ハセガワ 1/12 YZR500(0WA8)"TECH21 1989”作製記 その3

カウリングを取り付ければ完成、しかしこのYZRのカウリングは仮組みで上手くはまっても最後は上手くはまりません。慎重にどこがはまらないか観察してみたら、多分ここではないかと思います。

画像では暗くてよく見えませんが、矢印のアッパーカウル前方中央の穴と車体の突起がカウルをつけている最中にずれたりして、そこから下のカウルの位置関係が合わなくなってしまうのではないかと思います。そこでクラフトボンドで一度接着したスクリーンを剥がし、フロントカウルがちゃんと装着出来たら、スクリーンを最後に接着しました。


そんなこんなでやっと完成、こちらのテック21カラーも良い感じですね!


資料は当時のライディングスポーツ日本GP速報などを参考にしたので、ステップなど好みで色を変えてみました。フロントフォークアウターの色も悩みましたがチタンゴールドで。小さくて非常に分かりにくいですが、アッパーカウルのハンドル右側上あたりの車検合格ステッカーもしっかり貼りました。


塗り分けはちとキツかったんですが、まずますに出来たと思います。パール塗装はキラキラしすぎても違和感あるし、なんとなくパール?ってくらいが良いかもしれません。


2ストローク500ccらしいアングルで。


リアブレーキ関係のデカールも忘れずに。前回のローソンのYZRでは貼り忘れてしまいまいした。カウルの裏はジャーマングレーですが画像だと真っ黒に見えるのでもうちょっと明るいグレーにすれば良かったです。


細かすぎてどうでもよいのですが、ナックルガードを止めているネジの上から2番目が、実車では左右で色が違うので再現しました。今年からブレーキホースのスパイラルチューブを取り付けてますが、結構雰囲気が出て良いですね。80年代に全日本、世界GP、鈴鹿8耐で活躍した平さんのマシンですが、思い入れもあって楽しく作れたと思います。

次回も思い入れがある時代のマシンかも。

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