タミヤ 1/12 YZR500 '99(Antena3 YAMAHA D'ANTIN) 作製記 その2

2台連続なので勝手知ったるYZR500、順調に進みましてエアブラシ塗装も塗装箇所が多いセミグロスブラックからどんどん吹きます。

プラグキャップなど赤いパーツも塗装、ラジエーター等シルバーのパーツまで一気に塗装しました。


今回はええ天気が続いたのでカウルの塗装もすでに終わっており、01年型で使った缶スプレーから取り出してもらったブライトレッドと、クレオスの光沢ブラックをシートカウル、フロントフェンダーに塗装。心配だったデカールはリキッドデカールフィルムを筆で薄く塗り、15分くらい乾燥させてもう一回薄く塗りました。通常のデカール貼りより、水につけて動くまで結構時間がかかりますが、慌てずに、動かない場合は水に付け直して動くまで慎重に待ちます。ほんの少しデカールが欠けてしまったり、割れてしまうこともありましたが繋ぎ合わせ出来る範囲だったのでなんとか貼れました。デカールがうまく密着しない場合はタミヤのマークフィットも使用しましたが様子をみながら塗りすぎに注意しました。


デカール乾燥に4日ほど待ち、最初のクリアー吹き。1回目はパーツとブラシの距離を開けて砂吹き、20分くらい待ったら2回目以降はパーツとブラシの距離を近くしながら20分おきに吹いてみましたが、3回目あたりでデカールの様子をみたら気泡が出てきてしまいました・・・デカールが劣化していて気泡を抜く際に無理せず押し付けられなかったせいかも。他のデカールもフチが浮き上がり気味だっだので、クリア吹きを中断、1日乾燥させて様子を見ることに。


1日待ってデカール表面も乾燥したようなので、気泡を抜いたり、浮いてしまった部分をマークフィットで密着させてからクリアを吹きます。さすがにデカールもしっかり乾燥したようで磨き出しに備えてクリア〜乾燥待ちの間隔も短めに3回ほど吹いて、3日くらい待って磨き出し作業。デカールに出来た小さなブツブツも消すことが出来ました。大きな気泡は前回同様、気泡を消したあとにタッチアップします。


磨き出しも無事終わってチャンバー塗装。今回も合わせ目やパーティングライン消しが面倒でようやくやる気になりました。と言っても前回同様、完璧に下地処理出来てなくってある程度のとこで妥協して塗装に移りました。細く切ったマスキングテープを貼った後にクレオスのクリアブラウン、クリアブルーを吹き、マスキングをはがす前にタミヤの墨入れブラックをマスキングの境目に流しこみます。今回はクリアブルーを吹いた溶接痕付近にも墨入れを行いました。


マスキングをはがすとこんな感じです。前回よりは綺麗に出来た気がしますが、エンジン付近の細かい溶接痕など誤魔化してしまったので、なかなか思うように再現出来ないです。このあと、艶を整えるためフラットクリアを吹きますが、墨入れ塗料はエナメルなので溶けてしまわないように水性フラットクリアを吹きました。
今年も残り少なくなりましたが年内に完成目指して作っていこうと思います。

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