タミヤ 1/12 YAMAHA YZR M1 ’04 作成記 その3
デカールが乾燥したのでいつもどおりスーパークリアーUVカットを缶スプレーのまま吹きます。前回、クリアー吹き、デカール段差消しの手順を繰り返す方法で進めましたが、今回もその方法でやってみたらいきなりアッパーカウルのゼッケン46のオレンジ部分を削ってしまいました・・・


色を多く使っているデカールはかすかな段差があるので確かに削れやすいです。ほかにGAULOISESのUの部分を若干削ってしまったので、ラッカー塗料でタッチアップ。なんとか目立たない程度に修正出来ました。他にも削ってしまいそうな細いデカールもあるので、クリアーを3〜4回厚めに吹いて乾燥後磨き出しする方法に変更しました。


クリアーを厚めに吹き、乾燥に数日かかるのでその間にパスしようと思ってたステアリングダンパーを作ります。(資料もRACERS、モデグラなど豊富にあるし!)まずは2ミリの角棒に1ミリの穴をあけます。中心がしっかり決まれば意外とまっすぐあけられます。インナーシャフトはクリップを曲げたものを使います。


フロントフォーク側のステーも作ります。ランナーの車名とか書かれている部分をヤスリで削り、ステー用の穴とRにするところに穴をあけ切り取ります。


インナーシャフトの車体取り付け部分はセメダイン木部用パテを適当につけて固まったら削ります。(しかし適当すぎだな・・・)


2ミリの角棒、三角棒を組み合わせ、角を削り取ってそれらしい形にして、伸ばしランナーで細かいところを作り塗装して完成。フロントフォークとの接続はキットのパーツに伸ばしランナーのステーを追加してネジ止めします。


カウルを仮止めして隙間を確認し、位置が決まったらフレームにも穴をあけ取りつけ。大体こんな感じになりました。一応可動もします。ステダン作成中に他にこのキットを作成された方はどうしたんだろうかと「タミヤ YZR-M1 ステアリングダンパー」でググったら、このキット対応のステダンも発売されていたんですね〜値段も安いし購入しても良かったんですが、途中まで作ったし自作で乗り切りました。あと画像撮ってなかったのですがカーボン模様の再現はストッキングを被せジャーマングレーで模様が目立つよう塗装しました。エアボックスの部分は形状が複雑でカーボン模様の向きが変わるところもあるのでマスキングしつつ数回にわけてカーボンの模様を再現し、最後にクリアーを吹きました。



車体もほぼ完成、カウルも磨き出し完了して最後のクリアーを吹いたら予想以上にピカピカに塗れて、このままでも良いのでは?と思いましたが一応コンパウンドで仕上げます。あともうちょっとで完成なので頑張っていきます。

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