ビデオタイトル |
凸凹フランケンシュタインの巻 |
ジャンル |
コメディー・ホラー |
原題 |
Abbott & Costello meet Frankenstein |
制作国 |
アメリカ |
制作年 |
1948年 |
出演 |
バッド・アボット |
制作社 |
ユニヴァーサル |
||
監督 |
チャールズ・バートン |
||
制作・総指揮 |
|||
原作・原案 |
|||
脚本 |
|||
映像情報 |
モノクロ/82分 |
||
ビデオ情報 |
CICビデオ |
||
鉄道会社のポーターを務めるアボット&コステロの凸凹コンビ、今日は巨大な荷物を見世物小屋へと配達です。ところがその中身はフランケンシュタインモンスター、復活したドラキュラ伯爵がコステロの脳を狙いはじめたからさあ大変。狼男も眠りから醒めて、上を下への大騒ぎになりましたとさ。 ユニヴァーサル社のクラシックモンスターたちが総統場する最後の作品は、アボット&コステロのコメディー。そのため、登場する怪物の設定や物語はこれまでの作品を引き継ぐことなく、ドタバタ騒ぎの元となるだけでした。それでも、モンスターたちの魅力と、バカ騒ぎの中にもところどころ見え隠れする恐怖は、このコメディーでも十分に発揮されています。また、豪華なキャスティングもさることながら、ベラ・ルゴシが映画としては生涯2度目にして最後のドラキュラ伯爵を演じ、ある意味有終の美を飾っています。しかし、ラストの透明人間にヴィンセント・プライスが声をあてていまして、ユニヴァーサルホラーとしても怪奇俳優としても、世代交代の時期を匂わせていました。この作品はコメディーとしては出色の出来で、下降気味だったアボット&コステロの人気もこの作品で一時的に復活し、透明人間、ジキル&ハイド、ミイラ男とシリーズが作られています。 |