟と。しかし気温が高くて小雨が・・・。もはやパウダーは期待できないが、とりあえず滑る事に。一本目から姿身の池までハイク。さすがに上の方は小雪だがこの時期の旭岳にしては湿った重たい雪。今日はそこからさらに上を目指して登ってゆく。30分ぐらい登ると、近くに噴煙が上がり、切り立った岩肌が見えてくる。6合目ぐらいまで登ると足元が雪から氷に変化してくる。風もかなり強くなってきた。今日の装備でこの先を登るのは危ないので滑り出す事に。風紋でガタガタの固い雪を砕きつつ、旭平まで下り、盤の沢方面へ。完全にベタ雪な深雪?をすべりコースへ戻る。駅舎へ戻りもう一本登ろうとしたが、風でゴンドラ運休の張り紙が・・・がくっ。4時間券買ったのに1本しか滑れなかったとほほほ。悔やんでも仕方無いので早々に山を後に。去年11月にリニューアルオープンした白樺荘で温泉を借りる。綺麗で露天も中々雰囲気が良い。来年はここへ宿泊してみよう。

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