注意事項


一応最初に注意しておきますが、この内容はあくまでもネタを探している状況ですので必ずしも物語になるとは限りません。
また、この内容を読んで先を読むと推理小説の犯人を教えられるようなモノになっているかもしれません(苦笑)

自分の考えをまとめつつ、色々肉付けしていく為に書いています。
もしもこの中のネタでこんなのが良い!悪い!ってあったらドンドンお知らせ下さい。
もしかしたら採用させて頂くかもしれませんから

なお、タイトルをようやくNGバージョンに変えました(汗)



NadesicoNG(Next Generation)
ナデシコNGのネタ帳



登場人物


■テンカワ・シオン
主人公、アキトの娘。アキにうり二つ。
本人はアマガワ・アキを母親と思っているが、周囲が口を噤んでいるので母親の正体は不明。母親の正体を知りたくて過去に戻って調査する。

ファザコン(笑)

5人の母親(奥さん's)の事は嫌いではないが、鬱陶しいと感じる(5人とも親バカだから)
アキトと5人の母親に鍛えられてかなりの技持ち(S級ジャンパー、木連式柔、料理好き、ハッキング、変装、策謀術etc.)
ただし、胸にコンプレックスあり(いや、メグミ程度にはある模様)

古代火星遺跡に愛された寵児でもある。
縁合って古代火星遺跡絡みのトレジャーハンターという側面も持つ。
徐々に遺跡絡みの謎に引き込まれていく事になる・・・のか?(笑)

<2203年編>

■テンカワ・アキト
元主人公、男に戻れた元アマガワ・アキさん
押しかけ娘に困惑気味ながらも甘えられて悪い気はしない
ハードボイルドの癖は抜けずに黒尽くめで料理店を始めようとする
ただ、完全に男に戻れたかは不明(爆)
彼自身はシオンの母親を知らない(そりゃこれから起こる事だから)

アダルトタッチで女の子になれる(笑)

■ユリカ、ルリ、ラピス、エリナ、メグミ
元ヒロイン達、めいめいがアキトの第一夫人を名乗る
アキトに甘えるシオンと何故か張り合う

■北辰娘(新宮寺サクラ)
父親の遺言を守ってアキの「生涯の伴侶」になりに来るが、それをシオンと勘違いする。
眼鏡、ドジっこ、おっとりの三拍子付きながらも、実は切り裂き魔(爆)

ひたすらシオンをお姉様と慕って追い回す。
シオンの奥さんになる事を夢見る少女。
お星様になった北辰の電波を良く受信する。大概は生涯の伴侶がらみ

ちなみにどこかのゲームキャラのパチ者のような名前は誤字にあらず。
北辰の本名は新宮寺一馬・・・彼が北辰と呼ばれているのは北辰一刀流の使い手だったかららしい・・・という冗談のような設定だったら怒りますか?(笑)

■マルス(仮名)
謎の少年。世界中に散らばる遺跡に出没する。
何故か気になる存在。

■ラピ
本名オモイカネ・ラピスedition、機械の体をもらった(笑)
シオン専用のベビーシッター
っていうか、メイド服着用、苦労人もとい苦労AI

■POD(アキフォース)
PODの復刻版でシオンの乗機
アキの伝説はブラックサレナよりもこっちの方が多いのでシオンはこちらに乗ることを希望、ウリバタケ辺りを色仕掛けでそそのかして作らせた。
とりあえずアルストロメリアベースみたい。
シオン自ら制御プログラムをチューニングする

■シャロン&アクア
クリムゾンのお騒がせ姉妹
なぜか新しく見つかったプラントを占有しようと艦隊を引き連れてやってくる・・・はず
サクラの雇い主

■月臣元一朗
元木連中佐。現在ネルガルシークレットサービス隊長
シオンをアキと勘違いしてアタックをかける。
そこでサクラとライバル関係となる。
サクラ自身とは武術を通じた師弟関係(サクラはお兄さまと呼んでいる)
ちなみに月臣はアキの正体を知らない(未だに女性と思っているのでシオンが現れても素直に彼女がアキと受け入れている)

■女六人衆
サクラの部下、なんとあの六人衆の娘達らしい(よく結婚できたなぁ〜あの顔で)
年は全員10歳前後
名前は一応
・すみれ・・・おかっぱ、高ビー
・かえで・・・沈着冷静、まとめ役
・つばき・・・そばかす、妹キャラ担当
・かすみ・・・大人っぽい、ボケ役
・もみじ・・・子供っぽい
・うめ(魂の名前アイリス)・・・ロリ担当
名前と反してやたらとハイカラ(笑)

<2222年編>

■テンカワ・アキト(2222年)
未来のアキト、子煩悩だが厳しい。
やっぱり黒尽くめで料理店を営む戦うコックさん
スティーブン・セガール並に活躍
5人の奥さん達をもてあまし気味ながらも養う(養われている?)

■ユリカ、ルリ、ラピス、エリナ、メグミ
だらしない生活ぶりで娘シオンを呆れさせる。
しかし娘は5人とも我が子のように愛してみたい。
なぜか5人ともシオンの母と言い張る。理由は不明。

■九十九・ホーリー
ゴートとミナトの息子
父親似になくて良かったねぇと口々にいわれている。
シオンの兄貴分。



ストーリーの概略


<2222年編>
・ストーリーの導入部
・なぜシオンが過去に母親を探しに来たのか
・シオンの日常が描かれる。
・学園ラブコメ?
・先輩の九十九(ゴート、ミナトの息子)登場、まるでシオンと兄弟
 ユキナやミナトが同じ学校で先生をしている。

<2203年導入編>
・黒プリ世界から帰ってきたアキト達の前に現れるシオン
・父親に甘えるシオンに焼き餅を焼くユリカ達
・ラブコメ?
・シオンがアキになりすまして暮らし始めるまでを描く
・北辰娘などが現れて大騒ぎをする。

<2215年回想>
・シオン10歳の視線で語られる父親アキトの活躍
・木星プラントへの訓練航海にてコックとして駆り出されたアキトとその娘シオン
・リョーコの差し金で実は自分の部下と競争をさせられる。
・アキトは旧式のエステバリスで戦う事になる。
・しかし遺跡でアクシデントが起こる。ピンチになるリョーコ、そしてシオン
・当初、父親も母親も嫌いだったシオンがパパっ子になるエピソード
・それ以来、遺跡探検に縁を持つようになる。

<遺跡発見編>
・2203年頃、新たなプラントが見つかる。
 母親達を出し抜いてアキトと調査に出かけるシオン
・実は2215年でシオンとアキトが挑戦した遺跡でもある。
 そこに何があったかどうしても知りたかったシオンが暗躍する
・告白する2215年の頃のシオンの気持ち
・邪魔をし出すシャロン&アクア姉妹。北辰娘、彼女達に雇われている
・当然出し抜かれたユリカ達も追いかけてくる
・縺れるようにプラント内部に雪崩れ込むシオンと他の面々
・かつてアキトともに見たプラント内の空洞に存在していた正体を見る。
 謎はますます深まる。
・空洞に存在していたものを消し去る謎の少年マルス

<遺跡暴走編>
・2203年頃、木星プラントで製造された無人兵器が暴走をし出す。
・調査する元ナデシコクルー達
・先頭に立って調査するシオン
・その先に現れるマルスという名の少年

<海賊遭遇編>
・海賊ガヴァメントとの戦闘あるいは遭遇
・ガヴァメントが戦う相手、「獣の刻印を持つ者たち」
・なぜか助けてくれるマルス

<神々も踊る編>
・クライマックス
・明かされるシオン出生の秘密、母親の正体、遺跡に愛された子
・古代火星人との遭遇
・マルスの正体
・歪む時空



余談あるいは悩み


オリジナル色をどこまで打ち出すか?ナデシコらしさのバランスはなにか?
ひょっとしたらラブコメのまま終わる方がおもしろいかもしれない(苦笑)
なるべく旧ナデシコクルーは出さないつもり
(シオンとアキト、ユリカら5人のふれあいが中心)
でも後半はそうもいかないか



モチーフあるいは影響されたもの


■漫画版ナデシコ
敵が実はパラレル世界の古代邪馬台国というのが面白いところ
可能性の世界の中で、どちらかの世界が生き残るというのはパラレルワールドをご都合主義から解放している

■クリィミーマミ・永遠のワンスモア
カンの良い方はわかるかもしれない。黒プリフィナーレの題名はここから引用してきています(笑)
えっと作品そのものはクリィミーマミのOVA版ですが、一度だけTVでやったことがあります(今でもモノホンが欲しいと思う作品・・・かな?)
TV版の後日談みたいな話なんですが、問題はその中の劇中劇「二つの世界の物語」(だっけ?記憶が間違っていなければ)
二つのパラレル世界が衝突してしまう為、それぞれの世界から二人ずつ選ばれた少女達。この少女そのものはもう一つの世界の自分という(一人二役で二人の女優だけで映画を撮るという設定)
まぁ片一方は人間でもう片一方は機械の少女というところはあるにしても、もう一つの世界の自分達と世界の命運を賭けて戦うというのは面白い。

■世界の果てで愛を歌う少女・YUNO
意外と知らない人が多いかもしれない、ELFの18禁ゲーム
実はPC−9801版しかパッケージ版として販売されておらず、それ以外は復刻版としてファンディスクのおまけの一つでしかWindowsで出来ないという、ゲームとしては既にレアな部類に入る(同級生とかWindowsでリメイクされているのになぜこの作品がリメイクされていないのか不思議)
現状で接する事が出来るとすればOVA版か?

で、この作品の面白いのはADAMSというゲームシステムと結びついている世界観
いわばアドベンチャーゲームでいうところのパラレル性にちゃんと理由を与えているところ。
同じ2日間の中を色々可能性を入れ替えながらアイテムを集めていくというシステムだけど、途中別の可能性に移動する際、その後その世界には主人公はいなくなるのでは?という素朴な疑問にゲーム側がなんという答えを与えているか?
「君が別の世界に移動してした直後に別の世界の君がこの世界にやってくる。
 別の見方をすれば君は別の君がこの世界にやってくる事により別の世界に押し出されたとも考えられる」

もうひとつ興味深いのは我々の世界ともう一つ別の世界があり、定期的に二つの世界が接触しようとするところ。作品的には蛇足な感じもするし、不可思議な部分を全てもう一つの世界に押しつけている気もしますが、二つの世界が接触するという考え方は面白い。

って事でパラレル世界との戦いというのも一寸考えて見ましたが、多分この線はなしでしょう。ちょっぴりハガレンぽくなるかもしれません(苦笑)



シオンの実力(っていうかパワーバランス)


一応シオンの実力がどのぐらいかというのを設定として書いておきましょう。
ただ、FSSの永野護も書いているように、ダグラス・カイエンが剣聖だったり、ログナーが星団最強の騎士だったり、アイシャはことアマテラスの件が絡むと絶対負ける事が無かったりとパワーゲージそのものが無意味だったりしてますし(苦笑)
あまり設定に凝っても仕方なく、まぁ絶対に埋まらない差というのもないのですが、大まかにはこんな感じですね。
以下、特に年代を断らない場合は2203年の人達の事を指します

■武術
 アキ>越えられない壁>アキト、北辰>月臣>サクラ>シオン>色ボケな月臣、ケン、サブロウタ、アララギ他木連軍人>アキト(2197)>一般人

 ただし、肉体的にパンチ力が10倍とか走る速さが2倍になるとかはないので、肉体の反応とか経験がものを言います。そして最後に決め手になるのが如何に修羅場をくぐったかです。見た目はわずかの差でも勝敗にもろに影響してきます。なもんで月臣からアララギまでは能力の優劣はあっても実戦ではどのようにでも勝敗は転びます。
ちなみにシオンの武術の師匠はアキトではありません。門前の小僧でアキトの動きを独学で学びながら月臣辺りとじゃれていたというのが真相らしいです。その割に強いのは天分の才だからか。

なお、アキモードのアキトはアイシャと同じで決して負けません(オイ、黒プリじゃ北辰に負けとるだろう)
既に人間じゃないし(つか、ディオスみたいな存在だし(わかる人にはわかる記述))

■パイロット技能
 アキ>越えられない壁>アキト、北辰>アキト(2215〜2222)>わずかな差>シオン、月臣、サクラ、ケン>リョーコ、サブロウタ>アキト(2197)>一般兵士

アキト(2215〜2222)が一段下がっていますが、これはアキトが2203年を境にパイロットを辞めたからです(肉体の鍛錬はしているけどエステにはほとんど乗らなかった為)
それでも月臣辺りよりも強いのはやはり闇の王子としての経験値故か?

■電脳戦
 まむしのルリ、ラピス(2222)>>>>>>>>>>シオン>>ルリ、ラピス>ハーリー、ルリ(2197)
 こちらは肉体と違ってもろに技術、知識、経験の差が出ます。
 7話でシオンがルリに勝てたのはルリの癖、技術をまむしのルリから伝授されているからです。またウインドウ2倍っていうのも持っているプロセッサーの性能がそもそも違うからです(基本的にシオンは2222年頃のデバイスを使ってますから)
ですので純粋にシオンから以下は団子状態と思って頂いて結構です。
それを考えれば未来のシオンはそこそこ出来るってぐらいの実力なんですよ。実は。
(10年前に買った最新PCが今は見る影ねぇ〜(泣))

■演技力
 メグミ>シオン

 こんなもの数値化し難いのですが(苦笑)
 まぁ化粧の厚さの差でしょうか(オイ)

■事務・経済一般
 エリナ>ルリ、シオン

 お金儲けの才能があるのがこのぐらい。あと会社勤めが出来るのもこの辺りの方々のみ。アキトも諜報ぐらいの知識はあるけど実際に帳簿を付けられるかというとそうでもないみたい。
なお、シオンが株とか出来るのはエリナとルリが仕込んだから。
どこの時代でもお金を稼げるようにという親心かららしい。

■料理の腕
 ホウメイ、アキ>アキト>シオン、アキト(2197)、サユリ

 アキトが若干下がっておりますが、味覚が戻ったとはいえ
 完全に元に戻っていないからです。
 (って事はアキモードの場合はちゃんと復活しているという事か?)

■戦略、戦術指揮力
 ユリカ>シオン、ケン、ジュン、ルリ>サブロウタ>>ハーリー

ユリカが一つ抜けていますが、それなりに優秀な部類に皆さん入っています。
とはいえ、事前にどれだけ情報を集められるかで大きく変わってくる分野ではあります
どちらかというとシオンがあまりこの辺りに力が入っていないのはトレジャーハンターとして必要な部類のスキルではないからですかねぇ。
ただ、比較的政治的な視野も含めてモノを考える事が出来るので場合によってはユリカを出し抜く事も可能(事前にどれだけの情報を握っているか、自分の状況、立場が有利不利とか)
越えられないほどの差はないという事です。

■バスト
 ミナト>エリナ、イネス>ユリカ、イズミ>アキ>サユリ、ヒカル>シオン、メグミ、エリ>ルリ、ラピス、六人衆娘。

 コメント無用(爆)

■説明・・・もとい技術、メカニック
 イネス、サリナ、ラピス>ウリバタケ>シオン

上位三名はそれぞれ微妙に分野が違うのでどれがどうとは言えなかったりします(笑)
実際のシオンはウリバタケの整備をある程度手伝えるぐらいの能力でしょう。
一人でトレジャーハンターをやっていく上では現場で対応出来る技術が必要になります。
師匠は多分未来のウリバタケ(か、その息子)で、ラピスは変な発明しか教えなかったらしい(笑)

余談ですが、シオンが比較的優秀な部類に入るのは、やはり優秀な傭兵とかが、偏りなく技能を伸ばしていくのと同じですね。特に奥さん's達がなるべくシオンが一人でも生きていけるように未来で鍛えたのが大きいです。アキトは素っ気なかったらしいですが。



どうでもいい2203年頃の時代考証


■アルストロメリア
 劇ナデ時にはほとんど先行量産あるいは先行試作だった製品ですが、リベ2では量産移管されており、2203年頃には既に後期モデルとなりつつあります。
 劇ナデ時にボソンジャンプによるゼロ距離アタックを想定したクロー装備は廃止され、極オーソドックスな武装になっています。
 いわゆる量産型アルストロメリアは劇ナデに出てきた量産型エステに近い扱いになり、レールカノン装備、ボソンジャンプも1回に制限され生産性とコストを上げています。
(パブリックゲートの存在でゼロ距離アタックが不可能になった為)

ちなみにエステバリスとアルストロメリアは現在入れ替え期間中ですが、まだまだエステバリスも現役に近いです。またサレナパーツが存在するので。

ただし、システム的にはかなり限界が見え始めている嫌いがある。
無理にバッタ相手に戦わないと行けないわけではなく、IFSというシステムそのものも一般パイロットからはウケが良くない。徐々に廃れる立場にあるみたい。

事実2215年には旧式の烙印を押されていたりします(笑)

■赤光と白眉
 はっきり言って夜天光と六連のマイナーチェンジです。
そのままだとダーティーなイメージの付いた夜天光を軍に売れないので外装だけ変えて量産化を図った機体です(設計図を火星の後継者からクリムゾンが入手した)
まぁ見た目はある程度変わっていますが、基本的な制御パターンや動作音による音紋などは一致しているので、エンジニアから見れば一発で同型機とわかる代物です。

なお、白眉には足があります。
「足なんて飾りなんですよ、それが偉い人にはわからないんですよ!」
とエンジニアが吠えたとか何とか(笑)

■ボソンジャンプ

さて、この世界ではボソンジャンプは2種類あります(オイ)

一つ目はパブリックゲートを用いる方法
これは特定の地点に限りA級ジャンパーがジャンプサポート機器(戦艦だったりジャンプボートだったり)を使ってゲート間を任意にジャンプする事が出来ます。
A級ジャンパーが必要なモノの、ゲートそのものの敷設にあまり費用がかからないので非常にきめ細かくポイント移動を出来ます。そして何よりもハブゲートが少なくて済むことです。
とはいえ、それなりのハブゲートに関してはエネルギーチャージや国境施設、税関、免税店(オイ)などの施設が出来るのでそれなりに大きい土地が必要になります。

二つ目はチューリップ経由のボソンジャンプ(オイ)
まぁ平たく言えばヒサゴプランと同じモノを作れば同じ事が出来るのですよ。
というのも、元々チューリップはある地点からある地点までの転送用に作られている為、ほぼ入り口と出口はペアで作られているはず!(ミナトが言っていたけど、入り口が一つで出口がいっぱいだったら使えないという発言の通り)

ただし、時間移動してしまうという壊れたチューリップは夢幻城側で強制的にジャンプを解除されてしまうので、ちゃんとしたナビゲートシステムを併用するか、A級ジャンパーが使わないと意味がありません。

利点はB級ジャンパーでも運用可能だけど、行きたいところにチューリップを敷設しないといけなく、どんなに小規模なチューリップゲートを作ってもコロニー一つ分の大きさを占拠してしまう事。また中継地点が必ず必要なのでどうしても大がかりな管制が必要になってしまう(そうじゃないと各地点を結ぶチューリップがN×N倍に増えて行く為)
ハブゲートの場合は最低でもアマテラスクラスのコロニーが必要になる事があげられます(パブリックゲートとコストが100倍も違う)

パブリックゲートとチューリップゲートの関係は道路と鉄道ぐらいの違いに考えて下さい。

2203年現在はチューリップゲートは一旦ヒサゴプランでポシャった為に再度復興させようという動きは起きておらず、もっぱら商業ベースで発展したパブリックゲートの方が優先的に整備されています。

なお、まだ地球上にも火星、月、木星にも火星会戦当時の名残で放置されたままのチューリップが活動を停止していない状態になっています。それを破棄して回るのも宇宙軍あたりの役目になっていたりしますが、中には木連軍すらその存在を忘れているチューリップもあって、そういうチューリップを使って非合法にジャンプする・・・という事も実は可能だったりします。
(2222年時点でのトレジャーハンター達の間では結構有名なテクニックだったりします)



ネタバレしない程度の余談というか、覚え書き


■タナトス
 木星惑星軌道上に見つかった新しい古代火星文明のプラント。
 死の神の名前を頂く。当面の物語の舞台

■ヒュプノス
 その後見つかるプラントのひとつ。難攻不落の一つともいわれている。

■レテ
■ニクス
■ネメシス
■ディアボロス
 たぶん今後登場するだろう、プラント達(っていうか、名前のストック)

■ブーゲンビリア
 ステルンクーゲルの後継機種。
 より強力なエンジンを積んだがその分機体が一回り大きくなる。
 配備はなかなか進んでいない

■エクサバイザー
 エステバリス系の最新機動兵器。10年ぶりの新設計
 陸戦用のローラーダッシュが外されていて幾分無重力戦に特化されている。
 格闘戦などに対する見直しが徐々に進んで来た為開発された。
 サジタリウスに所属する黒いエクサバイザーといえばトレジャーハンターの仲間内ではかなり有名
 ※余談ですが2204年以降の世界は平和なので機動兵器の新規開発は盛んではありません。F15の様に色々リメイクされながらも息の長い運用がされてます。

■サジタリウス
 ウリバタケ・シンゴを中心とするサルベージチーム。
 同名の宇宙船に乗っている事からこの名前が付いている。
 シオンの活躍でかなり有名なグループ。他のメンバーはいるけど詳細は不明
 (単に考えていないだけ(爆))
 元ネタは宇宙船サジタリウス(笑)

■ウリバタケ・シンゴ
 ウリバタケ・セイヤの息子。TV本編にも出ていたあの男の子(名前は勝手に命名)
 若々しくて眼鏡をかけていないセイヤといった感じ。
 名前の由来は私の甥から(いや、甥の兄妹がセイヤにシンゴだったから(笑))

■エターナルCC
 シオン専用のCCで、特徴としては
 ・どこにでもジャンプ出来る(演算器へのダイナミックリンク機能)
 ・使用しただけでは消滅しない
 ・再チャージが可能
 ・自然に時間が経てばチャージなされるが、遺跡などを発掘したりするとその分早くチャージされたりもする。

■九十九・ホーリー
 ゴート・ホーリーとハルカ・ミナトの長男。
 意外に命名はゴートだったりする。
 爽やか系(ただし白鳥九十九やテンクウ・ケンと同類の爽やかさ)
 シオンの良き兄貴分。月臣の道場の師範代でもある。
 ちなみに妹が一人いる

■アオイ・ユキナ
 旧姓白鳥ユキナ。アオイ・ジュンと学生結婚した。
 陸上でインターハイに行った関係で教員免許を取り、ミナトと同じ学校に着任する。
 以降、ミナトが教師を辞めた後も陸上部顧問として頑張る。
 夫婦仲は良好


第20話付近の各階級

ほとんど忘れかけているのでナデシコ艦隊の組織表をまとめておきます

参謀本部
役割、役職 ナデシコC(旗艦)
提督(艦隊最高責任者) アオイ・ジュン准将
艦長(艦運営責任者) テンクウ・ケン少佐
副長(次席艦運営責任者) マキビ・ハリ少尉
戦闘指揮官 テンカワ・アキト(兼務)
オブサーバー(遺跡関連) テンカワ・ミスマル・ユリカ退役少将※1
オブザーバー(技術関連) ホシノ・ルリ退役大佐※1
オブザーバー補佐(技術関連) ラピス・ラズリ(少尉待遇)☆※1
会計監査官 エリナ・キンジョウ・ウォン(少尉待遇)☆※1
従軍報道官 メグミ・レイナード(軍曹待遇)☆※1
スタッフ
BJナビゲータ 実際には誰かいるはずだが、実質は
テンカワ・アキト(兼務)
あるいはテンカワ・シオン(兼務)
オペレータ(兼システム管理者) マキビ・ハリ少尉(兼務)
主席操舵士 不明
次席操舵士 不明
主席通信士 カザマツリ・コトネ軍曹
次席通信士 ミカ・ハッキネン軍曹
ゲスト通信士 メグミ・レイナード(兼務?)※1
エステバリス隊隊長 テンカワ・アキト(兼務)
エステバリス隊員 テンカワ・シオン(兼務)
アマノ・ヒカル(少尉待遇)☆
マキ・イズミ(少尉待遇)☆
他・・・
整備班班長 不明
整備班員 不明
医療班班長 不明
医療班員 メグミ・レイナード(兼務?)※1
食堂班班長 テンカワ・アキト(大尉待遇)☆
シェフ テンカワ・シオン(少尉待遇)☆

まず、ナデシコ艦隊はSecond Revenge以降、おおきく様変わりしており。
ナデシコB、ユーチャリスは艦隊から外され、構成艦隻は実質ナデシコCのみの艦隊となっております。
結果として旧ナデシコBクルーがそのままナデシコCにシフトしているイメージとなり、待遇相当の民間クルーは退職しています。

ユリカ、ルリはSecond Revenge終了後に退役し、その功績と鑑みて1階級上がっております。
ジュンはルリ達と同様に1階級昇進しましたが、自身の才覚が優秀であるということと、最低でも艦隊提督が准将以上という内規のおかげで昇進しております(いや、ジュンは一応エリートですから)
それ以外のクルーに関しては昇進せず、階級は据え置きです。Second Revenge時の功績を余り与えたくないという統合軍側の意向が働いたようです。ユリカ、ルリの昇進も退役して軍内部での影響力が無くなるということを織り込み済みの人事といえます。

いくつか注意点があります。
☆印は基本的にネルガルからの出向者扱いです。
軍事作業上、階級を与えられていますが、これはあくまでも宇宙軍傘下の艦隊ということで、その運営を円滑に進める上で与えられた階級です。
従ってナデシコ艦隊以外では宇宙軍、統合軍内部でこれらの階級はなんの権限も持ちません。

※1は20話以降の配置です。19話以前は存在しません。

アキト、シオンのメインの役職はコックです。それ以外が兼業というイメージです。
でも無駄に階級が高いのはパイロットとしての業務を行うのにこれだけの階級がないと業務遂行が困難という判断のためです。

ユリカとルリは退役軍人なので待遇扱いの人達よりは上だけど、現職よりは発言権がないということに見かけ上なっておりますが、この人達にかかったら、そんなこと関係ありません(苦笑)
まぁ弱みを握られているので仕方がないかもしれませんが。

そうそう、ナデシコ艦隊の所属は現在も宇宙軍ですがその役割はおおきく変わっています。
現在の役割は古代火星遺跡関連の調査ということになっています。ただし実際には劇中にもあるとおり、火星会戦時に大量に散布されて行方不明なったチューリップの探索とその破棄というかなり地味な役割となっています。
第1話以降は新プラントの調査、第20話以降はバッタの暴走事件の調査が役割となっています。

Special Thanks!!
・にゃ♪ 様