STUDIO27 1/20 Tyrrell012 (Austria 1983)作成記 その3

地道な仮組み作業が続くと、さすがにあきらめてしまいそうなので、先に組んでも大丈夫なところから進めていきましょ〜!


リアサスまわりは仮組み後にエンジン、モノコックと仮組みし、悩んでいたタイヤの取り付け方法も思いついたので、タイヤをつけてアームの角度など確認済みなので塗装します。メタルパーツのバリ等を落とし、スポンジやすりで表面を整え、タミヤのメタルプライマーを吹いてから塗装しました。
タイヤの取り付け方法は画像を撮っていないのでフロントまわりで紹介します。


塗装が乾く間にエンジンを。その1でモノコックとエンジンステーの隙間が目立ったので、ヘッドカバーがつく部分を削ります。


目立たず収まりました。


ヘッドカバーにエッチングパーツをエポキシ接着剤で接着します。接着剤を塗ったらヘッドカバーにエッチングを乗せて、位置決めしたら手を触れないようにします。今回ネットで調べて知りましたが、このヘッドカバーだとフォードDFYなんですよね?


ファンネルがエンジンカバーに収まるか不安だったので仮組みします。ポロっとファンネルが取れないように、液状のり「アラビック・ヤマト」で四隅だけ仮止めしました。


予想に反し、キレイに収まりました。ゴメンナサイ(笑)


マフラーの仮組みを忘れていたので、アンダーパネル、リア関係をつけて確認します。マフラーは完成後目立ちそうなのでやすりでバリを整形、サーフェイサーを吹いて傷を確認、再びサーフェイサーを吹いてメタリックブラウンを塗装しました。焼けた表現はまたあとで・・・
エンジンへの取り付け穴はドリルで深くし、アンダーパネルを避けるように、ちょっと手で曲げます。

さて、組み終わったリア関係ですが、仮組み中に資料を探してみるとブレーキの構造がだいぶ違うことに気がつきまして、もともと「ブーメラン・ウイング」仕様の012の写真が少ないのではっきり言えませんが、やはり違うようです。アッパーアーム等はきちんと再現されているだけになんとかしたいので、「ブーメラン」以外の012の画像と参考に、切った貼ったで改造し、ブレーキディスク、リアショックなんぞは接着できそうな面を利用して瞬間で半ば無理矢理くっつけてあります。スタビライザーらしきパーツも瞬間で点付けです。レアな車種を発売してくれるだけでも嬉しいガレージキットですが、このへんは仕方ないんでしょうか・・・

ここまで組んだらフロントもタイヤをつけて仮組みしてみましょう。仮組みしやすいように、タイヤを取り外しできるようにしたい、と考えた結果・・・

アップライトのくぼみに、右の白いパーツを加工して差し込みます。この白いパーツは、タミヤのラジコンカーで使用されているタイロッドエンドです。
衝撃に耐えられるように多少柔軟性があるので、ロッドをねじ込む穴にホイールを固定するピンを差し込むことができます。


塗装後、ピンの位置を合わせながらブレーキディスクを接着します。タミヤの1/20のF1でポリキャップを組むときもこんな感じだったと思います。


やっとタイヤ4本つけて仮組みできました!車高、サスアームの角度、キャンバーをチェックします。タイヤが完全固定ではないので、キャンバー角ゼロで大体合わせることが出来ます。(キャンバーをつけたい場合は別ですが・・・)

次はウイング関係を組んでみようかと思いますが、巨大で重いリアウイングをなんとかせねば・・・。

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