Fuku's Tea Room


ねるとんパーティ


 会社の後輩Wは、女好き・・・。

  気に入った女の子には、すぐにアタック!!

   先輩のバックアップもあって、必ず初デートまで成功する。

 しかし、そんな後輩Wの弱点は・・・。

 「熱しやすく、冷めやすい。」

   初デートをしただけで、満足してしまうのであった。(笑)

 気が小さい後輩Wは・・・。

  手も握らず・・・。

   キスもせず・・・。

    当然、Hな事はしていない・・・。

     何が彼を満足させるのか・・・?わからん・・・?

 「ふくさん。自分で自分が情けないっす・・・。」

 こんな事を繰り返しているうちに、社内での後輩Wの評判は悪くなってしまった。

  それは・・・。

   声をかけた女の子が皆、社内の女の子だったから・・・。(笑)

 社内ですっかり変態扱いされた後輩Wは、ついに社外進出!!

  当時、流行の「ねるとんパーティ」に目を付けたのである。

 「ふくさん。一人じゃ嫌だから、一緒に参加してくださいよ・・・。」

 「W。今度のスキーのメンバーが足らないから、参加しろ。」

 「ふくさん。参加するから、御願いします・・・。」

(実は、Wはスキーが大嫌いなのである。こう言えば、断ると思っていたのだが・・・。)

 「W。ねるとんの予算は?」

 「2千円から1万5千円くらいまで、いっぱいありますよ。」

 「W。こういうのはケチったらいかん。間の7千円くらいにしよう。」

 冗談半分に返事をしておいたが、次の日・・・。

 「ふくさん。申し込んできました。」

 「・・・。」

 女の事になると、すばやい後輩W・・・。

  仕事もこのぐらいやってくれれば・・・。

   申し込んだのは良いが、お金が足らないWは私から借金した・・・。(笑)

 そして、当日。

  新宿の会員制ホテルに集合。

   どんな女の子が来るのか、気になった2人は玄関で探りを入れる。

 (実は、私も恥ずかしかったのである・・・。)

 すると、蛍光色ドレスに身を固めた水商売風の女が入っていく・・・。

  「ふくさん。帰りましょうか・・・。」

  「そうするか・・・。!。何言ってんだ。入るぞ!!」

 中に入ると番号札を渡され、番号の書かれたテーブルへ。

  各テーブルには、男が5人程度・・・。

   女の子は、まだ入場していない・・・。

 「皆さん!お待ちかね!!女の子の入場です!!!!!」

 司会者の合図と共に、女の子が入場。

  結構、つぶぞろいの女の子が・・・。

   さっきの水商売風は・・・?

    いたぞ!!

     何だ・・・。あの2人だけ浮いている・・・。(笑)

      良かった・・・。

 (中略。私の重要なプライベートの部分も含まれますので、別の機会に。(笑))

 様々なイベントが終わり、フリータイムとなった。

  話の合った女の子2人を「両手に花」状態でくつろぐ私・・・。

   後輩Wは独り寂しく、水割りを飲んでいた・・・。

 「W。来いよ。」

   後輩Wを呼び、4人で楽しく語り合った・・・。  

 そして、告白タイム!!

  順番はWの方が先だった。

   予想通り、「両手に花」の一人のところへ・・・。

    結果は・・・。

     「一緒にドライブしましょう!!」

     「よろしくお願いします・・・。」

 一つ返事でOKをもらった。

 (中略。私は秘密・・・。)

 無事に付き合いだした後輩Wと彼女は・・・。

  彼女の積極的な行動により、1つに結ばれた・・・。

 ある日、会社にて

 「W。いいところまでいってるみたいじゃないか。むふふ・・・。」

 「ふくさん。もう、別れようかと思っているんです。」

 (Wの悪い病気が再発。しかし、実は彼女の友達と交際中だった私は、彼女の気持ちを知っていたのである。「両手に花」・・・。)

 「W。彼女・・・。結婚したいって言ってるんだぞ!!」

 「・・・。」

 Wの顔から血の気が引いていく。

 「・・・・。」

 Wの顔が青い。

 「・・・・・。」

 Wの顔が硬直している。

 「・・・・・・。」

 Wの持っていた煙草の灰が落ちる。

 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

 Wはよっぽどショックだったらしい。

  このままでは、死んでしまうかも。

   そこで・・・。

 「ナンテネ。うそだよ。うそ!!」

 「何だ〜。驚かさないでくださいよ〜。」

 すっかり元に戻るW・・・。

 結局、後輩Wは彼女と別れたが、このままで済むはずは無い。

  「ふくさん。また申し込もうと思うんですが・・・。」

  「W!!いいかげんにしろ!!!!」

 私は、現在の妻になる人と付き合っていたのだから・・・。


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