BEFORE GET IN SLEEP

9.24
青山CAYでMARBLETRONのTHE ITさんが主催する「KNOW FUTURE VOL.2」のイヴェント。今日もyamauchiが出演。ひとりステージに出て行って、CDかけて歌う、という絵になりにくい状況にもかかわらず、斬新なトラックとしなやかな歌でかなり観る人を惹きつけたのではないだろうか? 着席にしたCAYは良い感じに埋まり、過ごしやすいイヴェントだった。が、ナタリー・ワイズ終わったら、かなりのお客さんが帰ってしまったのは残念。だって、最後のTSUKI NO WAが凄かったのだ。息をもつかせぬ40分。ふみのすけの朗々としたヴォーカルも、ノイジーなエフェクトを交えつつ、しかし、緩やかなグルーヴを決して失わないバンドの演奏も、背後の詩情豊かな映像もすべてが素晴らしかった。ゴダールの映画を観ているような気分になった。

9.25
朝から原稿書き。連休明けなので、もろもろ連絡するところも多し。午後、とある音楽出版社でミーティング。向かいのビルの某レコード会社取締役に電話したら、今日は時間あるから寄れよ、ということになり、ちょっと寄ってよもやま話。彼とは古い友人だが、そういえば、アイツやアイツはどうしているんだろう?という同世代の連中の話になる。僕は同世代の人間とほとんど付き合っていないしなあ。
スタジオ行って、またナナヨン。ついに落すことにする。CD-Rに焼いて帰宅。何度か聞き返すが、う〜ん、もうちょっとかも。リヴァーブとディレイをかつてないほど多用しているので、ローをもっとクッキリさせないとオブスキュアな印象ばかりが強くなってしまう。
ニューヨークの山口泰から電話。彼の住んでいるクイーンズでもいまだに外に出ると埃っぽく、喉が痛くなるという。マンハッタンはもっとひどいらしい。おびただしい量のガラスが粉塵になっているわけで、しかも、細かいのでマスクもあまり効かないという。建築用のグラスウールなどでも肺に入るといけないのだから、深刻な健康障害も起こるだろう。
山口は10月半ばには帰ってくるということ。PHATのミックスを手伝ってもらえるかな。

9.26
風邪気味で、あまり体調が芳しくないのだが、早起きしてしまう。ゴロゴロしていても、気分良くならないので、公園に行く。アンナミラーズでアメリカンコーヒーをがぶがぶ飲んで戻り、資料作りなどしながら、あちこちに電話。
午後から外出。学芸大スタバのダブルショットのラテで気合い入れ直し、某ディスリビューターでビジネス・ミーティング。それから新宿タワレコに。「SEA OF MEMORY」のプロモーションをした後、PHATのダイスケと落ち合い、軽くミーティング。ふたりで汁ビーフン食べる。疲れているので、そのまま帰ろうかと思ったが、なんとなく、スタジオに足が向く。なんとなく、PHATの次のミニ・アルバムのタイトル曲「KING OF PIMP」のミックスに手をつける。
気がつくと、数時間没頭していたようで、終電もない時間。が、ミックスはもう少しだなあ。かなり良いのだが、ゾクゾクする感じのエッジを付け加えたくて、試行錯誤する。でも、アレコレやっているうちに、歪み成分が多くなり過ぎた気がしてくる。デジタルはすべてのピークを寸止めしないといけないのが厄介だ。
とりあえず、CD-Rに焼いて帰宅。ミックス作業が予定よりかなり押してきたので焦る。

9.27
諦めて、少し休む。やや回復。

9.28
ミーティング・デイ。10月4日のリキッドルームのイヴェントのスタッフ・ミーティング〜ミュゼ編集部にプロモーション〜CDプレス会社からジャケット色校受け取り〜yamauchiともろもろ雑談〜sasakidelic氏とジャケット校正作業。そのまま佐々木さんと中目黒のパキスタン料理屋に向かうが、ちょっと変わった店なので、潰れるんじゃないかな〜、僕の好きな店ってたいてい潰れるんですよ、と話ながら行ってみたら、案の定、潰れていて、今風のカフェになっていた。仕方なく、そのカフェで食事。でも、意外においしく、居心地も良かったので、なんだかんだ、たくさん喋ってから帰る。
でも、今日、一番心に残ったのはCDプレス会社の担当者との短い会話。彼は家電メーカーの背広来たサラリーマンなのだが、今回のテロの話には強い動揺を受けた様子で、昨日までとは同じ世界ではなくなってしまったと感じているという。会社も経済的な影響を被りますか?と聞いたら、そんなことはどうでもいい。多少、貧乏になろうと構わないが、自分の息子がこれからどういう世界に生きていくのか、それが一番気がかりで、しかし、自分では何もできないのがとても歯がゆいと、真顔で言っていた。


9.29
久々に再開の朝日美穂レコーディング。今日は先日、プリプロしたとあるカヴァー曲のレコーディングで、カマ・アイナこと青柳拓次くんがゲスト。ギターを弾いてもらう。ナイロン弦とマーチンで2パート。ナイロンはRODE CLASSIC、マーチンはC12Aで録る。基本はプリプロ時に僕が弾いたギターのアレンジを踏まえているのだが、青柳くんが弾くとぐっとどっしりして、かつロマンチックな肌合いも出てきた。さすが。さらに、終了後、青柳くんがクラシックなトランク・ケースの中から取り出してきたパーカッション類も軽くワンテイク。
3人で夕飯。昨日行った中目黒のカフェにまた行ってしまう。もろもろ雑談の後、青柳くんは半野喜広さん宅へ。僕と朝日は青山CAYにTICAの出演するイヴェント・・・のつもりだったのだが、CAYの前まで行ったら空いてない。アレ? フライヤーをよく見たら明日でした。ゴメン、ゴメンってことで、雨の中、トボトボ帰宅。

9.30
もろもろやることは溜まっているのだが、諦めて、少し休む。近所の古着屋でシャツを買い、さらに近所の自転車屋でついにマウンテン・バイクを買ってしまう。
こないだスペシャライズドを盗まれて以来、どうしようと思っていたのだが、ふと見たら、ビアンキのクロスバイクの2002年モデルが入荷している! が、もう1カ月すればサス付きのモデルも出てくるという。どうしよう?と思って迷っているうちに、値段が付いていないでぶら下がっているマウンテン・バイクが目に付いた。KLEINというメーカー。「ああ、あれね、6年くらい前のフレームだよ、それを最近、パーツを付けて組み上げたの。勿体ないから」。サスも何も付いていないシンプルなマウンテン・バイク。が、フレームは太い。よく見ると、ワイヤーがフレームの中を通っている凝った作り。フレームだけで14万円したという。パーツは2、3年落ちだとはいうが、シマノの高級グレード、XT。タイヤは白い、山よりも街向きのタイヤが付いている。下ろしてもらったら、さすが軽い。サイズもほぼピタリ。値段交渉したら、もろもろアクセサリーこみで78000円ってことで、買ってしまった。色は鮮やかなグリーン。
夜、青山CAYに昨日、間違えたイヴェント。雨の日曜日なのに、なかなかの盛況。TICA SOUND SYSTEMはギターがマサユキとナチュカラ森くん、キーボード、エマーソン、ベースが鹿島くんって並びで、なんだか他人のバンドのような気がしない。ヴォーカルは武田さんを含む美女3人ってことで、ディスコ・クラシックなカヴァーまでやって、なかなか楽しかった。
「SEA OF MEMORY」のサンプル盤をマサユキや森くんに渡した後、一緒に観ていたsasakidelic氏と自由が丘へ。自由が丘でTICAの所属するV2の美人取締役、Mさんと再び会ってしまい、3人でなんとなくマルディグラへ。軽くビール飲んでから帰宅。帰宅後、オークションでめちゃめちゃ大きい買い物。人生変えるかもしんないなあ、この買い物は。