ハセガワ 1/12 YZR500 0W98→0W86 作製記 その2
少しづつ形になりつつある87年型チームロバーツのYZR500です。フロントブレーキはロッキード製なので88年型と同じ、と思いきやよく見るとフロントフォークへの取り付けステーが異なり、よく見なきゃワカランと思いスルーの予定でしたが、RACERS特別編集の表紙のイラストにハッキリとフロント回りが描かれているのでこれは改造するしかありません!


プラバンとカッターで切った貼った削った、をしながら改造、元々のキット同様にフロントタイヤを付けた後にキャリパーを取り付け出来るようにします。


そして0W86の特徴の下側チャンバー2本の形を再現するため、再販された0W70平さん仕様からチャンバーを流用します。ライターで少し角度を変えてカウルの中に納まるようにして・・・


フレームと下側チャンバーのステーを作り直し位置が決まったら、ポリパテと余ったランナー(2mmプラ棒を切らしてしまい、丁度良いのがピンク色だった)を使用して長さを延長します。と書くと非常に簡単そうですが、まず上側チャンバーをシートカウル内に納まるようにひたすら削り、こちらも取り付け位置もしっかり決めます。そうしないと下側チャンバーと上側チャンバーの間のステーが作れないからです。ステーは長めに作り、上側チャンバーに大きめに穴を開けて差し込みます。


チャンバー改造中に気が付きましたが、0W86は燃料タンク左下に切り欠きがあるのでタンクを切らないと、と思っていたら、0W98とよ〜く比べるとタンクの高さが違います。下側に2mm角棒を接着して加工、延長しました。その分シートカウル前方に当たるのでシートカウルも削ります。


♪夕焼〜け小焼け〜のYZR〜♪の写真を見ていたらまた新たな発見、シートカウル上側のダクトの前が若干段差があるようでプラバンを貼って削って再現します。このあと一旦サーフェイサー吹いてから細かい形状を整えよう。この本はThe・BIKE別冊87年日本GP特集号で、中学生の頃に何度も見ていたので表紙とかボロボロ・・・


ひとまず仮組み。なんとか0W86らしくなってきました。スタンドは最初は0W70から使おうと思いましたが、TZ250Mの方が細かったのでこちらで。幅は同じようでスイングアームの穴を加工、リアタイヤの取り付けビスを短くすれば取り付け出来ます。


右側も大丈夫でしょう。再びばらして改造したパーツにサーフェイサーを吹いて修正していきます。ここまで形に出来たのに、仕事が滅茶苦茶忙しいに加え夏バテ、今は気が向いたと時にしか作業できません・・・必ず完成させるので、気長にお待ちください。

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