OWNER'SLOG

10.27
先週末は日誌らしい日誌を書いていないので、24日あたりから振り返りましょう。
下北でフライヤー蒔きの後、原宿でミーティングひとつ。最近、レゲエ・シーンとは疎遠な僕ですが、久々にオーヴァーヒート石井さんとお会いして、アレコレ昔話なども。
新宿行って、タワレコでリミエキの看板チェック。東京ではほぼ無名ですから、売れるかなあ、今回のシングル。新宿タワレコの50枚が完売できるかどうかが、関東での勝負の分かれ目です。
夕方からスタジオでひとり作業。aupeのミックスの続きだが、先日、作ったEVENTIDE H3000のプログラムが分からなくなり、同じプログラムを作ろうとトライするも、うまく行かない。そのH3000のエフェクトが最初のきっかけになって、インスピレーションが湧き、オーディオ・エディットを始めたので、全然、その時のフィーリングが取り戻せなくなってしまった。なので、後日、もう一度トライすることに。
深夜、渋谷WOMBのURに。マッド・マイクが来日して、ジェフ・ミルズのDJの間に、URのショーが組み込まれる。そこで藤原大輔がサックスを吹くということだが、実際、どういうショーをやるのかはダイチャンに聞いてもよく分からず。2時頃からという話だったので、渋谷に向かうが、結構、遅れてしまって2時半過ぎ。が、WOMBの入口には十数人が並んでいて、身分証明でもめていたりする。ようやく入場したものの、中はフロアの手前の通路にも人が詰まっているような状態で、う〜ん、どうしていいのやら。フロアに出たくて、ドアの方向に進もうとしても、全然、進めない。どうしよう、などとしている間に、URは終ってしまったようで、フロア側から汗まみれの人々がドッと吐き出されてきた。しかし、物凄い熱。40度くらいあるんじゃないのか。4階まで昇ってダイチャンを探すが見つからないので、バーでしばらくジェフ・ミルズのDJを聞いた後に帰る。でも、帰宅は4時過ぎでした。
25日はあすからリミエキ一行が来るので、部屋の掃除など。
26日は午後にリミエキ一行が到着。屋根裏でイヴェント出演。が、僕はそっちにも顔出しつつ、裏ではクアトロの「INTOXICATE VOL.8」も覗いたりして。クアトロでの勝井さんと外山さんのデュオは壮絶でした。屋根裏のロッキンなイヴェントも盛況。トリのバンドのお客さんが多いとはいえ、リミエキでもステージ前でグワングワンに踊る一団が。僕にとっては五回目のLimited Express (has gone?)ですが、今まで一番良かったかもしれない。すごくポップな活力を感じるステージでした。リミエキ終った後、またクアトロ行って、楽屋に顔出したりした後、タワーレコードMさんと小野島大さんの3人で中華料理屋へ。いろいろと大人の話。と、ほどなくクラムボン一行が同じ店に。郁子ちゃんにメロメロの小野島さんが、以後、挙動不審になってなかなかおかしかった。2時過ぎに帰宅。リミエキ一行は屋根裏の打ち上げでまだ戻ってこない。
朝4時頃に飯田くんとユカリちゃんが戻ってきて、コウチャンは朝9時頃に戻ってきたらしい。
27日はみんなでピキヌーに。バンドは夕方にリハスタ入り。ツアー中にも練習して、ベストの状態でライヴに臨もうとするプロフェッショナルな姿勢に感心。僕はスタジオ行って、ひとりで作業。夜にリミエキの3人と一緒にエレキベース坂本くんに会う。アメリカ・ツアーを二度経験している坂本くんの経験談をいろいろ聞かせてもらう。
つ〜わけで、この日は2DKの我が家に家族4人で寝ることに。

10.28
いろいろとトラブル含みの一日で、いや、原因は僕のせいなんですが。今回のツアーでメンバーの信頼を一気になくしました。つ〜か、O型のザルなところに対する理解が深まった、とも言えるかも。
しかしまあ、ユカリちゃんもツアーだというのにベースを持たずに家を出たそうだし、飯田くんは高価なギターをリハスタの入口に数時間、置きっぱなしにして大慌するし、コウちゃんはマーシャル・アンプを倒して、スピーカーひとつオシャカにするし、みんな、いろいろと抜けています。
さて、これでライヴの出来が良くなかったら、意気消沈して京都に戻らねばならぬ。それともライヴで弾けて、厄落としとするか。RED CLOTHでのライヴPAは僕です。ここでは以前、一度、朝日美穂のPAをやっていますが、今回は爆音のギター・トリオです。4バンドも出るイヴェントなので、リハでは回線チェックして、モニター・バランスを取るのが精一杯。このハコはPAブースが天井に近い二階にあるので、PAブースではフロアで一体、どういう音をしているのかよく分からない。こういうハコはハウスのエンジニアにやってもらった方が良いかも、などと本番前は結構、弱気に。
でも、本番で音が出たら、なぜかゴキゲンで、それはもちろんリミエキの演奏、あるいはステージから発せられるエネルギーやオーラがゴキゲンだからに他ならないのですが、細かいことは気にせず、ドカ〜ンと行きましょうって感じで、リハではほぼ諦めていたヴォーカルまわりのエフェクトなども好きにやったりして、めっちゃ楽しくオペレイトできました。PAブースは音がモコモコなので、ひょっとしてフロアでは耳が痛かったかもしれないが。
演奏自体も一昨日よりラフでワイルド。受けは良かったんじゃないのかな。最前列でひとり、狂ったように踊っていた男が いましたが、あれはレーベルメイトの新川忠でした。
物販にはニーハオ!の赤ジャージありちゃんと緑ジャージれおちゃんが応援に。賑やかになる。が、ドラムのコウちゃんはライヴ終了後、深夜バスで京都に。特に打ち上げといったものはなく、飯田くんとゆかりちゃんと3人でRED CLOTHのキーマ・カレーを食べて、ちょっとしんみり話したりした後、帰る。

10.29
午前中は原稿仕事。午後、飯田くん、ゆかりちゃんと近所に出来たいくら丼専門店に。それから彼らは高円寺のUFOクラブへ。僕はJASRAC行った後、下北沢〜新宿でレコ屋回り。ハイライン、ディスクユニオン、タワレコともにリミエキは良い感じに展開されていて一安心。
高円寺UFOクラブではニーハオ!のライヴ。ここに来たのは3年半ぶりくらいか。前に来た時は初めてPHATのライヴを観たのだ。入口の階段脇で藤原大輔と握手して帰ったのを思い出す。小さなハコだが、シックスティーズっぽいロックンロール・クラブって感じで、僕はここが好き。
飯田くんと来年の荒唐無稽なリリース計画について意見かわしたりした後、トリのニーハオ!の時間に。今日は仕事じゃないから存分、楽しむぞ、とステージ最前列に陣取っていたら、飯田くん、ウンモ松岡さんに「ユカリちゃんが怖がる!」とたしなめられる。しかし、ニーハオ!、サイコ〜っす。見る前は飯田くんから「ひどいですよ」と散々脅されていたのだが、いやいや、リミエキの負けずグルーヴィーじゃないですか。緑ジャージ、れおちゃんのドラムに僕はやられました。ノンPAでもめっちゃバランスが良くて、踊れるドラム。1、2分の訳分からん曲を連ね、ベース2本とコーラスだけの訳分からんアンサンブル、さらには訳分からんフリで観る者を呆然とさせるニーハオ!ですが、踊らしちゃえば勝ちです。まさに2000年代版和製ESG。なんてコピーがどれだけの人に通ずるかどうかは知りませんが。
ちなみに、今日はラモーンズ・トリビュートみたいなイヴェント。ニーハオ!もラモーンズの曲をやりました。歌詞がほとんどラララになって気はしたが。
終了後、近所の中華料理店でニーハオ!の3人とウンモ松岡さん、飯田くんと僕でツアー打ち上げ。コウちゃんいないのが残念。しかし、楽しい四日間でした。リミエキは今年はもう東京公演はありませんが、ニーハオ!は12/23に高円寺ペンギンハウスが残っています。見損なった方はぜひ!


10.30
さすがに疲れて、午後まで寝過ごす。が、リミエキのツアー終了で安心はしていられません。「カンフー・ガール」は発売されたばかりだし。あれこれ溜まっていた雑務、雑務、雑務。夜は朝日美穂レコーディング。といっても、ほぼ、詩についての議論で終わる。


10.31
午後は朝日美穂レコーディング。早めに終了して、夜は西麻布で三宅純のベルリン・ジャズ・フェスティヴァル公開リハーサルを見学。三宅さんは10年くらい前に、桑原茂一さんに紹介されて、少しお話したことがある(対談したのかもしれない)。客層の中心は広告関係の人々だろうか。一昨日のニーハオ!とのあまりのギャップ、にもかかわらず、両方のライヴ会場に抵抗感なく身を置いてしまう自分のアンビバレンツに、ひとり苦笑。

11.01
とあるお仕事用の曲の細かい手直し。音楽的なアレンジはもう必要ないと思われたので、現実音のサンプルを数個、放り込んだり、軽くダブしてみたりで、曲のストーリーを作る。各楽器、ヴォーカルの細かいEQ、コンプも詰めて、ミックスも90%くらいまでは完成した状態に。ただ、6小節ほどMCを入れたいのだが、その人選がまだ出来ていない。来週には何とか完成のメドを立てたいもの。