タミヤ 1/12 YZR500(0W70) 作製記 その1

以前から作ろうと思ってはいましたが、ついにキング・ケニーが駆ったマシンを作製開始!キットは平さん仕様がベース、最近再販されたものではなく、結構前にどっかのおもちゃ屋さんで見つけて購入したヤツです。社外デカールも購入してマールボロカラーにして、数年前に作製したフレディのNS500と並べる計画でしたが、なかな着手出来ずにほったらかしでした。


まずは塗装前に組めるパーツを組みますが、パーツの合わせが結構ずれていてかなり辛い・・・ポリパテを多めに盛って地道に整形していきます。ついでに余ったポリパテをフレームやフロントフォーク裏側の隙間につめておきます。


さらにグレーサーフェイサーを吹いてキズなどを確認、フレーム、フロントフォーク、スイングアームのパーティングラインも消していきます。ついでにチャンバーもポリパテ盛って整形、サーフェイサーを吹きました。古いキットなので手間はかかりますが、これも作る楽しみという事で。


ようやくベースカラーのガイアの白を吹き、乾燥後に同じくガイアの蛍光レッドを塗装。染料系塗料なので発色は良いが塗装が難しい&デカールへの滲みが心配でしたが、デカールを貼ったあとのクリアー塗装は砂吹きして1日置いてからクリアーを重ねていき、乾燥後も滲みはなかったようです。ところでデカールですが、83年はレースごとにと言っていいくらいステッカーの位置が違い(あるいはカウルがどっか違う、あとホイールがゴールドだったり)、どうするか悩みましたが、一応、タミヤの発売当時の箱絵に近い仕様にしました。ようはイメージに近くてカッコ良ければオッケーです!


フロントブレーキディスクは穴あけ、半円形の穴の部分も出来るだけ削って再現しました。ホイール外側のシルバーはエナメルをマスキング無しで筆塗りしただけでも意外と綺麗に塗れましたが、さすがに少々はみ出るのでエナメル溶剤をつけた綿棒でふき取るとさらに綺麗に仕上がります。


カウルは固定すると決めていてもちゃんと塗り分けしたくなるエンジン。こちらもパーツの合わせが悪く苦戦、シリンダとブロックの隙間が上手く消せませんでした。


車体も着々と進めて、ステアリングダンパーを作らねば、と気づいたので追加作業。シャフト部分はクリップから加工、フレームの取り付けはランナーを加工してテキトーに、アウターはプラ棒に穴あけするのが大変だったので潤滑スプレーのノズルを加工、ちょっと太めですがいけそう。Fフォークへの取り付けはハセガワYZRを参考にプラバンでステーを作りました。この後カウルを仮付けしてみたら接触してしまうので、フォークとダンパーの接続部分を削って内側へ逃がすようにしました。


車体もようやく完成、毎度ですがフロントブレーキホースのスパイラルチューブを自作するのが面倒ですが、今回は中に入れる針金を細くして楽に取りまわせるようにしました。サイレンサーのリベットはハセガワのYZRのデカールで再現しました。あとはいったん前輪を外してカウルを付けるのみ、あーでもカウル上側ステーやステップの塗装、取り付けが残ってます。次回は完成画像です。

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