フジミ 1/20 ランチア ストラトス HF 作製記 その2

ボディの塗装が終わったのでデカール貼り、一見、状態が良さそうなデカールですが数十年経過しているので使用しないデカールでテストします。

水に浮かべて10秒くらいで動き出したので貼ってみようとスライドさせたらバラバラになってしまいました。こんな時はリキッドデカールフィルムを2回はど塗って乾燥させ、再びテスト。ぬるま湯ではデカールの端がクルっとなってしまうので水でやったら無事に貼れ、クリアコートにも耐えてくれました。


ボディのほうのデカール貼りを終え、乾燥中に車体を進めます。シートはヘッドレストが無かったので、ホイールをリベットで取り付ける治具を切り貼り、加工して洋白線でシートに取り付けます。ドライバー側のヘッドレストは少し高めにセットします。4点シートベルトも追加するので、シートの腰ベルトを通す穴を開けておきます。


キットのままだとマフラーがスゴイ形状なので、それっぽく作り直します。キットのマフラーをベースに、サファリ仕様のアニマルガードが余るのでそれを加工してエキパイを作り、こちらも切り貼りして作ります。外観からの資料しか見つからなかったんですが、こんな感じ?


シフトレバー、サイドブレーキも作り直します。実はメッキを剥がそうとしてシンナーに長時間浸け過ぎて溶かしてしまったので・・・キットの形状は市販車用なんでしょうか、手元の資料と比べると結構形が違うみたいです。


外装パーツも組めるものは組みます4連ライトポットのライトは4個同じのを組めば良いと思ったら、よく見るとメーカー名が入ってますね〜これが外側となります。


完成すると室内がほとんど見えないと分かっていても(特にストラトスは)メーターパネルの針も塗装します。モーターライズ仕様なので、メーターの針が動いている状態になっているというこだわり?一応、貼りを動いてない位置に塗装しました。この後、水性クリアを垂らしておきます。


シートの間の消火器も作らねば、と資料を探しますがはっきりした形が解らないので、雰囲気で作ります。ランナーを削って上にティーカップをひっくり返したみたいなパーツを作って接着、エルボみないなヤツを針金から作って差し込み、塗装後にエッチングのランナーを巻いて接着。ラベルがないけど、まぁいっか。


室内を仕上げます。キットはABCペダルにドライバー、ナビゲーターのフットレストも再現されています。シートベルトはフィニシャーズのシートベルトシール、金具セットを使ってみました。シートベルトはBritax?という今回初めて知ったメーカーでしたがちゃんとシールにセットされていましたね〜車体への取り付けは実車は肩ベルトはシート背面からアンカーボルトで取り付けしているようですが、瞬間でテキトーに済ませました・・・


ナンバープレートはキットのパーツはふちどりがあって市販車っぽく見えるのでプラバンで作り直します。デカール貼ってみたら若干大きかったので、クリア吹いて乾燥したら削ります。年内完成を目指しましたが無理そうなので、完成画像は来年に!

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