タミヤ 1/12 YZR500 '99(Antena3 YAMAHA D'ANTIN) 作製記 その3

カウル、チャンバー、サイレンサーに吹いたクリアも乾燥して、組み付ければついに完成。シートカウルは資料を見ると艶消し黒らしいので、デカールの段差を消し、タミヤのセミグロスクリアーを吹きました。シートカウル上のパーツは先に接着したので組み方も変わります。

シートカウルをフレームにビス止め後、後方からくぐらせれるようにチャンバーを差し込みます。チャンバーをビス止めするパーツは一部カットしておき、シートカウル内側の取り付け穴付近でチャンバーの向きを変えて、うまい具合に位置を決めて、シート内側とチャンバーのビス止めパーツに接着剤を流し込んで固定します。仮組で一応確認してありましたが、うまく取り付け出来るかやや不安でした。サイレンサーはチャンバー固定後に取り付けます。


あともうちょっと、サイレンサー、フロントフェンダーを取り付け、残りのパーツをつけるのみ。アッパーカウルのステーもお忘れなく。


アンダーカウルを改造したせいか若干取り付けづらかったんですが取り付け完了、何とか年内に完成させることが出来ました!


今回、特にどのレース仕様と決めずに作りましたが、フロントウイングを付けた外観も珍しいのであえて取り付けてみました。優勝したブラジルGPとか、ほとんどのレースではウイングついて無かったようですが、パッケージの写真で装着して走ったことを確認。


赤は光沢、黒は半艶で仕上げてみましたが、雑誌とか読むと「艶消しのカラーリング」と書かれていたので資料をなかり調べた結果、黒は艶消しで良いハズ、赤はイマイチ自信が持てませんが艶ありではないでしょうか?というかそう信じて赤は頑張って磨き出しをしました。ある意味シンプルで思い切ったカラーリングで好みが分かれそうですが、アッパーカウルのゼッケンの配置など結構自分は好きです。なんといってもノリックの活躍を思い出させますね。成績に波がありましたがいつもドキドキするレースで、優勝したブラジルGPのビアッジとの攻防もそうでした。


しかし、ここまで仕上げることが出来たのに、残念ながら、左側のウイング付近のデカールを貼る位置をミスってしまいました・・・箱絵や資料をいろいろ見ているうちに、ビス止めする穴を気にし過ぎて、ウイングを付けることを忘れてしまったようです。でもなぜか右側は成功しています。


まーでも当初心配していたデカール貼りもスペアデカールを使う事なく仕上げられたし・・・実際にはデカールは行きつけの模型屋さんでパソコンに取り込んでもらってデータとしてある状態です。


こうしてみるとチャンバー塗装もまずまずな感じになったと思います。ステップまわりとかデティールUPしたかったところですが良い方法が浮かばなくて・・・2台連続でYZR500でしたが仕様の違いなど楽しく作れたと思います。

次回は、ついにタミヤの新規パーツも使ってのNS500ですが内容をちょっと変えて作る予定です。


もどる