21〜.30.Sep.1999.

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旅行中の日記、9日目迄アップしました。
9月21〜29日のところをご覧下さい。(笑)



9月30日(木) 晴れ

無事に帰国。
もう少し涼しくなっているかと思ってたのだが、結構暑いなぁ…。
旅行に出ていた10日間、殆ど日本の情報を仕入れなかったので”浦島太郎”状態である。(汗)

…と、思ったら東海村ウラン加工施設で放射能漏れ事故。
帰り飛行機で東海村の真上辺りを通ったと思う…但し事故の2時間位前だが。(汗)
理論上はありえない事故だとか言っても、現実には起きてるじゃないかー。そんな呑気な事言って無いでさっさと対策を取らんかー。こらー。
人災だと思うが。ウランを2.4kgしか入れちゃいけないとこに16kgも入れちゃうなんて…物理や放射線に関してド素人の私だって
すっげー無茶で無謀なことだと思うぞ。
まぁ、でも今まではそう言う作業がまかり通ってたんだろうな。
それにしても、こんな事故が起きた時の対策とか施設設備とかしてなかったんだろうか?(汗)



9月29日(水) スペインは晴れ

スペインにちょっと馴れてきたかな〜?と思う頃に帰国の日である。
言葉は通じなかったけど、食べ物は口にあったし、大きなトラブルもなく楽しい旅行であった。
もう少し居てもいいなって感じ。

で、どうでもいいのだが、スペインの人はトイレの水を流さないのだろうか?
決してトイレが壊れていて水が流れないということはないのに、出先でトイレに入ると(美術館やカフェなどのトイレ。
美術館のトイレなどはきちんと掃除もしてあってきれいなのだが。)必ずといってイイほど流れていない。(汗)
それとも流さないのがルールなのだろうか?(笑)旅行中、これが気になっていたのだった。
…ほんとにどうでもいいことだな〜。

ホテルのロビーで係りの人に拾って貰ってバルセロナ空港に向かう。
やっぱりバルセロナのタクシーの運転手さんも飛ばす、飛ばす。(笑)
無事にバルセロナ空港に到着。
搭乗手続きや免税手続きをして係りの人にお礼を言ってお別れのご挨拶。
ゲートの中に入ってから免税店に吸い込まれる。
ちょっと持って帰るのには重たいのだが、瓶に入ったオリーブ(Barで酒のつまみに出て来たグリーンオリーブ)を購入。
配偶者はここまで来て何故か靴を購入していた。(笑)一応、MADE IN SPAINであるが。

帰りも直行便では無いので、まずはオランダ、アムステルダム・スキポール空港行きに乗る。
また飛行機が寒い…とほほ。
朝が早かったので飛行時間の2時間半を殆ど寝て過ごしていた。
無事、アムステルダム・スキポール空港に到着。

乗り換えの為にスキポール空港内を移動。
移動の途中で免税店にトラップされ、オランダのチーズやらお菓子やらを買って更に荷物を増やしてしまう。(苦笑)
何をやってるんだ〜ワシってば。(笑)

無事に成田行きの飛行機に乗り換えることが出来た。
またまた飛行機の中が寒い…室温低過ぎ、KLM。(汗)
帰りの飛行機でも飛行時間の11時間の殆どを寝て過ごす。

帰りの飛行機の中で映画「エントラップメント」を見る。
うぅぅ。ショーン・コネリー相変わらず渋いっすねぇ…。
まぁ、ストーリーは泥棒さんのお話しなのだが、ショーン・コネリーの相棒となる女性との恋愛話しは
ありきたり過ぎって感じだったかなぁ?もう一捻り欲しかった感じ。

行きと違ってテンションが下がっているので、飛行時間がものすごく長く感じる。
あーあ。退屈。



9月28日(火) スペインは晴れ

バルセロナ4日目。
今朝も朝食はホテルのビュッフェである。
このホテルはアメリカ人観光客が多いようだ。隣りのテーブルの年配の6人連れもアメリカ人のようである。
ビュッフェスタイルなのだが、テーブルに案内されるとコーヒーか紅茶を持って来てくれる。
隣りの年配アメリカ人、コーヒーを運んでくれているウェイターさんに向かって、そのコーヒーはカフェインレスか?と聞いている。
ウェイターさん、英語がよく分からない様だ。大体、スペインに「カフェインレス」なんて概念があるとは思えない。(笑)
しかし、年配アメリカ人は「カフェインレスコーヒーをくれ。」とかなりの勢いで言っている…。
今更、一杯くらいカフェインの入ったコーヒー飲んだって大した影響は無い様に思えるが。(汗)
ようやく英語が通じたらしくカフェインレスコーヒーが運ばれて来たのだが、今度は砂糖でなくて「スイートンロウ」はないのか?と
ウェイターさんに詰めよっている。
昨日のカフェのケチャップ&マスタードのカップルといい、隣りのテーブルの年寄りといい、アメリカ人って
どこでもこんな調子で自分達の食生活をごり押ししてるんだろうか?(汗)


スペインでの自由行動最後の日である。
今日はまだ見ていないガウディ建築を見に行くこととする。
まずはカサ・ミラへ。元々はマンションとして建てられたものであるが、現在では最上階で博物館やガウディの作品の平面図などを
公開している。屋上にはユニークなデザインの煙突群があり、サグラダ・ファミリアも望める。
屋上は回りにあまり高い建物も無くて、眺めがいい。

次にカサ・バトリョに向かう。ここもガウディ建築であるが内部の一般公開はされていないので外から眺めるだけである。

そのまま徒歩でマイヨール広場へ。マドリードにも同じ名前の広場があったな。
む、ここですかー?噴水があって…特筆するようなことは無い公園て感じだ。くつろいでいる人が多い…憩いの場所なんだろう。
当たり障りが無さ過ぎて拍子抜けと言う感じであった。

続いてマイヨール広場近くのゴシック地区にある大聖堂(カテドラル)に向かう。
1298〜1448年にかけて建てられたと言うだけあって、荘厳な雰囲気である。
中に入る。ステンドグラスが薄暗い中に映えている。
回廊に出ると噴水があってガチョウが飼われているのだが、この回廊の下にずらっと人が埋葬されているのだ…。
何故そんな人が歩く通路に埋葬されているのかは分からず。そう言う習慣があるのかなぁ?
埋葬されてる上を異教徒がどしどし歩いちゃってごめんなさい〜。(汗)

カテドラルから近い場所にあるので、土曜日休みだったグエル邸に向かう。
が、その途中、雑貨屋さんにトラップされあれこれ買ってしまう。うぅ、しまったぁ…こんな買い物してる場合じゃないのに。(笑)
グエル邸に到着。よし、今日は開いてるみたいだ。
…と、思ったのも束の間、なんと時間制(1回30人)でのガイドツアーになっており13時のガイドツアーは売り切れだと言う。がーーん。
次のガイドツアーは16時から。うぅーん。しばし悩んだが、2回来て駄目ってことは縁が無いってことなんだろう。
諦めることにする。残念だけど。まぁ、いいや。

次に配偶者希望のバルセロナ動物園に向かう。
入り口がよく分からず、炎天下バルセロナ動物園外壁を半周以上してしまう。(苦笑)暑いよ〜。
ようやく入り口発見。やーれやれ。
中にはいると閑静な動物園であった。平日のせいもあるのだろうが。
世界中でこの動物園にしか居ないと言う白いローランドゴリラを見たりしてぶらぶらと過ごす。
動物園の売店で、細々とトラップされて(笑)またも荷物を増やす。
この売店でゴマちゃんの人形が売られているのを発見…何故?スペインでゴマちゃん…。

ちょっと早いが港のレストランが並んでいる辺りで夕食と取って行こうと言うことになる。
配偶者がガイドブックに載っていた海老専門レストランに行ってみたいというのでその店に向かう。
また海老ですかい…をいをい。と思ったのはナイショだ。(笑)
しかし、肝心のそのお店が見つからない。(汗)探しまわってみたが、どうやら潰れてしまったようだ…。

あー、地中海ってやっぱり海の水の色が違うねぇ。濃い色だね〜。
もうこの店でいいやって感じで浜辺のレストランに吸い込まれる。
スペインの時間ではお茶には遅いし、夕ご飯には早いと言う中途半端な時間なので店内はガラガラである。
ムール貝ビネガー風味と海老のグリル、パエリヤを頼む。
前菜のムール貝が1キロ単位でないと注文出来ないのだが頼んでしまう。
もちろん殻込みの重さなのだが…運ばれて来たムール貝はすっげー量である。(汗)味は美味いのだが量が半端じゃないのだ。
食っても食っても全然減らない。(笑)
何とかムール貝を片付け、海老とパエリヤを食べ終わると間髪入れずにデザートメニューを持って来てくれる。
しかし、このデザートメニューもアイスクリーム中心なのだが、アメリカナイズされてるようでバナナスプリットとか
デカイメニューばかりである。(笑)
でも、頼んじゃう。(笑)…また量が多いのだが、アイスも美味いのだ。
デザートも食べて満腹満腹。(にこ)
コーヒーを飲んでいると近くのテーブルに座っていたアメリカ人夫婦が話しかけてくる。
「日本から来たの?日本のどこから?私たちケンタッキーから来たの。妹が新潟に住んでたので2回も日本に行ったのよ。」
なんてことを話してお別れ。
このお店の近くからホテルの近くを通る路線バスの始発バス停があったのでバスで帰る。
あー、バスだと降りてからあんまり歩かないからいいね〜。

今日は一日中歩いていたので、ホテルの部屋に戻った頃には疲れ果てていた。
しかし、明日は日本へ向けて朝から移動しなくてはならないので荷造りをしなくてはいけない。
だが、そんな気力がなく少し仮眠。(仮眠ばっかり取ってるなぁ。(笑))
夜、ごそごそ起き出して荷造り。
帰るんだから、買ったモノが壊れなきゃいいや、といい加減にがしがし詰める。はい、終わり〜。

明日は朝早いからさくさくっと寝てしまおう。
おやすみなさい。



9月27日(月) スペインは晴れ

バルセロナ三日目。
今朝は電車に乗る為に早起きで朝食抜き。
バルセロナ・サンツ駅から電車で2時間程の所にあるFIGEURAS(フィゲレス)まで行くのだ。
何故そんなところまで行くのかというと配偶者がそこにあるダリ美術館が見たいと言うからなのだ。
昨日、闘牛付き合ってもらったしなぁ…付き合って行くしかあるまい。(笑)

まずはバルセロナ・サンツ駅へ向かう。
バルセロナの中心的な駅なので、大きく人も多い。
まず切符を買わなくてはならないのだが、電車の時刻表や発着表示板を見ても全然分からない。
案内窓口があったのでそこで聞いてみる。英語の出来る人だったのでほっとした。
フィゲレス行きの電車の時刻を聞くが何番ホームからの出発かは、表示板に出るまで分からないと言う。…うーん。ラテン系。(笑)
次に切符の窓口へ行き切符購入。
何とか目的地迄の往復切符を購入出来たがこの切符というのが見た目、殆どスーパーなどのレシートである。ぺらぺら。
うっかりすると無くしてしまいそうな頼りなさ。(笑)
フィゲレス行き列車の表示が出る。3番ホームへ向かう。この駅はホームは全て地下にあるのだ。
地下ホームには同じホームに3編成の列車が止まっている…。(汗)
日本の様に車体に行き先が表示されていないので、どれに乗って良いのか全然分からない。
うーむ。と悩んでいるともろにラテン系のおじさんが車輛から降りて来た。車掌さんらしい。
英語が通じそうにないが、フィゲラス行き列車はどれか聞いてみることにする。
ところが、意外な事に英語が通じた。(笑)一番前のオレンジの列車だと言う。御礼を言ってオレンジの列車へと向かう。
しかし、買った切符が1等車なのか2等車かが分からない。(汗)とりあえず、列車に乗り込む。
既に車輛に乗っていた学生風のお嬢さんに尋ねる。すると列車はフィゲレス行きだがワシらの切符は2等車の切符なので
違う車輛に移動しなくてはならないようだ。御礼を言って2等車へ向かう。
まだ出発まで時間がある所為か、車内はがらがらである。全席自由席なので適当に座る。

そうこうしているうちに発車時刻が近づくと、結構人が乗り込んで来る。ふぅん。結構乗る人いるのねぇ。
ところが発車時刻の9時20分になっても動く気配が無い。まぁ、スペインだし時間通りには動かないんでしょう…と楽観的になる。
更に20分が経過…ナンの音沙汰も無い。流石に何かちょっと変じゃないか?と車内がざわつき始めた時に車掌さん登場。
車輛故障で修理中なのでもう少し待って欲しいとのことである。他に移動手段も無いし、大人しく待つ。
更に20分が経過…まだ列車は動かない。をいをい〜。どうなってるの?と、車内がイライラし始めた頃、車掌さん再登場。
結局修理の見とおしが立たないので、別の列車に移動してくれと言う。うへー。せっかく早起きしてきたのにさー。(汗)
別の車輛に乗り込む。発車時刻は結局、1本後の列車の時間であった…やれやれ。(汗)
この前、スイスでも途中、車両故障で遅れたんだよね…。もう欧州で列車には乗りたくない感じ。

出発は遅れたものの、途中は予定通りである。
窓の外の景色がどんどん、田舎になって行く。
これから向かうフィゲレスはスペインとフランスの国境から電車で30分位の所だ。
朝起きたのが早かったので、道中は寝てしまった…。
予定通り1時間45分程でフィゲレスに到着。
…有名なダリ美術館があって世界中の観光客が来る割には、すっげー田舎の駅である。
バルセロナ・サンツ駅で時刻表を貰っていたのだが、一応、駅の時刻表で帰りの列車の時刻を確認。
バルセロナとフィゲレスの間は一時間に一本、一日十数本しか列車が無いので乗り遅れたりすると大変な事になるのだ。
とりあえず、貰った時刻表通りのダイヤであった。よしよし。

駅から美術館に向かう…駅前が閑散としてるが大丈夫か?ここ。
とにかくダリ美術館に向かって歩き出す。しかし、列車が遅れた所為でもう昼であった。
目についたしょぼいカフェに入って昼ご飯を食べる事にする。
店内は地元のお年寄りが数人、コーヒーを飲んでいるだけである。
コーヒーとサラミ(チョリソーみたいな味)のサンドイッチとクロケッタ(コロッケ。大体そこの店の手作りである。)を頼む。
配偶者はビール、イカのオリーブオイル姿焼き、白身魚のフライトマトソース煮みたいのを頼んでいた。
このイカの種類がよく分からなかったのだが、肉厚で焼き加減も良く美味かったと配偶者は言っていた。
しょぼいカフェだったのであんまり期待もしてなかったが、手作りの御惣菜と言った感じで美味しかった。

ワシらがこのカフェで食べていると、アメリカ人カップルみたいな客がやってきた。
ファンタとサンドイッチを頼んでいたのは良いのだが、カフェのおにーちゃんに「ケチャップとマスタード」を要求し、
そんなモノ何に使うんだろう?と思って見ていたらサンドイッチにだばだばとかけていた…。(汗)
をいをい、それはホットドッグぢゃないんですけどー?(汗)これにはカフェのにーちゃんもびびっていた様だ。
何でもすぐケチャップかけちゃうんだからー、アメリカ人。(笑)

カフェでエネルギー補給もしたし、気を取り直してダリ美術館へ向かう。
駅前はさびれていた感じであったが、街中の広場の周りはお店やカフェがあって賑わっている。
欧州では駅より広場の方が賑わうようだ。
そんな町並みを抜けて行くと、ダリ美術館はあった。
駅からの道順がよく分からず不安であったのだが、ちゃんと標識が出ておりきちんと辿り着けた。
もっと郊外にポツンとあるのかと思ったのだが、以外と街の中である。
ピンクがかったレンガ色の外壁のうえに卵のオブジェがずらっと並んでいる。
変だけど、可愛い建物である。(笑)
中に入る。入り口でやっぱり手荷物を強制的に預けるシステムであった。
いい加減そうなラテン系の国のくせに、美術館でのこういうチェックは厳しいんだよな〜。国民性がよく分からん。(笑)

うーん。ダリって変わった感性の持ち主なんだなぁ。(笑)
でも、この中庭はなかなか良い。ベンチに座っていると何だかよく分からないけど落ちつく。
実は1989年に亡くなったダリの遺言により、ここに御墓があるのだ。
む〜、シンプルな石版だけのお墓である。

有名なオブジェなどあってなかなか楽しい。
隅々まで見て、配偶者も満足したようだ。
帰りの電車まで少し時間があるがダリ美術館を後に駅方面に向かう。
近くにブリキのおもちゃ博物館みたいのがあるのでそこも見てみようか?ということになり向かうと…シエスタであった。(涙)
帰りの電車の時間を考えると、シエスタが終わってから見に来るのは無理なので残念だが諦める。
美術館をみると、何故だかものすごく疲れてだるくなるのでとりあえず駅に行って電車を待つことにした。

見れば見るほど田舎の駅である。
そこの待合室で1時間程、ぼけーっとする。
やがて帰りの電車の時間になり、今度は定刻通りでバルセロナ・サンツ駅に向かう。
ふー。疲れた。帰りの電車でも車窓の景色を眺めているうちに沈没。
目が醒めて見れば、バルセロナ・サンツ駅近くであった。

ホテルに戻って来たものの、レストランのディナーの営業時間迄まだまだあるので(笑)仮眠。
仮眠して体力がやや回復。空腹感に襲われたのでレストランへ向かう。
外に出るのも億劫になってしまったのでホテルのレストランになってしまった。
ラムを注文したら品切れ。(涙)しょうがないのでチキンを頼んだが、これがまたデカイのナンのって。(笑)
うぅむ。配偶者の頼んだパエリヤにしておけば良かった…。
デザートにマンゴーシャーベットと紅茶。やっぱりティーバッグであった。(笑)

ふー。今日は疲れたなぁ。おやすみなさい。



9月26日(日) スペインは晴れ

バルセロナ二日目。
朝食は相変わらず、ホテルのビュッフェ形式である。
マドリードと違って混雑している。アメリカ人観光客みたいのが多い。卵を焼いてくれる人もいない。(涙)
オレンジジュースもその場で絞っているのだが、マドリードと味が違う。オレンジの種類が違うのだろうか?
そう言えば、スペイン旅行中はカフェやBarなどでオレンジジュース絞り機とでもいうような機械を良く見かけた。
機械の上からオレンジを丸ごと(皮付きのまま)入れると、途中でオレンジが半分に切られ、その半分になったオレンジが
ぎゅっとしぼられて下に果汁だけ落ちてくる仕組みなのだ。絞り粕の皮は、別のところからぽとっと出てくる。
機械の仕組みとしては単純な構造なのだろうが、良く出来ていて感心した。(笑)
うむぅ。味もマドリードの方がいいなぁ。…相変わらず生クリームのカタマリみたいなケーキとか置いてある。
やはり朝からケーキってスペインでは普通なんだろうか?
味がイマイチだなーと思いつつも、がっちり食べてしまう自分が哀しい。(笑)
部屋に戻って出かける仕度。

本日の目的地は、ワシのこのスペイン旅行の目的と言ってもいいガウディ建築の一つ、グエル公園である。
もー、公園を見に行くだけなのに気合入りまくり。…の割には道順等、全て配偶者に調べさせてしまった。(笑)
グエル公園は小高い丘の上と言った所にあるので最寄りの地下鉄駅から10分位はずーっと登りを歩いて行くのである。
早くも息切れするワシ。体力の無さを実感。
強い日差しでクラクラしつつも、ようやくグエル公園到着。
おおっ!すごい人〜。それより何より、本やTVで見たのと同じだー。
あぁぁ、有名なモザイク(エッチな部分をぼかす方ではなく(笑)、破砕タイルで模様を描く方だ。(笑))のイグアナの噴水がある〜。(嬉)
これよ、これなのよ〜。ワシが死ぬまでに一目見たかったのは。うぅぅ、嬉しい。(笑)
イグアナの横に立ったりして写真撮りまくる。
これまた有名なモザイクの波のような曲線のベンチがある。バルセロナの街が一望出来る。
一昨日のバルセロナだけの祝日のイベントなのだろうか、戦闘機が編隊を組んでバルセロナ市の上空で
曲芸飛行しているのが見える。戦闘機って早いんだね。
それにしても、そんな市街の真上で曲芸飛行なんかしてて大丈夫なのか?(汗)と言ったら、配偶者が海上でやってるんだと
言ってたけど、どう見ても市街上空とかもばんばん飛んでるんですけど。あああ、あんな低空で大丈夫かー?(笑)

もっとこぢんまりした公園かと思っていたが、思ったより広大である。傾斜も急であちこち見てると息切れだ。(笑)
しかし、あちこちがどこかで見た景色と同じなのだ。感激。
日差しもギラギラって感じですごいのだが、今日は湿度が低いようで日陰にいれば涼しい。
グエル公園内にガウディが住んでいた家があり、そこが今は博物館として公開されているので見学。
こぢんまりとした家である。(2階建て)家の裏手で黒猫の親子発見。猫皿があったので誰かが餌をやってるのだろう。
むぅぅ。ガウディという人は、やはりただ者ではなかったようだ。残されている模型など見ても、現代でも充分通用しそうだもの。
このガウディ博物館の売店で、散々悩んだ挙句、イグアナ噴水の置物を買う。
ちょっと値段が高いかと思って1度は諦めかけたのだが、キヨブタ((c)Mさん)でえいやっと買ってしまった。(笑)
旅先で欲しいと思ったら、そこで買わないと後悔する事が多いからだ。特に海外旅行ではそう言う事が多い。
イグアナが重くて、かさばるので1度ホテルに戻ることにする。

ホテルに戻り、ちょっと一休みして再びお出かけ。(笑)
今度の目的地は、やはりガウディ建築未完の大作、サグラダ・ファミリア(聖家族教会)である。
地下鉄の出口を出たすぐそこに、それはあった。
うをっ。デカイ。すごい迫力だ〜。(嬉)うわー、本物だよ。すっげぇ。
1882年、建築が始まったが途中、ガウディの死で一時作業が中断したものの現在も依然として建築中である。
完成までにはあと100〜200年かかるらしい。…それだけかかると言うのも分からないでもないけど。すごい規模だから。
平日なら作業しているところも見学出来るのだが、今日は日曜日なので作業はお休み。作業場はガランとしていた。
鐘塔には登ることも出来て、エレベーターがあるとガイドブックにはあったのだが、最初に見つけたエレベーターは休みであった。
こんな有名な観光地なんだから日曜日も動かして欲しい…。(涙)
その横に、上へと登る階段があるので登ってみることにする。
内部はとても狭い。螺旋状の階段なのだが、中心部分には柵も手すりも何もない。覗くと下まで丸見えだ。こえ〜。
高いところが苦手なワシなのに、好奇心で覗いてしまったばかりに以後、腰が引けてしまいガクガクする膝で階段を登ることに…。(泣)
こっ、怖いよぅ〜。しかし、階段は一方通行、降りようにも下からどんどん、人が上がってくる。階段の幅が狭く人一人分位である。
途中、出窓みたいな場所がありそこですれ違いや追い越しが出来るのだが。手すりの無い階段って怖いのね。
大分、上の方まで登って来たが人が詰まって全然動かなくなってしまった。
別の塔に渡れる橋があるらしいのだが、どうもそこで写真撮ったりとか色々してるらしいので全然進まない。
じーっと待っていても良かったのだが、この後の予定もあったので諦めて階段を降りる。
登り方向の階段を少し降りて、途中で回廊を伝って下り専用階段で降りる。
螺旋状なので今度は目が回って来る。ぐるぐる〜。三半規管が弱いワシは何となく気持ち悪くなってくる。
登れば高所恐怖症、降りてくれば乗り物酔い状態である。…やれやれ。(汗)

ようやく地上に戻り、順路に沿って進み売店の前まで来た。…ん?そこにあるのはエレベーター?(笑)
なんだー、もう一機あったんじゃん。(笑)一瞬、乗ってみたい衝動にかられたが行列だったので諦める。
さくっと売店を覗いて、もう一度、サグラダ・ファミリアを見上げて次の目的地へと移動した。

本日最後の目的地は闘牛!そうよー、やっぱスペインと言ったら闘牛よね〜。フラメンコはどうでもいいんだけど。←牛好きのワシ。
日本を出発する前から闘牛は1度は見ておきたいと思っていたのだ。
マドリードの闘牛がスペインでは格が一番上らしいのだが、闘牛シーズンも終わりが近い今では日曜日しか闘牛は開催されないらしい。
それはバルセロナでも同じで闘牛は日曜のみの開催であった。
スペイン語が殆ど分からないし、不安要素が多いので旅行会社のオプショナルツアーに申し込もうと思っていたのだが、
ナンと最少催行人数が10人…多分、10人は集まらないだろうと旅行会社の人に言われてしまい、がっかり。
それならもう個人で行くしかないだろーということで、取り合えずやって来たモニュメンタル闘牛場。
バルセロナでは一番格がある闘牛場らしい。白と藍のタイル装飾がレンガ色の闘牛場に映える。開始時間は事前調査では午後6時。
余裕を持って来たので午後4時半には闘牛場には到着したのだが、チケット売場は既にすごい人出である。(汗)
をいをい、みんな気合入ってるなー。(笑)←お前もな。(汗)

闘牛場の座席は全席指定。日向か日陰か、正面(闘牛の主催者が座るとこ)かそうでないかなど、色々と細かく座席のランクが
分かれている。御値段も安いのは1000円位から高いのは15000円まである。
そうは言っても、いざチケットを買おうと思うとスペイン語表記だけで全然分からん。
こちらの知識はガイドブックの闘牛のところ、2ページ分である。えぇい、こうなりゃ身振り手振りで買うしかないっ。
覚悟を決めて、窓口に近づく。座席の種類と値段が書いてある。日向(sol)か日陰(sombra)かとか、値段のスペイン語しか分からん。
日向席の2500ペセタの座席を買おうと思ったら売り切れだったので、その次の候補にしていた日陰席3000ペセタを買う。
ローマ字発音でナンとか通じたようだ。(笑)売場のおじちゃんが、値段表を指でさしてくれる。そう、それそれ。それ2枚下さい。
気がつけば日本語と身振りで注文していた。(笑)やれば通じるもんですなー。
取り合えず買ったチケットを確認。ガイドブックによるとそのチケットに開始時刻や座席の場所、番号が書いてあると言う。
チケット見る。…スペイン語だけである。何とか開場が16時半、開始時刻が18時と分かったので近くのカフェで
休むことにした。

闘牛が終わってから夕ご飯…と言うことを考えると軽く何か食べておきたい。
しかし、このカフェのおじーちゃん、スペイン語しか話さない。(笑)配偶者は例によってビールとつまみ(タコのマリネ風トマトソース)だ。
カフェの看板にあったスペインの生ハムサンドイッチ(指差し注文(笑))と夕方で風が涼しくなって来たので紅茶を頼んだ。
おじーちゃん、ワシの紅茶(Te=て)という発音に「COLA?」と聞き返してくる。をいをい〜、どこをどうしたら紅茶がコーラになるんじゃー。
違う違う、紅茶なのよー。「テ」と言ったらうんうんと頷くおじーちゃん。あー良かった通じた。
…暫くしてワシの前に運ばれて来たモノは「コカ・コーラ」………。おじーちゃん、通じてないじゃんかー。(笑)
もう、いいや、ナンでもね。久々に飲んだせいか、脱水の身体だったせいかコーラが美味く感じてしまった…不覚。
サンドイッチも美味しいのだが、日本で言うバケット1本分なので半分も食べたら満腹になってしまった。

闘牛開始時間も迫って来たので、闘牛場に入ることにする。
既に売店でビールなぞ飲んで盛り上がるオヤヂもいるし。(笑)座布団を貸します〜なんて言ってるオヤヂも居る。
とりあえず、自分の座席まで辿り着かなければならない。カフェでガイドブックみたりして何となくは分かって来たのだが…。
中に入って迷う。(笑)区画3番(1〜12番まであった)のDelantena(デランティーナ) 16番と17番と言う座席を探すのだ。
まず3番区画へ移動。デランティーナは3階らしい。階段で上へ。この階段みたいな座席かなぁ?数字で番号ふってあるし。
でも、なんかちょっと違うような?…人に聞こうにも、人影まばらである。(笑)
その時、一番前の庇状に出っ張ったとこに座ってるおねーちゃん達のチケットがちらっと見える。
お?デランティーナ24番ってあるぞ?おねーちゃん、24番に座ってるよ?
もしかして、この庇みたいなところ、ぐるっと1周してるとこがデランティーナじゃないかな?
おぉ、ここだ。ここだ。…適当に買った割には3階席の一番前。アレーナ(闘牛が行われる土の所)がよく見えるじゃん〜。ラッキー。
しかし、座席がコンクリ剥き出し。(笑)やっぱり、座布団屋さんのおぢさんから借りてくるべきだったか?(笑)

ようやく自分の座席も分かったところで、配偶者がビールを買いに行くと言う。
へいへい、どうぞ。さっき1階で売ってたよ。
と、配偶者がビールを買いに行って5分位した頃、なんとビール売りのおじさんが回って来た。(笑)
そうこうしているうちにも開始時刻が迫り、場内の観客も増えてくる。
みんないい加減なのか、空いている座席に適当に座ったりするようだ。ワシの横の配偶者の席も3回位「ここ空いてる?」みたいな事を
聞かれた。ビールを買いに行った配偶者が戻って来た。座布団を借りて来てくれた。おぅ、サンキュー。
値段を聞く。150ペセタ。…どっかに値段書いてあったっけ?と言ったらおじさんの後ろに各国の言葉で書いてあったとか。(笑)

時間にルーズな国で唯一、定刻通りに始まるのが闘牛らしい。
午後6時、ファンファーレが鳴り響いて、アルグアシル(騎馬で行進の先頭をつとめる人達)を先頭にマタドール(闘牛士)、
バンデリリェーロ(マタドールの助手役の闘牛士)、ピカドール(18世紀以前の騎馬闘牛の流れを汲む人達)、馬丁、
ラバ隊(死んだ牛を下げる)の順番で行進して場内一周。
おぉ、流石に華やかだねぇ。
みんな行進が済むとアレーナに散って、カポーテ(表がピンク、裏が黄色の闘牛士のマント)をひらりひらりと振ってイメージトレーニングだ。
闘牛士はマタドール1人、バンデリリェーロ3人、ピカドール2人で1チーム、それが3チームあり、
それぞれが2回演技するので計6回、闘牛が行われる。

いよいよ1回目の演技開始である。
牛がアレーナに飛び出してくる。うぉー、すっげー早いよ、牛。
マタドールがカポーテでひらりひらりと牛をあしらう。
そして分厚いマットをプロテクターにした馬に乗ったピカドールが槍で牛の肩の急所を浅く3回つく。
うわー、馬が倒されそうだぞ。おぉぉ。
マタドールの助手のパンデリリェーロが2つ1組の紙飾りがついた銛を手に登場。
向かってくる牛の背(肩の急所)に銛を突き立てる。交代で3組の銛を刺す。(計6本)
あっぶねー。
そして、ムレータ(赤い布)を持ったマタドール登場。
ムレータで牛をひらりひらりとあしらいながら(途中、ポーズ取ったり色々するんだけど)
手に持った長い剣で牛のクルスと呼ばれる急所を突く。
上手く急所に入れば心臓まで一突き、牛は一瞬で息絶える。ただし急所は狭い。
倒れた牛はパンデリリェーロが頚椎に短剣をさして一応トドメを刺す。
すると速攻でラバ隊が出てきて、牛の死体を引きずって退場してしまう。
この時、勇敢だった牛はアレーナを一周引いてから退場する。
ちなみに倒された牛は、速攻で解体されて翌日には市場にお肉として並ぶらしい。

文章に書いてしまうと闘牛1回の流れはこんな感じだ。
しかし、実際目にした時の迫力やきらびやかさはスゴイ。ワシの文章力ではとても表現出来ないものがある。
観客もシビアで、危険な演技をした闘牛士には惜しみ無い賞賛を与えるし、なかなか牛を動かせない闘牛士にはブーイングだ。

そして、マタドールが牛をよく動かし且つ一発でトドメを刺すなど素晴らしい演技をすると観客が主催者に向かってハンカチを振る。
これは観客がマタドールに褒美を与えてくれとのサインで、主催者がそれを了承すると、今倒した牛の耳か尾を切り取って
マタドールに与えられる。この耳(尾)の数でマタドールとしての格がついて来るらしい。

配偶者は牛を殺すなんて可哀想だよ〜とか横で言っていたが、そんなんお構いなしのワシ。(汗)
だって、目の前で見る本物の闘牛ってスゴイ迫力なんだもの。
うぅぅ〜。諦めずに見に来て良かったよぅ〜。
これでもう帰りの飛行機落ちちゃってもいいや。って感じ。(笑)
6回みっちりと見たいのはやまやまなのだが、暗くなると治安が悪いのが不安なので4回ほど見て切り上げる。
今日のサグラダ・ファミリアと闘牛が見れただけで、スペインは良かったと言えるかも。(笑)


乗り気でない闘牛に付き合ってもらったので夕食は配偶者の気になってたお店にする。
バスク料理レストランということだ。バスク地方の家庭料理みたいのが売りのお店だと言うのでお気楽な格好で行ったら
高級そうな綺麗な店構えである。(汗)うへー、こんな格好じゃ入れてくれないかも。
英語を喋る店員さんが居て、ちょっと安心。(笑)
サラダとマウンテンライス&ワイルドマッシュルームというのを頼んでみる。
マウンテンライスは普通のお米にしか見えず、ワイルドマッシュルームはどう味わっても椎茸だった。(笑)
イタリア料理で言うところの椎茸のリゾットと言った感じ。味は激ウマであった。
デザートにレモンシャーベットを頼む。その時にウェイトレスさんにカタルーニャ風のアーモンドチョコは如何ですかと進められる。
どんなのかと思って頼む。…カカオパウダーがついたアーモンドチョコであった。そのまんまじゃん。(笑)
美味しかったから許すけど。

はー、満腹満腹。
サグラダ・ファミリアもグエル公園のイグアナも闘牛も見たし、これで明日の朝、目が醒めなくても悔いは無いぞ。(笑)



9月25日(土) スペインは晴れ

今日はマドリードからバルセロナへと移動する日である。
飛行機での移動なのだが、飛行時間は1時間程にもかかわらず空港には2時間前到着のつもりで行動しなくてはならない。
朝7時半、ホテルのロビーに迎えが来るので6時半起きである。
…ねむ。窓の外を見るがまだ真っ暗で静まり返っている。
余裕があったら朝ご飯を食べよう、なんて言ってたのだがそんな気力が無いためチェックアウトしてロビーで迎えを待つことに。

マドリード空港までタクシーで向かう。
この時点で時刻は7時半を回っていたのだが、町はまだ真っ暗で車も人も殆どいない。
タクシーの運ちゃん、飛ばす飛ばす。(笑)こちらの人の運転は強気で荒いのだ…。
飛行機には充分間に合うのに、高速道路ではびゅんびゅん追い越しするは…で、15分程で空港に到着。
うぅぅ。無事着いて良かったよぅ。

搭乗手続きして、旅行会社の人に挨拶してゲートの中へ。
搭乗時刻迄はまだ時間があるので、お店を覗いてぶらぶらする。
はっ。何故こんな所にワーナー・ブラザーズ・スタジオ・ストアが?(笑)もちろんチェック。
うぅーん。日本と殆ど同じ様なモノだなぁ。うぅ、このバックス・バニーの置物可愛いけど、持って歩けないもんなぁ。諦めよう。(涙)
そう言えばバックス・バニーってスペイン語を話す人は「ブックス・ブニー」って発音なんだよね。
ホテル近くのアクセサリー屋さんのウィンドウにバックス・バニーのピアスがあったので買ったんだけど、
なかなか通じなくて、ウィンドウから出してきてくれたそのピアスを指差したら「Oh!ブックス・ブゥニィー」とか言ってたから。(笑)
思いきりローマ字読みなのか?(笑)って、思ってしまった。
ナンだかんだ言いつつ、ブックス・ブニーのキーホルダーを買ってしまう。多分、日本でも売ってそうだけど。

やれやれ。やっぱりトラップされちゃったな〜とか思ってたらお向かいに免税店が。
どんなモノを売ってるのかな?と吸い込まれてみる。あくまでも偵察よ、偵察。(笑)
まぁ、お酒とかお菓子とかソーセージとか時計とかバッグとかスカーフとか。
オリーブオイルとか良さそうなんだけど、この重たいの持って日本まで帰るのはちょっとねぇ。
お酒も2リットル瓶のサングリアとか欲しいけど、持ち歩く気力は無いしなぁ。
時計売場でスウォッチを見ていると…。ん?あれは…この前スイスで買おうかどうしようか迷ってやめて後悔していた
インベーダーがデザインされた腕時計ではないか。(笑)うぅむ。一瞬悩んだが速攻で購入。
配偶者も買い物をしていたが、やはりレジで搭乗券を見せろと言われた上に国籍を聞かれていた。(汗)
それで日本って答えたのに結局パスポートまで見せていた。やっぱり日本人には見えないのだろうか?
ワシなんて搭乗券見せただけでOKだったのにさー。(爆)
結構、ぶらぶらしたつもりであったが時間はまだまだ余っていた。
配偶者は早速カフェテリアに吸い込まれて朝っぱらからビールである。…やめて欲しいんだよね、酒臭いから。

マドリード−バルセロナ間はビジネス客が多い路線なのでシャトル便と言って本数が結構多い。30分に1本位かな?
座席は全て自由席なので、みんな搭乗時刻の30分位前から並んでいる。
スペイン人は喫煙率が高い上にマナーもすごく悪い。歩き煙草なんて日常茶飯事である。
空港でも待合所で禁煙マークの真下のベンチで堂々と吸っている。吸殻は床にそのまま落として行ってしまう。
中にはちゃんと灰皿のある所で吸って、吸殻もちゃんと灰皿に捨てる人もいるのだがマナーの悪いのが結構目につく。
うぅーん。欧州とかそういうマナーには五月蝿いのかと思っていたのだが。
別に座席なんてどこでも良かったので、しばらくダラダラしてたのだが、配偶者がイベリア航空(スペインの航空会社)がいい加減そうだし
ダブルブッキングとかあったら嫌だから並ぼうと言い出したので列に並ぶ。
ところが10時発の便なのに10時になっても搭乗が始まる気配ナシ。…?どうしたんだろう。とちょっと不安になったとこでアナウンス。
「機体のトラブルの為に、出発の時刻が30分遅れます。」…機体のトラブルってをいをい。大丈夫なのかー?(汗)
結局、30分後に搭乗が始まる。座席に座れた途端、早起きしたせいだろう、睡魔に襲われて沈没。(笑)
次にふと気がついたら、飲み物のサービスをしている。…けど、飛行機が着陸に向けて降下し始めているぞ?(笑)
時計を見ると到着時刻20分前である。なのにまだにこやかにワゴンを押して飲み物をサービスしている。…すげえ。
ようやく飲み物を配り終えた客室乗務員が片付け終わった頃には高度が結構下がっていた。(笑)
エンジンを絞る音がして地面が近くなって来る…ああ、滑走路が見えて来た…と、思った瞬間、エンジンの回転数が上がる。
え?何事?どうやらエンジンをふかしたり、絞ったりしている様なのだ。(汗)
をいをい、地面はすぐそこなのにエンジンなんかふかして大丈夫なのかー?と不安になった瞬間、がっつんっ!!がんがんっ。
すごいショックで数列前の酸素マスクが落ちて来た。(笑)…それでもどうやら着陸したらしい。(汗)
うーん。もう乗りたくないなぁ、イベリア航空。(笑)

ふー、無事到着、バルセロナ。
お迎えの係員さんと合流して、空港の外に出る。…う、空気がじめっとして蒸し暑い〜。
バルセロナは海沿いの街なので、湿度が高く暑いらしいのだ。
それでも、空港からホテルまでタクシーで20分位って言うのは楽でいいな。
部屋の用意が出来て無いとかでしばらく待たされた。
その間に係員さんからバルセロナの旧市街地でここは絶対立ち入ってはいけない地区と言うのを教えてもらう。
すごく治安の悪い一角があるようなのだ。なんとか無事にチェックインも済んだ。
ぶへー。眠いよう〜。と、部屋に入った途端仮眠。(笑)

今日は土曜日でこの後の予定を考えるとグエル邸(ガウディの建築物)には今日位しか行く日が無い。
午後から出掛けてみる。場所はすぐわかったのだが…なんと土曜日も休みに変わっていた。(涙)
ガイドブックには休みは日曜・祝日だけって書いてあったのにぃ〜。ちぇっ。
グエル邸は有名なランブラス通りからちょっと入った所にあったので、ランブラス通りに戻り港までブラブラ歩く。
途中のカフェで一休み。昼食を取ってなかったのでパエリヤを頼んでみる。(笑)
配偶者は相変わらず海老を頼んでいる。好きだねぇ。
そう言えば、スペイン来て初めて食べるパエリヤだ。見た目は殆ど日本で見るパエリヤと同じ。
食べてみる…ううーん。味はとってもいいのだが、やはりお米に芯が残っていた。がりりって感じ。(笑)仕方ないけど。
でも美味いのでぺろりと食べてしまった。(笑)

一休みしてから気を取りなおして、港にある水族館に行ってみることにする。一応、欧州でも一、二を争う規模らしい。
実は昨日がバルセロナだけの祝日だったのだが、今日もその余波でランブラス通りにお店は出てるわ、港の辺りも
ものすごい人出である。人だらけで真っ直ぐ歩けないくらいだ。
ベイエリアは大きなショッピングセンターがあったりして、結構おっしゃれーなスポットらしい。
その一角に水族館はある。「La'agualium」と言うらしい。
綺麗な外観である。中に入ってみる。結構地味な魚でも、みんな結構真剣に見入っている。(笑)その姿が微笑ましい感じ。
こんな海に近い所なのになぁ。魚を飼うとか言う習慣は余り無いのだろうか?
魚が沢山入っている大きな回遊水槽を見る。自分で歩かずに、動く歩道に乗っていればいいので楽チンだ。(笑)
頭の上を横切るエイやサメにみんな喜んでいる。ふふふ。

回遊水槽を抜けると水棲動物に関する遊びながら学べるコーナーやカフェがあった。
…え?もう終わりですかい?これが欧州でも大きい水族館なのー?
うぅん、スペインの人に横浜八景島とか大阪海遊館とか見せてあげたくなってしまう。(笑)
ふと、片隅を見るとそこには何故か”プリクラ”の機械が〜。(爆)こんな所にまで進出していたか。(笑)
にやり。もうこれはやるっきゃないでしょう。…思わず配偶者とプリクラしてるし、バルセロナくんだりまで来て。(笑)
そして、ふと横を見ると…バルセロナの名所(グエル公園とかサグラダ・ファミリアとか)の絵葉書の隅に自分の顔を写しこめる
ハガキを作れるプリクラみたいな機械が…。もちろん、これもやるしかないってんで、作ってみる。
出来あがった絵葉書を見て大笑い。思いきり日本仕様のままである。(笑)郵便番号を書く四角が並んでいる。
馬鹿馬鹿しいけど、いい記念だ。ははは。

水族館のお土産を売ってる売店で、配偶者はスペインの画家とかイラストレーターが描いた魚の絵を見ている。
その中の1枚を買うかどうか悩んでいた。いくらオリジナルと言っても、2万3000円だ。
耳元でアクマの囁き。…買え買え〜。もう2度と来れないかも知れないよー。絵だったら重たくないから日本迄持ち帰れるよー。
アクマの囁きが勝つ。(笑)可愛い魚の絵を買っていた、配偶者であった。(笑)
でも一つの店で15000Pats.以上買い物すると、出国する時に免税が受けられるのだ。13.5%の免税だ。結構大きいかも。
まぁ、免税手続きの書類を作ってもらわないといけないのだが。レジに行列を作ってしまった配偶者であった。
こちらの人はレジの時はのんびりしているので、レジのにーちゃんも並んでる人も、あまり気にして無いようであったが。(笑)

二人とも電池切れになりつつ、ホテルに戻る。
夕ご飯を食べに出る気力が無かったので、帰り道の途中にあった「Pans&Campany」と言うサンドイッチチェーン店で
テイクアウトして帰る。ドリンクは?と聞かれ「aqua(アグア=水。水道水も一応飲めるらしいのだが、飲料水はもっぱら売ってる
ミネラルウォーターである。)」と言ったのに入っていたのはコーラだった。ちゃんちゃん。
この店のサンドイッチはフランスパン1本分あるので、日本人にはすごいボリュームだ。げふー。



9月24日(金) スペインは晴れ

マドリード3日目。
毎度おなじみ、ホテルで朝食を取る。
配偶者は卵料理をしてくれる人に目玉焼きを頼んでいた。
しかし、スペインの目玉焼きというのは日本のとは調理法が違い、正にフライド・エッグ…オリーブオイルで揚げて作るのだ。(汗)
目玉焼きって言うよりは、揚げ卵って感じである。
さくさくと、朝食を済ませて出掛ける仕度。

本日は美術館巡りの予定。
まずは王立ソフィア王妃芸術センターへと向かう。
やはり入り口で手荷物チェックを受ける。リュックをX線検査装置にかけられてしまう。うぅ、厳しい。
ここにはピカソの「ゲルニカ」があるのだ。
他にもミロとかダリとかカンディンスキーとかもあるんですけどね。御目当てはゲルニカだ。
旅行も4日目となり、ワシらはちょっと疲れていたのでくまなく美術館を見学するのを諦めて、気になる絵だけを見て歩く。
ゲルニカの部屋に行く。流石、世界的な名画である。絵の両脇にガードマンが立っている。
しかし、ガラスケースには入っていない。そのままである。
思ったより小さいのね。(それでも他の絵よりは全然大きいのだが。)ふうむ。
しばし見つめてから退散することにする。
美術館の売店にひっかかり、来年のカレンダーをあれやこれやと買い込んでしまって散財。
中庭のベンチで一休みしてから次の美術館へ向かう。
美術館で絵を見て歩くと、何故か精神的にぐったりと疲れてくる。そんなに動き回っている訳では無いのにすごく疲れるのだ。
既に1箇所見ただけなのに、全身倦怠感…。はふー。

気を取り直して次の美術館へ向かう。
その途中でカフェとコンビニがいっしょになった様なお店にトラップされる。
キャンディやガムといったお菓子や雑誌・新聞から、スペイン土産、何故かプレステなどのゲーム機やソフトまで売っている。(笑)
奥の方はカフェになっている…変な店。でもスペインではチェーン展開してるらしい。
そこのソフト売場を見ていたら…PSのバイオハザードを発見。(笑)4000円位かぁ…買っちゃおうかな?と結構ぐらぐら来たが
ぐっと堪えて店を立ち去る。

暑い中歩いて、次の目的地、ティッセン・ボロミネサ美術館へと到着。
入り口で手荷物を持って入れないので、クロークに預けてくるように言われる。厳しいな。
ここは個人のコレクションだった絵画を元に美術館としたらしい。
ここでは配偶者が是非見たいと言っていたダリの絵画を見る。題名忘れた…。(汗)
建物は3階建てくらいでそんなに広いとは思えないのだが、一通り見終わった後の疲労がすごい。何故だ?
余りにも疲れてしまったので、美術館地下のカフェで一休み。

ホテルに戻ることにする。
夕食を食べに出たのだが、時間が早すぎて御目当てのお店がまだ営業時間でなかった。
ホテル近くのデパートとかを見て暇を潰す。
配偶者はそこら辺の靴屋で何故か靴を買っていた。スペインは皮製品が有名らしい。一応MADE IN SPAINの靴だったようだ。(笑)
買い物をしていたらまた荷物が増えてしまったので、1度ホテルに戻ることにする。
そして、レストランが開く時間まで、仮眠。(笑)

さー、気を取りなおして食事に出るぞー。
昨日から気になってた店に行く。
ここ迄来て、何故かインド料理レストランだ。(笑)
恐る恐る店に近づく…暗いぞ?もしかして休み?と思ったら扉が開いていた。中に入ってみる。店内は明るい。
あのー、誰も居ないんですけど。お客さんはともかく店員さんもいないぞ?(汗)
と、思ったら物陰から店員さん登場。うわ、びっくりした。(笑)…どうやらインド人らしい。すごい訛りの英語を話す。
メニューを見たがよく分からないのでコースメニューを頼んでしまう。
ベジタブルスープ、タンドリーチキン、チキンカレー、ライス&ナン、デザート。これに飲み物が一杯だけつく。
その割には御得な御値段だったので(一人2400円位)量が少ないんだろうと思っていたら…甘かった。(笑)
スープとカレーの量は許そう。しかし、タンドリーチキンがすごい。(汗)日本だと手羽先位の大きさなのにここの店のは
どう控えめに見ても一人分が鶏半分である。(滝汗)しかも、厨房からジュジューと言わせながら運んで来るので店内の注目を
浴びてしまう。うひー、恥ずかしいよぅ〜。(笑)でも、美味いんだなこれが。がしがし食う。
デザートは何かなー?と思ったら、インドのべたべたあまあまデザート、ドーナツのシロップ漬けであった。激甘。(汗)
食後にカシミールティーを頼む。これもちゃんとスパイス効いてて、熱いのが出てきて激ウマであった。
ちゃんとティーポットに入って来たけど、やはりティーバッグ使用であった。…美味しかったからいいんだけどさ。
途中、配偶者はお店のインド人のおっさんに「中国人?日本人?」とか聞かれていた。(笑)
外人さんの目から見ても配偶者は日本人と判別しずらいらしい。(苦笑)まぁ、東洋人なんてみんな同じに見えてしまうんだろうけど。
絶対食い過ぎ。

苦しいよう〜とか涙目になりつつも、明日は朝からの移動なので荷物をまとめる。
うぅぅ、これやらないと眠れないし〜。でも、胃が苦しいし〜。はふぅ。
早くも荷物が増えて来ている。ナンとかまとめて就寝。おやすみなさい。
げふー。←カレー臭。(笑)



9月23日(木) スペインは曇り時々晴れ

マドリード2日目。
うぅぅ。夜中に夜食〜とか言って調子に乗って食ったダンキンドーナツが胃にもたれてるぜ〜。ぐふっ。
とか言いつつも、朝食を取りに行ってしまう。昨日と同じ、ホテルのビュッフェスタイルの朝食だ。
しかし、今日は勇気を出して卵を焼いてくれるおじさんにオムレツを頼んでみることにする。
ちゃんと言葉が通じるといいなぁ…どきどきしながらおじさんに近づく。誰も頼んでなくて暇そうだったおじさんは、にこっと微笑んでくれる。
よしっ、頼んでみるぞ〜。恐る恐る「オムレット。」と言ってみる。おっさん、頷く。よしよし、通じたようだ。
おっさんがハムを入れるか聞いてるようだ、「Si.(シ=スペイン語のyes)」と反射的に答えてしまったが…しまった〜。
それ滅茶苦茶しょっぱいハムじゃんか〜。(笑)ま、いいか。
いい加減そうなおっさんであるが、手際良くオムレツを半熟状態で作ってくれた。「Gracias.(グラシアス=スペイン語のありがとう。)」と
言ってテーブルに戻って食べてみた。…うんまーい。(にこ)
ワシがおっさんにオムレツを作ってもらってるのを見ていた配偶者、何時の間にかちゃっかりスクランブルエッグを作ってもらっていた。
あとはやっぱり絞りたてのオレンジジュースが激烈に美味い。チュロスまで食べてしまったりして。
…胃がもたれていたのに、朝からしっかり食べてしまった。


仕度をして、まずは徒歩でスペイン広場に向かう。ホテルから徒歩5分位。
セルバンテスの像があって噴水があって…それだけである。もっと広いのかと思っていた。ベンチで人々がくつろいでるくらい。
最近は不法入国・不法就労が多いらしいので、片隅のベンチに座った南米の人っぽい男性を警察官が尋問していた。
そう言えばスペインって街中にお巡りさんの数が多いような気がする。
パトカーも日本のに比べると派手だし(紺と白のカラリング。日本で言うところの赤色灯の形が変わっててかっこいい。
スペインのは赤色灯では無くてブルーなのだが。)、白バイも走っているのをよく見かける。


スペイン広場から徒歩でスペイン王宮へ向かう。
あの建物って…ホテルの部屋から見えてた建物じゃん。(笑)
正面入り口には、白い馬に乗った騎馬警官(かっこいいのだ〜。)、それとは別にベレー帽をナナメに被って煙草をふかしながら
自動小銃を小脇に抱えた婦人警官も立ってるし。
騎馬警官の片方の馬(2人1組のようだ。)は、ご機嫌ナナメらしくてなかなか定位置に立とうとしない。
騎乗してるお巡りさん、馬のコントロールにすごく苦労してる。(笑)がんばれ。

王宮の中は公式行事のある日以外は一部の部屋が開放されておりガイドツアーなどがある。
とは言ってもスペイン語と英語のガイドツアーしかないのだが。(笑)
取り合えず英語のツアーを申し込む。チケット窓口のおねぃさんが、ツアー待ち合わせ場所を教えてくれているのだが
スペイン語のうえ早口なので何言ってるのか全然分からない。入り口入って右…らしいのは手振りで分かったのだが、
それが王宮の中庭みたいな所なのか、建物の中なのかが全然分からない。(笑)
とにかく中に入る。…係員らしき人が見当たらず。(笑)
右手の建物方向に歩いて行って、ようやく係りの人が居たので尋ねる。すると建物の中が待ち合わせ場所であった。
英語をしゃべるガイドさん登場〜。多分、相当スペイン訛りみたいな英語だと思うが、ワシのような者でもところどころ聞き取れる。(笑)
ガイドさんに連れられて、王宮の中の部屋から部屋へ。
どうやらワシら以外の人達はアメリカ人観光客が大部分らしい。一部、ドイツ人みたいな人達も居たが。
ある部屋の肖像画の説明では「ジョージ・ワシントンに似てるでしょ?」とか言って笑いを取っていた。(爆)
天井のフラスコ画や、室内装飾が豪華である。すげーや。流石、元、「日の沈まない帝国」。(笑)
小1時間程、徒歩で王宮内をガイドしてもらって出口へ。

王宮正面にあるオリエンテ広場、王宮横にあるサバティーニ庭園(ここも猫おしっこ臭が充満していた。(笑))をさくさくっと見学して
マイヨール広場へ徒歩で向かう。町並みを見ながら、てくてく歩いて行く。
もしかしてあの建物の向こうがマイヨール広場では?しかし、配偶者はもう少し先だ…と言う。
やっぱりマイヨール広場を通り越し、プエルタ・デル・ソル(ソル広場。スペインの国道の基点となっている。)に出てしまう。
ずーっと歩いてばかりで疲れたので、ホテルに戻る前にそこら辺のBar(朝から開店してる。)で一休みしようと言うことになる。
どこに入っても大して変わらないのだが、配偶者は店先のショーウィンドウに生のエビと生の牡蠣を飾っていたBarにトラップされて
吸い込まれることとなった。今日はカウンターである。(カウンターに椅子があったと言うこともあるが。(笑))
配偶者は生牡蠣とエビを頼んでいる。…好きだねぇ。(苦笑)
エビは何故か高くて、Barのおっさんは本当にいいのか?と確認している。こちらがスペイン語が分からないと思ってか
丁寧に紙に「海老、500gで5000pats.(日本円で4000円ちょっと。スペインの価格の感覚だと結構な御値段であると思われる。)」と書いて
(もちろんスペイン語だが)見せてくれる。配偶者は海老、蟹などの甲殻類には弱いうえに小腹が空いているらしく、
それでいいので海老下さいと言っている。…いいのかー?こんな所で海老。(笑)

しばらくすると海老が盛り合せで出て来た。手長海老やら大きい海老やら小さい海老やら4種類位の海老が、オリーブオイルと塩だけで
ささっと丸ごと焼かれて出て来た。…少し貰って食べてみる。んん?うんまいぃ〜!くぅっ。
こんなこ汚いBarで、こんな美味い海老が食えるとは。(爆)どういう国なんだ、ここは?(笑)
結局、2人で海老をがつがつ食って満足してホテルに戻る。
はー、疲れた。はー、海老美味かった。
夕食のレストランの開店時間まで、しばし仮眠をとる。


夜8時半からRestaurante(レストランテ)に向かう。昼間に何となく気になっていた店なので行ってみることにする。
お店の入り口には英語併記のメニューが張ってあったので、多少英語も通じるだろうと思っていたのだ。
店は階段を降りた地下にある。…夜8時半なのに誰もいない。(笑)客はワシらだけである。(汗)
地下なので外からは見えなかったが、店内の装飾は綺麗で、店員の対応もきちんとしている。ふう。
おっさんが注文を取りに来る。英語のメニューくださいって言ったら、おっさん、自分はカナダ人なので英語とフランス語出来るよ〜とか
言っている。…なんでこんな所でカナダ人がレストランをやってるんだ?(笑)
まぁ、いいや。サラダとラム肉の料理を頼む。配偶者は海老をにんにくと唐辛子といっしょにたっぷりのオリーブオイルで煮た前菜
(スペインでは結構ポピュラーな料理らしい。アツアツで出てくるので美味しいのだ。)と、魚のローマ風とか言うのを頼む。
前菜のはずのサラダの量が半端じゃない。これとパンだけで満腹である。(汗)
スペインではドレッシングと言う概念が余り無いのか、サラダと言ってもオリーブオイルとビネガーの瓶をテーブルに置いて行くだけだ。
馴れるとシンプルな味でなかなかイケルのであるが。
サングリアを頼む。自家製らしいのだが、ピッチャーだけでグラス売りはしていないと言う。
それでいいからとか言って貰う。うへ。すっげー量だよ。おまけに激烈に甘いっ。(笑)でも美味いから許す。
昨日のBarはオレンジとレモンであったがここのはリンゴとかキウイ、ブドウなんかが入っている。
ラムチョップとでも言うのか。ラム肉を焼いたものが出てくる。付け合わせはフレンチフライポテト。
…どうでもいいがすっげー量である。(汗)ラム肉は美味である。激烈に美味い!元からワシが羊肉好きと言うこともあるのだろうが。
付け合わせのポテトだって、ちゃんと揚げたてでアツアツのかりかりで美味い。がつがつ食う。(笑)

ちなみに配偶者の頼んだ魚料理は、でっかい白身の魚(種類不明。多分スズキかタラの切り身。)の
カレー味のムニエルといった感じであった。
どうやらハズしたらしい。(汗)こらこら。、人のお皿から肉だけ取っていくな〜。(笑)自分のお皿の魚を食え〜。(笑)
夜10時近くなって来る頃、店には次から次へとお客さんが入って来る。…みんな、こんな遅い時間から食事なのか?
気が付けば満席である。へぇぇ〜。
死ぬほど食ってしまった…。食道まで食べ物が詰まってる感じだ。(笑)
デザート食べる?とおっさんに聞かれたが、「甘いモノは入る所が別なの〜。」と言う気力も無かったのでコーヒーだけで
勘弁してもらう。(笑)やっぱりコーヒーに牛乳を入れるか尋ねられる。それって最初からカプチーノで注文取らないのか?(笑)

一日、強い日差しの中を歩き周ったのと、どう考えても食い過ぎでホテルに戻って速攻で沈没。
明日の朝までに消化しきれるのであろうか…。げふぅ〜。←ラム臭。(笑)



9月22日(水) スペインは晴れ

と、言う事でマドリード、一日目。
昨夜から10時間程、睡眠を取ったのだがまだまだ眠い。
しかし、腹を減らせた配偶者により朝食に連れて行かれてしまう。
普段は朝食を取る習慣など無いワシだが旅行に出ると何故か食べてしまう。自分で用意したり後片付けをしなくていいからだと思われる。
要するにただの面倒臭がり屋さんなのだ。(それ以前にも何か問題ある様な気がするが敢えて無視する事にする。(笑))
朝食って言ってもホテルでのビュッフェスタイルなので余り期待していなかったのだが…。
オレンジジュースが滅茶苦茶美味いのだ!飲んだ瞬間、オヤヂみたいに「くぅ〜っ。ぷっはー。」とかなってしまう位に美味い。
よく見るとオレンジジュース絞り機みたいのでその場で作っている。…流石、バレンシア・オレンジの国。
いや〜、このオレンジ・ジュースは自慢していいと思うよ。まじで美味いっす。
もちろん、スペインオムレツとかもある。(笑)
しかし、ソーセージやハムの類が滅茶苦茶しょっぱいのだ。(汗)高血圧の人なら倒れてしまいそうなくらいの塩分だ。
こんなのを平素の食事で摂取してて身体は何とも無いのだろうか…スペイン人。
まぁ、帆船で世界一周しちゃう位のパワフリャアな民族なんだもの、元々の身体が丈夫だとか。…んな訳ないか。

それとよく分からないのがパンの横に「生クリームやチョコレートをたっぷり使用したケーキ」がどーんとホール(丸のまま)で
置いてあったことだ。(汗)いや、大きいの丸ごと食べるんじゃなくて各自で切って食べるんだけど…。
それにしてもデニッシュとかの甘物系パンならまだ分かるのだが…朝っぱらからケーキ食べるわけ?この生クリームこってりのを?
とっても、とっても、とぉぉぉ〜っても気になったのだが、流石に朝一からワシの身体ではケーキ摂取は無理だ。…諦めた。
でもケーキの横に置いてあったドーナツは食ったぞ。(笑)思ったより油っぽくなくて甘さも控えめでこれは美味しかった。

スペインはコーヒー党の国の様だ。エスプレッソみたいな濃いのを飲んでる。
コーヒーを頼むと、大抵「ラッテ?」とか「ウィズ ミルク?」とか聞かれる。牛乳入れる人が多いのかな?
しかし、チャレンジャーなワシはあえて紅茶を頼んでみた。…予想通り「ティーバッグ」であった。
何故かティーポットに蓋がついてなくて皿が蓋替わりだ。(笑)
ワシの所のポットだけが蓋がないのかと思ったら、たまに紅茶を頼んでる人のも皿が蓋だったのでそう言うモノなんだろう。

朝食を食べた所為か、猛烈な眠気に襲われ、配偶者に懇願して30分だけ仮眠する。
食べてすぐに寝ると牛になっちゃうんだよ。(体型が)  モ〜ゥ。


さて、ちっと寝たし。流石にここまで来てダラダラしてる訳にはいかない。…お出かけである。
マドリードでのメインの交通手段はバス・タクシー・地下鉄である。街中の治安はスリ、ひったくりが多くて悪い方らしい。
確かに、昼間からぶらぶらしてる(シエスタ中とは思えない)人とか、物乞いしてる人とか挙動不審な人が多いようだ。
地下鉄が一番分かり易いので、地下鉄を移動手段とすることにした。ホテルのすぐ傍に地下鉄の駅もあるし。
ホテルの正面の煙草屋さんで地下鉄回数券を購入。
平日の午前中なのに、高校生位の悪そうな少年達がたむろって煙草吸っている。…学校、どしたの?
まあ、ラテン系だからね。いいか。
言葉も勉強せず、殆どガイドブックも見て無いワシなのでそう言う事は全て配偶者に委任する。
委任してる割りには、間違えると人の3倍位、文句を言う嫌なヤツがワシなのであるが。…ははは。(乾笑)
配偶者もその辺は馴れていて、なるべくワシを”きーきー”させない様に気を使っているようだ。何て不憫なんだ。(涙)スマンねぇ、いつも。
ワシが配偶者の立場だったら、そんなワシみたいなヤツは切り捨てだけどな。(笑)…世の中、許容範囲の広い人というのは居るもんである。

スリ、ひったくりが多いのは地下鉄の中も同じ…と言うので、キンチョーしつつ乗車。
いい加減そうな運転手だけのワンマンカーである。車輛は5両編成くらいだ。(←これは路線によって数が違うようだ。)
煙草吸いながら、肘ついて片手で運転してる…をいをい。大丈夫なのか?(汗)
スペイン人は喫煙率が非常に高いようだ。どこででも吸って、どこででも吸殻を捨てる。このマナーの悪さはちょっと唖然。
流石に車輛の中は禁煙なので吸ってる人はいないようだ。
思ったより東洋人っていないなぁ…目立つよ、ワシら。危なくないかなぁ?(どきどき)
と、顔を半分引きつらせながら地下鉄に乗っていると、ある駅から南米インディオのような2人組がワシらの立ってるドアから入って来て
そのままそこで、走行中の車輛の中で縦笛(ケーナ?)とギターを鳴らし南米の民族音楽みたいのを歌っている。
「うっわー。どうしよう?日本人だと思ってターゲットにされてんのか?(滝汗)」と、真横での演奏と歌に心拍数がどかんと跳ね上がる。
でもね、上手いのだこれが。(笑)いい声してたし、民族音楽のちょっと哀愁を帯びた旋律。
1曲終わると、車両の中に居た人達からぽつりぽつりとコインが渡される。そして次の駅で降りて行った…。
それにしても、車輛の中(しかも走行中)でこう言う風に演奏して稼いでいるんだろうか?許されるのか?それが?(笑)
さっき、地下鉄の駅の通路でも笛吹いて稼いでる人居たもんな…そういう国なんだろう。(笑)

うーん。流石、スペイン。とか訳の分からない感心をしてるうちに下車する駅に到着。
地下から地上に出る。しかし、方向が全然分からん。アメリカみたいに通りに名前の看板がついていないので分かり難い。
道端で思いきり地図を広げると、もろに観光客と分かってスリなどに狙われるらしいので、コピーをそっと出してコソコソ確認。(笑)
大体の見当をつけて歩き出す。ふぅん、欧州の街って感じだねぇ。思ったより綺麗だな。
横断歩道を渡る…。歩行者用信号が赤なのにみんな車が来ないと、がんがん渡って行ってしまう。(笑)
歩行者も強気だが、車も強気だ。(笑)よく事故にならないなぁ…。
一応、不慣れな観光者なので信号が青になるまで待って渡る…が!横断歩道の大きさの割りには青信号が短いぞ〜。(笑)
あっという間に点滅し始める…と、同時くらいにもう車が突っ込んでくる。轢かれるかと思ったっす。(どきどき)

途中、ちょっと行き過ぎたりしたけど無事に本日の目的地、「プラド美術館」に到着〜。は、いいけど入り口どこ?(汗)
地図で見るとここらが建物の正面みたいなんだけど…入り口が無いっ。(笑)
巨大な建物の周りをぐるっと半周。やっと入り口を見つける。チケット買って入る。
なんと入り口で金属探知機と持ってるリュックの中を検査される。…いい加減そうな国だと思ったが、こういうのは厳しいんだな。
中に入る…余りの広さと部屋の多さにクラクラする。(笑)いや、まじで広いのよ。真剣に見てたら3−4日かかりそうなくらい。

大理石の彫刻なんかもあるけど、キリスト教の宗教画が綺麗。受胎告知とか聖母子とか聖人がテーマのが多い。
聖書を勉強してれば、宗教画をもう少し面白く見る事が出来るのだろうが無宗教なので、有名な受胎告知とか以外は殆ど分からない。(泣)
絵画の説明書はあるのだが、スペイン語なのでちんぷんかんぷんである。(涙)

それにしても、広い。見ても見ても、次から次に別の部屋があって絵画が展示してある…。
スペイン絵画の三大巨匠、エル・グレコ、ゴヤ、ベラスケス。ルネッサンス時代の巨匠、ラファエロ、ボッティチェリ。
あー、何かどっかで見た事ある絵画が沢山あるなぁ…しかし、足が痛い。
ホントに、じっくり見てるとキリが無いし、何より足がだるいので気になる絵画以外はさくさく流す。
4〜5時間程見学して外に出る。
…ナンだかよく分からないけど、美術館って精神的にぐったりとする。絵画の持つパワーにあてられてしまうのだろうか?
全身倦怠感である。


プラド美術館を出たそのお向かいに「王立植物園」を発見。
予定には入ってなかったのだが、急遽吸い込まれて見ることにする。静かそうだし。
入ってすぐのベンチで一休み。思わず自販機で500mlペットボトルのミネラルウォーターを買う。75pst.(ペセタ)…60円位?
む?猫おしっこ臭が充満している。(笑)どっかに居るんだね。
気を取りなおして、植物園を進む。すぐ横を大きい道路が通っているとは思えない静けさだ。
マドリードの道路は、みんな強気の運転をしてるのでやたらとクラクションの音がするし、バイクも多くて五月蝿いのだ。
園内のあちこちで猫おしっこ臭がする。と、思ったら黒猫が植え込みの陰に居た。
ここだったら車も来ないし、静かだし、砂もあるし、猫には住みやすいかもね。


余り遅くなると、治安が更に悪くなるそうなので夕方明るいうちにはホテルに戻る。
とは言っても、スペインの日没は夜8時近いので結構遅い時間まで明るいのだ。
それに、午後は2時〜4時過ぎまでシエスタをとってる店が多いので閑散としてるが夕方過ぎから、また街が賑わって来るようだ。
レストランではディナーの営業が夜8時〜深夜1時位というのが多い。…夜更かしだね、スペイン人。親近感抱いちゃうぞ。(笑)
やっぱり昨日の日本からの長距離移動のダメージが残っているのか、夕方ホテルに戻った頃にはふらふらだ。
お昼寝って言うか、夕食まで仮眠。…あ、昼食取るの忘れた。(笑)


スペインでの外食はカフェテリア、レストラン、Bar(バルと言う。居酒屋みたいな感じの店。でも皆1杯位軽くのんでつまんで出てく。)の
3種類のお店でするらしい。もちろん、マクドナルドとかケンタッキーとか日本では全滅したダンキンドーナツと言うアメリカ資本の
ファーストフード店もあるんだけどね。
せっかくなのでBarに行くことにする。しかし、殆ど英語が通じないスペインなのでちと不安だ。
ホテルから徒歩5分位のところに、スペイン広場があってその近くの路地にあるBarにする。←適当に選んだ。
スペイン人がお出ましになる時間には少し早いのか、店内は割りと空いている。
大体はカウンターで立ち飲みでビールかワインを1杯呑んでさっと帰るようだ。料金もカウンターとテーブルでは違うところが多い。
気力があれば立ち飲みなのだが、何せ疲れてよれよれなので空いてたテーブルに座る。
配偶者はガイドブックでBarの定番おつまみの名前をスペイン語で何と言うか勉強してたようなのだが、
実際カウンターに並べて置いてあるおつまみ(お惣菜)を見てあれこれ目移りしてるようである。

配偶者はビール(スペイン語でセルベッソ)、ワシは唯一覚えておいたスペイン語の単語でワイン(ビノ)を頼む。
こっちではワインというと大抵が赤ワインのようである。もちろん赤ワインが出て来た。
あと、おつまみとしてシーフードマリネ、ムール貝のビネガー風味を指差しオーダー。(笑)
注文すると勝手にオリーブとパンもついて来るようだ。これがまた半端な量ではないのだが。
地元民しか来ないような店らしく英語の「え」の字も通じない、こっちもスペイン語が分からないので身振り手振りである。(汗)

オリーブはこちらでは漬物みたいなモノらしく、ワインのおつまみに頼んでる人が多い。店が勝手に出して来るのかも知れないが。
それにしてもシーフードマリネに何故「カニカマ」が?(笑)日本だけのものかと思ってた。(爆)
やはりちょっと塩味キツイが、はっきり言って美味い。こ汚い店なのに美味い。(笑)
もっと料理にクセがあるかと思ったが、ワシや配偶者のクチにはすごい合う。がつがつ食う。

配偶者がもっと何か食べたいというので追加注文。
カウンターにあったマッシュールームを指差し「シャンピニオン(スペイン語でマッシュールームの事)」って言ってみる。通じたようだ。
まさか…あのまま生で出したりしないよねぇ?(汗)見てたら一応奥の調理場に持って行ったので大丈夫であろう。
ふと、カウンターの上に乗っていたピッチャーが目に入る。その中身はサングリア?よし、2杯目はそれだー。
おやじ、サングリアくれ〜と指差し注文。(笑)するとグラスにスライスしたレモンと何かを入れてからピッチャーのサングリアを注いでくれた。
何入れたのかと思って見たら…グラスの底に沈むのは「グラニュー糖」………。ぐはっ。甘そ〜。
恐る恐る口に運ぶ。ん?んん?んんまいぃぃ〜!(by味皇)美味いじゃん。(笑)調子に乗って一気呑み。ぷはー。うぃー。
でもグラスの底に近づくにつれて、どんどん甘くなって来たのにはちょっと参った。(笑)

カウンターからおやじが呼ぶのでシャンピニオンかと思ったら、何故かポテトサラダ様のモノが乗った皿を渡される。
言葉がよく分からんが「これ、美味しいから食べてみな。」って言ってるようだ。断る言葉も分からんので、皿を受け取る。
恐る恐る食ってみる。…んん〜、アンチョビ入ってるのかな?ちょっと生臭い感じはあるが、ポテトサラダである。(笑)
美味いじゃん。(爆)これをがつがつ食ってたら、奥の調理場からジュジュ〜と言う何かをフライパンで炒める音とハムかソーセージが
焼けるいいニオイがして来る。…うぅ、しまった。何かお肉系のモノを頼めば良かったか?いい匂い〜。くんくんくんくんくん。
などと、配偶者と喋っていたらシャンピニオンの登場〜。
よく見るとハム(スペインのは豚の足を一本丸ごと生ハムにしたものがポピュラーなようだ。)とマッシュルームとにんにくとオリーブオイルで
炒めたものであった。…くっはー。美味いよこれ。激烈に美味い!

何かワシらだけじゃないの?こんな腰据えて飲み食いしてんのは?
みんな、大抵ふらりと会社帰りと言った格好で友達なんかとビール一杯だけひっかけてさっと帰って行く。
パトロール中なのか休憩時間なのかはわからないけどお巡りさん2人組迄入って来たのにはびっくりしたが。(笑)
まさか…酒呑むのか?拳銃ぶら下げたままで制服でー?と思って見ていたのだが、お巡りさんはコーヒーを飲んでいた。(笑)
幾らスペインでも警察の制服のまま酒は呑まないか。(笑)

散々、飲み食いして満腹になったので帰ることにする。
会計をしている間に、Barのおやじが何かリキュールらしき酒をショットグラスに注いで出してくれる。
呑んで行けと言ってるようだ。しかし、何の酒なんだろ?おやじはしきりと「アポロ、アポロ。」と言う。
アポロ〜?ワシの頭の中はアポロ宇宙船とアポロチョコでぐるぐるだ。(笑)
余りにも通じないのでおやじが瓶のラベルを見せてくれた。そこには「青リンゴ」のイラストが。(笑)
なんだ、アポロはアップルだったのか〜。ま、甘くて美味しい酒だったがアルコール度数が滅茶苦茶高そうだ。ま、いっか。一気呑みだ。
ぐびーっとグラスを空けて、店を後にする。
適当に入った割には、当たりの店でしたな。ぷふー、満足満足。

ホテルに戻って、速攻で沈没。
今日一日、よく歩いたんで足が痛い。
おやすみなさい。



9月21日(火) 晴れ

今日からスペインへ10日間の予定で旅行に出るので朝5時起き。
とは言っても、数時間前までバタバタと旅行準備をしていたので殆ど睡眠を取れずに出かけることになってしまった。
…毎度毎度、旅行に出る前ってこれなのよね〜。全然進歩せんな。やれやれ。

ふあー、ねむ。とぼんやりな頭のまま無事に成田新国際空港に到着。
配偶者はまた朝っぱらからビール呑んでるし…やれやれ。まだ朝9時だぜー?
さくさくっと出国手続きを済ませ、機上の人となる…のだが、今回は直行便ではないのでこっからが長いのだー。
何だかんだ言いつつ、初めて乗る航空会社の飛行機ってのは楽しみだ。
ちなみに今回は”信頼の翼 KLMオランダ航空”。(笑)
それはいいんだけど、ジャンボでほぼ満席…これで12時間の飛行は辛い…。(涙)
さりげなく配偶者の耳元で「ビジネスクラスとか乗ってみたいな〜。」と呟いたのだが、
「そんな高いのは駄目です。どうしても乗りたかったら自分で働いて稼いで乗って下さい。」と、速攻で却下された。ちぇっ。
何でこんなに、この時期にオランダに行く人がいるんだろう?と思ったのだが、どうやら私達同様オランダで飛行機を乗り換えて
欧州に散らばって行く人が多いようだ。

殆ど寝ないままに飛行機に乗ったので、食事の時以外は爆睡していた。(笑)
しかし、飛行機の中があまりにも寒いのには閉口した。Gジャンを着ているのにまだ寒いのだ。
なんでこんなに寒いのよー?アングロサクソン人ってのは寒さに滅茶苦茶強いんだろうか?
映画も「ノッティング・ヒルの恋人」で「わーい、見たかったんだー。これ。」と思っていたが、あまりのつまらなさに映画開始30分で沈没。
殆ど寝ていたままで飛行時間11時間27分を何とか消化。
無事にオランダ、アムステルダム・スキポール空港に到着。…やれやれ。

と、思ったのも束の間、ここからまた飛行機に乗り換えだ〜。(笑)
乗り換えのために空港を移動するのだが、この空港がまた巨大で滅茶苦茶広いのだ。(汗)
空港内で途中、パスポートを見せる所があって何かスタンプを押されたが…これが入国審査か?まさかねー?
ようやく乗り換えゲートに到着。ボーディング時間までベンチで暇潰し。
こんな所まで来て、おもむろにポケットステーションを取りだし「どこでもいっしょ」をしてしまうワシ。(笑)
まさに「どこでもいっしょ」だぁ〜っ。

ようやくスペイン・マドリード空港行きの飛行機に乗る。
ここからまた2時間半…。しかもまた飛行機の中が滅茶苦茶寒い…。とほほ。
鼻水垂らしながら寒さに耐える。(笑)しかし、回りの外人さん達は平気そうだ。半袖1枚の人もいる…どうなってるんだ?(汗)
窓から外を見る…あぁ、海が綺麗ね。って、フランス上空を通るルートなのにどうして海が見えるんだー?
と、ちょっとドキドキしていたら機内放送。フランス上空が混雑しているので英国経由ルートに変更されたようだ。
それでも一応、予定通りの2時間半の飛行時間でようやくマドリード空港に到着。…遠かった。(涙)

入国審査はどこかなー?と思ったら、どうやらアムステルダム・スキポール空港でのあれがそうだったらしい。
そう言えば何かスタンプ押してたけど…あんなテキトーなことでいいのか?(笑)
係りのおにーちゃんはワシに向かって「コニチワー」「アリガットー」なんて言ってたけど。
いっしょに通った配偶者には英語で挨拶してた…日本人には見えないんだろうか?
配偶者は以前、オランダでインドネシア人に間違えられた前科があるからな〜。(笑)

空港−ホテル間は旅行会社の送迎があるので楽である。
空港の外に出る…うっ、寒い。マドリードは内陸で標高600m近いので寒暖の差が激しいらしく日が暮れると結構冷える。
それにしても夜7時を回っていると言うのにまだ明るいし。スペインの人が夜更かしって言うのも何となく納得出来る。
出口で係員の方と合流、勝手に係員は日本人だと思い込んでいたので濃い顔立ちの叔父さんがにこにこ顔で近づいて来た時には
ちょっとびびったりして。(笑)マイクロバスに乗せてもらって20分程でホテルに到着。
あぁ、空港と街が近くていいなぁ…。でも係りの方の話によると帰宅ラッシュでこれでも道路が混雑してるらしい。
朝6時に自宅を出てから全行程ほぼ18時間の移動であった。(汗)
流石に食事をする気力も無く(機内食でお腹一杯になってた。)お風呂入って、早々に沈没。
…長い一日であった。やれやれ。