邦題 |
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原題 |
Lurker in the Lobby 2 |
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制作年 |
2000年 |
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制作国 |
アメリカ |
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制作社 |
BEYOND BOOKS |
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制作 |
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監督 |
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原作 |
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脚本 |
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映像情報 |
カラー/83分 |
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【ストーリー】 |
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【コメント】 【THE OLD MAN & THE GOBLINES】 マーク・キャベレーロ/シームス・ワルシュ/モノクロ/サイレント(音楽あり)/5分 老人が怪鳥にゴブリンの巣へ連れ去られる人形アニメ。ちょっぴりブラックで、ユーモラスに仕立てられています。16ミリフィルムで撮影され、古めかしいイラスト入りの字幕とユニークな音楽を付けられた古典的スタイルは、ヨーロッパの古い人形アニメを思わせ、今回の収録中もっとも良い雰囲気をもっています。 【NYARLATHOTEP】 マルコ・デューベ/カラーCGI/4分 「ナイアルラトホテップ」をインスパイアしたCGIの作品。ストーリーよりもイマジネーションを重視しているようで、イメージクリップ的なものになっています。今回の作品集はCGIを多用したものが多く、そのほとんどがストーリー性を持たないイメージビデオにとどまっているのが少々残念です。 【DE DERMIS MYSTERIIS】 マーティン・アッセリン/マルコ・デューベ/カラー/8分 図書館にある怪しい本に取り憑かれ、異界に取り込まれてしまうブック・ホラー。イメージを表現するのに芋虫の映像を多用しているのにやや辟易、見たあとはスパゲッティーが食べたくなくなるかもしれません。 【THE CANAL】 リチャード・コーベン/カラーCGI/4分 邪神の復活によって荒廃し、運河と化した都市で地獄を表現したといった感じのCGIイメージビデオ。コンピュータ・ゲームソフトのイメージクリップのような作品です。 【FROM BEYOND】 ボブ・フューガー/モノクロ/カラー/22分 今回収録中では最も大作にして秀作。クラゲのような異界の生物がなかなかに美しく仕上がっていますが、かなり太めのティリンギャストが科学者というより肉屋の大将にしか見えないのはご愛敬ということで。 【TO OBLIVION】 ロベルト・キャペレット/カラー/12分 孤独な宇宙飛行士が薬に溺れて現実逃避するといったものかな。故郷を懐かしむ心象風景が効果的に使われ、宇宙飛行士の閉塞感を強く表現しています。冒頭で写し出される宇宙大作戦グッズがマニア心をくすぐるかも。 【A PORTION OF KA】 ブライアン・エドワード・ポー/モノクロ/4分 怪しげな医師が行なう心霊手術のようなこの作品は、何を表したかったのかがいまいち不可解で、おまけにあまり気色のいいものではありません。カーとは魂の意味です。 【FROM BEYOND】 マグナス・ソレル/ペーター・アンダーソン/ロバート・リンドバーグ/カラー/12分 こちらの「彼方より」はスウェーデンの作品。拘束衣に固められた男の証言から始まるというのもそれらしくユニークで、古めかしい屋根裏の研究室がいかにも秘密の隠れ家的な雰囲気でいいです。ちょっとチープなCGIのモンスターですが、なかなか見ごたえがあります。 【DAGON】 リチャード・コーベン/カラーCGI/4分 「ダゴン」をモチーフにした、牛模様の原住民の踊りが楽しいイメージクリップ的な作品。 【THE OUTSIDER】 ジョン・アレン/カラー/4分 静止画で語られる、紙芝居タッチの作品。異形の者のドキュメンタリーかバイオグラフィーといった感じに仕上がっていますが、コンピュータ・ゲームの一シーンを見ているような感じでもあります。 【THE TESTIMONY OF RANDOLPH CARTER】(予告編) アンドリュー・レマン/カラー/4分 今回は予告編のみの「ランドルフ・カーターの陳述」ですが、期待できそうな印象です。アマチュア作品は、どうしても小さくまとめざるをえない傾向にありますが、それだけに要点をうまく絞りこんでいるともいえます。 |