K'S WORK SHOP 1/12 2001RSW250 #31 作製記 その1

前回のTZを作っている最中に、雑誌RACERSの原田哲也が駆ったアプリリア特集も読みたくなって、「次回作はアプリリアだ!」と決意。実はトランスキットと別途必要なタミヤのTZは昨年あたりに手に入れてましたが作製に踏み切れず、ガレージキットも何台か作製し経験を積んだと思うので、やっと作製開始となりました。まずはレジンパーツを洗浄し、仮組みからスタートです。


フロントカウル、フレームなど少々歪みがあったのでお湯に浸けて曲がりを修正します。実はお湯を使ったパーツ修正は初挑戦で加減が分からなかったので、電子ケトルで沸騰させたお湯(というか熱湯)に数秒間パーツをつけて手で曲げてみると意外とパーツが柔らかくなったので、お湯に浸け過ぎに注意しながら少しづつ修正しました。形が決まったら一応水をかけて急冷させました。


しかし、いざパーツを組んでみると歪みがとれていないパーツもありました。特にリアサスはフェンダーを兼ねた複雑な形なので、再びお湯に浸けて修正します。


フレームとリア周りを仮組みしたので、接続しようとして穴を開けて真鍮線で仮止めしたら、穴の位置がずれてしまって上からみたら車体が「への字」になってしまいました。スイングアーム側のずれてしまった側の穴を拡大し、エポキシパテで埋めて、固まったら穴を正確な位置に開けなおします。


パテが固まる間にステップのパーツをTZから移植。前回、加工を忘れてしまったステップ回りを改造します。裏側からドリルを通してパイプ状にし、最後に平ヤスリで形を整えます。形が決まってからフレームから切り落としたほうが加工しやすいと思います。


スイングアームの穴の位置の修正が出来たので仮組みを再開。ステップのステーは針金で仮止めしてありますが、0.8mmの真鍮線で固定する予定。チャンバーとステップがつながるステーはいったん切り落とし、短く加工しました。シフトリンケージはTZから移植します。


カウルをつける前にフロント回りを付けてバランスをみて、オッケーだったのでフロント回りを外し、カウルを付けて再度フロント回りを付けて全体のバランスを見ます。んーおそらく大丈夫でしょう。スタンドはせっかくなので自作する予定なので、取りあえず余ってたNSのヤツに挟んであります。


作製を始めるに前に資料をほとんど持っていなかったので、ネットで何か雑誌とかは無いかと探しましたがやっぱり無く、その時に買い逃してずっと探していた藤原らんかさんの4コマ劇場を発見、今回やっと買えました!ネタも時期的にアプリリア時代の原田さんとかぶるし、日本人ライダーの活躍やBS中継もあった頃で、個人的には一番熱かった時代かも?話がそれてしまいましたが、資料は外観はネットの画像で、細部は年式は違うけどRACERS Vol.15を参考にしています。今回はアレコレ手を加える予定なので、地道に進めていきたいと思います。

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