日本の怪談
ひゅ〜どろどろ夏祭り

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東海道四谷怪談(1959/カラー)

 後にも先にも、僕が腰を抜かしたのは、この映画をテレビで初めて観た幼少のみぎり。あまりのこわさにテレビのスイッチを切りに行った目の前で、伊右衛門の足元に流れついた戸板が裏返えった。

呪怨(1999/カラー)

 ビデオ映画としてリリースされた、オムニバス。ストーリーは、よくある都市伝説本当にあった怖い話。投げっぱなしながら、低予算をカバーするインパクト、オムニバスのつながりと短編ならではの手法など、パート2も含めて見るところはそれなりにある。ただし、結果だけが一人歩きする信憑性のないうわさ話を楽しめる向き以外にはお薦めできない。

怪談累が淵(1957/モノクロ)

 祟るも祟られるも親の因果が子に報い・・・なのはいいけど、きちんと見ないと相関関係を見失いやすい。強引な展開に必要な小さな黒幕に丹波哲郎。

怪談本所七不思議(1957/モノクロ)

 化け狸の恩返しは恩人の危機に一歩およばずその息子を助けての妖怪大合戦。狸女優は結構可愛いと思う。

牡丹灯篭(1972・TV)

 高田美和によるテレビ版。お嬢様女優だけと気合い十分。

怪談番町皿屋敷(1957/モノクロ)

 東千代之助と美空ひばりコンビによる見応えのある皿屋敷。多少のハテナは気にしない。

女吸血鬼(1959/モノクロ)

 女の吸血鬼ではなく、女の血を吸う吸血鬼は、なぜか月を見て変身する天知茂。

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