ロードマジェスティ
牡　栗毛　2002/3/27生　栗東・山内　研二 厩舎

ブライアンズタイム	ロベルト	Hail to Reason
		Bramalea
	ケリーズデイ	Graustark
		Golden Trail
ジャズキャット	ストームキャット	Storm Bird
		Terlingua
	バービキューソース	Sauce Boat
		Lady Barbizon

近況レポート
【05.01.06】　12月26日（日）阪神6Ｒ・2歳500万下・混合・芝1600ｍへ出走。池添騎手が「勝った馬に上手く内を掬われてしまいました。追い出しを待つぐらいの余裕があり、4コーナーを回る時に確認はしたのに･･･。でも、先生も言っていたように、まだ絞れる余地を残しての仕上げです。とても乗り易いタイプで、このクラスでも近いうちにチャンスが巡って来るでしょう。またお願いします」と振り返ったように、ここはコンマ2秒差の2着惜敗だった。一方、山内調教師は「確かに良い競馬でしたけど、2着ではなぁ･･･。これで放牧に出そうと思っていたのですが、どうしましょうかね。まぁ、いずれにしても今年のレースは今日が最後。一応、中山、京都に登録しておき、それから考えるのも悪くないでしょう。ただ、そうすると使いたくなってしまうんですよねぇ･･･」と複雑な表情を浮かべていた。かくして迎えた一戦は、1月5日（水）中山10Ｒ・ジュニアＣ(3歳ＯＰ)・混合・芝1600ｍ。流石は名匠。正月開催における変則連闘策の決行に踏み切ったのだ。さて、レース。まずはコスモラヴソングが果敢にハナに立つ。一方、単勝オッズ8.9倍（4番人気）のダークホース的存在ロードマジェスティは、パーフェクトマッチ、セイウンココロザシと微妙に順位を入れ替えながら先行勢の一角を占めた。第4コーナーに差し掛かると、他馬が必死に扱かれるのを尻目に楽な手応えで外目へ持ち出す。中山名物、心臓破りの急坂でも勢いは衰えない。最後は悠々と抜け出し。1分33秒9の好タイムで栄冠を掴み取った。「まだ素軽い走りと言うのとは違うのですが、それを補って余り有るぐらいに器用なタイプ。跨っていても本当に楽でしたよ。でも、先生も話していたように、もっともっと良くなりそう。とにかく物凄く乗り易い馬で、これならば走るのも当然と言った感じです。折り合いに気を揉む必要もなく、距離が伸びても全く問題ないと思います」とは勝浦騎手。山内調教師は「前捌きに重苦しさ残っていたり、走ってもフラフラしてみたりと、随所に幼い面が見受けられます。でも、それでいながらこの時計で勝ってくれるのですから大したモノ」と得意げな様子だった。なお、一旦は放牧の意向を告げた師だったが「あくまで馬の状態や相手関係次第ながら、きさらぎ賞(Ｇ�V)あたりを次走候補にしようかと考えています。ただ、ここで一息を入れると日程的にもキツくなりますからね。幸いダメージも少ないようですので、このまま厩舎で調整しましょう」と改めてシナリオを書き換えている。新年早々、最高のスタートを切ったロードマジェスティ。次は、Ｇのステージへ･･･。 《調教時計》 　01／03　助手　　栗東坂良1回　　　　　56.0−39.2−24.7−12.4　叩き一杯 【04.12.23＆04.12.30】　ラジオたんぱ杯2歳Ｓ(Ｇ�V)にも特別登録を済ませた陣営だが、ここは予定通り26日（日）阪神6Ｒ・2歳500万下・混合・芝1600ｍへ向かう。さて、最終仕上げの舞台は22日（水）のＣウッドチップコース。暮れの大一番、東京大賞典(Ｇ�T)を目指すパーソナルラッシュと併せ馬を敢行した。ここでは追走する形で四肢の回転を速めると、馬体を併せてからはグングンと差を広げる一方。Ｇ�Tウイナーを突き放す、素晴らしいパフォーマンスを披露した。この様子を鋭い視線で見守った後、山内調教師は「シャープな脚捌きは相変わらず。今朝は一杯に追いましたが、とても良い動きを見せてくれました。今回も好レースが望めそうですよ」とレースの抱負を語ると共に「ただ、まだ本格化は先と見ています。期待の大きな馬だけに、勝敗に関わらず今後は一息入れることも考えています」との意向を述べていた。なお、今回の鞍上は、22日（水）に川崎・全日本2歳優駿(Ｇ�T)を制した池添騎手。勢いに乗るパートナーを背に、ロードマジェスティが再び先頭ゴールを狙う。 《調教時計》 　12／19　助手　　栗ＣＷ良　　　　86.6−69.6−53.9−39.9−13.0�G強目に追う 　　　　　　　　　パーソナルラッシュ （古馬オープン）馬ナリの内追走4Ｆ併0秒8遅れ 　12／22　助手　　栗ＣＷ良　97.1−82.3−67.2−52.8−39.7−13.1�F叩き一杯 　　　　　　　　　パーソナルラッシュ （古馬オープン）一杯の内追走3Ｆ併1秒0先着 【04.12.16】　12月11日（土）阪神3Ｒ・2歳未勝利・混合・芝1600ｍに出走した。中間の熱心な乗り込みが奏功してかマイナス16kgの馬体重で4枠5番のゲートに入ると、すぐさま2、3番手のポジションへ。先手を主張してハイペースで飛ばすコアレスウィークを前方に、安藤騎手と共に追い出しのタイミングを虎視眈々と計った。そして直線へ。鞍上の叱咤に応え、ロードマジェスティは懸命に脚を伸ばす。渋太く粘り込むコアレスウィークを上がり35秒9の末脚で斥けたところが栄光のゴール板。歓喜の瞬間であった。この内容に安藤騎手は「優れたセンスの持ち主。上々のスタートから楽に好位へ取り付き、上手くレースの流れに乗れました。もう一絞りできそうな馬体だけに勝負処で多少モッサリとした面を見せるも、それでも最後はキッチリと交わしたのだから大したモノ。今日は素質だけで勝ったような競馬でした。まだ全体的に幼さを残しており、今後どれだけ伸びるか非常に楽しみな馬です」とパートナーの輝かしい将来性を評価し、また「実戦を一叩きし、随分と良い身体付きに。芝に替わったのも勝因の一つでしょうね。幸い、その後も元気十分。もう一回、年内に使いましょう」とは山内調教師。同時に、次走には26日（日）阪神6Ｒ・2歳500万下・混合・芝1600ｍを指名した。山内厩舎ＪＲＡ通算500勝目のメモリアルＶを見事に飾ったロードマジェスティ。今後、更に高いステージへと羽ばたいてくれることだろう。 【04.12.09】　12日（日）阪神2Ｒ・2歳未勝利・混合・ダ1400ｍの予定を変更し、11日（土）阪神3Ｒ・2歳未勝利・混合・芝1600ｍへ。安藤勝己騎手とのコンビで2戦目を迎える。さて、8日（水）はウッドチップコースへ颯爽と登場。同じく今週出走予定の評判馬コンゴウリキシオーとスパーリングを行なった。そして、ほぼ同時に6ハロン標識からスタートを切り、馬場の大外を回って半馬身ほどの先着。ラスト1ハロンでは12秒8の切れ味を発揮した。また、5日（日）にも追い切りを消化。中一週のローテーションを踏まえれば、十分過ぎるほどのデモンストレーションと言えよう。これを終えて「まだ幾らか大人しい感じ。もう少し気合いが乗ってくれると申し分が無いのですけどね。でも、相変わらず稽古の動きは上々。トータルで考えれば、実戦を使った上積みも大いに感じられますよ。ここで安藤騎手にビッシリと扱いてもらえば、更にピリッとするはず。本馬場での走りからも芝は大丈夫。潜在能力の高さで、ここは好勝負を演じてくれるでしょう。良い結果を期待したいですね」と山内調教師は力強い言葉を残していた。叩き良化型の多いブライアンズタイム産駒。本領を見せ付けられるか。 《調教時計》 　12／05　助手　　栗ＣＷ不　　　　　　　54.8−39.3−13.2�H馬ナリ余力 　　　　　　　　　コンゴウリキシオー（2歳新馬）強目の外同入脚良 　12／08　藤　田　栗ＣＷ稍　83.5−67.1−52.9−39.3−12.8�H一杯に追う 　　　　　　　　　コンゴウリキシオー（2歳新馬）一杯の外0秒1先着 【12／ 2】　11月27日（土）京都5Ｒ・2歳新馬・ダ1400ｍに出走。494kgとボリューム感満点の馬体でパドックを周回すると、単勝オッズ1.8倍と圧倒的な1番人気の支持を受けてスターティングゲートに収まった。上々のスタートを決めるロードマジェスティ。ハイペースの道中を、藤田騎手と呼吸を合わせながら好位のポジションに構えた。そして、直線へ。最終コーナーを右手にカーブし、馬場の外目を通って一気の差し切りを狙った。が、鞍上の追い出しにも反応は今一つ。更に外から堂々と押し切ったトシザヘネシーに1秒3遅れ、6着でゴール板を通過している。だが、陣営に悲観の色はない。レース後に藤田騎手が「併せ馬をすれば先着と稽古では常に動いていましたからね。その分だけ逆に重目が残ってしまった感じ。道中でも思うようにハミを取ってくれず、この馬の能力を今日は全く出し切っていませんよ。ただ、実戦を使ったことでガラッと変わるはず。次に期待して下さい」と笑顔で語れば、山内調教師も「馬体が太かったですね。ちょっと可愛がり過ぎました。でも、高い素質の持ち主。これから攻め馬を積んでいけば先々には必ず走ってくるでしょう。状態を確かめながら、2戦目を決めたいと思います」。両者とも前向きなコメントに終始していた。なお、次走は12日（日）阪神2Ｒ・2歳未勝利・混合・ダ1400ｍが有力。馬体の更なる絞り込みを図り、仁川の地に登場する予定だ。 【11／25】　27日（土）京都5Ｒ・2歳新馬・ダ1400ｍで遂にデビューを果たす。最終追い切りとなった24日（水）は、ディープサマーをパートナーに圧巻のパフォーマンスを披露。非常にタフな馬場コンディションだけに時計自体は目立たないが、2週連続で格上馬を競り落としたと来れば、自ずと期待が高まると言うものだ。山内調教師は「じっくりと仕上げ、ゲート試験合格後は思い描いた通りに攻め馬を重ねられました。初めての競馬だけに未知数な部分を残すとは言え、なかなか高い能力を秘めていそう。もちろん初戦から良い結果を出せると見込んでいます」と抱負を語っている。厩舎お抱えの藤田伸二騎手を背に初陣へ挑む。 《調教時計》 　11／21　助手　　栗東坂稍1回　　　　　61.8−42.7−26.1−13.3　末一杯追う 　　　　　　　　　コンゴウリキシオー（2歳新馬）末一杯と同入 　11／24　藤　田　栗東坂良1回　　　　　54.2−38.5−25.0−12.4　一杯に追う 　　　　　　　　　ディープサマー（2歳オープン）叩一杯を0秒4追走首先着 【11／18】　17日（水）の追い切りは、稍重の坂路コースが舞台。タイキシャトル産駒ディープサマーを相手に、気合い漲るスパーリングを敢行した。そして、函館2歳Ｓ(Ｇ�V)2着の実績を誇るオープン馬を1馬身半ほど突き放しての堂々フィニッシュ。この稽古に熱い眼差しを送って山内調教師は「ここに来て、全体的にスッキリと。それが大きいのでしょうね。最後まで安定した脚取りで駆けていました。もちろんメンバーや状態を確認してからですが、この調子ならば予定通りに初戦を迎えられると思います」とニッコリ。27日（土）京都5Ｒ・2歳新馬・ダ1400ｍもしくは、27日（土）東京4Ｒ・2歳新馬・ダ1600ｍを両睨みしつつ、柔軟なスタンスで最終的な決断を下す構えだ。 《調教時計》 　11／14　助手　　栗東坂稍1回　　　　　60.2−42.3−26.2−13.1　末一杯追う 　　　　　　　　　ディープサマー（2歳オープン）末一杯を0秒2追走0秒2先着 　11／17　助手　　栗東坂稍1回　　　　　56.8−40.7−26.9−13.8　一杯に追う 　　　　　　　　　ディープサマー（2歳オープン）叩一杯に0秒3先着 【11／11】　10日（水）は、既に出走経験を持つ同期レガシーフリーを相手に坂路コース1本を駆け登った。ほぼ同時にスタートを切ると、鞍上のゴーサインに鋭く反応。頂上では1秒7もの大差を付けた。気合い満点のデモンストレーションを終えて「一週毎に動きは良化。今は加減せずに乗り込めており、馬体も徐々に引き締まりつつありますよ」と白い歯を見せる山内調教師。続けて「一応の予定ながら、デビューは京都、東京のいずれか。初戦はダートの方が無難な気がします」とプランを描いてくれた。27日（土）京都5Ｒ・2歳新馬・ダ1400ｍもしくは、27日（土）東京4Ｒ・2歳新馬・ダ1600ｍが初陣の候補に浮上した。 《調教時計》 　11／07　見習　　栗東坂良1回　　　　　61.9−42.7−25.3−12.4　末一杯追う 　11／10　見習　　栗東坂良1回　　　　　59.1−41.5−25.3−12.2　一杯に追う 　　　　　　　　　レガシーフリー（2歳未勝利）一杯に1秒7先着 【10／ 7】　いよいよ大きな大きな一歩を記した。今週に入って入厩の段取りが組まれ、6日（水）には栗東・山内研二厩舎へ無事到着を果たした。なお、輸送に際してのアクシデント等は何ら生じておらず、近日中に馬場入りを始める予定。ひとまずは初めて経験する環境の変化に慣れさせながら、仕上がり具合を確認する方針だ。 【 9／30】　ウォーキングマシン45分、並脚1000ｍ、ポリトラックコース・ダク3000〜5000ｍ、ウッドチップ坂路コース・キャンター1000ｍ×2本（1本目は1ハロン18〜20秒ペース、2本目は16〜18秒ペース）もしくは、三石軽種馬共同育成センターのダートコース・ダク1200ｍ→キャンター3600ｍ（1周目は1ハロン20〜22秒ペース、2周目は18〜20秒ペース、3周目は16〜18秒ペース）→ダク1200ｍ。「まだ15秒以下のペースでは乗り込んでいませんけど、今の稽古にも余裕を持って対応できている点を評価して然るべきでしょう。準備は着々と･･･と言ったところですよ」と朗らかな口調で述べている。 【 9／23】　ウォーキングマシン45分、並脚1000ｍ、ポリトラックコース・ダク3000〜5000ｍ、ウッドチップ坂路コース・キャンター1000ｍ×2本（1本目は1ハロン18〜20秒ペース、2本目は16〜18秒ペース）もしくは、三石軽種馬共同育成センターのダートコース・ダク1200ｍ→キャンター3600ｍ（1周目は1ハロン20〜22秒ペース、2周目は18〜20秒ペース、3周目は16〜18秒ペース）→ダク1200ｍ。先輩に混じって併せ馬を消化するなど、今週もイキの良さをアピールした。これには村岡調教主任もニッコリ。「息も殆んど乱れず、最後まで実にイイ感じで駆けていましたね。心肺機能が随分と向上した印象。この調子を維持したいところです」と歯切れの良い口調。要注目の一頭だ。 【 9／16】　ウォーキングマシン45分、並脚1000ｍ、ポリトラックコース・ダク3000〜5000ｍ、ウッドチップ坂路コース・キャンター1000ｍ×2本（1本目は1ハロン18〜20秒ペース、2本目は16〜18秒ペース）もしくは、三石軽種馬共同育成センターのダートコース・ダク1200ｍ→キャンター3600ｍ（1周目は1ハロン20〜22秒ペース、2周目は18〜20秒ペース、3周目は16〜18秒ペース）→ダク1200ｍ。最近は歳上のステーブルメイトの調教パートナーに指名されており、その点からも現在の充実振りが窺えよう。「相変わらず調子は上々。着実にレベルアップを遂げている印象です。13日（月）に山内先生が訪れた際にも、マジェスティのことをプッシュしておきましたよ」と嬉しいコメントを残す村岡調教主任。具体的なプランは出ていない現状ながら、入厩への距離は確実に詰まっている。 【 9／ 9】　ウォーキングマシン45分、並脚1000ｍ、ポリトラックコース・ダク3000〜5000ｍ、ウッドチップ坂路コース・キャンター1000ｍ×2本（1本目は1ハロン18〜20秒ペース、2本目は16〜18秒ペース）もしくは、三石軽種馬共同育成センターのダートコース・ダク1200ｍ→キャンター3600ｍ（1周目は1ハロン20〜22秒ペース、2周目は18〜20秒ペース、3周目は16〜18秒ペース）→ダク1200ｍ。「今週も古馬と併せたのですが、先週に比べてハミの掛かりが抜群に良くなりましたね」と思わず笑みをこぼす村岡調教主任。続けて「教えたことをしっかりと吸収できるあたり、学習能力は非常に高いと思いますよ。優等生タイプと言えそうですね」。競走馬向きの性格を肌で感じ、頼もしげな視線を送っている。 【 9／ 2】　ウォーキングマシン45分、並脚1000ｍ、ポリトラックコース・ダク3000〜5000ｍ、ウッドチップ坂路コース・キャンター1000ｍ×2本（1本目は1ハロン18〜20秒ペース、2本目は16〜18秒ペース）もしくは、三石軽種馬共同育成センターのダートコース・ダク1200ｍ→キャンター2400ｍ（1周目は1ハロン18〜20秒ペース、2周目は16〜18秒ペース）→ダク1200ｍ。村岡調教主任は「坂路での動きは申し分ないのですが、それに比べると平地コースでは幾らか気合い不足の印象。ですので、今日はステッキを2、3発入れておきました。これで精神的にもキリッとした面が出てくると嬉しいですね」と理想を語ってくれた。 【 8／26】　ウォーキングマシン45分、並脚1000ｍ、ポリトラックコース・ダク3000〜5000ｍ、ウッドチップ坂路コース・キャンター1000ｍ×2本（1本目は1ハロン18〜20秒ペース、2本目は16〜18秒ペース）。先週末には、三石軽種馬共同育成センターのダートコースで古馬とのスパーリングも敢行した。村岡調教主任は「どの馬にも言えることですが、併せ馬の形でハミを取って走ることを教え込みながら稽古を付けています」と狙いを解説する。闘争心を掻き立てるトレーニングを課せば、精神的な強さをも養えるに違いない。 【 8／19】　ウォーキングマシン45分、並脚1000ｍ、ポリトラックコース・ダク3000〜5000ｍ、ウッドチップ坂路コース・キャンター1000ｍ×1本（1ハロン16〜18秒ペース）。「騎乗者の指示に非常に従順。この点は実際の競馬では大きな強味となるでしょうね」と本馬の特性を説明するのは村岡調教主任。続けて「動きも順当に良化。フォームにバネがあって結構なモノですよ。ただ、ここに来て幾らか疲れも感じますので、オーバーワークには十分に注意したいところです」と気を引き締めている。 【 8／12】　ウォーキングマシン45分、並脚1000ｍ、ポリトラックコース・ダク3000〜5000ｍ、ウッドチップ坂路コース・キャンター1000ｍ×1〜2本（1ハロン18〜20秒ペース）。村岡調教主任は「古馬と一緒のメニューで乗り込んでいます。相変わらず力強い動きで、精神的にも逞しくなった感じですね。この夏の頑張り次第では、早期入厩も見えてくるのではないでしょうか」と期待を掛けている。 【 8／ 5】　ウォーキングマシン45分、並脚1000ｍ、ポリトラックコース・ダク3000〜5000ｍ→ウッドチップ坂路コース・キャンター1000ｍ×1〜2本（1ハロン18〜20秒ペース）。「肉体的にも、精神的にも大人びた雰囲気に。バランス良く成長を遂げていますね。動きに関しても、特に注文を付けるところは見当たりません。力強いスライドで、毎日、元気に走っていますよ」。現在の状況に目を細める村岡調教主任だった。 【 7／29】　ウォーキングマシン45分、並脚1000ｍ、ポリトラックコース・ダク3000〜5000ｍ→ウッドチップ坂路コース・キャンター1000ｍ×1本（1ハロン18〜20秒ペース）。「坂路を最後まで安定したフォームで駆けており、日々スケールアップを果たせている感じですね。この調子で更に仕上げましょう」と笑顔で印象を語る村岡調教主任。描かれたシナリオ通りに事が運んでいる今があるのも、これまでの地道な努力が実を結んでいるからに他ならない。 【 7／22】　ウォーキングマシン45分、並脚1000ｍ、ポリトラックコース・ダク3000〜5000ｍ→ウッドチップ坂路コース・キャンター1000ｍ×1本（1ハロン18〜20秒ペース）。村岡調教主任の第一声は「ゴロンとした体型は父ブライアンズタイム譲り。なかなかのパワーを秘めていそうですね」と上々の評価。続けて「北海道もだいぶ暑さを増しました。ここまで順調に来られているだけに、オーバーペースにならぬよう配慮しながら進めたいと思います」と述べている。 【 7／15】　ウォーキングマシン45分、並脚1000ｍ、ポリトラックコース・ダク4000〜5000ｍ→ウッドチップ坂路コース・キャンター1000ｍ×1本（1ハロン18〜20秒ペース）。村岡調教主任は「稽古を重ねるに連れ、馬体は確実に引き締まった印象。躍動感溢れる身のこなしには、素質の高さを感じますね。一夏を越せば更に力強さが備わるはずです。楽しみにしたいですね」と自らの意見を聞かせてくれた。 【 7／ 8】　ウォーキングマシン45分、並脚1000ｍ、ポリトラックコース・ダク3000〜5000ｍ→ウッドチップ坂路コース・キャンター1000ｍ×1本（1ハロン20〜22秒ペース）。村岡調教主任は「軽目とは言え、毎日の調教メニューに余裕を持って消化している点は好感が持てますね。だいぶフットワークに安定味が増してきました。良いコンディションをキープできていますよ」と前向きな見解。このまま軌道に乗せたいところだ。 【 7／ 1】　ウォーキングマシン45分、並脚1000ｍ、ポリトラックコース・ダク3000〜5000ｍ→ウッドチップ坂路コース・キャンター1000ｍ×1本（1ハロン20〜22秒ペース）。厳しい夏に効果的な成長を促すとの計らいから、今週からは他馬と同様に運動量重視のメニューに切り替えた。「速いラップで追い切った際には疑問符が付くかも知れませんが、四肢の回転が以前に比べて明らかに楽に。息の入りも段々と良くなってきました」と村岡調教主任は目尻を下げて語ってくれた。 【 6／24】　ウォーキングマシン45分、並脚1000ｍ、ポリトラックコース・ダク3000ｍ→ウッドチップ坂路コース・キャンター1000ｍ×3本（1本目は1ハロン22〜25秒ペース、2本目は20〜22秒ペース、3本目は18〜20秒ペース）。「一息入れて馬体は緩んでしまったのですが、坂路を乗り込んだことで随分と太目感も解消されてきました。トレーニングでのフットワークにも素軽さを増し、順調な回復を見せています」と笑顔の村岡調教主任だった。 【 6／17】　ウォーキングマシン45分、並脚1000ｍ、ポリトラックコース・ダク3000ｍ→ウッドチップ坂路コース・キャンター1000ｍ×3本（1本目は1ハロン22〜25秒ペース、2本目は20〜22秒ペース、3本目は18〜20秒ペース）。「豊富な運動量を消化することで、しっかりとした動きへと変わって来ましたね。今では脚元を気にする素振りも皆無。ここに来て、心身共にメキメキと向上しています」。本馬の充実ぶりに、村岡調教主任の顔にも自然と笑みがこぼれている。6月15日（火）測定の馬体重は500kg。 【 5／13】　ウォーキングマシン45分、並脚1000ｍ、ポリトラックコース・ダク2000ｍ。11日（火）には、初歩的な乗り運動が一日のメニューに加わった。この様子を見守って「相変わらず元気十分。これが先々へ向けての明るい材料ですね。ただ、まだ本物とは言い切れない部分が残るのも確か。急激なペースアップは避け、脚元と相談しながら慎重に進めましょう」と村岡調教主任だった。 【 5／ 6】　ウォーキングマシン45分、サンシャインパドックで放牧6時間。村岡調教主任は「毛艶はピカピカに輝いており、体調面に関しては何ら不安を覚えない状態。イライラとした様子も見受けられず、とても大人しく過ごしていますよ。この馬なりの方法で、上手くストレス発散ができているのだと思います」と穏やかな口調で語っている。骨瘤の具合が第一ながら、早ければ来週にも馬場入りを再開する予定だ。 【 4／29】　ウォーキングマシン45分、サンシャインパドックで放牧6時間。ようやく軽目を乗り始めた矢先であったが「また脚元を気にするように･･･。ここで無理に動かしても、同じことの繰り返しとなってしまうでしょう。まだ焦る時期でもないですからね。もう少しの間は慎重策を取ります」と村岡調教主任。秘めたるスケールの大きさを損ねぬよう、今後も大事に育て上げる。 【 4／22】　ウォーキングマシン45分、並脚1000ｍ、ポリトラックコース・ダク2000ｍ→キャンター2000ｍ（1ハロン22〜25秒ペース）。19日（月）以降はキャンターを開始。確実なステップアップが嬉しい限りだ。村岡調教主任は「骨瘤さえ固まってしまえば･･･と言う状況でしたので、運動開始前後で具合に大きな変化は見られませんね。しばらくは軽目を続け、良い状態に戻してから次の判断を下します」と話している。 【 4／15】　12日（月）以降は乗り運動を再開。ウォーキングマシン45分、並脚1000ｍ、ポリトラックコース・ダク2000ｍが現在の調教メニューだ。「まだ幾らか骨瘤を気にする仕草が見られます。ただ、流れとしては望むべき方向へ進んでいますよ。馬自身の状態を最優先に、今後も大事に進めるつもりです」とは村岡調教主任。 【 4／ 8】　サンシャインパドックで放牧6時間。村岡調教主任は「今週に入って2度目の焼烙治療を施しました。その甲斐もあって徐々に良化が窺えますね。ただ、まだ成長段階。普段よりも慎重に扱った方が無難と考えています。後々に影響が残らぬよう対処するのが大事です」との見解を示している。4月2日（金）測定の馬体重は481kg（前回比−5kg）。 【 4／ 1】　サンシャインパドックで放牧6時間。これまでのブリスターに加え、焼烙治療（患部に焼きゴテを当てて一時的な急性炎症を起こし、治癒を促進させる方法）も行なって状況改善に努めている。「このまま症状が沈静化するのを待つことになります。今の時期に焦っても仕方がないですからね」と意見を述べるのは村岡調教主任。なお、25日（日）中山・マーチＳ(Ｇ�V)・ダ1800ｍでは、同じ父の産駒アンドゥオールが重賞初制覇を成し遂げた。 【 3／25】　サンシャインパドックで放牧6時間。骨瘤の具合に関して村岡調教主任は「数日経ってから、思ったよりも隆起が認められました。ですので、ひとまずは無理を控えて経過を観察しています。ブリスターを塗ってケアを施し、しっかりと患部が固まるまでは慎重に扱いましょう」と説明している。 【 3／18】　サンシャインパドックで放牧6時間。左前脚に骨瘤が出掛かっていることから、大事を取って馬場入りを一時見合わせた。しかしながら、村岡調教主任の口調に悲観の色は薄く「何らかの弾みで飼い葉桶などにぶつけてしまったのだと思います。そう長引くようなモノでもないでしょう」と冷静に伝えている。 【 3／11】　ウォーキングマシン60分、並脚1000ｍ、ポリトラックコース・ダク2000ｍ→キャンター2000ｍ（1ハロン25秒ペース）。3月中旬以後は三石軽種馬共同育成センターへ赴いて心身のレベルアップに励む方針だ。なお、競走馬名は「ロードマジェスティ：Lord Majesty＝冠名＋(英語)王者の威厳」に決定。そのルックス同様、大舞台でも堂々と主役を演じてくれそうだ。

成績(5-1-0-19)

出走日	コース	レース名	距離	騎手/重量	タイム	馬体重	人気	着	Photo
04/11/27	京都	5R2歳新馬	D1400	藤　田55	1:27.5	494Kg(初)	1番人気	6着	�@
●藤田騎手「併せ馬をすれば先着と稽古では常に動いていましたからね。その分だけ逆に重目が残ってしまった感じ。 道中でも思うようにハミを取ってくれず、この馬の能力を今日は全く出し切っていませんよ。ただ、実戦を使ったことでガラッと変わるはず。次に期待して下さい」 ●山内調教師「「馬体が太かったですね。ちょっと可愛がり過ぎました。でも、高い素質の持ち主。 これから攻め馬を積んでいけば先々には必ず走ってくるでしょう。レース後の状態を確かめながら、２戦目を決めたいと思います」
04/12/11	阪神	3R2歳未勝利(混)	芝1600	安藤勝55	1:35.5	478Kg(-16)	3番人気	優勝	�@
●安藤騎手「優れたセンスの持ち主。上々のスタートから楽に好位へ取り付き、上手くレースの流れに乗れました。 もう一絞りできそうな馬体だけに勝負処で多少モッサリとした面を見せるも、それでも最後はキッチリと交わしたのだから大したモノ。 今日は素質だけで勝ったような競馬でした。まだ全体的に幼さを残しており、今後どれだけ伸びるか非常に楽しみな馬です」
04/12/26	阪神	6R2歳500万下(混)	芝1600	池　添55	1:35.8	478Kg(0)	2番人気	2着
●池添騎手「勝った馬に上手く内を掬われてしまいました。追い出しを待つぐらいの余裕があり、４コーナーを回る時に確認はしたのに･･･。 でも、先生も言っていたように、まだ絞れる余地を残しての仕上げです。とても乗り易いタイプで、このクラスでも近いうちにチャンスが巡って来るでしょう。またお願いします」 ●山内調教師「確かに良い競馬でしたけど、２着ではなぁ･･･。これで放牧に出そうと思っていたのですが、どうしましょうかね。 まぁ、いずれにしても今年のレースは今日が最後。一応、中山、京都に登録しておき、それから考えるのも悪くないでしょう。 ただ、そうすると使いたくなってしまうんですよねぇ･･･」
05/01/05	中山	10Rジュニアカップ(OP)	芝1600	勝　浦56	1:33.9	476Kg(-2)	4番人気	優勝
●勝浦騎手「まだ素軽い走りと言うのとは違うのですが、それを補って余り有るぐらいに器用なタイプ。 乗っていても本当に楽でしたよ。でも、先生も話していたように、もっともっと良くなりそう。とにかく物凄く乗り易い馬で、 これならば走るのも当然と言った感じです。折り合いに気を揉む必要もなく、距離が伸びても全く問題ないと思います」 ●山内調教師「「なかなか良い時計で勝ってくれましたね。ただ、歩様にしても捌きに重さがあったり、 走ってもフラフラしたりと、まだ幼い面が見受けられます。ここで一息入れて更なる成長を促したいと思います。 一応、近日中に茨城・ミッドウェイファームへ放牧に出す予定。次走については状態を見ながら決めましょう」
05/02/06	東京	11R共同通信杯(G�V)	芝1800	勝　浦56	1:48.8	474Kg(-2)	3番人気	5着
●勝浦騎手　「無理なく前々のポジションへ取り付き、道中はスムーズなレース運び。いつ捕まえに行こうかと、 それぐらいの感触でした。その通り、仕掛けてからはグッと反応。最後は甘くなってしまったものの、瞬発力は見せてくれたと思います。 幾らか突っ張り気味の走りでソエの影響がゼロだったと言い切れないのも確かながら、勝った前走でも脚捌きの重さみたいなモノは持っていましたからね。 これが原因と安易には結び付けられないでしょう。また、追い出して直ぐにビュッと脚を使うタイプと違い、少しタイミングを置いてから動き出す感じですので 直線の長いコースでも大丈夫。むしろ、その方が合いそうな気もします。このチャンスを絶対に生かそうと意気込んでいただけに今日の結果には自分自身も悔しさが募ります が、それはともかく本当にイイ馬。返し馬にしても、前回より凄く力強さを増していましたよ。もちろん、これからも更に良くなるはず。またお願いします」 ●山内調教師「胴の詰まった体型に映るだけに、そのあたりが多少は関係しているのかも知れませんね。今後の状態次第ながら、 ひとまず次はアーリントンＣを目標に調整しましょう」
05/02/26	阪神	11RアーリントンC(G�V)	芝1600	藤　田56	1:35.3	476Kg(+2)	5番人気	5着
●藤田騎手　「良いスタートを切れ、道中はスムーズに運べました。若干追っ付けていましたが、ペースも速かったですからね。 直線では良い手応えだったのものの、追ってからの伸びが今一つ。最後まで頑張って走っていますが、今日は展開が向かなかった感じですし、 勝った馬も強かったですね。また、ソエは気にしていませんでしたよ」 ●山内調教師　「ペースや展開もありますが、今回は坂路中心の調整でしたので、そのあたりが微妙に影響したのかも知れませんね。 次走については、ニュージーランドＴを含めて考えていきましょう」
05/04/03	阪神	10RマーガレットS	芝1400	藤　田57	1:21.5	476Kg(0)	2番人気	5着
●藤田騎手「まずまずのスタートながら道中は好ポジションを楽に追走でき、直線の入口でも抜群の手応えでした。ところが、 いざ追い出したらフットワークがバラける感じに。思い通りに伸びてくれませんでした。元々が切れるタイプとは違うものの、 その分しっかりと終いまで走れる馬なのですけどね。それだけに今日の敗因が今一つ分かりません」
05/10/16	京都	10R桂川S	芝1400	安藤勝54	1:21.3	490Kg(+14)	7番人気	8着
●安藤騎手「道中は良い雰囲気で運べていましたが、いざ追い出してからはモタモタと。もっと動けて不思議のない馬ですからね。 このあたりは久しぶりの影響でしょう。以前に跨った時と比べて急激にパワーアップした印象は受けずとも、レースを使いつつ上向くと思います」
05/10/30	京都	11R渡月橋S	芝1600	本　田55	1:35.4	490Kg(0)	8番人気	10着
●本田騎手　「無難なスタートから楽々と先団へ。道中は終始スムーズな追走が叶い、余裕を持って運べました。 ただ、十分な手応えを残していた割に、追い出しての伸びは今一つ。まだ良化途上なのかも知れませんね。 跨がった感触は上々で、このクラスでも通用する馬だと思いますよ」
05/11/20	東京	10R奥多摩S	芝1400	江田照56	1:21.4	490Kg(0)	11番人気	5着
●江田騎手　「十分な手応えを残したまま４コーナーを周回。その後も渋太く粘っていたと思います。まぁ、春の成績を 見れば今回ぐらい走っても不思議で無い能力の持ち主ですからね。実際に跨ったのは初めてながら、レースを使われつつ段々と具合が良くなっているのでしょうね」
05/12/03	阪神	11RゴールデンホイップT	芝1600	D･ビードマン57	1:35.2	488Kg(-2)	6番人気	優勝
●ビードマン騎手　「レースに関して特に指示はありませんでしたが、道中は抑えて乗ることができました。 ４角で、マークしていた有力馬が上がっていきましたので、自身も外目に出して追い出しを開始。直線では思った以上の伸びを見せてくれましたね。 初騎乗でしたが気性も素直で、乗り役の指示通りに動いてくれるクレバーな馬ですよ」
05/12/25	阪神	12RファイナルS	芝1600	池　添54	1:36.5	502Kg(+14)	6番人気	5着
●池添騎手「上手いスタートが切れましたが、道中では前へ前へと行き過ぎぬよう意識して乗りました。直線で外へ持ち出してからは思った 以上の伸び。もうちょっと弾けてくれれば、もっと上位に食い込めたような気もします。前回との比較は分からぬものの、幾らか重目だったのかも」 ●山内調教師「プラス14kgの数字は週半ばの降雪の影響で運動不足だったのが原因でしょう。この狂いが無ければ馬体も絞り込めたはずで、 レースでも違った結果も残せたかも知れません。でも、今日は収穫を見出せる内容。一戦毎に地力強化が図れている印象で、 このクラスに入って初めての競馬にしては十分に健闘したと思います。中山、京都の金杯を含め、また様子を見ながら次走を決める意向です」
06/01/14	中山	11RニューイヤーS	芝1600	田中勝53	1:35.6	504Kg(+2)	2番人気	優勝
●田中騎手「道中は折り合いもついて非常にスムーズに運べました。雨の影響で馬場は悪かったですが、のめるところも無かったですね。 直線に向いてからも力強い伸びを披露・・・勝てて良かったです。この内容なら重賞でも楽しみはあるのではないでしょうか。 馬体重は増えていましたが、重くは感じなかったです」 ●山内調教師　「あまり時計が速くなり過ぎると分が悪くなるかな・・・と思っていただけに、これだけ雨が降ってくれたのが良かったですね」
06/02/04	小倉	11R小倉大賞典(G�V)	芝1800	田中勝54	1:48.3	498Kg(-6)	6番人気	11着
●田中騎手「ある程度は好位に付けて抜け出す競馬をイメージしていたものの、序盤からガツンとハミを噛んで掛かり気味に。 それで前走のように脚を上手く溜められず、終いの伸びを欠いてしまった感じでした。また、距離に関しては１ハロンの延長にも十分に対応可能だと思います」 ●山内調教師 「ジョッキーが言っていた通り、前半に上手く脚を温存できなかったのが大きかったのでしょう。 なお、今後のプランについては未定。馬自身の状態を確認した上で決めたいと思います」
06/02/26	阪神	11R阪急杯(G�V)	芝1400	藤　田56	1:23.2	492Kg(-6)	8番人気	6着
●藤田騎手「元々が湿った馬場を苦にしないタイプだけに、今日も下を気にする仕草は皆無でした。ただ、スタートから終始追っ付けながら ポジションをキープせざるを得なかったように、距離は１ハロン短かった感じですね。でも、馬自身は着実に力を付けて来ており、 条件さえ整えば重賞クラスでの上位争いも十分に可能なはず。今後が楽しみですよ」 ●山内調教師 「幾らか忙しい感じでしたね。もうちょっと道中を楽に運べれば、終いの伸びも違ってくるはず。前走と今回の内容から判断する限りは、 現状ではマイルがベストの条件なのでしょう。それらの点を加味した上で、適鞍を選んで行きたいと思います」
06/03/19	中山	10R東風S	芝1600	田中勝56	1:34.9	492Kg(0)	4番人気	8着
●田中騎手「序盤からガツンと来る面を見せず、そのまま後方を追走する格好に。1400ｍの競馬を使った後ならば、もっと前方のポジションに 付けられても良いはずなのですけどね。いざ追い出しに掛かっての伸びもジリジリ。元々が弾けるタイプとは違うものの、今一つメリハリを欠いた感じの走りでした。 でも、そんな道中の手応えだからと言って距離延長に対応できるかは何とも分かりませんね」
06/04/02	中山	11Rダービー卿CT(G�V)	芝1600	津　村54	1:33.4	496Kg(+4)	13番人気	14着
●津村騎手「悪かったと言うレベルとは違うものの、モッサリとした感じのスタートに。もっと前方の位置に付けようと考えていたのに、 結果的に後手後手の競馬を強いられてしまいました。でも、道中の追走には手間取らず、直線でもジリジリとは来ていたと思います。 反面、ビュンと切れる脚には欠ける感じでしたので、今日のような上がり勝負では厳しいのかも知れません」 ●上籠調教助手 「1分32秒台前半の決着では･･･。この馬なりに終いは伸びていたと思うのですが、さすがに相手も揃っていますからね。 もう少し時計が掛かってくれないと、現状では上位に食い込む余地は生まれないと言うことでしょう。雨も一瞬で止んでしまいましたしね。 デキ自体は良かっただけに残念」
06/05/07	京都	11R都大路S	芝1600	上　村54	1:35.5	498Kg(+2)	8番人気	優勝
●上村騎手「前半から上々の行きっぷり。走り易い場所を選んで通ったのも確かながら、悪化した馬場を気遣っていた他馬とは対照的にスイスイ と駆けていました。直線に向いての伸びも実に力強かったですよ。前走とて着順は悪かったものの、終いは33秒台の上がりタイムを記録。 その脚を生かせれば上位争いも可能と見ていましたが、思い描いた通りに能力を引き出せて良かったです」 ●上籠調教助手「時計を要求されぬ競馬だったのに加え、やはり降雨で渋った今日のような馬場は上手なんですね。本当に頑張ってくれました。 ひとまずは厩舎へ戻り、それから今後のプランについて先生と相談したいと思います」
06/09/18	札幌	11RエルムS(G�V)	D1700	四　位56	1:44.6	508Kg(+10)	12番人気	11着
06/12/16	中山	11RディセンバーS	芝1800	後　藤56	1:49.7	486Kg(-22)	6番人気	11着
●後藤騎手「後方から徐々にポジションを押し上げ、楽な手応えのまま４コーナーを回れました。ところが、いざ追い出しに掛かってからは 急にピタッと止まってしまう感じで･･･。ピッチ走法に近いフォームからも、この馬の能力を引き出すにはマイル以下の方が良さそうですね」 ●上籠調教助手「大幅なマイナス体重を示していたものの、仕上がり自体は悪くなかったと思います。ジョッキーが話したように 幾らか距離が長かったのが敗因として考えられるでしょう。状態を確認した上で次は京都金杯(Ｇ�V)へ向かう予定です」
07/01/27	東京	11R東京新聞杯(G�V)	芝1600	柴　山56	1:33.4	494Kg(+8)	14番人気	8着
●柴山騎手「「前半ムリに行かせると終いバタバタになるから…と事前に聞いていたので、それを踏まえての騎乗でした。 中団ぐらいからの追走をイメージしていましたが、ゲートが開いてからも思ったより自分から行く姿勢を見せなかったので最後方の位置取りに。 全体のペースも速めに流れていたので、直線勝負に徹しました。4コーナーまでスムーズに来て、追ってからもジワジワと良く伸びていたと思います。 馬場状態も良く、前を捕えきれませんでしたが、良く頑張っていますよ」 ●上籠調教助手「開幕週の速い時計での勝負だと苦しいかな…と思っていましたが、最後は良く差を詰めていますね。体は増えていましたが、 特に太いということもありませんでした。除外などあり、少し間隔が開いたことが要因でしょう。今後のレース選択も出走状況を見ながらになりますが、 芝・ダート問わず、やはりマイルぐらいまでで考えるのが良さそうです」
07/02/24	阪神	11R阪急杯(G�V)	芝1400	熊　沢56	1:21.8	498Kg(+4)	16番人気	14着
●熊沢騎手「ちょっとボーっとした感じで、ゲートが開いても出て行かずに道中も追走に手一杯と言う状態でした。 直線ではソコソコの脚を使ってくれたものの、前半の位置取りに加えて先行馬が止まらぬ展開では仕方の無いところでしょう。 やはり時計の掛かる馬場の方が合っているのだと思います」 ●上籠調教助手「スタートでの出遅れも敗因の１つに挙げられるでしょう。ただ、このメンバーに入ると距離、 ペース的に幾らか忙しかったのかも知れません。一応、今後は中山の東風Ｓ(ＯＰ)を目標に。 予定を立てても思った通りのレースに使えないのが頭の痛いところです」
07/03/18	中山	10R東風S	芝1600	柴　山56	1:34.1	500Kg(+2)	11番人気	12着
●柴山騎手「追い出した直後に前方の馬が邪魔に。そこで急ブレーキを掛けざるを得ませんでした。そのロスさえ生じなければ 上位との差は更に詰まっていたはず。道中を上手く運べて手応えも十分だっただけに本当に悔しいです。 東京新聞杯(Ｇ�V)で跨がった時と同様にデキ自体は良かったと思いますよ」 ●上籠調教助手「着順ほど負けておらず、最後までジリジリと伸びたように内容的にも悪く無かったと思います。 次走に関してはトレセンへ戻って状態を確認してから。引き続き障害試験の合格を目指しながら適鞍を探る可能性が高いでしょう」
07/03/31	阪神	11RコーラルS	D1400	熊　沢56	1:25.4	500Kg(0)	13番人気	6着
●熊沢騎手「ダートは合っていそうですね。向こう流しで前が少し壁になったのが悔やまれますが、 直線で外へ出してからは思い通りの伸びを見せてくれました。距離についても、もう少し延びても大丈夫でしょう」 ●山内調教師「向こう流しでのロスが勿体無かったですね。それでも、ダートでも十分やれそうな走りを披露してくれました。 楽しみが増えましたね。ただ、今後に関しては未定。じっくりプランを練りたいと思います」
07/12/09	阪神	11RギャラクシーS	D1400	渡　辺56	1:23.7	502Kg(+2)	16番人気	10着
●上籠調教助手「山内調教師は香港。私自身は臨場業務で中山競馬場へ来ており、レース後の様子について今のところ連絡は 入っていません。ただ、追い切り後にも話したように今回は使いながらの良化に期待を込めての出走。 それで結果が伴なえば良かったのでしょうけど、まずは無事に走り終えたのを前向きに考えたいと思います。今後に関しては先生が帰国してから決まる方針。 どこかで優先出走権を獲り、恐らく次走は年明けの可能性が高いのでは･･･」
08/01/06	京都	11R門松S	D1400	和　田56	1:24.4	500Kg(-2)	15番人気	7着
●山内調教師「中山競馬場でレースを見ましたので直接ジョッキーの話は聞いていません。でも、中団キープから終いまで キッチリ伸びた内容は悪く無かったですね。今回はマイナス体重だったとは言え、もう一絞りできそうな感じ。まぁ、実戦を使いつつ徐々に変わって来るでしょう。 ひとまず来週の特別登録だけは済ませており、もしも除外されるならば投票を行なって優先権を獲るつもり。その上で次走のプランを考えたいと思います」