タミヤ 1/12 YZR500 '99(Antena3 YAMAHA D'ANTIN) 作製記 その1

ノリックのYZR500’01を進めている最中、ネットで偶然見つけたアンテナ3ヤマハYZR500の’99。当時タミヤから発売された時は、買って模型作製を再開しようかと思いましたが、ダートラやり始めてそちらに夢中だったので買いたいけど買わなかった記憶があります。あれから10年位経って模型作製を再開したら、あのとき怒涛の勢いでリリースされていたタミヤの1/12GPレーサーのほとんどが生産中止、アンテナ3の’99や02’までネットで探しても入手困難(あっても高価だったり、状態が解らなかったり・・・)でした。今回運よく手に入れたキットは、お値段は6000円で年数経過でパッケージのシミ、凹み、デカールにやや黄ばみアリと丁寧に注意書きがありましたがなんとかなるだろーと購入を決定!


もしデカールが年数経過で使えなかったら、2000年仕様のデカールがスタジオ27から発売されているのでフロント回りを改造して2000年仕様にする事も考えましたが、パッケージの写真を見ていたら1999年のブラジルGPで久々に優勝したシーンを思い出しまして・・・出来れば1999年仕様で作りたいと思います。パッケージ眺めていたら横には笑顔のノリックが。ライダーの写真を使ったパッケージはあまり見なかったような気がするので、当時のノリックの人気のせい?


箱を開けてみるとキット事体は問題なさそう。問題のデカールですが透明部分にやや黄ばみがあります。試しに実際使用しない部分のデカールをプラバンに貼ってみると、バラバラになる程ではないですが、多少のひび割れが。行きつけの模型屋さんに相談してみたらマイクロスケールというメーカーのリキッドデカールフィルムを塗れば大丈夫との事。それでも不安だったらスペアのデカールを作ってくれるとの事なので、デカールをいったん預けて、作製にとりかかることにしました。


まずは仮組から。実は01年型の塗装乾燥待ちの間に結構進めていたりします。エンジン上側チャンバーはシートカウル(というかカウル兼シートフレーム)を取り付け後チャンバーをステーにビス止めして最後にフタとなるパーツを接着するようです。フタとなるパーツを先に接着して塗装したかったので、チャンバーをビス止めするパーツをチャンバー側に軽く動くように仮止めし、最後に接着する順番に変更すれば組立て可能です。


さて、この1999年ダンディーンさんとこのマシンは1998年型らしいです。なのでアンダーカウルの形状が結構違うので改造します。幸い1999年日本GPの資料で形状がよくわかる写真があったので見ながら加工します。思えば2000年仕様にしたくても、手持ちの資料があまりない状態でした。


カウルを加工して手で曲げたプラバンを貼りつけて形状を変更。ちょっとダクトのくぼみが大きすぎたようなので画像を撮ったあと作り直しました。あと、貼ったプラバンが剥がれないようプラ棒を貼りつけて補強しました。


フロント両サイドのインテークも若干短いようなので加工します。切り口も薄く見えるように削ります。やっと手に入れたこのキット、ノリックのYZR2作目となりましたがじっくり進めていきたいですね。

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