タミヤ 1/20 BRAUN TYRRELL Honda020 作製記 その1

模型作製を再開して以来、以前は次に作るものを決めて計画的に作っていたあの頃ですが、次第に作っていないキットも溜まってきて、仮組状態もあったりで「いつか組まにゃー」思いながらやっと再開したキットがコレ。

以前中嶋さんのドライバー人形をのせたロータス99T完成後に、気分も高まって勢いで買ったティレル020ですが、ここまで組んでおいて、エンジンパーツやサスアームなどもすぐ塗装出来る状態だったのにストップ、撮影日をみるとちょうど2年前でした。多分、いろんなメーカーから80年代GP500マシンが発売されてそっちに手がいってしまったと思います。


実際、作成がストップした理由もありまして、白のデカールがどうにも貼りづらく、余ったプラスチックの部品に貼ってテストしてみたら曲面が多い部分に密着させようと押し付けるだけで割れが発生します。お湯でやってもダメ、マークフィットは余計もろくなってこれもダメ。社外のデカールはもう入手が難しい&高価なのでどうしようと思っていたらSHUNKOさんからブラウンティレルのデカールが発売。ただし塗り分け前提なので塗り分け後に赤いラインのデカールを貼ることになります。赤いラインはかなり細く誤魔化しがきかないので、クールホワイト塗装完了後に慎重に慎重をかさねながらマスキング開始。


ガンメタルはフィニッシャーズのライトガンメタルで。以前フィニッシャーズのテック21カラーを買ったときにフィニッシャーズのピュアシンナーが大量に余っていたので使ってしまおうという理由で。大体4倍くらいに薄め、エアブラシで塗り重ねていくと深みがあるけど光があたると明るく見えるガンメタルになりました。マスキングはモールドなどはみ出しが不安な箇所はマスキングゾルを塗っておきます。マスキングをはがすと、ノーズの部分とかかなり細い塗り分けなんですが近年まれにみる位に上手く塗り分け成功!


塗り分け成功してほっとしていたらバックミラーやリアサス周辺のカバー、Fウイング翼端板の裏もライトガンメタルで塗ることを忘れていました。リアウイングを塗装するついでに塗装します。そういえば今回はじめて知った事実、リアウイングは全体がブラック塗装だったとは。以前タミヤのラジコンのティレル019をブラウンカラーで塗装したときから、ずーっとボディカラーと同色だと思い込んでいました。デカールを貼るのでいったん艶有ブラックで塗装、デカール貼ったあとにセミグロスクリアーを吹いて仕上げる予定です。


赤い細いラインがタミヤ純正デカールに比べてひじょ〜に細く、実車のようにリアルなんですが、貼りやすくするためクリアを吹いてからデカール貼りを開始しました。実はクリア吹いてからデカール貼るの今回が初めてで、塗り分けの段差も滑らかになって貼りやすくなりました。とは言っても赤いラインだけで1時間半、残りのデカールも次の日に位置関係を考えながら貼ってたら1時間半、じっくり時間かけすぎ?難所のデカールも乗り越えたので次回から車体関係進めていきます。

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