DVDタイトル |
VAN HELSING |
ジャンル |
ホラー・アクション・コメディ |
原題 |
VAN HELSING |
制作国 |
アメリカ |
邦題 |
ヴァン・ヘルシング |
出演 |
ヒュー・ジャックマン |
制作年 |
2004年 |
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制作社 |
ユニヴァーサル |
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監督 |
スティーブン・ソマーズ |
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制作・総指揮 |
ボブ・ダグセイ |
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原作・原案 |
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脚本 |
スティーブン・ソマーズ |
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映像情報 |
カラー/133分 |
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DVD情報 |
UNIVERSAL/リージョンコード1/メイキング、ドラキュラ城バーチャル探検、バーチャル映画ツアー等収録 |
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冒頭、フランケンシュタインのくだりは素晴らしかったのに、ハイド氏のくだり、屋根に人型の穴を開けてしまったことで見事コメディーになってしまいました。それはまあいいとして、DVDをじっくり観てどこか引っかかっていた設定破綻のきっかけが明確になりました。トランシルバニアの小村を襲った、ドラキュラの3人の妻の一人マリーシュカを、ヘルシングが滅ぼしたあとのアナのセリフ「吸血鬼たちは必要な血を求めているだけで無用な殺戮をしない、しかし次は皆殺しだ(要約)」。3人の妻は殺戮そのものを楽しんでいるようにしか見えなかったので、このときすでに物語は子供じみた暴走をしていたのですね。そんなストーリーなのですが、フランケンシュタインの怪物に「父さん」というセリフを与えたことが、怪物を「フランケンシュタイン」と呼んでもおかしくない状況を作り出しているように思われます。これはやや反則気味ながら、これまでの誤解をユニークな方向に解釈し、一風変わった説得力がありますね。 |