ハセガワ 1/12 Honda RS250RW 2009WGP250CHAMPION作製記 その2

カウルのデカール乾燥中に車体を進めます。ハセガワのバイクキットはとにかくパーツが多いので、作りやすくするため今回は新しいアイテムも用意して工夫なんぞしてみました。


家にあったA4サイズのプラケースを半分にして、それをベースにトレイを組み合わせ、パーツを見やすく整理しました。これから塗装するパーツ、塗装が終わったパーツ、細かいパーツと分けました。右側は細かいパーツ塗装用に発砲スチロールに楊枝などを刺して仕様します。


エンジン組みました。意外とカラフル?真ん中のパーツは資料をみながら初めにオレンジに見える部分を塗装後、エナメルのクリアグリーンを薄めて塗装しました。リンクになっているパーツが2個あり、取り付け位置をよ〜く確認して確実に接着しましょう。このキットでNSR250のエンジン3種類(タミヤのアジノモトホンダ、ハセガワのテレフォニカモビスター)を組んだことになるので違いが分かって楽しかったです。


フロントブレーキディスク。左右対称ではなく右側は円形の突起がありますが、実は塗装直前まで全く気が付かず、左右を間違えないようにとディスク中央の穴を青くマークした跡があります。左ははがれてしまったけど赤でマーク。他にも左右で間違えてしまいそうなパーツは左は赤、右は青でマークしておきました。


残されたデカールを貼るためにせっせとパーツを塗装、ハンドルやブレーキレバーの細かいデカールは剥がれ防止のためデカール糊を使用。やっとデカール貼り終了〜。最後にクリアコートしましたが、その後ラジエーターキャップを黒で塗りわすれたことに気が付き、デカールをよけながらエナメルのセミグロスブラックで塗装しました。ハンドルのグリップはクリアが乾いたら艶消し黒で塗装します。


チャンバーは2スト500ccのような色とりどりな焼け方ではないようなので、焼鉄色で塗装した後に艶消し黒で表現しました。断熱テープは部品取りに使ったTZMから、細長く切って巻き付けるように貼りました。薄くてシワもいい感じになりました。


シャーシ関係の塗装を終えたので、一気にシャーシを組もうとしたら色々問題発生、上側プラグコードが瞬間を使っても抜けてしまうので、内側に極細の針金を仕込んで曲げて取り付けました。ラジエーターホースはキットのホースでは固くてラジエータを上手く固定出来ず、おまけにホースをつなぐパーツを折ってしまったので、折れたパーツは穴あけ、針金を刺して修復。ホースは熱圧縮チューブを引き延ばして太さを調整したものに置き換えました。キャブレーターのボックスの断熱テープは、ブラバムBT52B作製で余ったものから。まだ結構余ってるので他のキットでも使えそう。


もうフロント回りのパーツが組んでありますが、ストロークセンサーのパーツを吹っ飛ばしたり、あれこれ苦戦しつつも車体が完成。組立ては若干苦労しましたが、それだけリアルに再現されたキットという事でしょうか。あとはカウルの磨き出しやって装着するのみ、完成まであと少しです。

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