フジミ 1/20 ランチア ストラトス HF 作製記 その1

え〜コツコツと進めていたアルファ155DTMですが少ない資料をもとに大幅な改造をしているうちにストレスたまってきたんで休止します。でも近いうちに必ず再開します。なにげなくラリー関係の雑誌を読んでいたらストラトスが作りたくなって、専門学校時代に箱に限定生産とか書いてあって思わず購入したフジミの1/20ストラトスがまだ家にありました。ウン十年ぶりに箱をあけてみると実はモーターライズ仕様、細部の造りは省略されていますがキットのスタイリングは悪くないです。デカールも大きな損傷がないので、アリタリアカラーも根性でなんとかなるだろーと作製開始となりました。


まずはボディの処理。フロントフェンダーからドアの両サイドにくっきりパーティングラインがあり、サンドペーパーだけでは困難だったのでフェンダーのあたりは彫刻刀でパーティングラインを削り落としました。


リアスポイラー周辺もパーティングラインを削り落とし、ヒケも結構あるのでポリパテを盛って削ります。


白サーフェイサーを吹いて表面を整え、ガイアの白を吹いた後にマスキング開始。デカール苦手な自分は塗り分けのほうが好みなんですが、悩んだのがボンネットの塗り分け。マスキングテープを貼っただけではボンネットの溝に塗料が吹き込んでしまうので、溝までマスキング出来ないかとマスキングゾルを使ってみましたが流れてしまい思うようにマスキング出来ません。そこで、いきつけの模型屋さんで車でも使えるかも、と買っておいた「PANZER PUTTY」とゆーのを使ってみました。戦車の迷彩塗装で使うそうですが、感覚的にガムみたく自在に伸ばしたり出来るので、マスキングした隙間から針で溝に押し込むように使ってみました。果たしてうまく出来るかどうか?


デイトナグリーンをブラシで吹いてマスキングを剥がし、残ったPANZER PUTTYを針で丁寧に取り除いたら、あら、結構上手く出来ました!多少のタッチアップは必要ですが、最小限で済みそうです。


喜んでいたのもつかの間、イタリアンレッドを塗装しようとマスキングしたら白線の間隔が左右で合わない・・・ひとまず赤を塗装します。


赤が乾燥したらバランスをみながら白で修正。やはり一発で仕上げるのは無理です。


リアカウルも資料をよく見て塗り分け。フード、スポイラーとラインが合うようにマスキング、白線は中心以外はやや太いので注意したつもりですが、こちらも多少の修正をしました。ネットでストラトスを作られた方の作品を見ると本当に実車に忠実に、綺麗に塗り分けられているので自分も頑張ったつもりです。次回は車体、内装のほうを頑張ってみようと思います。

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