K'S WORK SHOP 1/12 2001RSW250 #31 作製記 その3

前回、貼り途中だったデカールですが作業再開、カウル関係、車体の細かいデカールを貼り終えたので車体を進めます。


あのアプリリア特有のピカピカに輝くフレームをどうするか、ミラーシートを貼る方法も考えましたが、塗装するならメッキシルバーNEXTしかないでしょう。今回初めて使用するので、以前いつもの模型屋さんで実演して頂いたのを思い出しつつ不要パーツで練習していざ本番。下地は黒サーフェイサー、光沢黒と吹いて、さらにコンパウンドを綿棒ににつけて磨き、コンプレッサーのエア圧を0.03Mpaに落としてメッキシルバーNEXTを少しづつ吹いていきます。乾燥させながら2回ほど吹いたら驚くほどの輝きに仕上がりました!このあとアクリルクリアーをブラシでさっと吹いてコートしましたが、若干曇るらしいですが、あまり気になりませんでした。


細かいパーツは穴を開けて0.5mmの針金と瞬間で取り付けます。真鍮線より加工しやすく、針金たくさん持っていたので・・・


フレーム両サイドのカウリングのステーを自作します。資料をみながら、1.5mmプラ棒とプラバンでそれらしい形にします。



スタンドのフックは小型の釘をカットして使用します。いつもの模型屋さんで買ったら「どこに釘打つの?」と聞かれちゃいました。そーいや、スタンドの作製方法まだ決めて無かった・・・


ほとんどのパーツの塗装を終えたので車体に組んでいきます。まずエンジンを2mmの真鍮線を差し込んでフレームに固定、なるべくフレームに触らないように他のパーツを組んでいきます。スイングアームは2mm真鍮線で、リアショック、リンク関係は1mm真鍮線を差し込んで固定。フロント回りを組んだらいったんフロントタイヤをを外し、チャンバーとエアボックスは仮止めして、フロントカウルがはまるかどうかチェック。予想はしていましたが塗装前のようにうまくはまらないのでエアボックス裏と下側チャンバー裏側を削って調整します。結構ガリガリ削ってやっとカウルがはまりました。シートフレーム&リアカウルは上側チャンバーごと接着。再びフロントカウルを着けたら、フロントタイヤ、フロントフェンダーを装着します。


最後の作業、自作スタンドです。まず、この年のアプリリアのスタンドに乗っかってる資料が全く見つかりませんでした!ピットの画像があった、と思ったらメカニックが支えてたし・・・仕方なく保管してあったライスポ日本GP速報2002(なぜか2001年のだけ見つからず、RACERS Vol.15だと全体が写ってません)のアプリリアRS3の画像のを見ながら形を決めます。太さ、材料などかなり悩みましたが、タミヤのソフトプラ棒2ミリをメインに、ものすごく簡単な図面に合わせて曲げます。


作り始めて、これまたスタンドのタイヤをどうするか考えてませんでした。昔楽しんでたラジコンのパーツをあさり、おそらくオイルダンパーのスペーサーのようなパーツが出てきたのでこれを使います。内径はウエーブのプラパイプがぴったりはまり、なるべく実物に近い形にします。


作ってる最中も諦めずにスタンドが写ってる画像を探したら、2001年の日本GPのピットの画像で、片隅に置いてあるスタンドを発見!どうやら1998年に使用していた物と同じ形状みたいです。斜めのパイプを1.5mmプラ棒から1mmの真鍮線に変更して、何とか形になりました。ソフトプラ棒で大丈夫かと思いましたがプラ棒が上手く支えあって強度も問題なさそうです。ステーの部分はパチンと車体にはまるように調整してあります。次回は完成画像です。

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