アオシマ 1/24 シルビア スーパーシルエット ’82 インパル 作製記 その1
これも結構前に購入、仮組して放置してしまったキットです。「DTMみたいな市販車ベースのレーシングカー作りたい!」と思って購入したら、数年後にタミヤからアルファ155が再販されるとは、まー色々作り比べて楽しみましょう。
キットは自分が小学生の時に買った記憶があるので、それから何度か再販されたらしく、新しめのパッケージのモノを購入。資料もネットで探せば結構あったのでさっそく改造しました。


リアフェンダーの追加ダクトの形状を資料をもとに加工します。このシルビアですが資料を見るごとに細かい仕様違いがあるので、なるべく箱の写真に近い仕様を探して改造します。


キットはもともとモーターライズだったらしく、そのまま組むとフェンダーとタイヤの隙間が広め。そこでアップライトの部品を加工して改造しました。


リアの車高は金属のブッシュを除けば下げられますが、フロントはアップライトに穴あけ加工し、ピンの位置を下げました。若干位置がずれてしまいましたが大丈夫そう。


カラーリングはデカールでは無理がありそうなので塗り分けすることに。塗装後に気が付きましたが、バックミラーは接着する穴などがなく、確実に固定するために真鍮線を差し込み、ミラーのステーもプラバンでそれらしく作りました。実車ではステーに軽量化の穴が開いてますが、非常に小さい部品なので加工が困難なのでスルーしました。


デカールを貼ったらさあ大変、はじめは問題なく貼れそうだと思ったら、切り抜いた青いラインがバラバラに・・・糊も弱くてさらに曲面に馴染まず、四苦八苦しながら貼るしかありません。いつ頃再販されたキットかわかりませんが、デカールが年数経過で傷んでしまったかも。他のスポンサーロゴなどは問題なく貼れました。


後のラインもバラバラになりつつも貼ろうとしましたがこれ以上は無理でした。クリア吹いて乾燥後にタッチアップするしかないですね。ちなみにキットのデカールはリアバンパー側の青いラインが無く、行きつけの模型屋さんに青いラインのデカールを作って頂きましたが、おかげでリアバンパーの凹凸にも綺麗に貼れました。


クリア乾燥中は車体も改造、室内がよくわかる資料があったのでシートを加工します。シートベルトを通す穴を加工、追加しました。実車のシートはレカロ製らしく、ベルトはウィランズ製みたいですね。古いキットなので苦労もあると思いますが楽しく作りたいと思います。

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