02.03 駒沢のスタジオで朝日美穂リハ。バンドは新しい編成で、ドラムがPHATのヌマちゃん、ベースが鹿島くん、ギターがチダ、キーボードとコーラスにひがしみえちゃん。初めてのリハーサルながら、ヌマちゃん、鹿島くんのリズセクはサイコ〜。チダの数学的なギターも最近、進境著しく、みえちゃんはファンキーでチャーミング。朝日は最近、プリンスのライヴ盤やヴィデオを買いこんで、プリンス熱再燃のようですが、こういう小編成でスパークする演奏が出来たら、こないだのプリンスのバンドみたいになるか。今日は新曲のほかに「FRIENDS」、「MOMOTIE」など懐かしい曲のリアレンジもする。2/14のライヴはともかくアップテンポ・オンリーのメニューのようです。あ、僕は音楽監督なのだが、ギターとキーボードの和声面を整理する以外は、それほどやることなし。
終了後、みんなでピキヌー行ってウハウハ。夜はスタジオ行って、ひとりでミックス作業。こないだやったロンサム・ストリングス&朝日美穂のミックスをちょっとだけやりなおす。
02.04カン・アキトシ・レコーディング。午前中にカンちゃんから電話があり、体調不良で歌入れは難しいかもしれないという。とりあえず、午後にスタジオに来てもらい、オケのオーディオ・データをPRO TOOLSに取り込み。しかし、幾つか読み込めないデータがある。CD-Rの問題か。
幸いベーシックなパートは読み込めたので、なんとか、歌入れ出来るくらいのオケは作ることができた。夕方から、ダメもとということで歌入れ。曲を聞いて、今日はマイクにAKG C12Aを使うことにした。このC12Aはここ1年ほどはフジワラダイスケのサックス専用のマイクになっていた。ヴォーカルを録るには、ちょっとハイエンドが足りないのだ。
でも、入手困難なC12A用のニューヴィスタ・チューヴを先日、アメリカから買うことが出来た。このチューブを交換したC12Aと、こないだ買ったORAM MWSというマイクプリ〜EQで、とりあえずの音決め。で、カンちゃんに歌ってもらったら、ナニ! このサウンド! うちのスタジオでのレコーディングはほとんどNEVEの33114だけでやってきたのだが、ORAMのEQを触ったら、痺れてしまいました。例えて言うならコレは・・・ゴージャスなケーキを目の前にして、いや、オレはそういう甘いもんは口にしないよ、と言っていたのに、一口試したら、顔がほころび、手がとまらなくなってしまった・・・と、そんな感じですね。
ヴィンテージ機材の頑固な味わいとは違いますが、この音はアリだなあ。素晴らしい機材というのは、触った瞬間にピピッと来るものです。C12Aの方もヌケの問題が解消して絶好調。いや〜、イイネ、イイネとエンジニアひとりが横山剣状態。カンちゃんの方は声出ないです〜、と言っているにもかかわらず。
でも、そこが歌入れの面白いところで、とにかく、凄く良い声が録れているからこのまま録ろう!ということでワンテイクもらったら、これがバッチリ! ほとんど一発OKテイク。その後、だんだん声が出てきました〜、ということで、数テイクもらったのですが、ファースト・テイクに勝るものなし。小声だけれど、太くて、時々、適度にしゃがれてブルージーにもなる。
リード・ヴォーカルを軽く編集して、今日の作業は終了。他の曲のデータ取り込みなどして帰る。次回は明後日。
02.05家でもろもろ雑務。スタジオ行って、さらに雑務。夕方、渋谷に出てフライヤー捲き。さらに下北沢行ってフライヤー捲き。全部で20ケ所以上回ったか。
朝日とスタジオでライヴ用アレンジなどする予定だったが、風邪がまだ完治しないということで、彼女の家まで行ってミーティング。2/8のソロ・ライヴでやる「FRIENDS」用のリズムを作ったり、キーボードとギターで2/14のライヴ・アレンジの細かい確認作業などする。ギターがないかと思ったら、去年の11月のツアーで使った僕のES125Tが置きっぱなしになっていたので助かった。
帰宅後、オークションで巨大な買い物・・・本当はフジワラダイスケの代理で買うだけのはずが、釣られて、自分も買ってしまいました。どうしよ〜。
02.06カン・アキトシ・レコーディング。コーラスを録った後、夕方からミックスに突入。順調に進むかに見えたが、途中で方向見失う。ギター・パートが多かったからかな。ギタリストは僕と同い年くらいの人らしいのですが、聞くと分かりますね、世代が。ラリー・カールトン世代というか。で、その趣味嗜好がよ〜く分かりすぎるがゆえに、裏切ってみたくなったりして、気づくと、イカンイカン、ダブやり過ぎとなっていたりして。深夜にかなり頭の中がゴッチャゴッチャになるが、2時過ぎくらいから冴えてきて、4時までかかって一応、完成。でも、今日はもう大音量では聞けないので、あしたの昼にマスターに落すことに。
しかし、ミックスの間中、僕はブツブツいいながら、あっちをいじり、こっちをいじりしているだけなので、何時間もずっと後ろで見ているカンちゃんも大変だと思う。お疲れさま。
02.07〜087日はPHATのミルク。再びライヴ・レコーディング。が、夕方の6時に機材搬出して、午前4時に機材搬入。途中、やたらと長い待ち時間をつぶすのにも疲れました。レコーディングはう〜ん、現場でNEVEのマイクプリが1チャンネル不調になり、ドラムのマイク数が減ってしまった。そもそもミルクはステージの真上からスピーカーの音が降ってくるし、床はウーハーが埋め込んであるのでブーミーこのうえない。まあ、でも違う場所で違う音が録れるということ自体が面白くはある。ライヴ・レコーディングは音質よりもテイクが重要だし。二度と出来ないような演奏が録れたり、その場限りの空気感が録れたなら、細かいことにこだわることはない。ロード・ムーヴィーみたいなライヴ・アルバム作れたら、と思う。ニール・ヤングの「タイム・フェイド・アウェイ」って大好きだったな、高校生の頃。
8日は朝日美穂ライヴ。この日はみんながライヴやっていた。渋谷NESTではさかな。お隣のCLUB ASIAではYAMAUCHI。しかし、身体はひとつしかないので、下北沢でローディー仕事でした。病み上がりの朝日だったが、リハはまずまずでホッとする。共演はイノトモ、谷口崇、イズミカワソラ、モモノミコト。イヴェントは盛況。個人的に谷口崇くんが観れるのを楽しみしていたのだが、歌も上手いし、ギターも上手い。物凄いプロフェッショナルなステージでした。
その谷口くんのマネージメント・スタッフはスタジオ経営やエンジニアリングを本業とする人達でPAのオペレーションも素晴らしく、前に出た朝日のハコのエンジニアにお任せのオペレーションがかなり粗かったので、差がつき過ぎてガックリ。今度からどこに行っても僕がエンジニアをやることにしょうと心に決める。
打ち上げはQUEの上の焼き肉屋で。イヴェント満員御礼だったこともあり、みんなで肉を頼むわ頼むわ。僕は普段、あまり肉を口にしないのだが、よ〜し、今日はとことん食べてやると思って、カルビもハラミもトントロもたらふく食べ散らしました。
02.09疲れて動けず。重い物を運んで疲れたのか、ゆうべ、肉を食べすぎて疲れたのか、よくワカラン。