10月31日(火)
タップがいなくなってから、ほぼ毎日酒浸りの生活でした。
ただただ朦朧としていたくて、現実を受け止めることができなくて・・・。
最低限の家事とキャンピーの世話だけ。
「このままだったら死ぬな」って、自分で感じるくらいの、
朝目覚めた時の肝臓の不快感。意識がクリアになることもありませんでした。
生まれて初めて「エサやりを忘れる」失態を犯し、つくづく自分が嫌になって、
ただじっとそばにいてくれるキャンピーが不憫でなりませんでした。
夕方薄暗くなってくると、遠慮がちにシッポを振って散歩をねだってきました。
一人と一匹だけの淋しい散歩。
私の顔を何度も見上げながら歩いてくれたけど、かける言葉もありませんでした。
ただキャンピーの行きたい方へ歩くだけ・・・。
一ヶ月もそんな状態が続いて、さすがに見かねたミンチョリンが、
「犬を飼う!」と決めたみたいでした。
その方がいいけど、別にどっちでもよかったです。正直なところ・・・。
今までみたいに気持ちが盛り上がることもなく、
淡々とした思いでヒヨリを迎えました。
躾はキャンピーに丸投げして、相変わらずだらけきった生活。
お酒の量は少しは減ったけど、ただ生きているだけの毎日でした。
でもチビスコはやっぱり可愛いかった。生きる力が漲ってた。
少しづつだけど、キャンピーとヒヨリとの生活を楽しみたい気持ちが出てきました。
ヒヨリはまだお散歩はダメだったけれど、思い切って和歌山まで遠出しました。
嬉しそうな2匹。キャンピーもヒヨリも笑ってました。
それなのに・・・。
星組と示し合わせたかのように、突然逝ってしまったキャンピー。
キャンピーが死んでから、当然のように身体が悲鳴を上げて、
喘息になるわ、食欲はなくなるわ、お酒も全く受けつけなくなりました。
24時間ヒヨリと1対1で向き合って生活することが苦痛でした。
ヒヨリはまだ赤ちゃんで、私の都合なんて何もわかってくれないし、
私はしっかり向き合ってやれないことに罪悪感ばかり感じました。
「ヒヨリと上手くやっていけへん」って、ミンチョリンに泣き言も吐きました。
でも・・・。
ファル・盛・くー・リグ・えび・シオ・タプ・キャン。
奴らに置いてけぼりにされた感は拭えないのですが、
ヒヨリとの出会いは、星組達の悪だくみのような気がするので、
しっかりと受けて立つつもりです。
新しい月を迎えるにあたり、ちょっとやる気になってみました。
10月30日(月)
キャンピーの初めての月命日。
パピスコからチビスコへ、ヒヨリが日々成長していく様を見ているので、
なんだかすごく時間が経ったような気がしますが、
まだ全然実感が湧きません。
今でもヒヨリの名前を「キャン」って間違うし、
タップの具合が悪くなった7月からの記憶がぼんやりしていて、
毎日どうやって暮らしてきたのか思い出すことが出来ません。
水口チームがみんな星になったことで、
私の人生の一時期も、確実におしまいになったんだと思います。
もう一度やれって言われたら、少し考えてしまうけど、
本当に楽しい毎日でした。
キャンピーの死は、そんな毎日の終わりなんだと思います。
10月29日(日)
一日雨かなぁ・・・って諦めていたら、
夕方少し明るくなって、青空が見えてきました。
車で『ココリバ』まで行って、少しだけ歩かせてやりました。
雨上がり。綺麗な虹が出ていました。
さすがに誰もいませんでした。
すぐに暗くなってしまったけど、ヒヨはおかまいなし!
帰りに初DVDの返却。(耳の間にTSUTAYAの返却ポスト!)
いつもはバリケンに入れての移動ですが、
今日は身体が湿っていたので、私の膝の上でタオルドライ!
最初何度か車酔いもしたのですが、もう平気です!
乗せているのを忘れるくらい大人しくしていられます。
5カ月になったチビスコ。日々成長しています。
10月28日(土)
また台風。朝から雨。
こんな日でもミンチョリンはゴルフ。
ご苦労様です。
お昼前に雨が止んだので、とにかく散歩へ行きました。
犬飼いの考えることは誰しも同じ。
中途半端な時間帯にも関わらず、お散歩ラッシュ!
遊んでもらいたいヒヨリはヒンヒンわめき散らしてました。
・・・退屈を持て余すヒヨリ。
10月27日(金)
調子に乗って、草津川跡地の公園『ココリバ』まで散歩。
駅まで歩くよりちょっと近くて、公園内は車が通らないので安心。
ヒヨリも楽しそうに歩いてくれます。
初めての階段。頑張る!
初めての匂い取り。からのぉシッコかけ。エラそうにっ!
初めてのわさわさと草を運ぶおじさん。を見た。固まる。
犬が1匹だけで大人になるってことは、
本当に大変なんだなぁ・・・と思う。
仲間がいないって、いくら私が一緒でも孤独なんだ。
頑張ってるよ。ヒヨリ。
本当にちょっとだけだったけれど、
キャンピーが一緒に居てくれたのは心強かったと思う。
私ではまだまだ・・・だ。
10月26日(木)
夏から延び延びになっていた乳がん検診。
今年も無事に終わりました。
せっかく京都まで行ったのに、
ヒヨリのことが気になったので、お昼も食べずに帰宅。
昨日の疲れでやんちゃする元気もなかったのか、
破壊行動も一切せずにおとなしくお留守番できました。
5時間・・・。今はこれでギリギリだな。
10月25日(水)
キャンピーがいなくなってから、寝坊癖がついてしまったミンチョリン。
今日からヒヨリと朝の散歩を再開しました!
すぐに帰ってくるかと思ったら、意外に時間がかかったので、
「全然歩かへんかったん?」って聞くと、
「キャンと歩いたコースちゃんと回れたで。
リードで半分吊り上げてやけど・・・」って。
まぁいいとしよう。5カ月のチビスコやもん。
とにかく外に出してやって、色んなモノを見せてやらないとね。
あんまり天気が良かったので、お昼からはダメもとで遠出。
駅前のATMまでヒヨも連れて行きました。
歩かなくなったら、スリングに入れて帰ればいいし・・・。
ヒヨ。元気いっぱい歩くのですが、
自転車が怖い。トラックが怖い。
ベビーカーが怖い。子供の大群が怖い。・・・経験値ゼロだもんね。
出来るだけ交通量の少ない道を選んで、
往復4キロちょっとの道程の、半分以上は自力で歩いてくれました。
夜帰ってきて「今日は大人しいなぁ」ってミンチョリン。
疲れた犬は良い犬だけど、私もぐったりくたびれました。
10月24日(火)
彦根城の『多聞櫓』の白壁が剥がれ落ちました。
台風の仕業です。
子供の頃、毎日のように遊びに行った彦根城。
お堀にはまったり石垣を登ったり、
「国宝に何てことしてたんだっ!」って今は反省しています。
大切な思い出に傷がついたみたいで、かなりショック。
補修費用に使ってもらえるなら、ふるさと納税したいと思います。
10月23日(月)
夜中すっごい風でちょっと怖かったです。
琵琶湖線がぐだぐだなので、
ミンチョリンはいつもより早くに出かけて行きました。
お昼過ぎには晴れ間が!やったぁ!
キャンピーと歩いた散歩コースを、ピヨと初めて歩きました。
匂いを取るより気持ちが走るので、
みちくさせずに、なかなか上手に歩いてくれました。
10月22日(日)
・・・。ずっと雨が降り続いています。
時々防災無線が聞こえてきます。
市内で避難指示が出た所もあるみたい。
ミンチョリンは戦隊モノのB級映画を観ています。
ピヨと私は退屈を持て余しています。
10月21日(土)
せっかくの週末なのに雨。
明日は台風で雨風強くなりそうだし、
朝のうちに期日前投票に行って買い物も済ませて、
あとはウチで籠城する予定です。
投票所。すごく混んでてびっくり!
10月20日(金)
キャンピーがいなくなってから、まだ20日しか経っていないのに、
全く気配がなくなってしまいました。
みんなと出会えて楽しいんだろうなぁ。
淋しいけれど、キャンピーらしいなって思います。
10月19日(木)
秋雨前線と台風の影響で、毎日雨が降ったりやんだり・・・。
おまけに体調もピリッとしないから、ついピヨの散歩をさぼってた。
ダメダメ!しっかりしろ私!
3回のワクチン接種も完了して、
先週末からは散歩も大丈夫!だったのに、
何となく草むらを歩いたり、匂いを取らせたりするのが不安。
病気になったらどうしよう・・・って。
このまま外の世界を知らないままで、
一生部屋の中だけで生活させようか・・・なんて思ったりもする。
でもテレビの中の犬やら猫やらに反応して、
首をかしげながら嬉しそうに観ているピヨがあまりにも不憫で、
雨の止み間に連れ出しましたよ。家から・・・。
元気いっぱいにはしゃぐピヨが可愛いかった。
生きてく力が溢れてたよ。
10月18日(水)
食後の薬を飲むとすごく眠くなって、
気がつくと2時間位ぐっすり寝てしまってます。
自分でもあきれるくらい、これ以上ボケないか、
マジで不安になります。・・・でも眠い。
10月17日(火)
吸入の回数を少し減らすことになりました。
とりあえず薬が効いているって感じです。
咳は止まったけれど、息苦しさは変わりません。
10月16日(月)
ソファーの下に潜り込んで寝るピヨ。
いつも『頭かくして足パウ隠さず』です。
10月15日(日)
昨日はランの本格デビューのあと、
シャンプーもしてもらいに行きました。
ちょっと疲れるかなぁ・・・って思ったけれど、
もうすぐ5カ月のチビスコだもん。
全然へっちゃらでした。
キレイになったのはいいけど、太もも辺りが毛羽立ってます。
ショップのお姉さんに、タップとキャンピーが亡くなったこと、
普通に話せました。
10月14日(土)
タップの百箇日でした。
思い出すと淋しくて涙が流れますが、
なんだか空っぽです。私。
・・・それでも仔犬は大きくなっていくのですよ。
ヒヨリにとって大切なパピー時代。
いつものランで社交界デビューをさせました。
どんよりとした曇り空だったので、
ランには若い男性と1歳半のオスのラブ君だけでした。
私達を見つけて「遊べるっ!」って超興奮のラブ君。
いきなり自由にさせるのは不安だったので、
リードをつけたまま少し離れた所にいたのですが、
ランのオーナーが事情を話して、ラブ君をつないでくれるように言ってくれました。
で、ヒヨリを離してやった方がいいと・・・。
ヒヨリは特に怖がる様子もなかったので、ラブ君に匂いを嗅いでもらいました。
『嗅げて触れたら』納得。
すぐに「遊ぼ!」って誘ってくれるようになりました。
次に来たゴルちゃんもすごく優しくて、
ヒヨリ。シッポをまいていたのは最初の5分だけでした。
最後は同じ月齢のボルゾイのパピーちゃんと何となく盛り上がって、
やんちゃ盛りのボーダーに「エイッ」って前脚をかけたりして、
上々のデビューとなりました。
少しくらい追いかけられても鳴かないのがいいね。
シッポをピンと立てて、絶えず前のめりなのが、
さすがスコティッシュテリアだわぁ・・・と思った親ばかです。
10月13日(金)
ちょっと復活。
薬を飲むと眠くなるので、一日中ウトウトしている。
横になりながらぼんやりと、
「他の子が死んだ時、キャンは何をしていたかなぁ」って、
その時のことを思い出そうとしたけれど、全然ダメだった。
最期の時。自分のことに手がいっぱいで、
キャンピーのことを何も考えてやれなかった。
きっといろんなことを感じていたんだと思う。
10月12日(木)
まだ熱っぽい。風邪?
咳は治まっているけれど、
息苦しさは変わらない。しんどい。
10月11日(水)
食欲なし。
薬飲んで寝る。
ほぼ死んでる状態。
10月10日(火)
昨日は一晩中息苦しくて眠れませんでした。
今までとは違う感じ。ちょっとおかしい・・・。
放っておいて治る感じがしないので、朝から『呼吸器内科』に行きました。
(循環器内科はたくさんあるけど、呼吸器内科は以外となかった・・・)
診察の結果『喘息』でした。トホホです。
吸入のお薬・食後・寝る前の飲み薬・喘息パッチ?みたいなフルコース。
症状が落ち着くまでは運動は控えるように、
日々大人しく暮らしなさい・・・とのことでした。
確かにお薬を使うとすごく呼吸が楽になります。
また熱が出てきた感じなので、今日も早く寝ます。
10月9日(月)
秋晴れ!
シオ・タプ・キャンとよく行った公園へ行きました。
草むらを歩かせるのは心配なので、
とりあえずバギーに乗せての社会見学です。
・・・なんかこぅ、乗り方がエラそう・・・。
秋晴れどころか、日差しも強くて夏のような暑さ。
今日のところは公園1周で引き上げることに・・・。
帰りにクラブに寄って、初めての生馬!
興味津々です。
久しぶりに動き過ぎたのか、
私にしては珍しく7度以上の発熱。しんどいです。
10月8日(日)
一度は良くなったと思ったのに、また気管支の調子が悪いです。
なんだかいつもと違う咳が出て、マジで吐きそうになります。
ホントに元気が出ない・・・。
ヒヨリの散歩。今までの子ならとっくに外に出している時期だけど、
8年ぶりの子育ては不安の方が大きくて、
なかなか大胆に「よしっ!お出かけしよう!」って気持ちになれません。
でも明日はすごくいいお天気らしい・・・。
バギーに乗せて、河川敷の綺麗な公園に連れて行く予定です。
10月7日(土)
犬友からたくさんのお供えが届きました。
ありがとうございます。
キャンピーの嬉しそうな顔が目に浮かびます。
10月6日(金)
キャンピーの初七日でした。
早かったのかなぁ・・・。
なんだかずーっと昔のことのような気もする・・・。
ヒヨリ。やっと3キロ超えました。
毎日ずっと一緒にいるので、なかなか実感できないけれど、
ミンチョリンは「大きくなった。落ち着いてきた」って。
2つのトイレを使い分け「おすわり」も覚えました。
今週末からは少し外に出してやろうと思います。
ホントは解禁は来週からだけど・・・。
10月5日(木)
あたち。みんなの所に行きたいよぉ。
(あかんて。母さん淋しくて死んでしまうで)
でもあたち一人ぼっちやん。どうしたらいいのぉ?
(ヒヨリにトイレを教えたらこっち来ていいよ)
ほんまぁ?約束やで。
あたちが連れて行かれた所は、
何だかフワフワしたワンコがいっぱい居る所でした。
6匹の先輩ワンコがいました。時々怒られて怖いこともあったけれど、
広いお庭に一日何度も出してもらえて、
美味しいお花を食べたり、ミミズにスリスリしたり、
ボール遊びも教えてもらって、すごく楽しかったです。
最初に一緒に寝てくれたのはファルちゃんでした。
嬉しかったから顔中を舐めてあげました。
ファルちゃんの顔が、あたちのよだれでカペカペになっても、
母さんは「キャンピーはいい子やねぇ。ファル綺麗になったわぁ」って、
すごく喜んでくれました。
ファルちゃんはもうおばぁさんで、一番フワフワしていました。
時々押し倒したりしたけれど、一度も怒られませんでした。
あたちのこともよくわからなかったのかもしれません。
だけど大サービスでいつも綺麗に舐めてあげました。
毎日安心してくっついていられたのに、
ファルちゃんは出会って4ヶ月でいなくなりました。
淋しかったです。いつも一緒にいてくれたんだもん。
ファルちゃんのことを思い出すと、とても悲しくなるけれど、
他の姉さん達と段々仲良くなることが出来ました。
一人兄さんもいました。
お出かけする時はみんな一緒で、お泊りもしました。
車に乗ったまま、そのままずーっと乗ってると、
全然知らない臭いの場所に出て、車の中で寝たりします。
九州とかいう場所でした。
何日も車でお泊りしました。
「車が止まって外に出してもらえたらオシッコするんやで」って、
姉さん達がみんなで教えてくれました。上手くできたと思います。
みんなと出会って2年と少し経った時、
母さんが一番仲良くしていたくーちゃんがいなくなりました。
そのあと2年も経たないうちにリグちゃんがいなくなりました。
くーちゃんはあたちのことなんて完全無視だったけど、
りぐちゃんはすごく優しくしてくれたので、
ファルちゃんの時のように一生懸命舐めてあげました。
母さんも喜んでくれたし、毎日そばにいて、
一生懸命舐めてあげたけど、やっぱりいなくなってしまいました。
どうしてかなぁ・・・。
どうしてみんないなくなるのかなぁ・・・。
ファルちゃん・くーちゃん・りぐちゃん。
3匹がいなくなって、えびちゃんシオちゃんタプちゃんだけになりました。
えびちゃんは兄さんなので、誰よりも優しくしてくれたけれど、
少ししたら段々おかしくなって、また2年と少しでいなくなりました。
すごく不安で淋しくて、だって考えてもみてよ!
あとは大きいシオちゃんと、頑固なタプちゃんしか残ってないんだから!
父さんと母さんは、どこに行くのもみんな一緒に連れて行ってくれました。
でもあたちはいつでも紐に繋がれて、なんだか損した気分。
それでもお出かけは大好き!
シオちゃんもタプちゃんもご機嫌になるから、
少しくらいやんちゃしても怒られないし・・・。
凸凹コンビ?3匹はトリオ?かなぁ・・・なんて思っていたら、
天国のえびちゃんに呼ばれて、シオちゃんがいなくなってしまいました。
あっという間。2ヵ月も経たないうちでした。
母さんが死にそうでした。
何があったのかわからないけれど、
ずっと暮らしていた家を離れることになったみたいでした。
母さんが元気になるのならそれでいいです。
毎日元気に遊んでくれるのなら、お庭がなくなってもいいかなって、
タプちゃんに「文句は言うたらあかんで」ってキツク言われて、
とにかくあたちのことをもっと見てほしかったから、
父さんと母さん。タプちゃんとあたち。
4人で楽しく暮らせるなら、どこにだって付いて行こうと思いました。
初めての『ハイツ』っていうの?
四角い箱みたいな、お庭もないし、美味しい花の木もない所に行きました。
ちょっとショックでした。
お引っ越しをしてから、今までよりお散歩は増えました。
ただ洗濯機がピーピーなっても、お庭がないので外には出られません。
そんなことにもだんだん慣れてきました。
あたちも少しづつ大人になってきて、我慢とか諦めとか、
そういうことを学習したんだと思います。
タプちゃんとは、本当に少しづつ少しづつ仲良くなって、
身体が触れていても怒られないようになりました。
ヒーターに当たる時なんて、お尻がギュってくっついていても、
全然平気になりました。タプちゃんはあたちを受け入れてくれてます。
めっちゃ嬉しいです。
引っ越してから1年少し経って、平和な毎日が過ごせるようになった頃、
タプちゃんがいなくなりました。えぇぇぇーっ!って驚いているうちに、
お星様になったんだって母さんが教えてくれました。
もうヤだな。お別ればっかでもうヤだな。
タプちゃんがいなくなって1ヶ月。
あたちは淋しくて退屈で・・・。
そしたら母さんがチッコイ犬を連れてきました。
タプちゃんと同じ種類で『日和』っていうんだってさ・・・。
なんかもぅ無理っぽ・・・。
ジェネレーションギャップぅ?カルチャーショックぅ?
とにかくあたちはなんだか面倒くさくなりました。
姉さん達に相談してみます。
あたちはみんなとチームだもん。
引っ越ししてからはタプちゃんと、女同士だけど『バディ』だったもん。
伝説のリーダー『盛夏さん』には会ったことはないけど、
でもファルちゃんやクーちゃん、りぐちゃんえびちゃん。
一緒に走り回ったシオちゃん。最後まで一緒だったタプちゃん。
みんなとチームだもん。みんなのところに行きたいもん。
仲良くなったらみんないっちゃうんだもん。
だからあたちもいこうと思うんだ。
そんなのダメかなぁ。みんなぁ。置いて行かないで。
10月4日(水)
ミンチョリンの帰りがいつもより少しだけ早かったので、
駅までお迎え。20分のウォーキング。
週末はいつも満席で2回断られたお店。
さすがに平日は入れました。カウンター席だったけど・・・。
『とりあえず石窯でなんでも焼くぞ!』なお店。
サラダはローストビーフとアボカド。
焼き野菜は塩で・・・。
石窯で焼いてあるので、味が濃縮されていて美味しかったです。
テレビでキャンピーの姿を見たからか、
ヒヨリ。テレビが大好きです。
今日は「ムース(ヘラジカ)の赤ちゃん」に興味津々でした。
仔犬って毎日手間がかかって、B&Wのことを考える間もなく、
毎日何かしら「なんとかせねば・・・!」な出来事が起こります。
昨日、私自身が生まれて初めてバリカンを持って、
足裏とおけっちょ周りの毛を刈りました。
意外と上手くできました。
ヒヨリにとっても初体験。
ミンチョリンに抱きかかえら(抑え込ま)れて大人しくしていました。
10月3日(火)
タップが亡くなってしばらくして、
キャンピーが途方に暮れたような顔で私のことを見るようになりました。
本当に困っていたんだと思います。
キャンピーは20年以上続いた、我が家のチームの最後の1匹。
盛夏と会うことは出来なかったけれど、ファルからタップまで、
みんなを看取って、本当に淋しかったんじゃないかと思います。
実際キャンが亡くなる直前には『みんなが待っているから大丈夫だよ』って、
『シオもタップも待っていてくれるから』って声をかけました。
ヒヨリがいるから死んじゃダメとか、そんなこと思いつかなかったです。
タップと2匹だけの生活が始まって、
本当にそーっとそーっとだけど、
同じクッションに乗っかって、ストーブにあたるようになりました。
それまでの子達とは違って、お互いを舐めたりするようなことは無理だったけど、
タップが許せる範囲いっぱいいっぱい、キャンピーは受け入れられていました。
私が思うよりずっと、キャンピーは『ウチの子』で、
星組達の匂いが濃厚に漂う中で、暮らしてきたのだと思います。
みんなに孫扱いされて、甘やかされて、
ホンモノの仔犬=ヒヨリを見るまで、赤ちゃんのようだと思っていました。
明るくて屈託がなくて、みんなに守られて大切にされて・・・。
そんなキャンピーがたった1匹になった時に、
どれだけ不安だったか、心細かったか、
もっと気を使ってやればよかった。
自分のことで手がいっぱいで、キャンピーの気持ちにまで気づいてやれませんでした。
それでも私のことを気遣ってくれたキャンピー。
感謝の気持ちでいっぱいになります。
10月2日(月)
たった55日しか一緒に暮らすことはできなかったけれど、
ヒヨリの一生にとって、とても大切な日々になると思います。
ランで走り回るキャンピーのビデオを観ていたら、
キュンキュン鳴きながら、画面に映るキャンピーの姿を追いかけていました。
亡くなってすぐは、理解できていなかったようですが、
いつまでたっても帰って来ないキャンピーを、
恋しく思って探しているのは間違いないと思います。
キャンピーのキャリーバックの中をのぞいたり、
ベッドの上をうかがってみたり、思い出す度あちこちを探しています。
ヒヨリには母親のような存在になっていたから仕方ないか・・・。
想定した以上に、本当にヒヨリに優しくしてくれたキャンピー。
面倒臭いと思いながらも、時には楽しく思ってくれた時間もあったと思いたいです。
キャンピーとヒヨリを連れての、最初で最後の小旅行。
何の計画も立てないままでしたが、行ってよかったなぁって思います。
タップとは危険な空気が漂って、一緒に乗ることはできなかったのですが、
ヒヨリとは2匹でバギーに乗ることができました。初体験!です。
キャンピー。嬉しそうに笑ってます。
こんなことになるのなら、ずっと水口に居れば、
最期まで庭に出て、バッタを追いかけたり日向ぼっこをしたり、
ここよりもっと自由に過ごせていたかも・・・なんて考えてしまいます。
飼い主の気まぐれで振り回してしまって、可哀想なことをしました。
10月1日(日)
・・・ウチの子達はみんなそうです。
週末、ミンチョリンが休みの時に星になります。
ファル・盛・くー・りぐ・えび・シオ・タプ。
ミンチョリンのことなど全く気に留めなかったくーにゃんと、
お父さん子だったけれど、まるで空気の読めなかったえびす以外、
みんな逝く時を考えて勝手に段取りを組んで逝ってしまいます。
昨日は朝一番に先生の所へ行きました。
受付時間前でしたが、先生も奥さんも待っていてくださって、
「ヒヨリだけです。ワクチンお願いします。」って言っても、
『えっ?』って感じで・・・。
「キャンピー今朝亡くなりました。少しつらそうだったけど、
二人で看取ってやれました。」って、
キャンピーの最期の頑張りを伝えることが出来ました。
秋晴れだけど、けっこう蒸し暑い日だったので、
迷った末、一晩置かず夕方に、いつもお世話になっている霊園で、
焼いてもらうことになりました。
亡くなった時は手足を突っ張ったまま、
すごく硬くなって辛そうだったのですが、
霊園で最期に抱き上げた時は、生きているみたいに柔らかくなっていて、
「あぁ。楽になったんだなぁ」って思うことが出来ました。
大きなワンコ達に負けないくらい走り回っていたキャンピーらしく、
手足の骨は綺麗で、そのままの形で残っていました。
歯もたくさんありました。小さな爪も残っていました。
たった8年で、なんでこんなことになったのか、
全然実感が湧かなくて、納得することができません。