ビデオタイトル |
Funny Face |
ジャンル |
ミュージカル・ロマンス |
原題 |
Funny Face |
制作国 |
アメリカ |
邦題 |
パリの恋人 |
出演 |
オードリー・ヘプバーン |
制作年 |
1957年 |
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制作社 |
パラマウント |
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監督 |
スタンリー・ドーネン |
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制作・総指揮 |
ロジャー・エデンス |
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原作・原案 |
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脚本 |
レナード・ガーシュ |
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映像情報 |
モノクロ/103分 |
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ビデオ情報 |
Paramount |
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ファッション誌クオリティーの編集長マギーは、撮影のために下町の書店に押しかける。そこで働くジョーはさんざんに散らかされた店内に嘆くのだが、偶然彼女のちょっと変な顔を撮影したカメラマンのディックに見いだされ、クオリティー誌の専属モデルとなる。「ファニー・フェイス」として売り出されたジョーは、マギーたちと共にファッションの都パリにわたるのだが、自分の存在にむなしさを覚えたジョーは行方をくらませてしまう。 小粋なミュージカル・コメディーの中で、オードリーによるちょっと異色な黒づくめのモダン・ダンスがユニーク。とはいえ、彼女の一人舞台ではなく、フレッド・アステアとケイ・トムソンが見事なミュージカルを披露しています。 とはいえ、ジョーの心情の変化や葛藤に今ひとつ深みが無く、カウンセラーの設定がどうも物語の中で浮いてしまっているのが残念。それ以上に、印象に残るナンバーが無いとか、フレッドとオードリーの歳の差が気になるとか、物語そのものにパンチというか説得力が無いと感じるのが正直なところです。まあ、作品そのものがシンデレラ・ストーリーであり、ちょっととんちんかんなわがままコメディーなので大目に見るとしましょう。ウエディングドレスのオードリーに思わず目頭が・・・というのはさておき、これが吉と出たか凶と出たか、彼女一人の魅力で押し切っていないところに見所があります。 余談ながら、日本の中古屋で入手した格安の中古の輸入ビデオはすっかり画質も音質も劣化していた。あら残念。 |