タッチペンも手に入れて実に調子が良いな♪と浮かれていたが、それは孔明の罠だった。
T90Chi-3775で1分間に15秒くらいWindows 10の時計が遅れるようになってしまった。
なってしまった、という表現は素人っぽくて聞こえが悪いのだが、つい先日まではこうじゃなかったのだ。
この症状になっている人は検索すると結構見つかるが、全員ってわけでもないようだ。
また、いつの間にか(Windows Update or ASUS Updateを機会に?)治る人もいるようで、何かのドライバ更新が原因ではないかとの噂。
さて、対処方法だが、以下の掲示板から情報を拾った。
要約すると、BIOSに入ってデフォルト設定をロードし、Save&QuitでBIOSから抜けて再起動する、というものだ。
ただし、Windows Updateすると再発することもあるらしい(これは来月にでも確認しよう・・・)。
余談だが、ASUSのマザーボードの場合、BIOS Setup画面に入る時に、異常な値があると勝手に修正してくれる。 BIOSアップデートなどで以前の値の意味が変わった時などは、一度BIOS Setup画面に入って、Save&Exitすると動作する値が設定されて保存されるというしくみ。
以下詳細。
前提条件として、BIOS 208とSOC Driver Package V003は必要らしい。 (ついったー https://twitter.com/rey_k/status/666235184656715776 にて発見。) 手元のT90Chi-3775の場合は既に入っていたので何もしなかった。
T90Chiの場合、ドライバなどは「ASUS Live Update」を実行するか、以下から拾って入れる。
無くてもできるが、micro USB → USBメス変換ケーブルとUSB有線キーボードがある人は用意しておく。 (付属のBluetoothキーボードはBIOSから認識しないのでダメ。)
以下の操作を行う。
これで1分につき15秒遅れる問題は解決した。
次回のWindows Updateで再発するか楽しみだ。
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時計が派手に遅れていくってのはかなりひどい問題なのだが、これの何が一番問題かというと・・・
艦これは起動時にPC時計の正確性(時間の進み方)をチェックをしているらしく、時計が派手に遅れる場合、起動時に毎回通信エラー画面になる。
艦これが起動できないとなると、ウィンタブの存在意義が根底から揺らいでしまう大問題なのだ。 (∵ウィンタブって艦これ以外に持ち出して使う用途がないから....。)
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現象と対処方法から推察するに、T90Chiのハードウェアには2種類あって、BIOSが出力する"CPUのクロック数(tick数)いくつで1秒とみなすか"、という数値が25%ズレてる感じかな。
何度かこの現象が繰り返されているようなので、25%ズレてる派と、正確な値を使う派でWindowsドライバの上書き合戦やってる気がするw
T90Chiの時計ズレ問題を検索していて、副産物ができたのでついでに記載。
要約すると、ActiveDirectoryドメインに参加していない場合、 Windows Time サービスがトリガーによって起動時に毎回停止され、時刻合わせが定期的に行われない。 というかなり迷惑なトリガーがデフォルトで設定されているとのこと。
Windows 7時代の話なので、Windows 10の時刻合わせがどうなっているのかは未調査。 ただ、Windows 7からアップグレードしたマシンが自宅にあるので、一応設定をチェックしておく。
ちなみに、T90Chi-3775はWindows 10機だが、Windows Timeサービスの「状態」は「実行中」ではなくなっていて、見事に該当していたw
AMD E-350機もWindows Timeサービスは「実行中」ではなかった。
Intel IvyBridge機は「実行中」だった。よくわからん...。
対策策は以下。
これで、時刻同期サービスが自動起動されるようになる。