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2007年11月23日 チャレンジカップ

秋の恒例行事。『馬の祭典』なぜか中止になって、
替わりに「チャレンジカップ」が開催されました。
馬の祭典では人が走りますが、チャレンジカップでは馬が走ります。

最近、乗馬を始めた時以来、お馬に乗ることが楽しくなっている私。
調子に乗って、
『ジムカーナ・60cm飛越(基準タイム走行)・クロス〜80cm飛越』
の3種目にエントリーしました

まずはジムカーナ。
障害飛越よりも簡単だけれど、思い通りにお馬を動かさなくてはなりません。
おまけに競技開始前に、どの馬に乗るかくじ引きです。
私は3番目。ヴェネに決まりました。


「えっ?おれっち?」          「めんどくせーなぁー」      「まぁぼちぼち行きましょか」

ヴェネは、ヤル気になったらすごいけど、なかなかヤル気を出さないお馬さん。
器用なタイプじゃなさそうだし、最近は乗ってないし、ちょっと不安。
・・・だったのですが、何をすればいいのか分からないながらも(笑)
一生懸命動いてくれたので『3位』ゲット!

次の60cmタイム飛越も、気合乗りのりのフェイマーに跨り、


基準タイムとコンマ3秒違いで『優勝!』

最後のクロス〜80cm飛越こそ、最後の障害を引っ掛けて、
(一番大事な時にウンチ撒き散らしてました。奴は・・・)
一落・減点4になってしまったけれど、無事完走!!



マグナムとの走行で、出来過ぎ!大満足!な一日を過ごすことが出来ました。

障害飛越競技は、普段から接する機会があるのですが、
初めてのジムカーナは、想像以上に難しく楽しい競技でした。
これからもこんなイベントが続くことを、クラブにはお願いしたいと思います。
はぁぁぁ〜! 満足! 満足!


2007年9月17日 ひよこカップ

競技会で一番気になるのは馬匹です。
誰に乗るかによって、完走することを目標にするのか、欲を出してリボンを狙うのか、
気分が盛り上がったり凹んだり、まるで変わってきます。

60cm : 最近障害レッスンで乗ることの多いフェイマーでした。



スタートするまでに、気持ちの良い駈歩がなかなか出せなかったのですが、
スタートしてしまえば、障害を切る気配もなく、
そうかといってイケイケになることなく、落ち着いた走りをしてくれました。
全くいつも通り、ちょっと重目のフェイマーのままでした。



結果。減点0。もう少し前に出せれば良かったかな。

70cm : 何と久し振りのカービングです。
普段のカービングは、ビギナーレッスンや初級レッスンのお局様(男の子だけど)、
障害はレッスンにはほとんど出ていません。
カービングに乗ることには不安は全くなかったのですが、
ちゃんと駈歩をしてくれるか、もっと言えば動いてくれるのかだけが心配でした。



スタッフに「カービー飛ぶの分かってるかなぁ?」って聞くと、
「試合の時はちゃんと動くし大丈夫!」との返事。
・・・確かに!
練習馬場ですらグッと頭を下げて、ヤル気バリバリのカービングでした。
ショートカットでも何でも出来そうな感じでしたが、
カービーの余りの気合いを受け止めきれそうに無かったので、
障害を落とさないように、丁寧に周ることだけを考えて走りました。

結果。減点0。6位入賞!
いやぁ〜ん!さすがカービング!いい仕事してくれるわぁ!



(その鼻やめとけ・・・)

本当に納得・満足の競技会になる・・・はずだったのですが、

60cmでは2番目の走行だったのが、最初の人がいなくていきなり走ることになったし、
70cmでは練習馬場で走っているはずのカービングが、なぜか馬場の中央でぼんやり待機。
私の前に出場する方がどこかへ行ってしまって、
言ってもらえれば順番変わったのに・・・。なんて思ったりして・・・。
おまけに練習で1歩も駈歩しないうちに(もちろん障害も飛んでない)
いきなり「次はFさんです」って呼び出されるし、
進行・・・。段取り悪くなかったですかぁ?・・・って言うか、
どんなふうに進行していくのか、
競技会のマナーやルールを、事前にしっかりと説明してほしいと思いました。

私みたいな下手糞は、せめてちゃんと集中して競技に臨まないと危なくて・・・。
それが、急に順番が変わったり、練習馬場で何の指示もなかったりすると、
それだけでテンパッテしまいます。
今までこんなことが無かっただけに、なぜ?・・・なぜなの今日は?って感じでした。

そんな思いになったのは私だけではなかったはず。
以後よろしく・・・の思いです。


2007年7月16日 滋賀県民体育大会 

5年振りの県体。
今日までに、大きな怪我をしたり、大スランプに陥ったり、
何度も乗馬をやめようと思った。でも頑張って続けてきた。
圧倒的な練習不足で、不安だらけだったけれど、とにかく一生懸命に走るだけだ。

前日。今までの色々な大会のビデオをミンチョリンと一緒に観ることにした。
もちろん、上手な人達が気持ち良くコースを回っているビデオ。
とにかく『下を向かずに堂々と乗って来い!』と指示を受ける。

5年振りではあったけれど、競技会の雰囲気にもずいぶん慣れた気がする。
練習馬場ではすごくリラックスしながらも、しっかりと集中して乗ることが出来た。
今から思えば、コレが勝因。



相棒はマグナム。
・・・まだ3回しか乗ったことが無い。
おまけに障害レッスンには1回きりの騎乗。・・・大丈夫か私?!

マグナムは私の前に2走行したのだけれど、
最後のダブルの障害を、合わせて3度も失敗していた。
前の人から乗り替わった時には、結構ピリピリとした感じがあったから、
一度のんびりさせてやろうと思って、ゆったりと常歩で蹄跡を歩いた。
ダレる感じではなくて、マグナムが落ち着いていく感じが伝わってきたのでかなり安心。
練習馬場には、えっちゃんやみどりちゃんや、ほとんど知った人ばかりだったので、
お互い声を掛け合いながら、とてもリラックスして動くことが出来た。
いつもは気後れしてしまって、まともに練習なんて出来ないのだけれど、
今回は本番前に、完璧な飛越を2回も決められた。『今日いち!』が2度・・・!
久々に来たぁぁぁ!乗馬の神様が降りて来たぁぁぁ!って感じ。
『降臨』ですよ。こ・う・り・ん!
・・・・・ちょっと早過ぎやしませんか?

本場場に入ってからは、正直何も覚えていない。
場内整備のスタッフの姿も、見物している人達もの声も、
何も見えない、聞こえない、マグナムに対してのみ完全に集中した状態だった。
経路も完璧に頭に入っていたし、完歩も数えなくても身体で感じられたし、
無心になって、身体が勝手に動いてくれたような感じだ。

技術的にはまだまだ課題だらけで、後からビデオを観たら、
涙が出そうなくらい下手クソだったけれど、
気持ちの持って行き方、イメージの持ち方としては間違っていなかったと思う。

今の私の『自己ベスト』な走行が出来た、と胸を張って言える。


結果...30頭余りがエントリーして6位。緑のリボンゲット。
私の思いに、一生懸命応えてくれたマグナムに感謝です。

自分が何をしたいのか、この先どんなふうに馬と関わっていきたいのかが、
しっかりと見えてきた競技会だった。


2007年 2月12日 ひよこカップ 

カラッと晴れた気持ちいい冬の日。
オケラカイドウにとっては2度目の競技会。
「クロスバーを駈歩で完走すること!」を目標に出場しました。
上手く回ってこられたら、60cmも追加エントリーさせてもらうつもり・・・。



「作戦会議中」・・・オケラ聞いてる?

いつも通りのオケラだったけれど、前回よりはずいぶん駈歩で回れました。
でも、スタートする時に速歩なのがどうにもならなくて・・・。
下乗りしてもらっても、普段と何ら変わることのないオケラ。
それがオケラの一番のセールスポイントなのだけれど、
乗っている方はやっぱり焦ってオケラを慌てさせて・・・悪循環です。
それでも「なんちゃって踏み切り」を炸裂させて、危なげなくコースを回り、
最終障害を引っ掛けた(これは私の癖!明らかに気を抜く私の癖です!)ものの、
ごくごく普通のお馬の様に完走することが出来ました。
本当にゆっくりだけど、着実に成長しているオケラ。すごいぞオケラ!

せっかくのチャンスだし、欲張って60cmも挑戦することにしました。
指導員からオクサーは危険だとの指示があったので、
(飛んだことはもちろん、見たこともないし・・・)
特別ルールでオクサーを垂直障害にしてもらってのオープン参加となりました。
「・・・えーっ!障害高いやん!」ってオケラが言ったかどうか・・・。
初めて障害をきったオケラ。おまけに2反抗。
「もー嫌やねん。ボクもー疲れたし、今日は嫌や!」
トホホな雰囲気が漂うオケラ。
普段のレッスンで集中が途絶えた時にする、内に入って首を伸ばして潜る素振りを見せました。
無理させたなぁ・・・と思いながらも絶対に完走させなければ、オケラの為になりません。
場内整備のスタッフも「かけあしっ!かけあしっ!」って声をかけてくれています。
「頑張ろっ!頑張ろっ!オケラ頑張ろっ!」
必死に励ますと何とか障害へ向かってくれました。

最後のコンビネーションは「・・・まだ無理」って思っていた通り、
『破壊して進む』オケラルールを採用。場内の爆笑を受けながらゴールしました。
まだまだ難しいことは出来ないもんなぁ。オケラ、不器用だし・・・。

でも本当にすごく成長したと思います。
練習していない事。練習でも出来ない事。それがそのまま出来ないだけで、
コースを回るという、オケラにとっては一番難しいことをこなしてくれています。
なんてったってオケラ。曲がれないのだから・・・。



「ボク頑張ったやろ!なぁなぁボク頑張ったやろ。人参ちょうだいなぁ」

特別ルールを作ってもらったり、一つ飛ぶ度に歓声が上ったり、
完走するだけで拍手してもらえる、オケラカイドウは本当に幸せな馬だと思います。
また新しい目標に向かって頑張っていきたいです。


2007年 1月8日 第8回 ウインターカップ 

いよいよ決戦の時。
障害レッスンを始めてからまだ2ヶ月しか経っていないけれど、
出来るだけのことはしたつもり。
今日はオケラカイドウを信じて、励まして完走目指して頑張る!

・・・夫撮影のビデオを見て・・・

下乗りでのオケラ。何をしていいのかがさっぱり分かっていないみたい。
いつになく緊張しているし、動きがちぐはぐな感じがした。
駈歩でいい感じで障害に向かってもしっかりとしたジャンプが出来ない。
生まれて初めての競技会。
「何するん?どーするん?」って不安だらけの様子だ。
でもオケラより不安だったのは、担当の指導員だったと思う。
満足に駈歩すら出せないくせに「大丈夫やと思う!」って、
根拠の無い自信で本場場入場に備える私に、かける言葉すらないようだ。

競技開始。
いつもより注意力が散漫。駈歩が出ない。
でもこれは想定の範囲内。慌てずに速歩のままで第一障害へ向かう。
いつになく丁寧にまたぐ(残念ながら踏み切ってジャンプ!って訳にはいきませんでした)オケラ。
広い馬場に一人きりで、他に頼るモノは無いと悟ったのか、
私の指示を聞こうとしている(っていうか、自分で考えることを放棄したともいうかも)。
次の障害へも素直に向かってくれて、回転もバッチリ!
一つ障害をまたぐ度に、ギャラリーから大きな歓声(・・・と笑い声)が聞こえる。
何度か後肢を障害に引っ掛ける音がしていたけれど、
振り向いたら最後、止まってしまうと思って、前だけを見て走った。

結果。
最後の障害を落としてしまって、一落・減点4で4位入賞。
オケラ。すごく頑張りました。
私。涙出ました。みんなが喜んでくれた、オケラのデビュー戦でした。

オケラと私を褒めて、励まして、応援してくれた、
全ての人に応えることが出来たと思います。
100パーセント満足な走行ではないのですが、
無事にゴール出来たことが何よりだと思います。
本当に感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました。

至福の一分間をくれたオケラカイドウ。
皆に愛されるお馬になるんだよ。


2007年 1月3日 新春初乗り 

毎年恒例、乗馬クラブの『新春初乗り』に行きました。
杵でついた出来立てのおもちが美味しいです。
お雑煮・焼餅・お汁粉・・・と頂いて、腹ごなしに自由騎乗。
最近はずっとオケラカイドウに乗っていたので、
久し振りにカップに乗せてもらいました。何の問題もなく駈歩を続けて、
何の抵抗もなく巻き乗りをして、気持ちよく走ることが出来ました。


 
今年からルールの変わった「流鏑馬」では子馬をゲット!・・・ってか参加賞。
マリーと名付けて、散々ジャックをからかって遊びました。
マリー。うちの子には不評・・・。誰も遊んでくれないです。


2004年10月10日 アンダルシアン ホースダンスショー 


東京でしか見られないと思っていたJRA所属のアンダルシアン
『ハルコン』と『オサド』のホースダンスショーが、
京都競馬場で見られることになりました。
初日は雨のため中止でしたが、2日目は秋晴れのもと、素敵な演技を披露してくれました。

今日に限っていえば、レースよりもこの2頭の演技の方がうーんと楽しみでした。
JRAも馬事普及に努めたいと思っているのなら、
もっともっとこうした催しを開いてほしいと思います。


2004年 1月3日 新春初乗り 

今年は(牡)も、頑張ってレッスンを受けるらしい。
もちろん私も負けないぜ!
正月恒例の『新春初乗り』に出かけた。
(牡)は久々だったから、安全に乗ることに主眼を置き、カービングに騎乗。
他の人達に迷惑をかけないように、別の馬場で走っていた。
私は去年の初乗りと同じ、クリスタルに乗った。
やっぱりお馬に乗るのは気持ちがいい。


2003年 6月1日 3級ライセンス試験 第70回 日本ダービーの日 

試験なんて久し振りだ。
普段お馬に乗る上でライセンスなんて全然関係ないけれど、
雑誌でみた長距離ライドの特集記事を見て「これだっ!」って思った。
いつか何十キロもの道程を馬と一緒に走りきるために、
まずは今出来ることからしっかりやっていこうって感じでの受験だった。

馬匹はアリコ。
怪我が治っての休養明け。
先の4級試験ではちょっと反応が悪いように見えた。
それでも試験や競技会にはきっちりといい仕事をしてきたお馬。
安心して馬場に入った。
きゃ〜!なんなのぉ〜!どうなったのぉ〜!
全然まとまってくれない。支離滅裂な感じで無駄に動き回る。
このまま試験になってしまうんだろうか???
審査をしてくださる部長から「止めずに前に!前に!」って指示が出る。
前には出るけど後っ跳ねも出るのよぉ〜!
「怖かったら言って!」って言われても、そんなん怖いに決まってるやん!
結局御大エドウィンに乗り変わることになってしまった。
エドはもちろんすべきことを全て理解して坦々とこなしてくれた。
実技での合格は間違いないはず。

でもボッコリへこんでしまった。
どうしていつでもなにか事を起こしてしまうんだろう。
別に笑いを取ろうと思っているわけじゃないのに・・・。
「とどこおりなく無事に終了」っていうのに無縁な女だ。


2003年 3月15日 栗東ホースショウ (於水口乗馬クラブ) 

小雨降る中の競技会。
駈歩が怖いのか、お馬が怖いのか、
自分でも訳がわからない恐怖感を何とか克服したくてとにかく出場することにした。
今日はクロスバーと70cmにエントリー。
どちらもエドウィンにエスコートしてもらえる。
今一番リラックスして、競技できる馬場とお馬。
落ち着いて頑張らなくては・・・。

クロスバー。
私が少々失敗しても、エドウィンに助けてもらって入賞は間違いなしって思った。
私のことは信用してない先生だって、エドには絶大な信頼を置いている。
私のマイナスをエドが補ってくれて、それでもまだまだおつりがくるはず。
とにかく落ち着いて回ってくればいいだけのこと。・・・だった。

・・・またやっちゃったのよね。
今回は「経路違反」です。
一片の迷いも無く、自信を持って1個障害を飛ばずに走りきってしまいました。
信じられない。私ってこんなにバカだったなんて・・・。
エドは絶好の気合で回ってた。
私がしがみついていられるギリギリのところで、ちゃんと走ってくれていた。
私以外は全て最高の状況だった。
あぁそれなのに・・・。「経路違反失格です。」の悲しい場内アナウンス。
今回はさすがにへこみました。

70cm。
再度エドウィンと挑戦。
前回は「場外失格」で完走することができなかった。
今日は無事に回って帰ってくることだけを目標に無理せず丁寧に乗ろうと思っていた。
スタートしてすぐ「遅い!遅い!」の先生の声が聞こえて、
1個目の障害からきってしまうのかって思ったけど、
なんとか飛んでエドもちょっと前に出てきた感じだった。
最後のダブルはレッスンでも練習したことがなくって、
下見の時にもちょっと不安だったけど、
「馬が勝手に飛んでくれるから前を見て!」って言う先生の言葉を信じて、
ひたすら真っ直ぐ顔を上げることだけを心がけた。
結果無事完走。
おまけに26人中9番のタイムで減点もなし。
私なりに前へ前への気持ちで完走できた。

ずっと悩まされていた乗馬することへの恐怖感も、
緊張感に取ってかわって忘れてしまっていたみたいだ。
少しだけど壁に穴が開いたかもしれない。
出場するかどうか最後まで迷っていたけれど、情けないクロスバーはともかく、
ちょっと自信の持てた充実の競技会にすることが出来た。


2003年 1月13日 ウィンターカップ

冬晴れのいい天気。
夏以来の競技会で緊張して明け方から眠れずにいた。
今日は60センチと70cmにエントリーしている。
60センチはエドウィン。70cmはタイヨウに騎乗することになった。

60センチ:結果的には3位入賞でリボンと賞品をもらえたんだけど、
私はな〜んにもしていない。
コースだってエドが覚えていて教えてくれたし、
手前だってエドが自分で替えているし
(牡)の撮ってくれたビデオを観れば観るほど情けなくなる。
レッスンの時からずっとエドには助けられている。
もしも、もう1度乗るチャンスがあったら、
しっかりエドをリードして走りたいと思った。
こんなに情けないのは久し振り。
エドウィンが相手じゃなかったらこんな成績は修められなかった。
どうしてあいつが頑張って走ってくれたのか、それさえもわからない私はヘタッピな女だ。
 
70センチ:タイヨウでの初障害。
速さについていけない。
最後の回転でバランスを崩して、なんとか持ち直して障害を飛んだけれど、
それでおしまい。
最終障害を一つ飛ばずに場外へ出てしまって失権。
タイヨウに怪我が無かったのが本当に良かった。
自分の無力さを棚上げして言うのなら、
普段軽トラに乗って走っている私がF1カーに乗せられたみたいなもの。
全然速さについていけなかった。
日頃のレッスンで、もっともっと集中して真剣に取り組んで、
速さにも、緊張感にも慣れていかなくてはと思った。

練習で出来ないことは、本番でだって出来ない。
ただお利口なお馬に乗って馬場を回ってくるだけ。
乗ってるだけならまだしも、一生懸命なお馬の邪魔ばっかりしている。
もっと練習して少しでもお馬の負担にならないような、
そんな騎乗を心がけたいと思う。


2003年 1月3日 小雪舞う新春初乗り

今年初めての乗馬。
シチーに乗る予約をして楽しみにしていたけれど、
鞍傷で具合が悪くなってしまって、
急遽馬匹変更、クリスタルとアイーンに乗ることになった。
クリスタルは背が高くって走るとけっこう反動が大きいって言われている。
でもなんとなくリズムが取りやすい感じがして、私はすごく大好き。
休み明けのせいか気持ちよく走ってくれた。
アイーンは最近フリーズするらしい。
そう言われても以前乗ったときに、
思いっきり動いてもらった私にはちょっと想像がつかない。
でも噂は本当だった。
速歩どころじゃない。常歩すら出来ない。
馬場の真ん中でただひたすら立ちつくすだけ。
どうしてこんなふうになってしまったんだろう。
あのポワンポワンした速歩は何処へ行ったの?
またやんちゃで一生懸命で、飛べもしない高い障害に向かって行っては、
「キャー!飛べないわーっ!」
なんて、おちゃめをかましてくれたアイーンが戻ってくるのかなぁ・・・。
小雪が降る中、今年もまたお馬にもてあそばれる毎日が始まるんだって、
しみじみ思った初乗りだった。


2002年 11月24日 琵琶湖外乗

今日は日曜日。(牡)にビデオ撮影してもらうことにする。
11月から乗馬を始めたシャンママも外乗初参加!
木枯らし1号が吹き荒れたけど、天気は上々。
外乗の跡は両家勢揃い(大人4人に犬9匹)でBBQをした。

今回の騎乗馬
ユナイテッドシチー
ユナにはレッスンで1度乗っただけ。
私が乗る前のグループで他のお馬にくっつき過ぎて蹴りを入れられ、
当然のようにけり返す気の強いところを見せつけてくれた。
ホームズ宮本を先頭に、思いっきり駈歩をした。
こんなに長い直線を走ったのは初めて。おまけにかなりスピードも出ていたし、ちょっと怖い感じ。
ユナの頭の低さにも驚いた。
まるでタイキブリザード(わかる人っているかなぁ・・・)のように
地面を掘りそうな勢いでガンガン走ってくれた。
ホントにスカッとしたぜ!
チップスター
琵琶湖にもジャブジャブ入ってくれたし、チップなりに頑張って走っていた。
レッスンでは本当に動かないチップだけど、やっぱりお外は気持ちがいいらしい。
前のお馬と離れようが、隊列を乱そうが、マイペースで動いてくれた。


2002年 7月20日 滋賀県民体育大会 

初の公式競技会!
クロスバーと70cmにエントリーした。 「コースを覚えられるか」それだけが心配。
とにかく無事回って戻って来られればいいと思って頑張った。

70cm:アリコノワール
どうせなら低い方からやりたかった。
スタートの場所がわからなくなっていきなり緊張。
アリコに助けられて次の障害の場所だけを考えながら走った。
普段飛ぶ70cmよりもうんと高く感じる。
オクサーなんて見たこと無いもん!
アリコの邪魔をしないように、引っ張らないように、
コースを間違えないようにそれだけを考えてとにかく完走することは出来た。
最後の障害を見た瞬間、これで終り!って気が抜けてしまい案の定落としてしまう。
結果、タイムはまずまずだったけど一落で入賞できず。残念。

クロスバー:アリコノワール
コースは70cmと同じ。最後の障害がなくなるだけ。
さすがに70cmを飛んだ後のクロスバーは余裕を持って回れる。
気合の入ったアリコなら絶対落としっこないと思って、
どんどん前に出して、カーブでふくれないように気をつけて乗るようにした。
結果、3位入賞!嬉しいよぉ〜!


2002年 6月22日 ひよこカップ 

大谷指導員主催のミニ競技会「ひよこカップ」に出場。
クロスバーをアリコノワール、60センチをテイオーでの参加となった。

クロスバーはアリコと息が合わず、全然思ったように乗れなかった。
コース走行は普段のレッスンではなかなか練習できないので、
障害から障害へ向かう準備ができず、結局バタバタしてしまったような気がする。

60センチはテイオーに助けてもらって、1箇所ショートカットも出来て、
自分の考えていたコース取りで走れたと思う。

結果、60センチで4位になれた。
緊張してしまって、落ち着いて乗れなかったことが最大の失敗だと思う。


2002年 5月27日 琵琶湖外乗 

2度目の琵琶湖外乗。
前回はまだ駈歩も出来なくて、ただしがみついて乗っているだけだったけど、
今回はちょっと余裕!
天気も良くて気持ちのいい日だった。
お馬もレッスンの時とは全然違う。
ちょっとはしゃいでいるような、リラックスしているような、明るい感じがする。
コタ・ナッキー・響に乗って心ゆくまで走ることが出来た。
帰りは前回同様馬運車でお馬と一緒。

今回の参加馬
チップスター
外乗初参加のチップ。はしゃいだコタが迷子になってただの野良馬になったりしないように、
先頭を壁のように守る大事な役目を任されてる。
コタカフジ
イベント好きなコタ。日頃の重々モードが嘘のように元気一杯走りまくってた。
ナッキー
ポニーにしてはちょっと大きめ?初めて乗せてもらったけれど、速歩から駈歩への変わり方がスムーズで、
とても乗りやすい感じがした。
カービング
ちょっとはしゃぎすぎ?木に突っ込んでみたり、列から離れたりと大騒ぎ。こんなにやんちゃなカービィーを初めて見た。
響:最初こそ気分よさそうに動いていたのに、しばらくするといつものまったり響になってしまった。
まだまだ年でもないだろうに、しゃきっとしてくれよぉ〜!


2001年 9月24日 馬の祭典

クラブの秋の運動会「馬の祭典」で、始めて障害のコース走行をした。
スタートから第一障害へ向かう時、響と私のためだけに馬場が広がっている感じがしてすごく気持ちよかった。
響のお父さんタイテイムの主戦ジョッキー須貝四郎さんも、
こんなふうに目の前に広がる、自分だけの馬場の風景を楽しんだんだろうか?
響に乗るたびに今はもう会うことの出来ない故須貝四郎さんのことを思い出さずにはいられない。
私がタイテイムの息子に乗って障害を飛んでるよ!なんて言ったら、彼はきっと大笑いするだろう。
お馬に対しての優しい気持ち、お馬に乗ることへの恐怖、
いろんなことを大酒かっくらいながら毎晩のように話してくれた彼と、
一緒に飲めなくなって7回目の秋だ。
相変わらず自分勝手で世の中のルールを知らない私は、
飛んではいけない同じ障害を2回も飛んで、失権ってやつをくらってしまったけれど、 響と私らしくて最高の時間だった。
私を知っている全ての人が私らしいと言ってくれるようなそんな時間だった。
乗馬を始めて本当に良かった。


2001年 7月15日 自由騎乗 


スピードにのったすごくいい速歩をするダンディに騎乗。
彼が水口のお馬になったばかりの頃、
大ボケこいた私はたまたまマーベリックの馬房に入れられていたダンディを
マーと間違えて馬装し、レッスンに連れ出そうとしたことがあった。
その時はまだ去勢もされていなくてけっこう暴れん坊だったらしいけれど、
今ではすっかり落ち着いてぶっ飛んだりしないお馬になれたみたい。
速歩はいい感じなのになかなか駈歩になってくれない・・・。
わざとつまづいたりしていけずをする。
そんなダンディだけど、また乗ってみたいお馬さんだ。


2001年 5月23日 (北海道)どさん子牧場:釧路湿原トレッキング

道産子初体験!
おとなしくて懐っこくてかわいらしい。ポニーとサラの中間くらいの大きさで、
背が低いから少々暴れられて落馬しても大丈夫って気がした。
私を乗せてくれるのは「白竜」っていう白いお馬さん。
彼は牧場の裏番らしく、頭も要領もいいそうだ。
ただし、足が遅いからどんどん前に出す指示をし続けるようにスタッフから言われた。
短い足でちょこまかと一生懸命に歩いていても、次のカーブの新芽を喰ってやろうと考えていたり、
何か騒ぎがあるたびに辺りの草を食べ続けて、結局は置いて行かれてしまったけど、
スタッフも心得たもので、後ろから声をかけて置いてけぼりにされないようにしてくれた。
休みなしで2時間以上も歩くのは初めての体験。
サラブレッドもいいけれど、道産子みたいながっしりとしたお馬もすごくかわいいと思った。
普通なら見られない、内側からの湿原はとても幻想的で、
またいつかお馬の背に揺られながら訪れてみたい。


2001年 1月3日 新春初乗り

シチーに乗った。駈歩は反動が少なくて、クラブで1番乗りやすいらしいんだけど、
まだまだそこまでわからない。
年末からの休み明けで、元気一杯のシチーは、前のお馬について、
スッと駈歩になったり、速歩でも元気一杯で怖いくらいだった。

「今思えば・・・」(2002年秋に追記)
あのわがままシチーに乗って自由騎乗なんて、10年早かったと思います。
今でこそ、シチーに舐められずになんとか乗せてもらえるようになったけれど、
この頃は全てシチーの思うままに動いていたんだと確信します。
シチーの駈歩がとても乗りやすいと感じられるようになったのは、
それから1年近く後になってからでした。
クラブで暮らすお馬のすごさです。
初心者に怪我なんてさせない!
落馬させるなんて自分の恥だとぐらいは感じているのかもしれません。
本当にお馬に助けられて私は乗馬を楽しんでいます。


2000年 11月29日 琵琶湖外乗 

初めての外乗。朝から琵琶湖畔でお馬を走らせる。
「今日は手前なんて気にせずに気持ちよく走っておいで」と言う先生の声に励まされて、
ペガサスとカービングに乗った。
ちょっと怖かったけど、カービングで駈歩にも挑戦!
すごく乗りやすくて、補助ロープから手を離しそうになった。
帰りは馬運車の荷台で、20本のお馬の足を見ながら送ってもらった。
思ったよりもみんなバランスを取るのに一生懸命で、
馬糞の香りに包まれながら、貴重な体験ができたと思う。
クラブでは見られないお馬のやんちゃな一面を感じたりして、
とても楽しい外乗だった。