邦題 |
遊星からの物体X |
|
原題 |
THE THING! |
|
制作年 |
1982年 |
|
制作国 |
アメリカ |
|
制作社 |
ユニヴァーサル・ピクチャーズ |
|
製作 |
デヴィッド・フォスター |
|
監督 |
ジョン・カーペンター |
|
脚本 |
ビル・ランカスター |
|
原作 |
ジョン・W・キャンベルJr |
|
出演 |
カート・ラッセル |
|
映像情報 |
109分/カラー |
|
【ストーリー】 北極で展開される、異形の異星人と人間の壮絶かつサスペンスタッチの戦い。 |
||
【コメント】 1982年の映画化では原作に沿った映画を意識して作られ、サスペンス色を強く出しています。特に血液検査のシーンはスリル満点ですね。さらに、進歩したSFXとロブ・ボッティンの特殊メイクは変身する怪物を描くことを可能にしました。しかしこのことにより、誰が怪物なのかよりも、どう怪物化するのかにウェイトが置かれてしまったことも否定できません。また、ラヴクラフティアンであるジョン・カーペンターは、ラヴクラフトの影響を多くの作品に受けており、この作品も例外ではないと語っています。原作のみならず、監督も影響を受けた本作は、キャンベルの原作をベースにしつつラヴクラフトらしいダークな世界を創造していると言っていいでしょう。もっとも、マクレディのような荒っぽいヒーローはHPLの描くところではありませんが。 |